瑞鳳

No.112
	瑞鳳(ずいほう)		祥鳳型 2番艦 軽空母
	艦船ステータス(初期値/最大値)
	耐久	32	火力	0 / 19
	装甲	19 / 39	雷装	0
	回避	29 / 49	対空	14 / 29
	搭載	30	対潜	0
	速力	高速	索敵	34 / 69
	射程	短	運	30 / 79
	最大消費量
	燃料	35	弾薬	35
	艦載	装備
	18	九九式艦爆
	9	九七式艦攻
	3	未装備
	装備不可
改造チャート
瑞鳳 → 瑞鳳改(Lv25) → 瑞鳳改二(Lv80) ⇔ 瑞鳳改二乙(Lv80+高速建造材x20+開発資材x5)
図鑑説明
祥鳳型軽空母、瑞鳳です。 元々は高速給油艦として計画され、次に潜水母艦、最終的に軽空母として完成しました。 小柄なボディだけれど、機動部隊最後の日まで敢闘しました！

※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。

ゲームにおいて

• 2013年6月5日、夕張と共に実装。
• 改造後の搭載機数48機の平凡な軽空母である。
  姉妹艦である祥鳳と比較すると、運のみ12対40(史実に鑑みてと思われる。後述)と大きく凌駕しているものの、基本性能に差はほとんどない。

• ドロップ海域の難易度やドロップ率の低さから、通常入手が可能な軽空母としてはトップクラスの入手難易度を誇る。
  • イベント海域でもドロップ枠に入ることが度々あるため、未入手の提督は今後のイベント情報に目を向けてみるのも良いかもしれない。
• 建造や大型建造でも入手できるので海域入手にこだわらないなら狙ってみるのもいいかもしれない。

• 2018年2月21日、何の告知もなく改二実装というとんでもないサプライズが発表された。ただ、改の時点でエンガノ岬決戦modeが実装されなかったのが前触れだったかもしれない。

キャラクター設定について

• 小柄なボディだけあって、いろいろと小さく、甲板上に障害物の無いフルフラットで横から見ると平坦なボディの持ち主。義姉は意外と着痩せするタイプなのだが……。
  • もう一人のフルフラット龍驤と違い、胸当てで押さえつけられているだけかもしれないという最後の希望&不安も中破時にあえなく潰えることになる。
    • ？？「だから、きっと潜水母艦にならなかったから飛行甲板要素が強いんでち！」
• その慎ましすぎる胸部装甲と童顔から未成年にしか見えないが、「呑みに行っちゃう？」という爆弾発言がきっかけで実は成人ではないかという説が上がっている。
  実際のところ、開戦時期に竣工した瑞鳳は全艦艇からみると相当若いが、空母縛りかつ「空母の誕生日＝空母化改装が終わった日」と考えた場合、空母のうち過半数は彼女より年下だったりする。

• 戦績表示時に言いかけて止めているのは、艦これ開発時の流行語「今でしょ」である。2013年の流行語大賞の1つに選ばれた。
  同じく2013年の流行語大賞に選ばれた「倍返し」は満潮、伊19、秋雲、夕雲が使っており、こちらは流行語とは関係なく使えるから問題ないが、「今でしょ」は救い様がない。途中で言うのを止めているのは、そういうことだろう。

• 昼12時の時報は「あの台詞は10回以上リテイクした魂の台詞」と2013年8月の提督人事最終報告書で書かれている。彼女がいる提督は一度聞いてあげよう。
• 母港ではおさわりどころかまさぐれる。数ある艦娘の中でもトップクラスの破壊力として有名。アーケード版ではその破壊力が倍増する。
• 得意料理は卵焼き。時報や期間限定ボイスなどですすめてくれるのだが「食べる？」が「食べりゅ？」と聞こえるとして一部の提督の間で話題になった。二次創作でもこのネタはたびたび登場する。たべりゅううううう！
  • 雲鷹の時報で登場し、大量の卵焼きを差し入れてくれる。提督と雲鷹だけで食べきれなくて44年初頭の大破した際の護衛担当の駆逐艦たちの助けを求めている。

期間限定グラフィック

• 2016年1月1日のアップデートで期間限定ボイス（昨年から引き続き）と晴れ着姿の限定グラフィックが実装された。
  • 新春限定グラフィックは立ち絵限定で、カードイラストはそのまま。
  • 他の限定グラフィック同様、限定期間終了後に図鑑に格納された。
  限定イラスト：晴れ着Ver.

