No.338 | ||||
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烈風改二戊型 | 艦上戦闘機 | |||
装備ステータス | ||||
火力 | +2 | 雷装 | ||
爆装 | 対空 | +11 | ||
対潜 | 索敵 | +1 | ||
命中 | 回避 | +2 | ||
戦闘行動半径 | 5 | |||
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
開発不可、改修不可、入手方法 | ||||
名機「零戦」の後継機として開発された、最新鋭艦上戦闘機「烈風」。 同機をベースにした高高度型局地戦闘機「烈風改」をさらに熟成、斜め銃を撤去し、 対戦闘機戦闘及び艦戦としての完成度を高めた、性能向上型の烈風「烈風改二」を複座化。 機上電探装備も充実させた、if夜戦型「烈風改二」です。 日本機動部隊に新しい戦術の可能性を拓きます。 |
ゲームにおいて
- 2019年5月25日、2019年春イベント『発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」』にて実装の【夜間戦闘機】。
同日には熟練版も実装されている。
- 対空+11は烈風(六〇一空)と同等で、同じ夜間戦闘機のF6F-5Nを僅かに上回る。
一方で夜間機による夜間飛行機搭載補正に影響する(火力+雷装+爆装+対潜)の値がF6F-5Nより 3 低いため、夜間航空攻撃時の攻撃力は基本劣る。 - 夜は効かないが昼は有効な火力値アップの特性により昼戦にも強い戦闘機となっている。
- 図鑑の烈風改二と烈風改二戊型の間の337番はゲームに登場しておらず空白となっている。
入手方法について
過去の入手方法一覧
- 2019年 春イベント『発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」』E-4 甲作戦 突破報酬
- 2019年 春イベント『発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」』E-5 乙・丙作戦 突破報酬
- 甲作戦突破報酬では本装備が「烈風改二戊型(一航戦/熟練)」に置き換わる。本装備のみ欲しいならE5甲作戦に挑む必要はないが、両方欲しい場合はE4E5どちらも甲作戦で挑むことが必須となる。
- 2023年 期間限定任務『【艦隊10周年記念任務:拡張任務】特別工廠』選択報酬*2
装備ボーナスについて
- 特定艦に装備した時、パラメータが更に上昇する装備ボーナスがある。
- 他装備とのボーナスを持つ場合、それもまた別に加算される。
- 対象艦・各ボーナス値は下表の通り。
- 装備ボーナスによる対空値の上昇分は制空値に一切寄与しないとみられる。
- 夜間航空攻撃の火力計算では、空母の元々の火力を参照し、装備の火力・装備ボーナス火力は空母火力値としては参照されない。
また装備ボーナスは装備そのもののパラメータではないのでボーナス火力値も夜戦機としての攻撃力に加算されない。*3
性能比較表(装備最大値/艦戦上位早見表/テーブルより転送)
装備名 | 対空 | 対潜 | 索敵 | 命中 | 回避 | 火力 | 装甲 | 半径 | 国籍 | 入手方法 | 改修 | 備考 | 追加 |
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震電改 | 15 | 2 | 日 | 任務、イベント | - | 編集 | |||||||
試製 陣風 | 13 | 1 | 1 | 5 | 日 | ランキング、イベント | - | 一部日本艦に装備ボーナス | 編集 | ||||
烈風改二 | 13 | 2 | 1 | 1 | 5 | 日 | イベント | - | 一航戦に装備ボーナス | 編集 | |||
