このページでは、2020/01現在、烈風改という装備名で実装されている局地戦闘機について解説しています。
かつて烈風改という名称だった艦上戦闘機についてご覧になりたい方は、烈風 一一型のページをご利用ください。
No.333 | ||||
---|---|---|---|---|
烈風改 | 局地戦闘機 | |||
装備ステータス | ||||
火力 | 雷装 | |||
爆装 | 対空 | +10 | ||
対潜 | 索敵 | |||
対爆 | +6 | 迎撃 | +2 | |
戦闘行動半径 | 4 | 装甲 | +1 | |
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
開発不可、改修不可、入手方法 基地航空隊にのみ装備可能 | ||||
名機「零戦」の後継機として開発された、最新鋭艦上戦闘機「烈風」。 同機をベースに高高度で重爆を邀撃するために排気タービン過給器、そして30mm機銃を斜め銃含めて計6挺を装備した、 圧倒的火力を持つ重武装局地戦闘機として開発が進められていたのが、本機「烈風改」です。 幻の翼を、提督の航空隊に! |
ゲームにおいて
- 2019年春イベント『発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」』において実装された【局地戦闘機】。
- かつては艦上戦闘機に「烈風改」という装備名で実装されていたものが存在したが、2019年3月8日アップデートで名称が「烈風 一一型」に変更されている。
もちろん、本装備とは別物である。 - 同イベントで本機の艦載型と思われる烈風改(試製艦載型)やその改良型と思しき烈風改二も実装されている。
- かつては艦上戦闘機に「烈風改」という装備名で実装されていたものが存在したが、2019年3月8日アップデートで名称が「烈風 一一型」に変更されている。
- 詳しい使用方法は基地航空隊を参照。
性能比較表(装備最大値/局戦・陸戦早見表/テーブルより転送)
No | 名称 | 火力 | 対空 | 索敵 | 対爆 | 迎撃 | 装甲 | 対空値 (出撃時) | 対空値 (防空時) | 戦闘行動半径 | 配置コスト | ボーキ 消費*3 | 入手方法 | 改修 | 備考 | 追加 |
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175 | 雷電 | 6 | 5 | 2 | 9 | 18 | 2 | 6 | 108 | 任務、イベント、ランキング | ◯ | 編集 | ||||
201 | 紫電一一型 | 8 | 1 | 1 | 1 | 9.5 | 11 | 3 | 6 | 108 | 任務、ランキング、開発 | ◯ | 編集 | |||
202 | 紫電二一型 紫電改 | 9 | 1 | 3 | 2 | 13.5 | 14 | 4 | 6 | 108 | 改修、ランキング | - | 編集 | |||
263 | 紫電改(三四三空) 戦闘301 | 11 | 2 | 4 | 2 | 17 | 19 | 4 | 6 | 108 | 改修、イベント | - | 編集 | |||
264 | 紫電改(三四三空) 戦闘701 | 11 | 2 | 4 | 2 | 17 | 19 | 4 | 6 | 108 | イベント | △ | 編集 | |||
265 | 紫電改(三四三空) 戦闘407 | 11 | 2 | 4 | 2 | 17 | 19 | 4 | 6 | 108 | イベント | △ | 編集 | |||
333 | 烈風改 | 10 | 6 | 2 | 1 | 13 | 24 | 4 | 9 | 162 | イベント | - | 編集 | |||
334 | 烈風改(三五二空/熟練) | 11 | 7 | 3 | 1 | 15.5 | 28 | 4 | 9 | 162 | イベント | - | 編集 | |||
350 | Me163B | 2 | 9 | 2 | 20 | 1 | 4 | 72 | イベント、ランキング | - | 高高度局戦 | 編集 | ||||
