概要
艦載機熟練度とは、
艦上機:艦上戦闘機(艦戦)、艦上攻撃機(艦攻)、艦上爆撃機(艦爆)、噴式戦闘爆撃機(噴式機)、艦上偵察機(艦偵)、水上偵察機(水偵)
水上機:水上戦闘機(水戦)、水上爆撃機(水爆)
基地航空機:陸上攻撃機(陸攻)、陸軍戦闘機(陸戦)、局地戦闘機(局戦)、陸上偵察機(陸偵)
その他航空機:大型飛行艇(二式大艇等)、艦載対潜哨戒機(三式指揮連絡機(対潜)等)、対潜回転翼機(カ号観測機等)
の性能に影響する変動するボーナス値を言う。
なお、以下の説明では「練度」と呼ぶ。
- 練度は艦載機を艦娘に搭載して「出撃」することで上昇する(詳しい上昇条件は後述)。
艦娘に搭載できない陸上攻撃機・局地戦闘機は基地航空隊を出撃、もしくは防空させることで上昇する。
- 練度を上げることによって攻撃や制空、偵察などの出撃中の性能が向上する。
- (友永隊)や(六〇一空)などのネームド機や(熟練)機は最初から練度が上がった状態で入手できる。
- 練度の識別線は帯なし - | - || - ||| - / - // - /// - >>の8段階*1*2
- 「≫」を「\\」と「//」の組み合わせと考えて「≫」=「////」という解釈がコメントで提示されている。
- 練度+7=熟練maxという表記も使われている。
- 一部任務で「練度max『艦載機名』」という表記が用いられている。
- 支援艦隊では無効。ないものとして扱われ、上昇も下降もしない。
熟練度の変化による修正値
- ゲーム中で確認できる練度は上記のように8段階だが、実際には内部で更に細かい分け方がされているという説が有力(内部熟練度仮説)。
- 熟練度による制空値上昇と熟練度クリティカル補正には内部熟練度が関与している。
他の要素への影響については要検証。練度 表示 内部熟練度 制空ボーナス 内部熟練ボーナス
(簡易)定数C コメント用 艦戦 ・ 水戦
陸戦 ・ 局戦水爆 +0 0~9 0 0 0 0 帯なし、無印 +1 10~24 0 0 +1 1 |*5 +2 25~39 +2 +1 +1 2 || +3 40~54 +5 +1 +2 3 ||| +4 55~69 +9 +1 +2 4 /、\ +5 70~84 +14 +3 +2 5 //、\\ +6 85~99 +14 +3 +2~+3 7 ///、\\\ +7 100~120 +22 +6 +3 10 >>、≫
制空値
- 熟練度による制空値上昇は、次の式で表されると考えられている。
上昇値=内部熟練ボーナス+制空ボーナス
内部熟練ボーナス=√(内部熟練度/10)- 制空ボーナスは、艦戦、水戦、局戦、陸戦、水爆の場合、8段階の練度ごとに決まった固定値を取る(下表参照)。
内部熟練度と制空ボーナス・熟練ボーナスの関係
練度 表示 内部熟練度 制空ボーナス 内部熟練ボーナス
(簡易)艦戦 ・ 水戦
陸戦 ・ 局戦水爆 +0 0~9 0 0 0 +1 10~24 0 0 +1 +2 25~39 +2 +1 +1 +3 40~54 +5 +1 +2 +4 55~69 +9 +1 +2 +5 70~84 +14 +3 +2 +6 85~99 +14 +3 +2~+3 +7 100~120 +22 +6 +3
- 制空ボーナスは、艦戦、水戦、局戦、陸戦、水爆の場合、8段階の練度ごとに決まった固定値を取る(下表参照)。
- 制空値は、各スロット毎に端数(小数)切捨てが行われる。
ただし、1つのスロットの制空値を計算する段階では切り捨てない。- 内部熟練ボーナスの端数や、搭載数と対空値(と改修値)で計算される制空値を合計し、1つのスロットの制空値を求めた後に余った端数が切り捨てされる。
搭載するスロット次第では、制空値が1繰り上がる場合がある。- 例:24機のスロットに烈風(対空+10、練度max(内部熟練度100))を装備した際の制空値は
[10√(24)+(√(100/10)+22)]≒[48.9+(3.1+22)]=74([]内は端数切捨て)
- 例:24機のスロットに烈風(対空+10、練度max(内部熟練度100))を装備した際の制空値は
