紫電一一型

Cached: 2025-05-13 11:01:09 Last-modified: 2025-05-12 (月) 22:38:14
No.201
weapon201.png紫電一一型局地戦闘機
装備ステータス
火力雷装
爆装対空+8
対潜索敵
対爆+1迎撃+1
戦闘行動半径3装甲+1
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発解禁日:2022年12月06日、改修可入手方法
基地航空隊にのみ配備可能
改修更新
紫電一一型紫電二一型 紫電改*1 紫電改(三四三空) 戦闘301
水上戦闘機「強風」を陸上戦闘機として改修発展させた局地戦闘機「紫電」。
待望の新鋭機ではありましたが、「強風」由来の主翼の中翼配置、
それに伴う二段伸縮式主脚、視界不良や翼下のガンポッドなど課題を大きく残す機体となりました。
台湾沖航空戦や捷一号作戦などに出撃します。
本機は、その後改良され、名機「紫電改」へと発展していきます。

ゲームにおいて

  • 雷電」に続く局地戦闘機。
  • 基地航空隊にしか配備できない機体でありながら装甲+1がついているが、どういう効果を持っているのかは不明。
  • 改修も可能。2番艦は赤城加賀
    • 上位兵装の「紫電二一型 紫電改」への更新には新型航空兵装資材は不要。*2
    • ちなみに「本装備★max」と更新後の「紫電二一型 紫電改 (無改修)」の比較は二一型が出撃時+2、防空時+1と上位互換。性能が落ちることは無いので更新を躊躇う必要は無い。

性能比較表(装備最大値/局戦・陸戦早見表/テーブルより転送)

長いので折りたたんでいます
No名称火力対空索敵対爆迎撃装甲対空値
(出撃時)
対空値
(防空時)
戦闘行動半径配置コストボーキ
消費*3
入手方法改修備考追加
175雷電65291826108任務、イベント、ランキング編集
201紫電一一型81119.51136108、ランキング、開発編集
202紫電二一型 紫電改913213.51446108改修、ランキング-編集
263紫電改(三四三空) 戦闘30111242171946108改修、イベント-編集
264紫電改(三四三空) 戦闘70111242171946108イベント編集
265紫電改(三四三空) 戦闘40711242171946108イベント編集
333烈風改10621132449162イベント-編集
334烈風改(三五二空/熟練)1173115.52849162イベント-編集
350Me163B292201472イベント、ランキング-高高度局戦編集
351試製 秋水282181472任務、イベント、ランキング-高高度局戦編集
352秋水393211472イベント、ランキング-高高度局戦編集
354Fw190 D-92123316.52138144イベント-編集
418零式艦戦22型(251空)1211316.5177472イベント編集
416零式艦戦21型(台南空)1111315.5167472イベント編集
417零式艦戦32型(台南空)1211418185472イベント編集
516Me 262 A-1a/R1156116.528313234イベント-爆装+3編集
546試製 震電(局地戦闘機)1454202829162ランキング-編集
176三式戦 飛燕81312.51337126任務、イベント編集
177三式戦 飛燕(飛行第244戦隊)934151947126イベント、ランキング、改修編集
185三式戦 飛燕一型丁92313.51647126改修、イベント、ランキング編集
218四式戦 疾風101111.51357126イベント編集
221一式戦 隼II型62986472、イベント、ランキング、開発編集
222一式戦 隼III型甲171311.5126472改修、イベント、ランキング編集
223一式戦 隼III型甲(54戦隊)2811312.5137472イベント、ランキング-編集
225一式戦 隼II型(64戦隊)11111518.5187472イベント、ランキング-編集
250Spitfire Mk.I17218.5124590任務、イベント、開発編集
251Spitfire Mk.V193212175590改修、イベント編集
253Spitfire Mk.IX(熟練)11024161846108イベント-編集
445二式複戦 屠龍34114.51238144開発編集
446二式複戦 屠龍 丙型362261739162改修編集
452キ9655421119310180イベント、改修編集
  • 濃緑色は局戦薄緑色は陸戦
  • 火力および装甲の効果は不明
  • 艦載機との制空値比較はこちらの表を参考のこと
  • ウグイス色は出撃時対空値空色は防空に関連する数値

入手方法について

過去の入手方法

アップデート履歴

  • 2017/10/28:実装。戦果報酬として。
  • 2017/12/11:本装備の改修、及び「紫電二一型 紫電改」への更新が実装された。
    • 同時にクォータリー任務の選択報酬として本装備の量産が可能となった。
  • 2022/12/06:開発可能になった。陸上機に多い陸軍系秘書ではなく、「零式艦戦32型」のような通常開発枠への追加。