351 | 試製 秋水 | 2 | 8 | 2 | 18 | 1 | 4 | 72 | 任務、イベント、ランキング | - | 高高度局戦 | 編集 | ||||
352 | 秋水 | 3 | 9 | 3 | 21 | 1 | 4 | 72 | イベント、ランキング | - | 高高度局戦 | 編集 | ||||
354 | Fw190 D-9 | 2 | 12 | 3 | 3 | 16.5 | 21 | 3 | 8 | 144 | イベント | - | 編集 | |||
418 | 零式艦戦22型(251空) | 12 | 1 | 1 | 3 | 16.5 | 17 | 7 | 4 | 72 | イベント | △ | 編集 | |||
416 | 零式艦戦21型(台南空) | 11 | 1 | 1 | 3 | 15.5 | 16 | 7 | 4 | 72 | イベント | △ | 編集 | |||
417 | 零式艦戦32型(台南空) | 12 | 1 | 1 | 4 | 18 | 18 | 5 | 4 | 72 | イベント | △ | 編集 | |||
516 | Me 262 A-1a/R1 | 15 | 6 | 1 | 16.5 | 28 | 3 | 13 | 234 | イベント | - | 爆装+3 | 編集 | |||
546 | 試製 震電(局地戦闘機) | 14 | 5 | 4 | 20 | 28 | 2 | 9 | 162 | ランキング | - | 編集 | ||||
176 | 三式戦 飛燕 | 8 | 1 | 3 | 12.5 | 13 | 3 | 7 | 126 | 任務、イベント | ◯ | 編集 | ||||
177 | 三式戦 飛燕(飛行第244戦隊) | 9 | 3 | 4 | 15 | 19 | 4 | 7 | 126 | イベント、ランキング、改修 | △ | 編集 | ||||
185 | 三式戦 飛燕一型丁 | 9 | 2 | 3 | 13.5 | 16 | 4 | 7 | 126 | 改修、イベント、ランキング | ◯ | 編集 | ||||
218 | 四式戦 疾風 | 10 | 1 | 1 | 11.5 | 13 | 5 | 7 | 126 | イベント | △ | 編集 | ||||
221 | 一式戦 隼II型 | 6 | 2 | 9 | 8 | 6 | 4 | 72 | 任務、イベント、ランキング、開発 | ◯ | 編集 | |||||
222 | 一式戦 隼III型甲 | 1 | 7 | 1 | 3 | 11.5 | 12 | 6 | 4 | 72 | 改修、イベント、ランキング | ◯ | 編集 | |||
223 | 一式戦 隼III型甲(54戦隊) | 2 | 8 | 1 | 1 | 3 | 12.5 | 13 | 7 | 4 | 72 | イベント、ランキング | - | 編集 | ||
225 | 一式戦 隼II型(64戦隊) | 1 | 11 | 1 | 1 | 5 | 18.5 | 18 | 7 | 4 | 72 | イベント、ランキング | - | 編集 | ||
250 | Spitfire Mk.I | 1 | 7 | 2 | 1 | 8.5 | 12 | 4 | 5 | 90 | 任務、イベント、開発 | ◯ | 編集 | |||
251 | Spitfire Mk.V | 1 | 9 | 3 | 2 | 12 | 17 | 5 | 5 | 90 | 改修、イベント | ◯ | 編集 | |||
253 | Spitfire Mk.IX(熟練) | 1 | 10 | 2 | 4 | 16 | 18 | 4 | 6 | 108 | イベント | - | 編集 | |||
445 | 二式複戦 屠龍 | 3 | 4 | 1 | 1 | 4.5 | 12 | 3 | 8 | 144 | 開発 | ◯ | 編集 | |||
446 | 二式複戦 屠龍 丙型 | 3 | 6 | 2 | 2 | 6 | 17 | 3 | 9 | 162 | 改修 | ◯ | 編集 | |||
452 | キ96 | 5 | 5 | 4 | 2 | 11 | 19 | 3 | 10 | 180 | イベント、改修 | ◯ | 編集 |