  限定イラスト：晴れ着Ver.
  

小ネタ

• ロンドン軍縮条約の制限逃れのために、給油艦として起こされたのを改装した潜水母艦・高崎を更に改装した改装軽空母の祥鳳型空母二番艦。
  • 祥鳳は、潜水母艦・剣埼として竣工した後、軽空母に改装されたが、瑞鳳は潜水母艦として竣工せず、軽空母として竣工した。だから、給油艦や潜水母艦として浮いていたことはない。
    似たような経歴の祥鳳や龍鳳、千歳姉妹と違って補給用タンクがないのは生まれつきである。←ここ重要
    ？？「きっと潜水母艦にならなかったから飛行甲板要素が強いんでち！」
  • 姉は潜水母艦として竣工してから軽空母に改装したので、竣工前に改装した瑞鳳の方が早く軽空母になった。つまり、船として先なのは祥鳳。軽空母として先なのは瑞鳳というわけだ。
    • その関係で、瑞鳳型航空母艦と呼ばれることもある。というか海軍的にはこっちが公式。*6
  • 姉のはずの祥鳳とはイラストレーターが異なり絵柄が全然違うが、これは瑞鳳が潜水母艦として竣工したか、してないかの違いを表しているのかもしれない。
  • 祥鳳型は公式類別(書類上の型)では空母化した千歳・千代田も含まれている。さらに龍鳳という義理の妹もいる。
  • なお、「高崎(たかさき)」の名前の由来は「高崎鼻(こざきばなorたかさきばな)」という岬である。この名前の岬は島根県隠岐諸島と長崎県五島列島にあり、どちらなのかは不明。
    ただ、いずれにしてもグンマー群馬の高崎市のことではないのは確かである。
  • ちなみに剣埼の名を冠した艦艇は3隻おり、いずれも特務艦だった。
    • 初代は運送艦。日露戦争で拿捕されたイギリス貨物船「ローズリー」で、日露戦争中の1905年1月にイギリスからロシアのウラジオストクへ向けて石炭6,462トンを輸送中に拿捕されたものである。
      1915年には水上機母艦としての設備を仮設し臨時の水上機母艦となるが水上機母艦には類別されず、1925年まで水上機母艦として活動後元に戻され輸送任務に従事。
      1932年に除籍後1933年に陸軍省へ移管され高崎丸に改名。1944年12月に陸軍の四式肉薄攻撃艇（マルレ艇）の標的となり撃沈処分となった。
    • 2代目は本艦。しかし潜水母艦としては竣工しなかった。
    • 3代目は洲崎級給油艦2番艦として竣工。1944年6月5日、スールー海にて米潜水艦の雷撃により戦没した。