烈風改二戊型(一航戦/熟練) | 12 | 1 | 3 | 2 | 6 | 日 | イベント | - | 夜戦、一航戦に装備ボーナス | 編集 | |||
烈風改二戊型 | 11 | 1 | 2 | 2 | 5 | 日 | イベント | - | 夜戦、一航戦に装備ボーナス | 編集 | |||
烈風 一一型 | 12 | 5 | 日 | 任務、イベント、ランキング | - | 編集 | |||||||
烈風(六〇一空) | 11 | 1 | 2 | 5 | 日 | 任務、イベント、ランキング | △ | 編集 | |||||
烈風改(試製艦載型) | 10 | 2 | 3 | 1 | 1 | 4 | 日 | イベント | - | 一航戦に装備ボーナス | 編集 | ||
試製烈風 後期型 | 10 | 5 | 日 | 開発、初期装備 | - | 編集 | |||||||
紫電改四 | 10 | 1 | 3 | 1 | 4 | 日 | イベント、ランキング、改修 | ◯ | 鈴谷航改二、熊野航改二、龍鳳改二戊/改二に装備ボーナス | 編集 | |||
紫電改二 | 9 | 3 | 3 | 日 | 開発、任務 | ◯ | 編集 | ||||||
零式艦戦64型(制空戦闘機仕様) | 9 | 1 | 1 | 3 | 1 | 5 | 日 | 任務 | ◯ | 鳳翔改二/戦、龍鳳改二/戊に装備ボーナス | 編集 | ||
零式艦戦53型(岩本隊) | 12 | 3 | 2 | 4 | 6 | 日 | 任務 | ◯ | 編集 | ||||
零戦52型丙(付岩井小隊) | 10 | 1 | 1 | 2 | 6 | 日 | 任務 | ◯ | 編集 | ||||
零戦52型丙(八幡部隊) | 10 | 1 | 1 | 1 | 6 | 日 | イベント | △ | 編集 | ||||
零戦52型丙(六〇一空) | 9 | 1 | 1 | 6 | 日 | 初期装備、任務、ランキング | ◯ | 編集 | |||||
零式艦戦52型(熟練) | 9 | 1 | 1 | 2 | 6 | 日 | 任務 | ◯ | 編集 | ||||
零式艦戦32型(熟練) | 8 | 1 | 4 | 5 | 日 | 改修、任務 | ◯ | 編集 | |||||
零戦21型(付岩本小隊) | 9 | 1 | 1 | 3 | 7 | 日 | 任務 | △ | 編集 | ||||
零式艦戦21型(熟練) | 8 | 1 | 2 | 2 | 7 | 日 | 初期装備、任務 | ◯ | 編集 | ||||
Fw190 A-5改(熟練) | 11 | 1 | 3 | 2 | 4 | 独 | イベント | - | 編集 | ||||
Fw190T改 | 10 | 2 | 2 | 3 | 独 | 初期装備、イベント | - | 編集 | |||||
Bf109T改 | 8 | 4 | 1 | 2 | 独 | 初期装備、イベント、任務 | - | 編集 | |||||
Re.2005 改 | 11 | 3 | 1 | 3 | 伊 | イベント、改修 | - | Aquila、Graf Zeppelinに装備ボーナス | 編集 | ||||
Re.2001 OR改 | 6 | 2 | 3 | 4 | 伊 | 初期装備、ランキング | ◯ | Aquilaに装備ボーナス | 編集 | ||||
XF5U | 12 | 1 | 2 | 4 | 米 | イベント、ランキング | - | Intrepid、Saratoga、Gambier Bay、Hornet、加賀に装備ボーナス | 編集 | ||||
FR-1 Fireball | 11 | 1 | 3 | 2 | 5 | 米 | 任務 | - | 米英空母に装備ボーナス | 編集 | |||