入手方法について
- 2019年 春イベント『発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」』E-1 甲・乙・丙作戦 突破報酬
小ネタ
- 高高度要撃用に開発が進められていた烈風ベースの機体が元ネタと思われる。
- 以前に同名の装備として『烈風改』(現在の『烈風 一一型』)が存在したためややこしくなっているが、こちらはA7M3-Jと呼ばれる局地戦闘機仕様の烈風である。
艦これの世界では主力戦闘機として空を駆け巡っている烈風だが、現実世界では紆余曲折あったために様々な派生型が考案された。詳しくは『試製烈風 後期型』もしくは『烈風 一一型』を参照。 - このA7M3-Jは『烈風 一一型』とは異なり、当初から局地戦闘機として開発された。もっと厳密に言うならば、A7M2試作三号機までは艦上戦闘機、それ以降は空母機動部隊が壊滅状態だったので局地戦闘機として変更された経緯がある。
- A7M2の高性能さに目をつけた海軍は高高度性能が良い「ハ四三」-五一型に換装した局地戦闘機バージョンを作ることになった。これが堀越二郎技師の著書である『零戦』において『A7M3烈風性能向上型』として紹介されている機体である。
- しかし、この『烈風改』はその『A7M3烈風性能向上型』ではない。
- 時は遡って昭和19年2月、A7M1の開発に苦戦していたころ、艦上機と並行し高高度迎撃用局地戦闘機として、烈風ベースの航空機を開発することとなった。これが本装備『烈風改』である。
- B-29の完成が間近であることを察知した海軍は新型局地戦闘機を開発したかったが、新規に設計をするのでは配備に時間がかかることは明らかでB-29の対抗策とはなりえない。
- また、高高度は空気が薄いため、航空機の性能を上げるためには過給機を積んだ大型エンジンが必要となる。そのため既に試作されていた機体の中から大型で余裕のある機体を選抜することとなった。そこで白羽の矢が立ったのが烈風であった。
- 発動機は4つ上がった候補のうちからフルカン式過給器仕様の『ハ43-21 (MK9B)』が選ばれた。だが昭和19年7月に開発が遅れていたMK9Bに変わって『ハ43-11”ル” (MK9A)』…つまり排気タービン過給に変更され計画の迷走が始まった。この時正規状態で翼内機銃に30mm4丁、過荷重で斜め銃追加2丁、最大速度は高度10000mで342ノット、10000mまでの上昇時間18分15秒、航続距離は烈風と同等と変更になった。これは小規模の改造で迎撃戦闘機を短時間で取得するという当初の構想を覆すものであり、艦上機版烈風からは操縦席や主翼の一部程度しか設計流用しておらず機体はほぼ新規設計することになり、指定期日までの完成は不可能になった。
- 昼間戦闘機の斜銃は、斜銃にこだわる小園安名中佐が雷電と零戦五二型にもつけたが、雷電で使いこなせたのは赤松中尉だけで、重量増加でパイロットに大不評で取り外され、零夜戦のほうは昭和20年5月の帝都防空で大きな戦果を挙げるが、少数しか製造されず消耗した。まあ、本来は夜間に目視が難しい状態で敵爆撃機の真下に潜り込んで撃つものなので容易に視認される昼間戦闘機に付けても仕方ないのであまり向いていなかった。
- 烈風に比べ、排気タービンや中間冷却器、斜銃といった艤装が追加されたため、全長は1m弱伸ばされている。
- 中間冷却器のインテークが機首側面に追加されており、わかりやすい烈風との相違点である。
- 9月に計画要求審議会、10月に計画要求補足審議会が開かれて細かい仕様も決定し、それに基づき設計が開始され11月には基礎設計が終わり15日に承認されそれから3回に渡って木型審査が行われ、20年2月末には図面が完成した。
- 昭和20年3月より一号機の製作が始まったもの、空襲で現図や治具が破壊され疎開先の松本工場で10月の完成を目指していたものの、当時の状況では不可能であったろうとのことである。
- ちなみにこの時もう一つ候補に挙がったのが『雷電』である。同じ堀越二郎技師の設計で、艦これでは仲良く高性能な局地戦闘機として肩を並べている。姉妹機の同時配備かッ…胸が熱いな!