小ネタ

  • 帝國海軍の局地戦闘機、紫電(紫電一一型)が元ネタ。
  • 設計製作は世界最高峰の飛行艇と名高い二式大艇の開発を手がけた変態水上機メーカー川西航空機。
    戦後は新明和工業となり、海自の哨戒飛行艇PS-1、救難飛行艇US-2の開発・製造元でもある。
    • 元型となった「強風」は昭和15年に川西1社指名の形で海軍側から開発指示が出されたが、国際情勢の悪化から必要とされる時期に配備が間に合わないと判断された。
      そのため、すでに艦上戦闘機として採用されていた零戦の中古機体を流用した一号水上戦闘機の開発を中島に依頼*8。十五試水上戦闘機の完成までのつなぎとすることにした。
    • そして、昭和16年12月の開戦直後に二式大艇の大量配備計画が取り消されてしまう。
      開発中の「強風」も主力としての大量発注が見込めない機種であったため会社存続の危機に陥ることが予測され、川西は海軍に「強風」のパーツを流用した局地戦闘機計画を提案。
      海軍の本命だった雷電は振動問題の原因究明に難航しており、開発は遅れに遅れまくっていたという事情も合った。
      まさに渡りに船といった状況の提案であり、川西への救済措置も兼ねて、仮称一号局地戦闘機、後の「紫電」の開発がスタートしたのである。

  • 紫電一一型はそのためフロートが無くなった以外「強風」と殆ど同じ、と思うであろうが……。
    • 実際はエンジンが「火星」から「誉」に変更された。
    • また、胴体に中翼で繋がる主翼とそれに合わせた二段引き込み脚を作った。
    • 水上に特化した、紡錘形に絞った胴体では地上姿勢が上向きすぎたため、後部胴体は高さをもって尾輪位置を下げることにした。結局そのまま使えたのは中央胴体だけである。部品の流用どこいった
  • 各サブタイプは以下の通り。カードイラストは紫電一一型か、一一型甲と思われる。
    • 紫電一一型 機首に7.7mm機銃✕2丁、主翼に20mm機銃✕4丁。強風よりも20mm機銃が2丁追加されたが、主翼改設計を最小限に抑えるため、翼下にゴンドラを設けて設置している。
    • 紫電一一型甲 火力的に効果が薄くなっていた機首の7.7mm機銃を外したもの。カウリングの機銃口はそのまま残されている。
    • 紫電一一型乙 ベルト給弾式20mm機銃が完成したことで、主翼内に4丁収めることが可能になり翼下のゴンドラが消えたもの。爆弾懸吊器も250kg爆弾対応の物を二つ装備し、爆撃能力も強化された。
    • 紫電一一型丙 爆弾懸吊器を4個に増やしたもの。
  • しかし元々少数生産予定の機体だったものをそのまま量産しようとした結果様々な弊害が起こった。
    • 自動空戦フラップは生産数が少ない強風では目論見通り作動していたが、紫電では速度計測機器に使用されている水銀漏れによる電気系統の不具合、圧力系配管の設計ミスによる高速飛行時の意図しないフラップ展開と言った初期不良が多発したことが尾を引き、現場からの評判はあまり良くなかった。
      • 余談だが、自動空戦フラップの設計グループに参加していた人物が、世界の傑作機No124に開発時の状況を寄稿していたり、艦これに提督として着任しているという噂*9もある。
    • 新しく取り付けた二段引き込み脚も、これがまたトラブルを起こすなど散々の出来栄えだった。*10
      • 二段引き込み脚は中翼に大直径プロペラを用いた米陸軍P-47でも行われているが、故障多発という話は出ていない。彼我の工業力格差がもろに現れたと言えよう。
        ただ、P-47で着陸事故がなかったと言うよりは、喪失機を上回る数を投入して補うという考え方のため、単純に故障率や故障件数を比べてもあんまり意味がなかったりする。
