零戦52型丙(付岩井小隊)

Cached: 2024-12-19 15:43:56 Last-modified: 2024-12-06 (金) 21:01:14
No.153
weapon153.png零戦52型丙(付岩井小隊)艦上戦闘機
装備ステータス
火力雷装
爆装対空+10
対潜索敵+1
命中+1回避+2
戦闘行動半径6
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発不可、改修可
機種転換任務報酬
巧みな操縦技術を持つ岩井小隊長を擁する「零式艦上戦闘機52型丙」装備の艦戦隊です。
「52型丙」では、敵新型機に対抗するため、火力及び防御力が強化されました。
その分機動性は若干低下していますが、熟練搭乗員の巧みな操縦技術でカバーします。

ゲームにおいて

  • 2015年10月30日のアップデートで実装。同日実装された「艦戦」隊の再編成任務で錬度>>(max)の零式艦戦52型(熟練)から機種転換可能。
    • この際零戦52型丙(六〇一空)を1つ廃棄することが要求される。雲龍型改の初期装備だが、同日実装された別の任務でも1つ入手可能。
      誤廃棄や零式艦戦52型(熟練)をロックしていたことによる転換ミスに注意。
    • また、岩本小隊などと平行して熟練度を上げている場合、零戦52型丙(六〇一空)のすぐ下に岩本小隊が来るので、こちらの誤廃棄も注意。
      気になるのなら、関係のある艦戦以外は全てロックしてから機種転換するといいだろう。

  • 性能については試製烈風 後期型の上位互換品であり、対空値同一に回避、命中等付加性能がついている。一方、同時に実装された岩本隊2種と比較した時は下位互換となる。
  • 他の零式艦戦と同様、本装備も装備改修に対応しており、最大まで改修することで烈風 一一型の上位互換品にまで成長する。
    こうなると誰でも入手可能な艦戦の中ではNo.3*2の対空性能を誇る装備となり、戦闘行動半径の長さと合わせていろいろとお世話になる装備のひとつとなる。
    • 2017年9月12日に性能差が本装備より火力と回避が+1、行動範囲が-1かつ量産可能なF6F-5が本実装されたため、改修後に対空12となる艦戦が作れるようになった。
      • F6F-5と本装備を性能面で単純比較した時、艦載機としてはF6F-5が、基地航空隊での運用では本装備がより優れている*3
      • ただしF6F-5を改修で★maxにするためには、莫大な改修資材を必要とするため、大量生産は困難である*4*5。そのため、本装備を艦載機として現役投入することも選択肢として依然あり得るだろう。
    • 改修コストをより低く抑えたいならば零式艦戦21型を最大まで改修し、これを元にして各種機種転換任務を行うとよい。
      熟練搭乗員を消費するかわりに改修資材を14個以上節約できる*6*7

  • ここから更なる機種転換任務零戦62型(爆戦/岩井隊)に転換できる。機種転換により艦戦から爆戦になるため運用方法が全く変わる点に注意。
    爆戦の詳細な運用方法については零戦62型(爆戦/岩井隊)のページを参照のこと。
    • 今までの機種転換任務は完全上位互換になるものが多かったが、この機種転換では最高の対空値を持つ爆戦と引き換えに有力な艦戦を一つ失うことになる。
      自艦隊の運営方針や装備の充実度を踏まえ、機種転換任務を実行するかどうか判断しよう。

以下性能比較表(装備最大値/艦戦上位早見表/テーブルより転送)

長いので折りたたんでいます
装備名対空対潜索敵命中回避火力装甲半径国籍入手方法改修備考追加
震電改152任務、イベント-編集
試製 陣風13115ランキング、イベント-一部日本艦に装備ボーナス編集
烈風改二132115イベント-一航戦に装備ボーナス編集
烈風改二戊型(一航戦/熟練)121326イベント-夜戦、一航戦に装備ボーナス編集
烈風改二戊型111225イベント-夜戦、一航戦に装備ボーナス編集
烈風 一一型125任務、イベント、ランキング-編集
烈風(六〇一空)11125任務、イベント、ランキング編集
烈風改(試製艦載型)1023114イベント-一航戦に装備ボーナス編集
試製烈風 後期型105開発、初期装備-編集
紫電改四101314イベント、ランキング、改修鈴谷航改二熊野航改二龍鳳改二戊/改二に装備ボーナス編集
紫電改二933開発、任務編集
零式艦戦64型(制空戦闘機仕様)911315任務鳳翔改二/龍鳳改二/に装備ボーナス編集
零式艦戦53型(岩本隊)123246任務編集
零戦52型丙(付岩井小隊)101126任務編集
零戦52型丙(八幡部隊)101116イベント編集
零戦52型丙(六〇一空)9116初期任務、ランキング編集
零式艦戦52型(熟練)91126任務編集
零式艦戦32型(熟練)8145改修任務編集
零戦21型(付岩本小隊)91137任務編集
零式艦戦21型(熟練)81227初期装備任務編集
Fw190 A-5改(熟練)111324イベント-編集
Fw190T改10223初期装備、イベント-編集
Bf109T改8412初期装備、イベント、任務-編集
Re.2005 改11313イベント、改修-AquilaGraf Zeppelinに装備ボーナス編集
Re.2001 OR改6234初期装備、ランキングAquilaに装備ボーナス編集
XF5U12124イベント、ランキング-IntrepidSaratogaGambier BayHornet加賀に装備ボーナス編集
FR-1 Fireball111325任務-米英空母に装備ボーナス編集
F6F-5N1053335任務、ランキング-夜戦編集
F6F-51011315改修、ランキング編集
F6F-3N842235任務、ランキング-夜戦編集
F6F-3811215初期装備、改修、、ランキング編集
F4U-2 Night Corsair9521216イベント、ランキング夜戦、米英空母に装備ボーナス編集
Corsair Mk.II(Ace)1122226イベント米英空母に装備ボーナス編集
Corsair Mk.II101116ランキング、初期装備米英空母に装備ボーナス編集
Seafire Mk.III改912114イベント、改修-編集
  • 装備ボーナスの詳細は個別装備ページを参照のこと