- 内部熟練ボーナスの端数や、搭載数と対空値(と改修値)で計算される制空値を合計し、1つのスロットの制空値を求めた後に余った端数が切り捨てされる。
熟練度クリティカル補正
- 熟練度クリティカル補正(航空戦・砲撃戦)は、以下の式で表されると考えられている*6
熟練度クリティカル補正 = 1 + Σ(各スロット毎の熟練度クリティカル補正)
熟練度クリティカル補正(第1スロットのみ) = [√(内部熟練度) + C ] / 100
熟練度クリティカル補正(第1スロット以外) = [√(内部熟練度) + C ] / 200
[]内は端数切捨て。- 定数Cは練度に依存した値を取る。
練度ごとの定数C
練度 表示 内部熟練度 定数C +0 0~9 0 +1 10~24 1 +2 25~39 2 +3 40~54 3 +4 55~69 4 +5 70~84 5 +6 85~99 7 +7 100~120 10
- 定数Cは練度に依存した値を取る。
- 計算例:
練度max(≫)(内部熟練度120)の艦攻を、上から3スロットに装備した場合
熟練度クリティカル補正(第1スロット) = [√120 + 10] / 100 = 20/100 = 0.2
熟練度クリティカル補正(第2,3スロット) = [√120 + 10] / 200 = 20/200 = 0.1
ここから、熟練度クリティカル補正 = 1 + (0.2 + 0.1 +0.1) = 1.4
つまり、補正は1.4倍となる。
熟練度上昇時の効果
艦上戦闘機(艦戦)、水上戦闘機(水戦)、陸軍戦闘機(陸戦)、局地戦闘機(局戦)
- 制空値上昇
制空値は上記表から、例えば練度maxならばそのスロットの制空値に+25される(正確には、22+√{(100~120)/10} )*7- 例えば、加賀改の最大スロ(46機)に試製烈風 後期型を乗せると通常の制空値は67だが、練度maxだと+25され制空値92になる。
烈風 一一型で106、震電改に至っては126となる。
ちなみに、改修maxの零式艦戦53型(岩本隊)ならば120である。 - この仕様のため、既存海域では制空値に余裕ができ、また優勢が限度だった海域も確保が現実的にもなる。
- 例えば、加賀改の最大スロ(46機)に試製烈風 後期型を乗せると通常の制空値は67だが、練度maxだと+25され制空値92になる。
艦上攻撃機(艦攻)、艦上爆撃機(艦爆)、噴式戦闘爆撃機(噴式機)、水上爆撃機(水爆)、陸上攻撃機(陸攻)、大型飛行艇(二式大艇等)
- 制空値上昇
制空値は上記表から、練度maxの場合は水爆のみ+9(正確には6+√10前後)、その他は+3(正確には√10前後)。
これは元々の対空値が0でも増加する。- 零式艦戦62型(爆戦)、零戦62型(爆戦/岩井隊)、零式艦戦63型(爆戦)等、爆戦は艦爆扱いとなる。
- Re.2001 G改等、攻戦は艦攻扱い。
- 大型飛行艇は航空戦に参加しないため、制空値上昇に寄与しない。
- クリティカル威力・クリティカル率上昇、命中率上昇
- 航空戦・砲撃戦(空母式タイプ)・艦載機を使った対潜攻撃では、熟練度に応じて、クリティカルヒット発生時の攻撃威力が強化される。
また、クリティカルヒット発生確率自体も上昇する。
この熟練度クリティカル補正は、火力キャップ後に適用される。
またその倍率は、艦攻・艦爆・噴式機・水爆・大型飛行艇の搭載スロット数に依存する。 - 練度maxともなると、有効に活用すれば戦艦ル級flagshipや空母ヲ級改flagship等を航空戦や砲撃戦で容易にワンパン可能になる。
- 更に艦攻や艦爆の装備数を増やしてクリティカルヒットすれば、あの戦艦レ級eliteや鬼姫すらワンパンすることもある。
- 対潜攻撃のクリティカル期待値も上がるため、複数積むことで潜水ヨ級flagship等に大ダメージを与えることが可能*9
- 先制対潜では威力・命中*10は上昇しない
- 大型飛行艇は航空戦に参加しないものの、熟練度クリティカル補正が適用される(装備していると航空戦や艦載機を用いた対潜攻撃の威力が上昇する)