• 祥鳳ともども速力「高速」の中で最も遅い28kt。姉妹で高速低速の境目の門番を務める。
• 色々と艦載機に思い入れがあるらしいが、天山は～…鈍足ちみっこの彼女ではやっぱり発艦には支障をきたしそうだが。
  一応鷹姉妹よりは速いのでその後飛行甲板を伸ばして(180m→195m)飛ばしやすくはしたのだが、鳳翔同様無理矢理引き延ばした結果…
  龍驤のように甲板の下についている改装後の瑞鳳の艦橋は、目の前のでかい「ひさし」が更に長大にされたため視界は最悪の一言。
  ただし胸の張り出しは改装しても全く成長しないのだった…。
  • 足が可愛くてお気に入りの九九艦爆は、当初は瑞鳳には搭載されていなかったりする。
    搭載数に余裕が無い小型空母では、少数機でも威力を発揮するうえ偵察・爆撃にも使える艦攻を優先し、大抵艦爆は積まなかった。*7ただし瑞鳳飛行隊調書では南太平洋海戦時に99式艦爆を装備していたことが確認できる。南太平洋海戦時には瑞鳳所属の99式艦爆（搭乗員氏名不明）が誘導機として瑞鳳より一機だけ発艦し同じく瑞鳳所属の零戦9機の共に村田少佐率いる第一次攻撃隊に参加している。しかし、進撃途中で日本艦隊へ向かうホーネット攻撃隊に遭遇し、瑞鳳零戦隊9機はこの航空隊と空戦、戦果としてはホーネット攻撃隊の護衛をしていたF4Fを3機撃墜・TBFを3機撃墜した。それと引き換えに、零戦隊は2機被撃墜、帰路途中で航法ミスにより行方不明・途中自爆が2機、大破が1機の損害を受けた。空戦により生き残ったF4Fがホーネットへ引き返した理由と同じく、瑞鳳零戦隊は引き返すことになった。しかし、この時空戦に入ったことにより誘導機だった99式艦爆とはぐれてしまい、零戦隊は誘導支援が無いままそれぞれ小隊ずつで帰ることになったのだ。ちなみに誘導機である99式艦爆も原因は不明だが行方不明となっている。　　　と、正直なところ瑞鳳と99式艦爆を結びつける唯一のエピソードでも正直繋がりが薄い…
    御存じの様に戦闘の結果は悲惨なもので、九九艦爆自体も、本格的な艦上運用はこの機会が最後になってしまったのだが…。
    • ちなみに99式艦爆を搭載して海戦に参加したのは上記くらい。マリアナ沖海戦では第三航空戦隊の航空隊(653空)は艦爆は搭載せずに出撃していることが戦闘詳報の記述等で確認できる。同戦闘詳報で記録されているのは零式艦戦52型.零式艦戦21型(爆戦仕様).九七式艦攻.天山の4機種だけである。
    • 海戦直前の1944年6月18日時点での3空母（千歳、千代田、瑞鳳）に分散して配属された653空所属機の数は、同航空隊の戦闘詳報では
      ・零戦52型：17機
      ・零戦21型（爆戦仕様）：45機
      ・天山12型：9機
      ・97艦攻12型：17機
      とあり、艦上爆撃機自体配備されていないことが判る。同海戦で99艦爆を搭載していたことが記録されているのは、現状では第二航空戦隊所属の652空だけである。

• 開戦時は鳳翔とともに戦艦部隊直衛を旨とする第三航空戦隊に所属していたが、ミッドウェーでの主力航空母艦隻の喪失後には、翔鶴・瑞鶴とともに第一航空戦隊に編入された。その後、竣工した大鳳との入れ替わりで再び第三航空戦隊へ出戻り、最期までそのまま所属している。
  • ちなみに太平洋戦争中、空母のエース部隊である一航戦の一翼を担ってアメリカ機動部隊と戦った軽空母は瑞鳳だけである。
• 一航戦として出撃した南太平洋海戦では海戦開始直後、第一次攻撃隊発艦直後にたった2機*8の偵察装備のSBDドーントレス*9の奇襲を受けて中破してしまい早々に離脱してしまう。
  • さらに第二次攻撃隊に参加していた瑞鳳戦闘機隊（日高盛康大尉以下零戦21型9機）は、すれ違うエンタープライズからの攻撃隊
    （F4Fワイルドキャット8機*10、SBDドーントレス3機、TBFアヴェンジャー8機）へのカウンターを仕掛ける為離脱*11、
    結果として三艦合わせて21機の護衛戦闘機は12機のみとなり、敵直掩戦闘機の迎撃を受けた第二次攻撃隊は艦爆*12が20機中17機未帰還、艦攻*13が20機中16機未帰還となり、
    攻撃隊長で雷撃の神様と謳われた村田重治少佐も戦死するという惨憺たる結果となってしまった。
  • 小破時の「きゃー！飛行甲板は無事！？」はこのとき飛行甲板に被弾したことが元ネタだと思われる。被弾位置が甲板の最後部であったため、ミッドウェーの悪夢の再来とはならなかった。
  • そして瑞鳳の戦線離脱後は、瑞鳳所属機のいくらかは瑞鶴に着艦し、戦闘を継続している。瑞鳳艦攻隊の田中一郎中尉は第三次攻撃隊の指揮官として空母ホーネットに対し攻撃、攻撃隊は800kg爆弾でホーネットを水平爆撃し命中弾を与えている。
    • ちなみに田中一郎中尉は戦後生存しており、数多くの証言を残している。