F6F-5N | 10 | 5 | 3 | 3 | 3 | 5 | 米 | 任務、ランキング | - | 夜戦 | 編集 | ||
F6F-5 | 10 | 1 | 1 | 3 | 1 | 5 | 米 | 改修、ランキング | ◯ | 編集 | |||
F6F-3N | 8 | 4 | 2 | 2 | 3 | 5 | 米 | 任務、ランキング | - | 夜戦 | 編集 | ||
F6F-3 | 8 | 1 | 1 | 2 | 1 | 5 | 米 | 初期装備、改修、任務、ランキング | ◯ | 編集 | |||
F4U-2 Night Corsair | 9 | 5 | 2 | 1 | 2 | 1 | 6 | 米 | イベント、ランキング | △ | 夜戦、米英空母に装備ボーナス | 編集 | |
Corsair Mk.II(Ace) | 11 | 2 | 2 | 2 | 2 | 6 | 英 | イベント | △ | 米英空母に装備ボーナス | 編集 | ||
Corsair Mk.II | 10 | 1 | 1 | 1 | 6 | 英 | ランキング、初期装備 | △ | 米英空母に装備ボーナス | 編集 | |||
Seafire Mk.III改 | 9 | 1 | 2 | 1 | 1 | 4 | 英 | イベント、改修 | - | 編集 |
- 装備ボーナスの詳細は個別装備ページを参照のこと
小ネタ
- 『烈風改二』を夜間戦闘機に換装したIF機体。烈風は
魔改造を経て遂に夜間戦闘機能までも得た。- ベースとなった烈風改二と比べると高高度タービンなどの部分は据え置いた上で複座化を行い、夜間戦闘用の電探を装備したようである。ちなみに斜銃は外されている。わざわざ複座化を行ったのはF6F-5Nのようにパイロットが過酷な環境にさらされない為であろう。
- 機上電探はFD-2を月光において実戦で使われたが、比較的整備能力の高い横須賀海軍航空隊の記録では3kmで探知できたに過ぎない。そのため配備部隊の大半では月光よりFD-2を下ろした。ちなみにアンテナは撤去しなかった。
- 大戦中に運用された複座の艦上戦闘機は史実においてもかなり限られる。艦これに実装済みのFulmarと未実装であるがファイアフライが有名であろうか。いずれも夜間戦闘機へと換装がされている点においてもこちらと立ち位置が似ていると言えるかもしれない。
- 夜間戦闘機において単座と複座のメリット・デメリットは一長一短。複座は機体の巨大化や重量増加により機動性が悪くなりがちだが、その反面後方席の搭乗員が後方や計器の監視補助、周辺警戒や偵察などを行う為パイロットの負担は小さく操縦と攻撃に集中できた。史実においても上述のフルマーやファイアフライは、元々は『複座の艦上戦闘機』として設計を行われたのだが、昼間戦闘ではフルマーは大戦初期こそ艦戦として活躍したが単座機が相手の場合機動性で遅れをとりがちだった。その為、フルマーとフルマーの後継機であるファイアフライは偵察機や夜間戦闘機として改装が行われている。制空戦も行う昼間戦闘機で複座機は廃れたが、敵攻撃機や敵爆撃機などの迎撃戦を主体とする夜間戦闘機の大半は複座機であった。単座戦闘機相手には複座機は機動性で不利だが、鈍重な攻撃機や爆撃機が相手なら複座でも活躍できたからだ。
- 単座夜間戦闘機の例を挙げると、史実において夜間戦闘機化が行われたF6F-3NとF6F-5Nが挙げられる。F6F-3N/5Nの場合はパイロットが夜間にレーダーを操作・調整・監視しながら外を監視、操縦、航法を行なった。戦闘時は曳光弾や発砲炎、サーチライトで目がくらみ、視認困難になりながらもこんなブラック労働をしていた。その反面、機動性への影響は主翼下部のレーダー追加によりいくらか低下したがそれでも十分な機動性を持っていた。逆にP-61は3座でレーダー操作と航法を分担でき、パイロットの負担は少なく、レーダー操作も正確に行えた。