        ちなみにアメリカ機はP-47に限らず変に降着装置を弄るのが好きだったため重量増加の原因になる上事故も決して少なくなかったようである。わかりやすいのがグラマン製戦闘機でF4Fは複葉の先代由来の胴体格納。F6Fは後方引き込みだが意外や意外、これが一番シンプルな形式。ヤンキー・ゼロことF8Fは大直径プロペラをクリアするコンパクトな脚を模索した結果、脚の基部が外側に、下部は内側に畳む二つ折れ引き込み脚と凝った作りになっている。
    • 例によって誉エンジンはgdgdだわ、自動空戦フラップは信用できないわ、翼内機銃の増強で設計時に予定していた速度が出ないなどの問題だらけで、出来た機体は零戦より速度こそ出るものの着陸時の視界の悪さと複雑な機構が原因で着陸時の事故が多発し、九六式艦戦時代に戻った感のある航続距離、零戦に劣る運動性、「誉」に起因する低い稼働率など、見るべきところはあるが現在必要とされている要求に達しない代物だった。
      元々のエンジンが「火星」だったので「なぜエンジン変えたし」と言われることもしばしば。
  • とはいえ紫電は「」までのつなぎとして約1,000機が製造され、不満はあるものの老いつつある零戦の穴を埋める成果を上げたといえる。
    • フィリピンを巡る戦いに「航空隊規模で間に合った新型機」であるという点はもう少し評価されても良いのではないだろうか。
      フィリピンを失陥したことで南方の原油航路は完全に途絶して持久も不可能となる。*11紫電改は「負けが確定した後に出てきた」とも言えよう。
    • 海軍の本命であった雷電の増産は製造ラインの入れ替えによって「零戦の減産を招く」とライン転換は不十分に終わったため、その意味でも零戦・雷電の生産ラインに手を付けることなく戦闘機を増産できた本機の意義は大きかったと言える。
  • レイテ沖海戦には第341海軍航空隊(戦闘第401飛行隊、戦闘第402飛行隊)と戦闘第701飛行隊所属機が参加している。
    • いずれも圧倒的な数的劣勢の前にには多勢に無勢であり一方的に大損害を被ってしまった。
    • 生き残った搭乗員は引き上げられ、第343海軍航空隊に編入された。
    • 第341海軍航空隊の地上要員は稼働機全滅後に地上部隊となり、航空隊司令の舟木忠夫中佐以下ほとんどが戦死(ほぼ病死か餓死だろう)し、生き残ったのはほんの僅かだった。生き残りがいただけでも幸運で、全員戦死という部隊もいくつもあった。
  • 紫電改で有名なあの343空でも紫電改の数が初期は揃わなかったため、本機が使われた。切り札である紫電改を温存するため、訓練飛行では積極的に紫電が回されたとも言う。3月19日の迎撃戦では本機と紫電改の両方が一緒に使われた。一緒に使われたのはそれが最後だったとのことである。
    • 紫電と紫電改の両方に乗った343空の隊員は、紫電改と同じ設計者だけど、本機は使い物にならないつまらない飛行機と評している
    • 343空の主力が大村基地に移動した後も紫電を装備した戦闘401飛行隊は練成部隊として松山に残留しており、1945年8月6日、エノラ・ゲイに対して迎撃機を上げたという隊員の話もあるが飛行隊の記録には残っていない
    • なお、この迎撃は事実であったとしてもエノラ・ゲイは認識さえしていない。エノラ・ゲイが記録しているのは陸軍飛行第4戦隊(小月基地)所属と推定される二式複座戦闘機「屠龍」単機による対進戦のみである
  • 赤城か加賀を2番艦にすることで改修出来るのは、紫電のテストパイロットを務めた志賀淑雄少佐が搭乗した経験があることに因むと思われる。
    ミッドウェーに向かう約1ヶ月前に開発着手したばかりの当機の存在を艦娘自身が知っていたかは微妙なところ