• 姉妹艦である祥鳳は珊瑚海海戦にて早々に撃沈された為、姉妹艦揃って出撃することは一度も無かった。瑞鳳自身は、ミッドウェー海戦・南太平洋海戦・マリアナ沖海戦・レイテ沖海戦まで、中期以降の主だった機動部隊決戦にはほぼ参加するなど、多くの海戦に参加した。

• 瑞鳳の最後となる戦いの場は、レイテ沖海戦での一連の戦いの1つであるエンガノ岬沖海戦である。自身と同じく迷彩に身を包んだ瑞鶴、千歳、千代田と一緒に小沢機動部隊に加わり、艦載機を定数の半数しか用意できない状況のなか、敵機動部隊の北方への誘致と基地航空隊との連携による機動部隊撃滅を目指して出撃した。
  • しかし基地航空隊の思わぬ善戦？*14したことでハルゼーの意識は基地航空隊と早朝に発見した栗田艦隊に向いていて、小沢機動部隊は当日の24日昼になっても発見されずなかった。囮のはずが必要な時に見つけてもらえないという笑うに笑えない事態に…
    見つけられたのは24日も夕方近くとなった16時過ぎで、結局その間に間接掩護を受けるはずの栗田艦隊がまともにハルゼー機動部隊の猛攻に晒され戦艦武蔵や重巡洋艦妙高が沈没や戦線離脱してしまう。更にこの猛攻を回避すべく栗田艦隊が一時的に反転せざるを得なくなったことで別働の西村艦隊と挟撃して突入する事が不可能になり、これが西村艦隊壊滅の遠因となってしまう。
  • 小沢艦隊を見つけたアメリカは翔鶴と大鳳がまだ健在だと思っていた為、これに対してエンタープライズやアイオワを擁する主力機動部隊(総勢70隻)で追撃を開始する。
    翌25日、敵艦隊を引きつけた瑞鳳ら囮部隊(総勢15隻)は僅かな艦載機と僅かな護衛艦で必死に抵抗し応戦、しかし戦力差は大きく、次々と仲間が倒されていき、第三次空襲まで踏ん張っていた瑞鳳も敵機から攻撃を受け大破。
    抵抗する術を無くしても敵の攻撃は止まらず追い打ちをかけるような攻撃が続き、最後は船体が切断され大浸水が起き、その身をエンガノ岬沖に沈め散って逝った。
    • 普通、軍艦が沈む際には大きな渦が発生し、近くにいると艦もろとも海中に引き込まれてしまうのだが、瑞鳳の場合は違った。
      V字に折れた船体が静かに沈みゆく中、付近の水を外へ外へと押しやり、将兵たちをそっといたわるかのように艦から引き離したという。
    • 沈没する瑞鳳を上空の米軍機が撮影した写真がWikipedia「レイテ沖海戦」で表記されている。該当写真、これでは瑞鳳は艦尾から水平に沈んでいて船体が寸断したようには見えない。また沈没しつつも付近の海面は穏やかに見え、漂流する生存者を巻き込む引き潮が起こっていなかったようにも見える。
    • 参加艦艇の50%以上を失う*15*16大きな犠牲を出しながらも瑞鳳らの作戦は成功した、しかしそれは栗田艦隊が囮作戦による間接掩護を必要とした日よりも1日遅れており、結局栗田艦隊はシブヤン海で損害を被ってしまったので囮自体は成功しても、囮任務の意味を達成する事は出来なかった。また当の栗田艦隊もシブヤン海と25日のサマール沖での米艦隊との遭遇戦で戦力が半減し、小沢艦隊との連絡が取れなかった事や戦力半減により突入自体不可能になったと判断した結果、湾前で反転してしまったため作戦全体としては失敗に終わった。
    • 尚作戦失敗の要因の一つに挙げられる小沢艦隊の25日の電文が自艦隊以外には殆ど届いていなかった件に関して、小沢艦隊側は戦闘後の報告では瑞鶴の通信機能低下により代行を瑞鳳担当者に任せたが、瑞鳳沈没時に担当者も戦死したので、その原因は不明と報告した事が戦史叢書に記述されている。
  • 空母を全て沈めた米艦隊は巡洋艦部隊を先行させ、更なる追撃をしてきた。まず航行不能になっていた千代田を血祭りにあげ、瑞鶴、瑞鳳の生存者を救助中の初月、若月と五十鈴に襲い掛かる。しかし初月が退避中に突如反転、煙幕を張り単艦で敵艦隊に突入。五十鈴らの脱出までの時間を稼いだが、初月が戻ってくることはなかった。
    • 例の義理の姉妹「龍鳳」は終戦まで生き残った。
    • 小沢機動部隊で最後まで奮戦したためか運がやたらと高く、終戦時生き残った一部艦艇より高い。*17
    • 瑞鳳を護衛していた伊勢が、空襲の間隙をついて機関を止め、わずか10分ほどの救助作業であったが瑞鳳乗員を100名以上救助した。
      そして伊勢が再加速すると同時にまた空襲が始まったというエピソードが残っている。伊勢の神回避エピソードの一端である。
    • 伊勢艦長は、救助した瑞鳳の乗員たちに
      「瑞鳳は航行不能になってからもよく戦ったね。最後に飛行甲板に瑞鳳乗員が集合して軍艦旗を降ろしているのを望遠鏡で見ているとき、涙が出て見えなくなった」
      と、声をつまらせながら語り、最後まで瑞鳳を守ろうと戦った彼らをいたわったという。
    • エンガノ岬沖海戦で瑞鳳に便乗していたカメラマンが駆逐艦「桑」に救助されて生還し、出撃寸前の航空機搭乗員の様子や、被弾した飛行甲板などの貴重な映像が現在も残っている。
      「桑」は瑞鳳・瑞鶴乗員を計867名救助、瑞鳳艦長杉浦矩郎大佐も救助されて生還した。
• 瑞鳳の慰霊碑は長崎県佐世保市にある佐世保東山海軍墓地に建てられている。同墓地には金剛、榛名、霧島、加賀など、多くの軍艦とその戦没者の慰霊碑が祀られている。碑文には瑞鳳乗組員による言葉が刻まれている。
• ちとちよ姉妹と同じく、甲板に「づほ」と識別文字が書かれている。
  • 「ズ」では瑞鶴の「ス」と紛らわしく、「ヅ」だと翔鶴の「シ」と紛らわしい。ということで平仮名の「づ」にして、それだと瑞鳳だとわからないので小さく「ほ」を足したのがこれである。
  • なお、歴史的仮名遣(旧仮名)でも「瑞鳳」は「ずゐほう」(又は「ずいほう」)*18であり、「づいほう」ではない。

