No.225 | ||||
---|---|---|---|---|
一式戦 隼II型(64戦隊) | 陸軍戦闘機 | |||
装備ステータス | ||||
火力 | +1 | 雷装 | ||
爆装 | 対空 | +11 | ||
対潜 | 索敵 | +1 | ||
対爆 | +1 | 迎撃 | +5 | |
戦闘行動半径 | 7 | |||
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
開発不可、改修不可、入手方法 基地航空隊にのみ装備可能 | ||||
陸軍主力戦闘機、一式戦「隼」を装備する飛行戦隊です。加藤隼戦闘隊とも呼ばれました。 加藤名隊長の育てた同戦隊は緒戦の大活躍の後、南方作戦やビルマ方面で苦しい戦局の中奮戦を続け、最後まで隼と共に戦い抜きます。 |
ゲームにおいて
- 【陸軍戦闘機】に属し、2023年4月現在も最高クラスの性能を誇る。
装備の運用について
- 出撃時の制空値は「震電改」すら超えて対空+18.5相当(熟練maxで103)と実装時点の戦闘機の中でトップ。
- 「零式艦戦32型(台南空)★+3」が実装され、出撃時制空値で上回られた。
- その後も素の性能ではトップである期間が続いたが、「試製 震電(局地戦闘機)」の実装により遂にトップの座から陥落した。ただし、あちらは戦闘行動半径が2しかないため、実際に出撃で使える場面は限られる。
- 防空時の制空値は対空+18相当(熟練maxで101)と「雷電」と同値だが対爆+1しかないため積極的に採用する理由はない、しかし
イベント海域での防空ギミックで上位局戦等とあわせ制空優勢が取れる状況なら基地航空隊の入れ替えコストを節約できる。 - 戦闘行動半径も7と「零戦21型」系統や「一式戦 隼III型甲(54戦隊)」と並んで戦闘機の中で最長なので、陸攻のエスコートにはピッタリ。
イベントボス等、半径8以上には素で飛ばせないままであるが- 前述通りイベント最終海域を甲作戦でクリアしないといけないがそれに見合うだけの性能を持っている。同じ半径7である「零式艦戦21型(熟練)」の練度maxと交換することで制空値が実質44も上昇する。基地航空隊の制空状態に大きく影響を及ぼす差である。
- この性能ながら燃費は他の陸戦と同じで21型熟練と同様。コスパが非常に良い。
入手方法について
- 2023/12/3現在、常設の入手方法無し
過去の入手方法
- 2017年 03月作戦報酬 (1位~5位) 初出
- 2017年 春イベント『出撃!北東方面 第五艦隊』E-5 甲作戦 突破報酬
- 2023年秋「鎮守府秋刀魚祭り2023」秋刀魚46尾と交換
性能比較表(装備最大値/局戦・陸戦早見表/テーブルより転送)
No | 名称 | 火力 | 対空 | 索敵 | 対爆 | 迎撃 | 装甲 | 対空値 (出撃時) | 対空値 (防空時) | 戦闘行動半径 | 配置コスト | ボーキ 消費*1 | 入手方法 | 改修 | 備考 | 追加 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
175 | 雷電 | 6 | 5 | 2 | 9 | 18 | 2 | 6 | 108 | 任務、イベント、ランキング | ◯ | 編集 | ||||
201 | 紫電一一型 | 8 | 1 | 1 | 1 | 9.5 | 11 | 3 | 6 | 108 | 任務、ランキング、開発 | ◯ | 編集 | |||
202 | 紫電二一型 紫電改 | 9 | 1 | 3 | 2 | 13.5 | 14 | 4 | 6 | 108 | 改修、ランキング | - | 編集 | |||
263 | 紫電改(三四三空) 戦闘301 | 11 | 2 | 4 | 2 | 17 | 19 | 4 | 6 | 108 | 改修、イベント | - | 編集 | |||
264 | 紫電改(三四三空) 戦闘701 | 11 | 2 | 4 | 2 | 17 | 19 | 4 | 6 | 108 | イベント | △ | 編集 | |||
265 | 紫電改(三四三空) 戦闘407 | 11 | 2 | 4 | 2 | 17 | 19 | 4 | 6 | 108 | イベント | △ | 編集 | |||