- 烈風改は重武装の他にアメリカ機の13mm機銃弾に対応する防弾装備を要求され、重量が大幅に増大し計画通りの性能は出ないことは確実であった。極めて異例なことであるが計画書に堀越二郎氏は地上攻撃機にでも使えばいいと書き殴ったのであった。
- (要約)エンジンがろくでもないのに海軍が押し付けた武装と航続力の無茶振りがたたって肥大化した烈風は失敗に終わっちまったぜ。今度の烈風改なんざさらにひでーもんだ。海軍の要求は単発で双発戦闘機並の火力と相変わらず無茶な航続力を出すこと。だがエンジン出力は大して伸びないまま。翼面荷重も馬力荷重も高高度戦闘機にするには致命的だしどうせろくなもんにゃならんだろうが、その火力を使って爆撃機相手に立ち回るぐらいなら使えそうだし、地上襲撃もできるだろうさ。エンジン二基使うよりは安上がりだろうし、大層経済的な機体にはなるんじゃね?(注:当然、痛烈な皮肉である)
- 中間冷却器のインテークが機首側面に追加されており、わかりやすい烈風との相違点である。
- 以上を読んでもらえれば分かると思うが戦争末期の切羽詰まった状況によって考案された機体である。
- 排気タービンの追加、機銃の換装、及び追加により重量は180Kg近くの増加が見込まれエンジンの出力は据え置きのままである。
そのため高度性能が向上しても大幅な機体性能の低下は避けられなかったであろう。実際にどうなったかは分からないのだが、参考までに陸軍の試作高高度戦闘機であるキ100-Ⅱの例を挙げると1500hpのハ112-Ⅱに高高度用の排気タービンを追加して機体重量はキ100-Ⅰより150kgほど増えたので低空では性能が下がったが高高度ではかなりの性能向上を果たしている。ある意味低空性能と高高度性能はトレードオフの関係であるのも考慮する必要がある。 - また30mmの斜銃に関しては彩雲や彗星で試験が行われているのだがいずれも多大な反動が発生し、彗星に至っては機体に破損まで発生してしまっており採用が断念されてしまっている。なので実戦投入された夜間戦闘機の斜銃は全て20mm。さらに言えば先述の通り斜銃は昼間戦闘においては一部のエースや夜戦以外では効力を発揮しておらず、実戦でのフィードバックや設計思想ともイマイチ合致していない武装である。末期だったからね、仕方ないね
- 設計者もどうせ双発戦闘機程度にしか使えないんじゃないの、と書いているが「それを製造が簡便な単発機でこなせる」んであるなら末期の日本軍にとってはやっぱり喉から手が出るほどほしい性能である。特攻機の開発たけなわの昭和20年に陸軍が川崎に発注したキ119襲撃機は結局、エンジン生産が逼迫する中で急降下爆撃と雷撃をこなせる単発機が無いと作戦できないということで要求されているのだ。要はもう飛龍なんか作ってる場合じゃないけど代用品がお安く欲しいぞ、と
- 排気タービンの追加、機銃の換装、及び追加により重量は180Kg近くの増加が見込まれエンジンの出力は据え置きのままである。
- 以上のようにこの局戦『烈風改』は完全に未成機である。なお二五番2発、六番または三番爆弾4発を搭載可能であり、ロケット弾の搭載も予定されていた。
- また、略符号のおかげでかえって勘違いされるが「A7M1」→「A7M2」→「A7M3」→「A7M3-J」と開発されたわけではなく、「A7M1」→「A7M2」→「A7M3」と、「A7M1」→「A7M3-J」の二路線で開発されている。要するに分岐点は「A7M1」こと試製烈風から。提督諸氏は注意されたし。
そもそも運営がややこしい装備名つけるから…よく勘違いされていて悲しいです。この小ネタを読んで理解していただけたら提督冥利に尽きます。
- また、略符号のおかげでかえって勘違いされるが「A7M1」→「A7M2」→「A7M3」→「A7M3-J」と開発されたわけではなく、「A7M1」→「A7M2」→「A7M3」と、「A7M1」→「A7M3-J」の二路線で開発されている。要するに分岐点は「A7M1」こと試製烈風から。提督諸氏は注意されたし。
- 敗戦後の機密処分もあって長らく設計図は存在しない(外観図等は見つかっていた)と考えられていたが、平成25年に親族が群馬県藤岡市に寄贈した資料の中から発見された。死後に家族や親族が重要性を知らず、大切な本や書類が廃棄されるというニュースも多い中、大変喜ばしい話である。