- 航空戦・砲撃戦(空母式タイプ)・艦載機を使った対潜攻撃では、熟練度に応じて、クリティカルヒット発生時の攻撃威力が強化される。
- 搭載スロットによる補正
- 1スロ目に練度maxの艦攻・艦爆・噴式機・水爆・大型飛行艇を装備すると+20%、2スロット目以降に装備した場合は1スロごとに+10%の乗算補正が掛かる。
- 4スロ艦の全スロットに装備した場合は+50%、つまり最大で1.5倍の補正がかかる。
例:1スロと2スロに練度maxの機体を装備した場合、スロットによる補正は 1+(0.2+0.1)=1.3倍
クリティカル発生時のダメージ倍率は、1.5(クリティカル補正)×1.3(熟練度クリティカル補正)=1.95倍になる。
- 4スロ艦の全スロットに装備した場合は+50%、つまり最大で1.5倍の補正がかかる。
- 練度max以外での倍率や詳細な計算式は後述。
- 1スロ目に練度maxの艦攻・艦爆・噴式機・水爆・大型飛行艇を装備すると+20%、2スロット目以降に装備した場合は1スロごとに+10%の乗算補正が掛かる。
- 艦攻のみ触接確率が上昇するが、触接倍率は変化しない(装備本来の命中値依存)
艦上偵察機(艦偵)、水上偵察機(水偵)、大型飛行艇(二式大艇等)
- 航空戦触接選択率上昇*11。
- 2段階の触接判定のうち、触接選択率が上昇する。上昇具合については未判明だが、上がること自体は判明している。
- 熟練度の高低はルート分岐における索敵には影響しない。
- 夜間触接確率が上昇するという検証結果はない。
一式戦 隼II型改(20戦隊)/隼III型改(熟練/20戦隊)
- クリティカル威力・クリティカル率上昇、命中率上昇 *14
- 航空戦・砲撃戦(空母式タイプ)・艦載機を使った対潜攻撃では、クリティカルヒット発生時に練度に応じた倍率補正がかかる。
また、クリティカルヒット発生確率自体も上昇する。
この熟練度クリティカル補正は、火力キャップ後に適用される。
またその倍率は搭載スロット数に依存する。
- 航空戦・砲撃戦(空母式タイプ)・艦載機を使った対潜攻撃では、クリティカルヒット発生時に練度に応じた倍率補正がかかる。
- 搭載スロットによる補正
- 1スロ目に練度maxの一式戦 隼II型改(20戦隊)/隼III型改(熟練/20戦隊)を装備すると+16%、2スロット目以降に装備した場合は1スロごとに+8%の乗算補正が掛かる。*15
- 4スロ艦の全スロットに装備した場合は+40%、つまり最大で1.4倍の補正がかかる。
例:1スロと2スロに練度maxの機体を装備した場合、スロットによる補正は 1+(0.16+0.08)=1.24倍
クリティカル発生時のダメージ倍率は、1.5(クリティカル補正)×1.24(熟練度クリティカル補正)=1.86倍になる。
- 4スロ艦の全スロットに装備した場合は+40%、つまり最大で1.4倍の補正がかかる。
- 1スロ目に練度maxの一式戦 隼II型改(20戦隊)/隼III型改(熟練/20戦隊)を装備すると+16%、2スロット目以降に装備した場合は1スロごとに+8%の乗算補正が掛かる。*15
艦載対潜哨戒機(三式指揮連絡機(対潜)等)、対潜回転翼機(カ号観測機等)
- 制空値上昇
- 一式戦 隼II型改(20戦隊)/隼III型改(熟練/20戦隊)以外の対潜哨戒機、回転翼機は熟練度を上げても制空値に影響しない。
- クリティカル威力・クリティカル率上昇、命中率上昇
- 一式戦 隼II型改(20戦隊)/隼III型改(熟練/20戦隊)以外の対潜哨戒機、回転翼機は熟練度を上げてもクリティカル威力・クリティカル率上昇、命中率上昇に影響しない。
練度の上昇
練度上昇のタイミング
- 戦闘における練度の上昇判定は各装備ごと以下のフェーズで行われる。減少判定(航空戦等での被撃墜?)については要検証。
- 艦戦・艦爆・艦攻・水戦 → 航空戦
- 水偵・艦偵・飛行艇 → 索敵
- 水爆 → 索敵&航空戦
- 噴式機 → 噴式強襲&航空戦
- 陸攻 → 基地航空隊攻撃 or 防空?