333 | 烈風改 | 10 | 6 | 2 | 1 | 13 | 24 | 4 | 9 | 162 | イベント | - | 編集 | |||
334 | 烈風改(三五二空/熟練) | 11 | 7 | 3 | 1 | 15.5 | 28 | 4 | 9 | 162 | イベント | - | 編集 | |||
350 | Me163B | 2 | 9 | 2 | 20 | 1 | 4 | 72 | イベント、ランキング | - | 高高度局戦 | 編集 | ||||
351 | 試製 秋水 | 2 | 8 | 2 | 18 | 1 | 4 | 72 | 任務、イベント、ランキング | - | 高高度局戦 | 編集 | ||||
352 | 秋水 | 3 | 9 | 3 | 21 | 1 | 4 | 72 | イベント、ランキング | - | 高高度局戦 | 編集 | ||||
354 | Fw190 D-9 | 2 | 12 | 3 | 3 | 16.5 | 21 | 3 | 8 | 144 | イベント | - | 編集 | |||
418 | 零式艦戦22型(251空) | 12 | 1 | 1 | 3 | 16.5 | 17 | 7 | 4 | 72 | イベント | △ | 編集 | |||
416 | 零式艦戦21型(台南空) | 11 | 1 | 1 | 3 | 15.5 | 16 | 7 | 4 | 72 | イベント | △ | 編集 | |||
417 | 零式艦戦32型(台南空) | 12 | 1 | 1 | 4 | 18 | 18 | 5 | 4 | 72 | イベント | △ | 編集 | |||
516 | Me 262 A-1a/R1 | 15 | 6 | 1 | 16.5 | 28 | 3 | 13 | 234 | イベント | - | 爆装+3 | 編集 | |||
546 | 試製 震電(局地戦闘機) | 14 | 5 | 4 | 20 | 28 | 2 | 9 | 162 | ランキング | - | 編集 | ||||
176 | 三式戦 飛燕 | 8 | 1 | 3 | 12.5 | 13 | 3 | 7 | 126 | 任務、イベント | ◯ | 編集 | ||||
177 | 三式戦 飛燕(飛行第244戦隊) | 9 | 3 | 4 | 15 | 19 | 4 | 7 | 126 | イベント、ランキング、改修 | △ | 編集 | ||||
185 | 三式戦 飛燕一型丁 | 9 | 2 | 3 | 13.5 | 16 | 4 | 7 | 126 | 改修、イベント、ランキング | ◯ | 編集 | ||||
218 | 四式戦 疾風 | 10 | 1 | 1 | 11.5 | 13 | 5 | 7 | 126 | イベント | △ | 編集 | ||||
221 | 一式戦 隼II型 | 6 | 2 | 9 | 8 | 6 | 4 | 72 | 任務、イベント、ランキング、開発 | ◯ | 編集 | |||||
222 | 一式戦 隼III型甲 | 1 | 7 | 1 | 3 | 11.5 | 12 | 6 | 4 | 72 | 改修、イベント、ランキング | ◯ | 編集 | |||
223 | 一式戦 隼III型甲(54戦隊) | 2 | 8 | 1 | 1 | 3 | 12.5 | 13 | 7 | 4 | 72 | イベント、ランキング | - | 編集 | ||
225 | 一式戦 隼II型(64戦隊) | 1 | 11 | 1 | 1 | 5 | 18.5 | 18 | 7 | 4 | 72 | イベント、ランキング | - | 編集 | ||
250 | Spitfire Mk.I | 1 | 7 | 2 | 1 | 8.5 | 12 | 4 | 5 | 90 | 任務、イベント、開発 | ◯ | 編集 | |||
251 | Spitfire Mk.V | 1 | 9 | 3 | 2 | 12 | 17 | 5 | 5 | 90 | 改修、イベント | ◯ | 編集 | |||