小ネタ

  • 支那事変から大戦終戦まで戦い抜き、最後まで被弾しなかった無傷の「ゼロファイターゴッド」*8、岩井勉が所属する部隊という設定と思われる。
    岩井氏は大戦時に瑞鳳瑞鶴に乗組、航空母艦の戦闘機エースパイロットとして活躍した。
    彼は下士官*9、准士官*10、特務士官*11であり、史実では「岩井隊」と呼ばれる飛行隊は存在しない。
    「付岩井小隊」という表現はこの事実に基づくものであろう
    • ちなみに日本海軍航空隊における『小隊』は3機一組*12で、これは艦戦のみならず艦爆・艦攻・陸攻・局戦など全てに当てはまる。*13それらが小隊を数個にまとめた編隊を中隊と呼ぶ。小隊は、その中で最も階級が高い下士官・尉官が分隊士に任じられて小隊の指揮を取り、さらにその上の中隊長は尉官・佐官が指揮を取る。
    • 支那事変では岩井機含む零戦一一型13機が重慶爆撃の護衛として出撃、27機を撃墜する大戦果をあげる。
      これが零戦の初陣であり、同時に零戦の初戦果となった。この戦闘で岩井機も2機を撃墜する戦果をあげている。
    • 1942年11月、空母瑞鳳の戦闘機隊に配属。
      ガダルカナル島撤退援護やラエ陸軍輸送船団の護衛、い号作戦でのガダルカナル島、オロ湾、ポートモレスビーの攻撃など、多くの作戦で死闘を繰り広げた。
      その活躍と操縦技術から「ゼロファイターゴッド」との異名でも呼ばれていた。
    • 1944年8月に第六〇一海軍航空隊戦闘第一六一飛行隊へ異動し、レイテ沖海戦時に空母瑞鶴へ搭乗する。
      レイテ沖海戦では瑞鶴発艦後に敵戦闘機群の奇襲を受け、これを回避するものの瑞鶴から離れてしまい、主隊と分離してルソン島に不時着する。
      • 入手時の機種転換任務で零戦52型丙(六〇一空)を必要とするのはこのためと考えられる。もっとも、実際の使用機は52型、52型甲の可能性が高い。
      • 飛行隊長は翔鶴飛鷹で活躍した小林保平大尉。この装備は小林隊(付岩井小隊)と言えるかもしれない。*14
    • 瑞鶴が沈み、帰る部隊を失った岩井らはマニラから栗田艦隊の上空直衛に出動し、敵雷撃機2機を撃墜している。
      その後レイテ攻撃に参加した後に内地へ帰還、沖縄航空戦(菊水作戦)にも参加し、終戦を迎える。
      飛行時間2200時間、飛行回数3200回、着艦回数75回、被弾数ゼロ、総撃墜数は22機とも11機とも言われている。
  • 戦争を生き抜いた氏は、戦後は奈良県の食糧会社社長などを務め、2004年に85歳で亡くなった。
    著書に『空母零戦隊』があるほか、神立尚紀氏の『零戦最後の証言(2)』で詳細なインタビューを読むことが出来る。
    • 他のネームド艦載機の隊長たちは殆どが戦時中に戦死しており、生き延びた岩本徹三中尉も戦後早い時期に没している中で、
      21世紀まで存命だった岩井氏が登場するのは異例といえば異例である。