この装備についてのコメント

  • こいつを膝に受けてしまってな…(8つ確保に開発資材150強消費 -- 2025-04-29 (火) 10:15:18
  • 神州丸だと、隼Ⅱ型と零戦32型に資材食われた。伊勢改だと零戦21型と52型がポロポロ出たが、失敗率高くて高くて良かったよ。伊勢型だと96艦戦率下がるのな。3機不足してたけど放置してたイヤーリー任務で手に入れた。任務?開発で資材トンでまだ未達成 -- 2025-04-29 (火) 18:47:38
    • コマちゃんでやりなよ… -- 2025-05-01 (木) 19:42:22
      • 木主じゃないけどコマ子はそもそも開発率が低くて資源が溶けまくるからつれーわ。まだ伊勢型や上にある神州丸とかの陸軍系にやらせた方が(多少の釘消費が重くても)時間的にはマシだと思ってる。釘がマジで足りなくて資源飛ばしてでも節約したい!ってんならアリなのかもしれないが… -- 2025-05-02 (金) 09:21:09
      • 紫電一一型は旗艦による開発率の増減はないぞ。コマだろうが赤城だろうがあきつ丸だろうが変わらない。その上で開発失敗による釘節約にコマが選ばれるだけ。ただ開発は確率なんで、偏るときは偏るのはしかたないね。 -- 2025-05-02 (金) 10:26:48
  • はよでろこのゴミクズ -- 2025-05-05 (月) 07:40:06
  • イベント海域で掘りもしたいけど、まだ2個しかでてないしあとボーキ5000しかないし…。つらいよ -- 2025-05-06 (火) 09:00:14
  • 運営さん「任務で定期的に配ってますよね?」 -- 2025-05-06 (火) 09:18:26
  • 在庫いくつあるかな?と確認したら一つしかない 棄てた覚えはないけど 改修で使い果たしていたようだ 任務クリアできん 詰んだわ -- 2025-05-06 (火) 22:53:35
    • ツッコミ待ちか? 普通に開発出来るやん -- 2025-05-06 (火) 23:14:48
      • とりあえず詰んだ詰んだ言う子増えたからね、仕方ないね -- 2025-05-07 (水) 17:48:17
      • 開発できるのは判っているが 任務期間内に残りを開発できるのか?が問題な訳である とりあえずボーキ1万消費して1つも出ないから 資材消費には目を瞑るとしてもこの運の無さをどうにかできるものではないであろう もう神頼みの域なんですよ -- 2025-05-09 (金) 08:40:53
      • なんていうか考え方が見当違いなんですよね。低開発率装備は急に必要となったら資材が万単位溶けるのは普通なんです。46砲だってそう。だからデイリーの枠でコツコツ開発レシピを回して出てきたらラッキーをずっと溜め込むんです。資材なんてどうせ遠征してれば増えるんだし、在庫払底するまで開発回せ回せ~ -- 2025-05-09 (金) 09:05:37
      • 1万の消費なら1回60で回して約160回分、単純に96%で1つは出る。1つも出ないとか話盛ってない?仮に事実だとしても1つも出ない状況が続くことはそうそうないから、3万で約80%の人が、4万なら95%の人が8個揃うよ。計算ミスってたらスマンけどなw -- 2025-05-10 (土) 12:26:14
  • 新人提督として試製烈風や紫電改二が欲しい身としてはまだ6-4すら遠い2-3時点でこれを開発で手に入れてもな…出てない提督におすそ分けしてあげたい… -- 2025-05-07 (水) 17:59:22
    • 紫電改二が足りてない人は開発途中で基本的にこっちの方が先に揃うから心配しなくていいよ。屠龍開発する時にもこれ出るし。むしろ紫電開発の方が沼。 -- 2025-05-07 (水) 19:19:40
  • 丁度★8の紫電改二があったと思ったら、十周年記念任務の選択報酬だったのね・・・。これだから報酬で勲章選ぶのってつくづく罠だと思うわ。 -- 2025-05-08 (木) 21:44:23
    • ミス。何で間違えて紫電一一型のトコに書き込んだんだろ・・・・・・ -- 2025-05-08 (木) 21:50:26
  • 震電任務と、去年の改ニ星7を改四へ更新するために 改ニ目当ての開発で副産物として出たこれが、3ページ分もあった…  -- 2025-05-09 (金) 02:13:48
  • やっぱ紫電改二の副産物で所持してて人がいるね自分もそう -- 2025-05-09 (金) 09:59:27
  • 艦載と勘違いして、1個も無い!と思って開発したら、局戦だったでござる・・・。 -- 2025-05-10 (土) 00:22:36
  • 全然でないなぁ、ウィークリー任務とかで配ってくれんかな -- 2025-05-10 (土) 12:02:19
  • 20/20/10/70のコマで釘100個消費して1機。失敗分も含めるとかなりの回数回すことになるしとてつもなく確率が低い -- 2025-05-11 (日) 14:32:28
    • なぜボーキ70? -- 2025-05-12 (月) 09:49:33
      • ボーキ70は紫電改二狙いのレシピで紫電一一型も出る -- 2025-05-12 (月) 20:02:12
  • 強風に使って1期もないから回してみたが1万ちょいつかって2個しか出んかった。なぁにこれぇ? -- 2025-05-12 (月) 09:37:42
  • 最低レシピがお得と思ったが、ここまで出ないものなのね。これだと陸攻狙い兼ねた240/260/10/261の方が消費資源増えても釘は節約できるかもしれんね -- 2025-05-12 (月) 22:38:13

*1 戦闘詳報x1、熟練搭乗員x4が必要
*2 隼II型→隼III型甲では新型航空兵装資材を1個使用する。やはり陸軍機だからか?
*3 1スロ当たり
*4 2022/12/06開発解禁
*5 2017/12/11追加
*6 2022/12/06追加
*7 雷電と東海は入手手段が限られ、本装備は現在では開発可である。現状、本装備を選ぶ理由は無いだろう。
*8 後に無理があることが分かり、結果として改設計の上新造されることとなった。
*9 信用できるマスコミの情報ではないため
*10 着陸どころか離陸滑走中にボッキリ折れたこともある
*11 その前から米潜水艦による狼群戦法でも痛手をこうむり、船団を組んで対抗を強いられて居たのだが、船団となると逆に「空襲の良い的」になってしまった為である。さらに45年1月には南シナ海に機動部隊まで侵入するようになってしまった。