- 19年春イベ前に行われた某イベントに配備?された「1/1原寸大『烈風改(A7M3J)』」も、この図面あってのもの…なのかも知れない。
- なおご存知の方もいるように、機種変更がなされた場合の略符号は元の機種符号のあとにハイフンを付けたうえで変更後の機種種別符号をつける。このため艦上戦闘機(A)から局地戦闘機(J)に変わっている烈風改の場合、元形式の「A7M3」のあとに「-J」と付け「A7M3-J」となる。なので「A7M3J」とやってしまうとこれは間違い。
つまり落ち度案件
- なおご存知の方もいるように、機種変更がなされた場合の略符号は元の機種符号のあとにハイフンを付けたうえで変更後の機種種別符号をつける。このため艦上戦闘機(A)から局地戦闘機(J)に変わっている烈風改の場合、元形式の「A7M3」のあとに「-J」と付け「A7M3-J」となる。なので「A7M3J」とやってしまうとこれは間違い。
- 19年春イベ前に行われた某イベントに配備?された「1/1原寸大『烈風改(A7M3J)』」も、この図面あってのもの…なのかも知れない。
この装備についてのコメント
No.053 | ||||
---|---|---|---|---|
烈風改 | 艦上戦闘機 | |||
装備ステータス | ||||
火力 | 雷装 | |||
爆装 | 対空 | +12 | ||
対潜 | 索敵 | |||
命中 | 回避 | |||
戦闘行動半径 | 5 | |||
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
開発不可、改修不可 2014年4月イベント E-1クリア報酬 2015年4月作戦ランキング褒賞 2016年7月、10月作戦ランキング褒賞 任務「戦闘機隊戦力の拡充」選択報酬 | ||||
名機「零戦」の後継機として開発された最新鋭艦上戦闘機「烈風」。その性能向上型が「烈風改」です。 レシプロ艦上戦闘機として、究極の領域まで高められた秘めた戦闘能力を、提督の艦隊の防空や制空でぜひ発揮させてくださいね。 最近、数十年の時を越えて、設計図が発見されたニュースもありました! |
ゲームにおいて
- 2014年春イベント「索敵機、発艦始め!」E1クリア報酬として実装された艦上戦闘機。烈風の上位互換。純粋な対空力ではトップクラス。
- 実装から1年を経て、2015年4月作戦1~20位のランカー報酬として配布された。震電改と同じ道を辿ることは無かったようである
- 更に1年経った2016年7月作戦では1~500位までと幅広い範囲で配布された。
これに伴い、上記配布以降に開設された柱島泊地サーバにも烈風改所持者が登場する。 - なんと2016年10月作戦でも1~500位までと幅広い範囲で配布された。
- ちなみに、烈風改以上の性能を誇る震電改はイベント配布後何年経っても開発落ちはおろか、ランカー報酬としての配布もしていない。
- その後4年と半年後まさかの任務の選択報酬にて実装。対空12クラスの戦闘機は改修無しでも貴重なのでもらっておいて損は無いだろう。
- 性能面を見ると赤城改の32機スロの烈風改と加賀改の46機スロの烈風の制空値が同じになるくらいの高性能ぶり。
- 加賀改の46スロに乗せると、制空値は81、烈風は67。熟練度MAXにすると、制空値106と無印震電改を突破できる。
- ただし制空値については、艦載機熟練度システム実装により熟練度の寄与がかなり大きくなったため、本装備の有無で明暗を分けることはあまりなく、以前よりも重要度は下がっている。
- とはいえ縛りのきついイベント高難度海域等でギリギリの値を要求され、この装備のおかげで装備幅が広がることも侭ある。
- 対空ボーナス値は2.4とあの42号対空電探と同じ数値を誇る。
- 貴重品なので轟沈や廃棄で失わないように注意が必要。
- 2014年春イベントでは何故か搭載した艦娘を轟沈させている事態が多数報告されている。慢心してはいけない。
- 2014年10月のアップデートで装備ロックが実装。最優先でロック。
- 烈風(六〇一空)がSホロ背景に対してこれはホロ背景止まり。
震電改同様実装時期の問題か - 余談だが、烈風改の装備Noである53番は、紫電改二や震電改、その後先行実装された装備より若い。
これは2013年5月にはデータ上には存在していたが、実装が2014年春まで遅れたということだろう。