ただし戦闘機とは分類されているものの中型爆撃機並の図体であり、単発単座機相手の空戦には苦しい部分があったが、ドイツ空軍の夜間爆撃の迎撃や同じく複座双発の夜間戦闘機同士の空戦で活躍した。太平洋戦線でも日本軍の陸攻や重爆の夜間爆撃の迎撃に投入され活躍したが、四式戦を筆頭に単発機による夜間爆撃では迎撃が難しく、マッカーサーは自前のP-61を配備した陸軍夜戦隊ではなくF6F-5Nを装備した海兵隊夜間航空隊を呼んだこともある。ただし海軍及び海兵隊では夜間戦闘機としてあまりにも欠点の多いF6F-5Nではなく、P-61の配備を要求していたが、陸軍航空隊に優先的に配備されていた為結局は複座のF7Fの夜間戦闘機型を逐次F6F-5Nと交換する形で配備した。
- 夜間迎撃や空母への夜間攻撃*4ではF6F夜戦は活躍した、沖縄周辺での迎撃ではF6F-5NよりP-61の方が活躍し、総じて夜間撃墜戦果が多い。
- 複座改装が行われた烈風改二は夜間作戦においてはパイロットの負担が軽減される一方で、純戦闘能力に関しては大幅に低下がされたとみられる。この点が対空値の-2に響いているのであろう。艦これにおいてはF6F-5N以上の対空があるが…架空機だからねロマンだよロマン
- 単座戦闘機を小規模の改造で複座化したのは史実でも零式練習用戦闘機や教官が乗れるようにした疾風の複座型があるし、さらに言えば烈風改は巨大で重い30mm斜銃を搭載する予定だったので、その分容積には余裕があり複座化は簡単であったろう。元から複座で機動性もあり、爆弾倉もあって容積に余裕がある艦攻の流星にレーダーを搭載する改造したほうがもっと簡単じゃね。空母での運用は流星を運用できる空母なら問題ないだろうが、流星を運用できる日本空母はほとんどないのであった。
- ベースとなった烈風改二と比べると高高度タービンなどの部分は据え置いた上で複座化を行い、夜間戦闘用の電探を装備したようである。ちなみに斜銃は外されている。わざわざ複座化を行ったのはF6F-5Nのようにパイロットが過酷な環境にさらされない為であろう。
- 実際のところ艦上戦闘機として見ると烈風改二と同じかそれ以上に向いているとは言いづらく、このような高高度戦闘向きの機体に複座化を施し、夜間戦闘も行うのであればどちらかと言えば局地戦闘機としての陸上運用の方が向いていると思われる。
- アメリカの夜間空母には、高精度の対空レーダーと誘導士官、着艦用誘導ビーコンと着艦指導灯があった。レーダーの情報で誘導士官が夜間戦闘機を誘導し、接敵させ戦闘を援護、着艦時はまず母艦からの誘導電波に従い、母艦の艦尾から後方約3.7kmまで伸びている細長い電波コーンの中に入る。これをうまく捉えて前進すると赤と青の着艦指導灯が見えてくる。この2つが重なり合うように飛行すると着艦できた。このように至れりつくせりの支援設備があった。なお夜間空母というのはもともと各空母に少数ずつ分散配置されていた夜間要員を集中運用すればどうなるかというコンセプトなので、多数を用意することはできず、エンタープライズしかなかったので昼間空母との共同作戦を行った。夜間空母作戦群みたいなものを作れれば単体で活躍させたかもしれないが、能力的*5にも夜間要員のやる気的にも*6多数を用意することはできなかったのである。
- 烈風には勿論「戊型」は無いものの、実際に「戊型」と呼ばれていた戦闘機がある。陸軍の屠龍(二式複座戦闘機)には、夜間戦闘を見越してレーダー*7を装備した試作型があり、これは「戊型」と呼ばれていた。
試作機であったので、実際には量産されていないが、二式複戦の発展機であるキ102(五式双発襲撃機)では、夜間戦闘機として開発された型もある(なぜか、こちらは丙型と呼ばれていたが)。
一応量産装備に変なこじつけでボーナス付ける事でバランス取れなくもない、そこまで無理に歪めないと機能しないなら制空ボーナス自体付けないのが一番丸いけど -- 2023-05-07 (日) 20:36:09