253 | Spitfire Mk.IX(熟練) | 1 | 10 | 2 | 4 | 16 | 18 | 4 | 6 | 108 | イベント | - | 編集 | |||
445 | 二式複戦 屠龍 | 3 | 4 | 1 | 1 | 4.5 | 12 | 3 | 8 | 144 | 開発 | ◯ | 編集 | |||
446 | 二式複戦 屠龍 丙型 | 3 | 6 | 2 | 2 | 6 | 17 | 3 | 9 | 162 | 改修 | ◯ | 編集 | |||
452 | キ96 | 5 | 5 | 4 | 2 | 11 | 19 | 3 | 10 | 180 | イベント、改修 | ◯ | 編集 |
アップデート履歴
- 2017年 04月29日:先行実装
小ネタ
- 帝国陸軍航空部隊の飛行第64戦隊(軍隊符号は64Fまたは64FR。最終時の所属は第3航空軍第5飛行師団第4飛行団隷下で、その通称号は高9124部隊)の一式戦闘機 隼II型
- 垂直尾翼の「矢印マーク」が64戦隊の「部隊マーク」であり、戦隊本部は「コバルトブルー色で縁取られた白」、第1中隊は「白」、第2中隊は「赤」、第3中隊は「黄」と色分けされる。
- イラストの機体胴体には、国籍標識と操縦席の間に中隊長標識である白線があることから、白矢印とあわせて第1中隊長機となる。
- 戦隊長標識はさらに主翼に大きな白斜線が入る。
- さらにイラスト機は排気管が推力式集合型であることから、モデルは後期生産型となる。
- イラストの機体胴体には、国籍標識と操縦席の間に中隊長標識である白線があることから、白矢印とあわせて第1中隊長機となる。
- 艦これの陸上戦闘機として群を抜く強さを誇っているが、これは実際に日本陸海軍戦闘隊全体において屈指のエース部隊であり、開戦から敗戦まで英米軍ほか連合軍と互角かそれ以上の戦果を残した史実の64戦隊の力量を反映しているものであろう。
- 編成は1938年、中国戦線で戦ったほか、ノモンハン事件ではソ連の赤色空軍とも戦っている。
- 戦隊長・加藤建夫中佐の「加藤隼戦闘隊」として特に有名である。
- 加藤戦隊長は前身となる飛行第2大隊の第1中隊長であり、航空本部に配属されて部隊を離れていたが、1941年4月10日に4代目戦隊長として着任した。
- 1941年8月、64戦隊は飛行第59戦隊に次いで2番目に一式戦を装備した。配備の遅れから開戦前は64戦隊と59戦隊の2個戦隊しか一式戦を装備していなかった。
- 開戦にあたっては仏印南部に駐留しており、第3航空集団の部隊として飛行第59戦隊と共に南方作戦に参加、マレー半島を皮切りにシンガポール、インドネシアと各地を渡り歩き大活躍。任務も哨戒、地上支援などさまざまであったが、航空撃滅戦を含め航空優勢確保に尽力した。さすが行動半径7。
- 1941年12月7日、火ぶたを切ることとなるマレー上陸作戦のために、夜間悪天候の中、山下奉文中将の指揮する第25軍上陸船団の洋上長時間掩護を成功させた。*2
- 翌日以降も休む間もなくマレー半島北部の航空基地攻撃に出撃、その後は奪取した基地を拠点にさらにその先に展開。早いときには整備要員の配置が追い付かないほどであった。
- 第3航空集団が南方軍直属となっており、航空側の必要性に応じて部隊を集中運用でき、攻勢的に敵機破壊を行う航空撃滅戦戦法を取ったことが制空確保につながった。
- これらの作戦行動の背景には従来からの地上部隊協力を考慮しつつも、対ソ戦研究やドイツ視察によって空地分離や空軍のような独立した部隊運用の重要性を意識していたことがある。
- マレー作戦準備の兵棋演習に関わった将官に三好康之大佐や谷川一男大佐がいる。彼らは戦後、新空軍研究や空軍兵備要綱を通して航空自衛隊設立時にも関与した。
- インドネシア方面ではスマトラ島の油田地帯と付随飛行場の制圧のための戦闘を行い、陸軍落下傘部隊こと第1挺進団を掩護してのパレンバン空挺作戦も成功させている。
- これらの一連の南方作戦で64・59両戦隊の一式戦は、(後述の戦史家が検証した確実な数字として)連合軍機61機を撃墜し、喪失損害わずか16機を記録している。
- 一式戦と両戦隊、そして加藤戦隊長や隊員たちの活躍は南方への迅速な展開に大いに貢献。華々しい戦果としてニュース映画での報道を手始めに、書籍化・映画化・部隊歌レコード化などを経て広く知れ渡ることになった。