- 陸戦・局戦 → 基地航空隊攻撃 or 防空
- 陸偵 → 基地航空隊攻撃 or 防空?*16
- 対潜哨戒機(20戦隊) → 航空戦?
- 対潜哨戒機、回転翼機 → 装備艦が対潜攻撃を行った際
- 演習では熟練度の変動は起きない。
また、連合第二艦隊の艦が装備している機体は、敵が連合艦隊の場合のみ熟練度の変動が起こる。 - 搭載数が0機の場合は上記の戦闘フェーズに参加しないため、熟練度も増減しない。
- 索敵失敗等で航空戦が発生しない場合熟練度は増減しない。
- 上記のように水上爆撃機は索敵と航空戦で2回上昇判定を受けるため艦爆等に比べ2倍早く成長する(ソース、2017年2月18日 (土) 11:22の書き込み参照)。
- 基地航空隊攻撃(1回)と防空はそれぞれ航空戦1回分に相当する(ソース)。
- 集中派遣1回=航空戦2回分に相当するため、集中派遣した場合は1-1(航空戦1回)の2倍の速度で成長する(参考:基地航空隊の熟練度補正)。
- ただし基地は索敵を行わないので、水偵・艦偵・飛行艇の熟練度は一切上昇しない。
- 航空隊を派遣したマスに艦隊が到着しなかった場合、航空隊が実際に飛来しないので熟練度は上昇しない。
- 6-5-Aで基地航空隊に噴式機を装備して集中派遣した場合、噴式強襲1回&基地航空隊攻撃(航空戦2回分)とカウントされるため、成長速度は1-1(噴式強襲1回、航空戦1回)の1.5倍になる。
- 陸上攻撃機の防空による練度上昇については未確認。
- 対潜哨戒機・回転翼機は装備艦が対潜攻撃した回数に応じて上昇する。*18
- 攻撃を実行する必要があるため、潜水艦が出現する戦闘マスに行かないと熟練度が上がらない*19。
- 一式戦 隼II型改(20戦隊)は他の対潜哨戒機と異なり、艦爆と同様に水上艦のみの編成でも熟練度が上がる。
上昇速度の目安
- 練度の上昇速度(成長速度)は機体ごとに異なる。
- システム実装当初は高レア機体ほど早く上昇していたが、2016年12月現在は性能が低い機体の方が早く上昇する傾向にある(一部例外有)。
- 低レアでも熟練度が上がりにくい機体(例:F4F-3等)があることから、☆の数やレア度(レア・ホロ等)で一意に成長速度が決まっている訳では無い。
- システム実装当初は高レア機体ほど早く上昇していたが、2016年12月現在は性能が低い機体の方が早く上昇する傾向にある(一部例外有)。
- 上昇速度の目安として、出撃(条件は索敵成功・制空権確保)で初期状態(練度+0)から練度max(>>)になるまでに必要な戦闘回数*20を以下に示した。
maxになるまでに必要な戦闘回数には若干のばらつき(±数戦程)がある。またここから内部熟練度上限値の120にするには成長しやすさに応じてさらに5~20戦*21を要する。- 陸上機(陸上攻撃機、陸軍戦闘機等)は「索敵成功・制空権確保」の条件で測定した時の基地航空隊攻撃(1回)の回数を記載。
艦上戦闘機
不明 |
---|
烈風(六〇一空) |
艦上爆撃機・噴式戦闘爆撃機
※噴式機は噴式強襲と航空戦で2度熟練度が入るため、通常の場合必要戦闘数がこの約半分となる
艦上攻撃機
水上爆撃機
100戦 | 57~75戦 | 39~47戦 | 31~40戦 | 25~31戦 | 20~28戦 | 18~23戦 | 16~20戦 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
(なし) | (なし) | (なし) | Late 298B 瑞雲(六三一空) 瑞雲(六三四空/熟練) 瑞雲改二(六三四空) 試製 夜間瑞雲(攻撃装備) 瑞雲改二(六三四空/熟練) 晴嵐(六三一空) | 瑞雲(六三四空) 瑞雲12型(六三四空) 試製晴嵐 | 瑞雲12型 Swordfish Mk.III改(水上機型) Swordfish Mk.III改(水上機型/熟練) | 瑞雲 Swordfish(水上機型) | (なし) |
※水上爆撃機は索敵と航空戦で2度熟練度が入るため、通常の場合必要戦闘数がこの約半分となる