以下性能比較表(装備最大値/艦戦上位早見表/テーブルより転送)
装備名 | 対空 | 対潜 | 索敵 | 命中 | 回避 | 火力 | 装甲 | 半径 | 国籍 | 入手方法 | 改修 | 備考 | 追加 |
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震電改 | 15 | 2 | 日 | 任務、イベント | - | 編集 | |||||||
試製 陣風 | 13 | 1 | 1 | 5 | 日 | ランキング、イベント | - | 一部日本艦に装備ボーナス | 編集 | ||||
烈風改二 | 13 | 2 | 1 | 1 | 5 | 日 | イベント | - | 一航戦に装備ボーナス | 編集 | |||
烈風改二戊型(一航戦/熟練) | 12 | 1 | 3 | 2 | 6 | 日 | イベント | - | 夜戦、一航戦に装備ボーナス | 編集 | |||
烈風改二戊型 | 11 | 1 | 2 | 2 | 5 | 日 | イベント | - | 夜戦、一航戦に装備ボーナス | 編集 | |||
烈風 一一型 | 12 | 5 | 日 | 任務、イベント、ランキング | - | 編集 | |||||||
烈風(六〇一空) | 11 | 1 | 2 | 5 | 日 | 任務、イベント、ランキング | △ | 編集 | |||||
烈風改(試製艦載型) | 10 | 2 | 3 | 1 | 1 | 4 | 日 | イベント | - | 一航戦に装備ボーナス | 編集 | ||
試製烈風 後期型 | 10 | 5 | 日 | 開発、初期装備 | - | 編集 | |||||||
紫電改四 | 10 | 1 | 3 | 1 | 4 | 日 | イベント、ランキング、改修 | ◯ | 鈴谷航改二、熊野航改二、龍鳳改二戊/改二に装備ボーナス | 編集 | |||
紫電改二 | 9 | 3 | 3 | 日 | 開発、任務 | ◯ | 編集 | ||||||
零式艦戦64型(制空戦闘機仕様) | 9 | 1 | 1 | 3 | 1 | 5 | 日 | 任務 | ◯ | 鳳翔改二/戦、龍鳳改二/戊に装備ボーナス | 編集 | ||
零式艦戦53型(岩本隊) | 12 | 3 | 2 | 4 | 6 | 日 | 任務 | ◯ | 編集 | ||||
零戦52型丙(付岩井小隊) | 10 | 1 | 1 | 2 | 6 | 日 | 任務 | ◯ | 編集 | ||||
零戦52型丙(八幡部隊) | 10 | 1 | 1 | 1 | 6 | 日 | イベント | △ | 編集 | ||||
零戦52型丙(六〇一空) | 9 | 1 | 1 | 6 | 日 | 初期装備、任務、ランキング | ◯ | 編集 | |||||
零式艦戦52型(熟練) | 9 | 1 | 1 | 2 | 6 | 日 | 任務 | ◯ | 編集 | ||||
零式艦戦32型(熟練) | 8 | 1 | 4 | 5 | 日 | 改修、任務 | ◯ | 編集 | |||||
零戦21型(付岩本小隊) | 9 | 1 | 1 | 3 | 7 | 日 | 任務 | △ | 編集 | ||||
零式艦戦21型(熟練) | 8 | 1 | 2 | 2 | 7 | 日 | 初期装備、任務 | ◯ | 編集 | ||||
Fw190 A-5改(熟練) | 11 | 1 | 3 | 2 | 4 | 独 | イベント | - | 編集 | ||||
Fw190T改 | 10 | 2 | 2 | 3 | 独 | 初期装備、イベント | - | 編集 | |||||
Bf109T改 | 8 | 4 | 1 | 2 | 独 | 初期装備、イベント、任務 | - | 編集 | |||||
Re.2005 改 | 11 | 3 | 1 | 3 | 伊 | イベント、改修 | - | Aquila、Graf Zeppelinに装備ボーナス | 編集 | ||||
Re.2001 OR改 | 6 | 2 | 3 | 4 | 伊 | 初期装備、ランキング | ◯ | Aquilaに装備ボーナス | 編集 | ||||
XF5U | 12 | 1 | 2 | 4 | 米 | イベント、ランキング | - | Intrepid、Saratoga、Gambier Bay、Hornet、加賀に装備ボーナス | 編集 | ||||