- 隊員の檜與平*3、遠藤健が本土に中隊長教育を受けるために帰還した際に著した『加藤隼戦闘部隊』を基に、東宝によって映画『加藤隼戦闘隊』が制作され、1944年3月に公開されている。
- 飛行第64戦隊歌は、1940年2月の中国戦線での活動時に作られたものである。この歌詞の中に「隼」の単語が出ており、航空機を鳥類に例えたものであるが、1942年3月には一式戦の公式な愛称としても隼が採用された。
- 64戦隊は南方作戦終了後の1942年3月にビルマ戦線に転戦、以降は同地に展開した飛行第50戦隊とともに日本の敗戦まで同地を舞台に英米軍を相手に一式戦 隼で激戦を繰り広げた。*4
- Spitfire Mk.Vとも矛を交えた。
- 加藤部隊の看板であった加藤戦隊長はビルマに転戦して間もない1942年5月22日に戦死している。64戦隊がI型からII型(イラストの形式)に機種転換をしたのは1943年2月であり、加藤戦隊長はII型に乗ったことはない。
- 戦死後、加藤戦隊長は二階級特進、軍神として扱われるようになった。
- メディアによって軍神加藤少将ともども有名になった64戦隊はその後もエース部隊として活躍をつづけた。しかし加藤戦隊長の亡くなった後も他部隊の将兵には引き続き加藤部隊や軍神部隊と呼ばれており、9代目の最後の戦隊長となった宮辺英夫少佐時代でもそう呼ばれ、宮辺部隊だとも言い返せず苦笑したという。
- 戦争後半、戦隊員達は四式戦闘機 疾風への機種転換を望んでおり、その話が出た時は四式戦になると喜んだ。実際に盟友部隊である50戦隊も四式戦に改変。だが8代目戦隊長の江藤少佐は、「あれはエンジンの故障が多いから駄目だ」といい旋回性能がよく、稼働率が高いという理由でIII型でゆくこととなった。
- 戦争後半の外地の陸軍戦闘隊では、64戦隊や一式戦に限らず落下タンクでなく爆弾を装備しての戦闘爆撃機としても盛んに使用されていた*5が、64戦隊は1945年2月11日にベンガル湾上でイギリス海軍P級駆逐艦パスファインダー(未実装)に対し2機が急降下爆撃を敢行。爆弾2発が直撃しパスファインダーは大破、戦線離脱ののち本土に曳航されるも廃艦となっている。
- 現カンボジアのクラコールで終戦を迎え、進出してきた英軍部隊の下で武装解除されることとなった。
- 武装解除後の英軍との交流によってスピットファイアMk. XIVと一式戦 隼の編隊飛行が行われている。
- 初代から数えて9人いた戦隊長のうち、戦争を生き延びたのは江藤少佐と宮辺少佐の二人だけである。
- エースとしても知られる第3中隊長を務めた黒江保彦少佐は戦後、航空自衛隊に入隊し空将補まで昇進している。
- 近年、戦史家である梅本弘が連合軍が記録した当時の一次史料と照会した結果、64戦隊を筆頭にビルマを中心とする東南アジア一帯における航空戦にて、一式戦 隼はその最後まで進攻迎撃ともに活躍を重ねていたことが判明。以下の数字がその実記録である。ちなみに雨季は航空作戦自体が実施し辛いため、両軍は少数の残地隊を置き飛行部隊の主力は戦線後方に移動し錬成や補充を行う。
- 64・59戦隊の南方作戦での一式戦は61機撃墜、空戦損害16機喪失(1941年12月8日-1942年3月9日)
- 64戦隊のビルマの一式戦は10機撃墜、空戦損害は11機喪失(1942年3月21日-1942年6月4日)
- 64・50戦隊のビルマの一式戦は62機撃墜、空戦損害は36機喪失(1942年9月9日-1943年5月29日)
- 64戦隊ほかビルマの一式戦は135機撃墜、空戦損害は83機喪失(1943年7月2日-1944年7月30日)。撃墜機の内訳は戦闘機70機・爆撃機等32機・輸送機等33機
- 64戦隊ほかビルマを中心に東南アジア一帯の一式戦は72機撃墜、空戦損害は61機喪失(1944年8月18日-1945年8月13日)。撃墜機の内訳は戦闘機19機・爆撃機等37機・輸送機等17機
というか木主は初心者を労わってるように見せかけて結局は自分が難易度あがってきつくなるのが嫌なだけなんじゃないの? -- 2023-11-14 (火) 23:42:43
これはもう名実ともに甲引退ですね間違いない -- 2024-08-22 (木) 21:31:34