水上戦闘機
100戦 | 57~75戦 | 39~47戦 | 31~40戦 | 25~31戦 | 20~28戦 | 18~23戦 | 16~20戦 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
(なし) | (なし) | (なし) | 二式水戦改(熟練) 強風改 強風改二 | 二式水戦改 | Ro.44水上戦闘機bis | Ro.44水上戦闘機 | (なし) |
艦上偵察機・水上偵察機・大型飛行艇・陸上偵察機
陸上攻撃機・大型陸上機
※基地航空隊は航空戦が発生する度に熟練度が入るため、集中派遣の場合必要戦闘数がこの約半分となる
陸軍戦闘機・局地戦闘機
※基地航空隊は航空戦が発生する度に熟練度が入るため、集中派遣の場合必要戦闘数がこの約半分となる
艦載対潜哨戒機・対潜回転翼機
100戦 | 57~75戦 | 39~47戦 | 31~40戦 | 25~31戦 | 20~28戦 | 18~23戦 | 16~20戦 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
(なし) | (なし) | S-51J S-51J改 | オ号観測機改 オ号観測機改二 | 一式戦 隼II型改(20戦隊) 一式戦 隼III型改(熟練/20戦隊) カ号観測機 三式指揮連絡機改 | 三式指揮連絡機(対潜) | (なし) | (なし) |
練度の下降
- 演習での熟練度上昇/低下は起こらない
- 戦闘の結果大きな損耗をうけると練度は低下し、スロットが全滅すると元の状態(帯なし)に戻る。
- 出撃等で変化した練度は母港帰投時に反映される。
- 出撃前の機数と帰投時の機数を比較し、残数比率によって熟練度が低下する。
- 現状部隊が全滅しない限り練度のリセットは行われない(低下については要検証)
- 全滅したスロットの練度は正常な母港帰投時に0になる。
- 「出撃を行って熟練度が上昇する」という情報は別途に記録されているのか、全滅した部隊に|などが残ることがある。
- 熟練度クリティカル補正・内部熟練度ボーナス・制空ボーナスは、出撃中にそのスロットが全滅した(0機になった)時点で適用されなくなる。*22
- 一部の装備は入手時から熟練度が上がっているが、そういった熟練装備もスロットの全滅による練度の初期化で帯なしの状態になる。
- 正常な母港帰投が行われなかった場合熟練度は変化しない。
- 出撃前の機数と帰投時の機数を比較し、残数比率によって熟練度が低下する。
- 戦闘開始時の索敵で索敵機未帰還になった場合では熟練度は低下しない。
- 対空装備が強い敵艦(軽巡ツ級、水母棲姫、空母棲鬼など)に落とされやすい艦攻、艦爆、水爆は必然的に練度リセット率も高い。
- 戦闘1回につき噴式強襲と航空戦で2回迎撃される噴式機はそれ以上にリセットされやすい。
- 一方対空砲火で落とされない艦戦、水戦、まず航空戦に直接参加しない艦偵、水偵、二式大艇は練度維持率も高い。
熟練度の回復方法
- おおむね、「戦闘した回数」によって熟練度が再上昇する。攻撃して敵を倒したなどの要素はない。
なのでリセットされてしまった場合は1-1や1-2を周回することで効率よく熟練度を付け直せる。 - 「帰投時の残数比率」による熟練度低下は常時発生するので、「制空権確保で敵機や対空砲火が皆無でも3.5%ほど墜落する」航空戦の仕様により、搭載数の極端に多いスロットでは熟練度上昇が差し引きで若干遅くなる。
このため、制空確保でも墜落のない17機以下のスロットに搭載する方が、少しだが熟練度の回復は早い。- 優勢以下だと毎回熟練度が削れて行くので、敵との航空戦の発生しない海域が望ましい。
ちなみに1-5など潜水マスでは航空戦は表示が省略されているだけで内部的には行われているので問題なく上昇する。
- 優勢以下だと毎回熟練度が削れて行くので、敵との航空戦の発生しない海域が望ましい。
