東海(九〇一空)

No.270
	東海(九〇一空)		陸上攻撃機
	装備ステータス
	火力		雷装
	爆装	+2	対空
	対潜	+11	索敵	+6
	命中	+1	回避
	戦闘行動半径	8
	装備可能艦種
	駆逐艦	軽巡洋艦	重巡洋艦	戦艦
	軽空母	正規空母	水上機母艦	航空戦艦
	備考
	開発不可、改修不可、入手方法 基地航空隊にのみ装備可能
十七試哨戒機として開発された本格的な陸上発進の対潜哨戒機「東海」。 第九〇一航空隊の集中配備された本機は、悪化した戦局と失われた制空権の中、 大きな犠牲を払いながらも、対潜哨戒による敵潜制圧に努めました。

ゲームにおいて

• 「試製東海」に比べ対潜+1、索敵+1、命中+1と上位互換。残念ながら半径は8のまま。
  • 基本的な使用方法は試製東海や基地航空隊を参考。

入手方法について

性能比較表(装備最大値/陸攻早見表/テーブルより転送)

アップデート履歴

• 2017年 11月17日：実装。同時実装に「試製東海」。イベント海域突破報酬として。
  
  

小ネタ

• 機体については「試製東海」を参照。
• こちらは磁探装備機がモデル。磁探装備機には機体側面に、列機が間隔をとる目安として使う白い丸（C字環）が必ず描かれているためひと目で分かる。
• 日本海軍では早い時期から航空機を使った哨戒を実施し、少なくとも航空機が撃沈に関わった戦果としてはScampのように航空機からの通報により艦船より撃沈された例や、艦船と共に潜水艦を共同撃沈した例も多くある。
• 900番台の航空隊は海上護衛総隊の配下の海上護衛航空隊であり、901空が最初に編成された。
  • 原隊は千歳基地であり、館山にて12月18日に開隊した。この時の装備機は九六式陸攻24機に九七式大艇12機であった。

• 昭和20年1月に254空、953空、954空を901空に統合、これにより零戦に天山、零式水偵に一式陸攻に二式大艇までも含まれる大所帯になった。また1月16日には東海の配備が始まった。
• 昭和20年4月5日、第五航空艦隊に配属となり5月15日から日号作戦*12に参加し、戦死者を出しながらも日本海・黄海航路の船団護衛・対潜掃蕩に従事した。しかし、6月28日に沖縄が陥落したことにより、沖縄方面への航空作戦は打ち切りとなった。
  • なお5月15日の段階で30機があった東海も、6月30日にはわずか13機となっていた。また同じく6月30日には水上偵察機と東海の二つに絞って運用されることとなった。
• 901空はしばしば水中からの気泡の噴出、油の湧出や破片の浮上を根拠に敵潜水艦撃沈確実を報告しているが、アメリカ側には該当する喪失記録がないことが多い。ただ、昭和19年4月18日に九六式陸攻1機が潜水艦ガジョンに2発直撃弾を与え爆沈させるなど、実戦果がまったく無かったわけでもない。
  • 昭和20年6月23日と1か月後の20年7月23日、それぞれ能登半島北東海域で潜水艦を探知し、第22号海防艦、第26号海防艦と協同で攻撃して気泡の噴出、重油湧出、木片等の浮上を認めて撃沈確実と報告。しかしアメリカ側には当該海域での喪失艦は無いため、誤認もしくは逃げられた可能性が高い（攻撃を受けた潜水艦は、魚雷発射管からゴミや油などを放出して沈没と誤認させる偽装戦術を取ることがある）。

• ちなみに東海に絞った話をすると、901空を始め東海が配備された航空隊は、搭載された磁気探知機のKMXの索敵範囲の狭さから3機1組*13で200m間隔で横に並んで編隊を取り、索敵していた。
  • KMX自体は少なくとも16回ほど敵を探知し、さらに6隻撃破という戦果を残しているが、重油流出や破片浮上は確認できたという根拠はあったものの、上記の通りアメリカ側には損失記録はなく実際のところ詳細は不明。
• 901空司令上出俊二大佐は対潜哨戒用として各機種の適否を評価している
  • 東海に関しては、操縦性悪く信頼性低く殺人機と言われた。局地哨戒用として設計されたが、出現した時は時代遅れとなった。艦攻や三座水偵よりは良好である。艦攻達が使い物になる最低ラインなのでそれよりはましと東海の評価も低かったのである。
• いずれにせよ、対潜警戒を務め、潜水艦に攻撃されればひとたまりもない輸送船団の安全を確保し、日号作戦の成功に貢献した、ということは評価されてもいいのではないだろうか。
• 装備妖精さんの下半身があられもないことになってしまっている。
  妖精さん

  妖精さん
  

  • ステータスを行動半径、爆装、対潜、命中、索敵の順にならべると8,2,11,1,6。「パンツ良い色」と読めなくもない。

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