• 瑞鳳という名称自体は単に「吉兆を運ぶ大鳥」「めでたい鳥」という意味であり地名的な由来は無いのだが、宮城県仙台市にある仙台藩祖伊達政宗の霊廟「瑞鳳殿」が古来より有名であり、これに因んでか仙台市内の至るところに「瑞鳳」を冠する施設が存在していたりする。中でも圧倒的な知名度を誇るのが、秋保の温泉旅館「ホテル瑞鳳」である。入渠時の台詞「温泉入りたいな」はこれが由来ではないかと専らのウワサ
  • そのため、実艦との縁は特にないが瑞鳳を仙台市のご当地艦娘扱いする提督もいるとかいないとか。
• 2014年5月に放送された某TVバラエティーにて「ホテル瑞鳳(仙台市)」が紹介された際に、ホテルの公式HPが深夜過ぎまで陥落する。という珍事が発生したが、決してこの娘の所為じゃないと信じたい……
  • と思っていたら、2015年1月、ホテル瑞鳳のツイッターで艦これの話題が…リツイートが一気に伸び、中の人もその反応に驚くことに。
    • 提供している卵料理は、追々アップしてくれる模様。その１カニ玉の甘酢ソース、その２スクランブルエッグ
    • 続編に瑞鳳さんが出演したらとっておきの卵料理を紹介したいとのこと。
• かつて阪急汽船が瀬戸内海航路で「ずいほう」という名の船を運用していた。日立造船によるPT-50型半没式水中翼船で35ノットの高速を誇っていた。　半没式水中翼船は燃費こそ良いものの乗り心地が悪く、専用の接岸設備が必要なこともあり、ジェットフォイルなどにシェアを奪われ姿を消している。

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