- 出撃しなければならないので、載せる艦の補給費用を考えると軽空母(機体が少数の場合は特に鳳翔)が低燃費でお薦め。
- ただ、流星改(一航戦/熟練)などのように熟練度maxまでに1-1を30周以上しなければならないような機種の場合、この方法で毎回熟練度を上げ直すはなかなか大変。
普段から使っているうちに、あわよくばmaxにまで育ってくれれば儲けもの、くらいのつもりで使う方がいいだろう。どうせ元から強いし - 空母のキラ付けの際についでに持っていくという程度でも良いだろう。
- ただ、流星改(一航戦/熟練)などのように熟練度maxまでに1-1を30周以上しなければならないような機種の場合、この方法で毎回熟練度を上げ直すはなかなか大変。
陸上機の熟練度回復方法
陸上機の熟練度は非常に重要であるが、ツ級やナ級が蠢くような高難度海域に出撃させるとだいたい壊滅し練度も失われてしまう。
そこでよく用いられるのが、1戦目が潜水マスである海域に潜水艦単艦で出撃させ、そこに基地航空隊を派遣し熟練度を回復していく方法。
- 通常海域なら6-5-Bマスなどが該当するが、イベント開催中はイベント海域で熟練度回復を行うのが望ましい。イベントなら大抵は初戦潜水マスが存在する。もちろん一度に出せる部隊が多い海域の方が効率が良い。
- 潜水艦は敵潜水艦を攻撃できないため安全に熟練度を回復できるが、無策なら常にD敗北になってしまう。敗北カウントを回避したければ対潜攻撃可能な機体を1部隊配備すれば良い。たとえカスダメでも当たればB勝利確定なのでコストに優れある程度の航続距離延伸効果もある零式水上偵察機11型乙がおすすめ。
- もし前回の出撃で機数が減少していた場合、あえて補充しないで熟練度回復を行った方が良い(減っている分出撃時にかかる燃料が少なくてすむ)。当たり前だが0機では全く回復しない。
- 理由は不明だが、二式大艇等の大型飛行艇は基地から出撃させても熟練度が回復しない。これら機体の熟練度を回復させるためには秋津洲等に搭載して出撃させるしかない。
運営のツイート
新システム「艦載機熟練度」について
艦戦・艦爆・艦攻・各種偵察機などは、交戦や偵察などによって「艦載機熟練度」を上げていくことが可能となります。各艦載機隊の練度があがっていくと、装備スロットに艦載機の胴体の帯のような識別線が、その練度に応じてつくようになります。
「艦載機熟練度」の効果
「艦載機熟練度」の高い艦載機隊は、戦闘や偵察において、通常の部隊より高い戦闘力や偵察(触接率)を発揮するようになります。練度の高い部隊をここぞという戦局で集中運用することで、より大きな戦果を期待することが可能になります。
「艦載機熟練度」の向上と低下
「艦載機熟練度」は戦闘出撃を重ねるたびに上がっていきますが、大きな損耗をうけると逆に低下します。出撃部隊が全滅すると、練度は元の状態に戻ります。
※現在の戦闘力より下がることはありません。
演習時の「艦載機熟練度」不具合の修正
自らが仕掛ける演習において「艦載機熟練度」を上げることは可能ですが、演習を仕掛けられた場合も、「艦載機熟練度」が増減する不具合が発見され、これを修正致しました。
※正しい仕様では、放置時の演習で同熟練度の増減はありません。
14▼【艦載対潜回転翼機】運用性の拡張・発展
「カ号観測機」など【対潜回転翼機】の「基地航空隊」への配備・運用が可能となります。
また、これら【対潜回転翼機】も熟練度が適用され、戦闘を積むことで戦力が向上します。また、制空権・対空砲火等によっては損耗・熟練度低下も発生します。
15▼【艦載対潜哨戒機】運用性の拡張・発展
「三式指揮連絡機(対潜)」などの【艦載固定翼対潜哨戒機】も「基地航空隊」で配備・運用可能となります。
また、【艦載対潜哨戒機】にも熟練度が適用され、それによる戦力向上や、制空権・対空砲火等による損耗、熟練度低下も発生します。
17▼【陸上偵察機】熟練度向上も可能に
直接対空戦闘、対艦/対地戦闘を実施しない機種【陸上偵察機】も、航空作戦参加によって、地味ではありますが、同機体熟練度を上げていくことが可能になります。