FR-1 Fireball | 11 | 1 | 3 | 2 | 5 | 米 | 任務 | - | 米英空母に装備ボーナス | 編集 | |||
F6F-5N | 10 | 5 | 3 | 3 | 3 | 5 | 米 | 任務、ランキング | - | 夜戦 | 編集 | ||
F6F-5 | 10 | 1 | 1 | 3 | 1 | 5 | 米 | 改修、ランキング | ◯ | 編集 | |||
F6F-3N | 8 | 4 | 2 | 2 | 3 | 5 | 米 | 任務、ランキング | - | 夜戦 | 編集 | ||
F6F-3 | 8 | 1 | 1 | 2 | 1 | 5 | 米 | 初期装備、改修、任務、ランキング | ◯ | 編集 | |||
F4U-2 Night Corsair | 9 | 5 | 2 | 1 | 2 | 1 | 6 | 米 | イベント、ランキング | △ | 夜戦、米英空母に装備ボーナス | 編集 | |
Corsair Mk.II(Ace) | 11 | 2 | 2 | 2 | 2 | 6 | 英 | イベント | △ | 米英空母に装備ボーナス | 編集 | ||
Corsair Mk.II | 10 | 1 | 1 | 1 | 6 | 英 | ランキング、初期装備 | △ | 米英空母に装備ボーナス | 編集 | |||
Seafire Mk.III改 | 9 | 1 | 2 | 1 | 1 | 4 | 英 | イベント、改修 | - | 編集 |
- 装備ボーナスの詳細は個別装備ページを参照のこと
小ネタ
- 『烈風改』というのは『紫電改二』同様あくまで俗称であるが、こう呼ばれた機体はいくつか存在する。
- 『誉』からハ43に換装したA7M2(仮称烈風一一型)。戦後一般的に烈風とされる機体だが、当時は『流星改』に準じてこう呼ばれることもあった。
- 発動機を排気タービン過給器装備のハ43-11型に換装、武装を翼内30mm機銃×4、胴体斜め銃30mm機銃×2(過加重装備。正規では胴体の斜め銃2丁は積まない。)に強化した高高度局地戦闘機(というかB-29迎撃専用機)A7M3-J。
- ハ43の過給器を三速式に変え、翼内機銃を2丁増設、燃料タンクを自動防漏式とし、さらに操縦者後方に防弾ガラスを追加した性能向上型A7M3。
- このうち「艦これ」に登場するのは二番目のものと思われる。
- A7M3-Jはしかしまったくのペーパープランのみで終わり、実機が製作されることはなかった。
排気タービン装備と武装強化で大幅な設計改造が必要になり、また満足な性能が得られないと考えられたためである。
- A7M3-Jはしかしまったくのペーパープランのみで終わり、実機が製作されることはなかった。
- ちなみに、どれを選んだとしても空母運用艤装をもっていないため、艦上機として運用できない。
- 図鑑にもある通り、2013年3月に堀越二郎氏の親戚宅で設計図が発見されている。
- 主翼にある「空技廠」は海軍航空技術廠の略で『彗星』『銀河』などを開発した海軍の部署。
帝国海軍の航空技術に関する研究開発と試作機の試験を行っていた機関の一つ。
実際には横須賀、広島、長崎の3ヵ所があったが、単に「空技廠」と呼ぶ場合は通常横須賀空技廠を指す。「横空」とも。
研究開発を専門としていたため、高性能だが生産性を無視したピーキーな設計にすることが多く製造を担当したメーカーの負担になったという(空技廠自体は量産能力は持たない)
(『彗星』など、量産に当たっては担当の愛知飛行機で400箇所以上の設計変更が実施されたという)。- 当時の責任者である和田中将の強烈な個性と相まって、海軍の航空技術と航空行政の行く末に対して多大な影響を与えた。
- なお陸軍における該当する部署は「陸軍航空工廠」だが、こちらは小規模ながら量産能力を持つ反面、実用機の開発はほとんど行っていなかった(皆無ではない)。
- 尾翼に描かれている352-20は
横須賀空技廠のコードレターで、実際には局地戦闘機『雷電』の番号。- 大村基地の第352航空隊所属、有名な二本電光マークの機体である。
の艦上戦闘機の文字色は赤より緑の方が良くないですか? -- 2019-09-13 (金) 09:09:36