この装備についてのコメント

  • 烈風六〇一が改修できるようになったら転換するんだ(フラグ) -- 2020-05-04 (月) 21:44:50
  • 朝の演習で気付いたが、制空重視のために戦闘機隊改修maxのままで使ってきたのが無くなっている -- 2020-05-06 (水) 10:28:48
  • 岩本MAX、六〇一MAX、一一型、そしてコレが手元にあったところに、今回パンケーキを入手することができたので、思い切ってヴァクセンに更新しました。今までお世話になりました!そして今後も爆戦でよろしく! -- 2020-05-06 (水) 11:07:28
  • 対空11+相当の艦戦がこれと烈風601と53しかないから更新は躊躇するね。E4で撤退したコロラドイベもっとちゃんとやっておけばよかった。 -- 2020-05-10 (日) 21:38:32
    • 零戦52(熟練)★MAXをいくつか量産したほうが良いかも知れない -- 2020-05-10 (日) 22:11:05
    • サラを建造してF6F-5を量産すれば解決 -- 2020-05-11 (月) 00:59:01
    • 任務で烈風 一一型(対空12)がもらえる -- 2020-05-11 (月) 01:28:34
  • 今回のイベントで村田隊が追加配布された事だし、こっちも追加で出して欲しい。 機種転換で全く運用が違うのだから、2機目の需要は大きいはずだ。 -- 2020-07-23 (木) 17:42:19
  • パンケーキとるため機種転換します。長い間お世話になりました。 -- 2020-07-26 (日) 17:42:04
  • これも52熟練から機種転換したら岩本隊ルートの時みたいに改修度合い引き継がれるんでしたっけ?? -- 2021-04-07 (水) 08:47:41
    • せやで -- 2021-08-04 (水) 15:59:32
  • 烈風が未だに2機しかないもんで、機種転換できるのはいつになることやら -- 2021-12-13 (月) 12:26:18
  • 任務を放置し続けてたせいで苦節7年、やっと手に入った。でも練度上げたら機種転換する気。短い間ですがよろしくお願いします。 -- 2022-02-28 (月) 03:46:04
  • 岩本 601 一一 52熟練(一機)がいるから使用頻度自体は少し下がったとはいえやはり転換にはなかなか踏み出せない。 -- 2022-06-08 (水) 03:56:05
  • 今回のイベントで強力な爆戦が登場、完全な互換にならないけど艦戦のまま運用していくのもアリかもしれない -- 2022-09-22 (木) 09:44:16
  • 烈風改二,烈風六〇一ともに未入手かつ入手の目途が立ってないうえにF6F-5★maxを作る余力もないので岩井さんにはこのまま頑張ってもらいます.F4U-4が手に入ったから爆戦の仕事はそっちに押し付けることになりますが… -- 2022-10-26 (水) 11:38:46
  • これと岩本と間違えて出撃しちゃうときある -- 2023-09-17 (日) 18:51:20
  • 震電改2機、岩本、烈風一一、firebollと有力艦戦揃っては来たけどまだまだ手放せないな。F6F-5★max量産できるようにならんと・・・ -- 2024-01-08 (月) 06:30:48
    • そんなつもりはないんだろうけど、いつまでもいい続ける芸のようになってきてる -- 2024-01-08 (月) 08:23:04
  • 震電の二機目が入手できたし、ようやく爆戦に機種転換できる… -- 2024-01-22 (月) 03:08:44

*1 2017年12月11日より改修可となった
*2 No.1とNo.2はそれぞれ改修済みの零戦53型(岩本隊)と烈風(六○一空)である
*3 ※2017年9月17日現在、基地航空隊において回避・火力が何に影響するかは不明
*4 具体的には、大型艦建造でしか建造できないsaratoga改の持参装備であるF4F-4から改修するとして、F6F-5★maxにするためには、改修資材195個(★+6以上を確実化した場合)、零式艦戦21型6機、零式艦戦32型4機、零式艦戦52型14機、紫電改二18機、試製烈風 後期型4機を必要とする。
*5 これに対し、零戦52型丙(付岩井小隊)を★maxにするのに必要な改修資材は、42個(★+6以上を確実化した場合)で済む。改修時に要求される装備も、比較的入手が容易な零式艦戦52型24機であり、紫電改二や試製烈風 後期型を求められることはない。
*6 確実化を一切しなかった時に節約できる個数
*7 そもそも本機入手の任務を発生させるために、一度は零式艦戦21型(熟練)への機種転換マンスリー任務を達成する必要がある
*8 名付けたのは台南空の予備士官達
*9 ~1943年3月
*10 1943年4月~1944年10月
*11 1944年11月~1945年8月
*12 日本海軍ではケッテ戦術を採用していた為。詳しくは零戦21型の項目で。
*13 ただしロッテ戦法を採用した航空隊は2機で1組、4機で1個小隊となる。
*14 レイテ沖海戦ではルソン島に不時着後、使える機体をかき集めたために、小林大尉機はエンジン不調で瑞鶴に戻り、翌日の迎撃戦に参加し、燃料が尽きて不時着水、初月に拾われるが、北方に逃げる小沢艦隊の殿を引き受け、デュ・ボース少将の巡洋艦部隊と交戦して沈没、小林大尉も同様に不時着水して救出された搭乗員同様、初月と運命をともにした。