備考
- 帯なし(無印)はアップデート以前の性能と同じ。 ※運営が「現在の戦闘力より下がらない」と言っているのはこういう意味
- ネームド・熟練機の初期練度は(〇〇〇空)が+1(|)、(熟練)・(〇〇隊)が+2(||)。
- 熟練度上昇時の効果は艦載機の強さを問わず同じなので、まず開発や任務などで上位機(烈風など)を揃えてから上げるようにすると無駄が少ない。
- 連合艦隊の第二艦隊に装備した機体は通常艦隊相手では索敵しか練度が上昇する機会が無い。
艦戦・艦爆・艦攻・水爆は航空戦への参加を行わないため練度の低下は発生しない。- 2016年10月に実装された敵連合艦隊との戦闘では第二艦隊の機体も航空戦に参加するため、航空戦による練度の増減が起こる。
- 機種転換が可能な装備のうち(江草隊)(友永隊)(村田隊)などは転換後にも練度が引き継がれる。
- ただし練度が一段階下がる模様。練度+7の場合下がらずにそのままのこともある(同じ+7表示でも見えない経験値に差がある?)。
- 艦戦系の転換任務の場合はその都度練度がリセットされてしまう(上述のネームド・熟練機の初期練度)。
- 改修が可能な装備(艦戦・水偵)もあるが、改修によって練度は変化しない。
- 上位装備(艦戦・水戦)への更新改修の場合は、練度は一定値下がるが引き継がれる。
- 演習時、相手の熟練度も適用される。
- 支援艦隊(航空支援、支援射撃)には一切影響しない。
- 熟練度による火力・命中・制空値向上効果は無い。損耗による熟練度低下もしない(全滅しても熟練度がリセットされることはない)。支援艦隊では熟練度上昇もしない。
- 水上戦闘機は制空値ボーナスが艦戦と同様の仕様になったため、小数スロット装備でも制空値が大幅に上昇し、艦隊制空値に大きく貢献出来る。
- 従来の仕様では熟練度maxで制空値+3(正確には√10)だった。新仕様では艦戦と同様に制空値+25(22+√10)。
- 従来から水上爆撃機は制空値+9(6+√10)だったので、仕様変更前は水爆の方が制空値が稼げる場合もあった。
未検証事項
- 内部熟練度の上昇条件及び制空値以外(クリティカルボーナスなど)に与える影響。
- 艦載対潜哨戒機、対潜回転翼機熟練上昇タイミング
- 他の艦載機と異なり、戦闘を行った回数ではなく実際に攻撃した回数に依存して上昇する様子。
- 一式戦 隼II型改(20戦隊)は他の対潜哨戒機と異なり、一般的なタイミングで上昇する様子。
- 下降については他艦載機と同様に航空戦損耗によって発生する様子。
ネームド艦載機は他の艦載機より育ちやすい?- 機種によって熟練度の上がるペースが異なる設定になっている様子。→上昇速度の目安
- 熟練度の上昇と下降は並列して起こるため、損耗の多い環境では上昇ペースが鈍くなる。
- 搭載数が多いスロットほど練度上昇(低下)が早いのか?
- スロットの損耗でどれくらい練度が減少するのか?
触接や制空権、敵艦への与ダメージで練度上昇に差はあるのか?装備した艦娘の旗艦配備やMVP取得などによって練度は上がりやすいのか?
練度が上昇すると被撃墜率が下がる?- 練度による被撃墜率の変化は確認されていない。
- 艦載機が全て撃墜(0機)された時に艦載機練度のリセットが無い条件
- 索敵機未帰還だと熟練度が減少しない。
- 練度が一段階上がるたびにどれだけのボーナスが付くのか?
1スロット目に搭載した熟練装備には追加の補正がある?- 熟練度クリティカル補正を参照。
- 索敵機の触接率はどのくらい上がるか?
偵察機の弾着発動確率が上昇するか?するとしてどれくらいか?- 弾着率が上がるとする根拠は現在のところない。
彩雲はT字有利発生確率上昇?- 明白な検証結果は得られていない。
- コメント1では上がるとするもの(2015-08-29 (土) 14:13:08)、上がらないとするもの(2015-08-19 (水) 15:22:34~)の両方がみられる。
演習以外でも実際の練度が練度マークへ反映されるのにラグがある?
アップデート履歴
- 2015/11/18
- 2016/05/03
- 水上戦闘機の熟練度補正が仕様変更され制空値ボーナスが艦戦と同様になった*27
- 2019/04/22
- 演習での熟練度変化(上昇/下降)が起きないように修正
- 2023/02/14
- 回転翼機・対潜哨戒機・陸上偵察機に関する艦載機熟練度仕様変更
コメント
- 八幡52型丙、青線1本の段階から100まで熟練度上げるのに22戦かかりました。参考までに。 -- 2023-04-15 (土) 14:06:47
- 10th任務でGetした震電改。熟練からっぽで、wikiの熟練上昇速度が不明になってたので調べてみました。【方法】任務でGet後、未使用状態で、軽空母に搭載し1-5海域に出撃して熟練上昇を確認。【結果】1周 +1⇒2周 +2⇒3周 +2⇒4周 +3⇒5周 +4⇒6周 +5⇒7周 +6⇒8周 +7 紫電改四と同じ25~31戦Gr or 1つ上の31~40戦Gr。途中の上昇速度からすると、31~40戦Grっぽい? -- 2023-04-26 (水) 14:06:08
- 明太子食堂の熟練度上げ、>>になるまでに1-1を17周したので31~40戦グループで合ってると思います -- 2023-05-08 (月) 12:46:11
- カ号って熟練度上がると制空値持つの? 1-1にサムにカ号積むと制空権取るけど、具体的な制空値持ってるんだろうか -- 2023-05-03 (水) 18:57:19
- 上げても0だけど航空戦は行う。航空戦で相手制空値0の場合こちらが0でも確保になる。 -- 2023-05-03 (水) 21:17:58
- 熟練度クリティカル補正でこれを熟練度クリティカル補正 = 1 + Σ(各スロット毎の熟練度クリティカル補正)と書かれていますが、実際の計算とは異なり、以下の計算式がより正確であると思います。熟練度クリティカル補正 = 1 + スロット1の熟練度クリティカル補正 + スロット2の熟練度クリティカル補正 + ... + スロット5の熟練度クリティカル補正https://twitter.com/hedgehog_hasira/status/1630585333279784962 -- 2023-05-03 (水) 22:27:09
- E2-2で熊野航3スロ目に乗せていた彗星(江草)が出撃時16機、帰還時残13機で熟練度がMaxから|(下から2番目)になったけど激減した原因がわからん… -- 2023-09-06 (水) 22:31:30
- Me262A-1a/R1、熟練度MAXまで52回かかりました。 -- 2023-09-22 (金) 12:47:38
- 熟練度成長を偵察機まで更新しました 残りは明日 -- 2023-10-29 (日) 02:58:15
- 更新終わりました。ソースは*19のスプレです -- 2023-10-29 (日) 19:56:47
- ミスがあったので一部修正 -- 2023-11-26 (日) 03:23:22
- 更新終わりました。ソースは*19のスプレです -- 2023-10-29 (日) 19:56:47
- 2024早春イベントから防空時の基地航空隊熟練度上昇の挙動変わりました?以前は秋水とかジワジワ下がってたのが、E1クリア後堀で50Sほどしてたら熟練度上がってました。 -- 2024-03-04 (月) 00:02:53
- 空襲の敵の制空値が低いだけかな? -- 2024-03-04 (月) 00:04:35
- 正常に母港に戻ったときに加賀改二の第一スロットが13機残ってるのに熟練度剥げて帯1になったわ。むしろどのスロットよりも機数残ってるんだが。第三スロなんか10機しかいないし。最初から剥げてたとは思えんし謎だ -- 2024-10-07 (月) 23:44:50
- 熟練度の表示バグだと思う。母港帰投時に全機撃墜されていても熟練度が残っていることがある。残っているのがバグで、内部的には熟練度は0。一度出撃すると正常な表示に戻る(つまりハゲる)。残機を確認せずに補給しちゃうと、なかなか気づかない。 -- 2024-10-09 (水) 20:29:34
- 車のレースの本戦用タイヤみたいに考えておいた方が良いのかね?出撃する都度、ツルツルになるまで使い切るのがプロってか? -- 2024-10-09 (水) 13:22:38
- 一回の出撃が終わるまで持てばいい!(ボス戦の航空戦で消滅) -- 2024-10-09 (水) 14:47:02