No.484 | ||||
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雲鷹(うんよう) | 大鷹型 2番艦 軽空母 | |||
艦船ステータス(初期値/最大値) | ||||
耐久 | 39 | 火力 | 0 / 13 | |
装甲 | -- / 35 | 雷装 | 0 | |
回避 | 23 / 39 | 対空 | 14 / 29 | |
搭載 | 27 | 対潜 | 34 / 59 | |
速力 | 低速 | 索敵 | 29 / 52 | |
射程 | 短 | 運 | 8 / 48 | |
最大消費量 | ||||
燃料 | 30 | 弾薬 | 25 | |
搭載 | 装備 | |||
14 | 九七式艦攻(九三一空) | |||
11 | 零式艦戦21型 | |||
2 | 未装備 | |||
装備不可 | ||||
改造チャート | ||||
八幡丸 → 雲鷹(Lv33) → 雲鷹改(Lv62+開発資材x32) → 雲鷹改二(Lv85+試製甲板カタパルト+改装設計図+開発資材x64) | ||||
図鑑説明 | ||||
航空母艦、雲鷹よ。 優秀船舶建造助成施設によって建造された新田丸級、真ん中の次女。春日丸の姉です。 空母に改装、ほどなくして雲鷹の名を頂きました。 敵潜は本当に嫌いよ。空母が船団の中で同じ速度で運動するのも嫌い。ダメだからね!これだけは覚えておいて! |
※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、改造直後の値とは異なります。
最大値はLv99の時の最大値を指します。
CV:八木侑紀、イラストレーター:しばふ
定型ボイス一覧
イベント | セリフ | 改装段階 | 備考 | 追加 | ||||
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八 幡 丸 | 雲 鷹 | 雲 鷹 改 | 雲 鷹 改 二 | 追加 | ||||
入手/ログイン | 特設航空母艦、八幡丸です。 そう、元は新田丸級貨客船よ。 妹がお世話になっているわね、私も……よろしく。 | ◯ | × | × | × | 編集 | ||
航空母艦、雲鷹です。そう、元は新田丸級貨客船よ。提督、今日も、よろしく。行くよ。 | × | ◯ | × | × | 編集 | |||
護衛空母、雲鷹です。そう、元は新田丸級貨客船だけど、今は空母。提督、今日も、よろしく。行くよ。 | × | × | ◯ | × | 編集 | |||
改装護衛空母、雲鷹です。そう、元は新田丸級貨客船だけど、今は空母。提督、今日も、よろしく。行くよ。 | × | × | × | ◯ | 編集 | |||
母港*1 | 編集 | |||||||
母港1 | 詳細 | まあ、そうね……。優秀な貨客船……でした。 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | |
母港2 | 私のこと、呼んだ? ……そう。 | ◯ | ◯ | × | × | 編集 | ||
提督、私のこと、呼んだ?うん。わかった! | × | × | ◯ | ◯ | 編集 | |||
母港3 | そうよ。優秀な貨客船姉妹として建造されました。三姉妹で絵に描かれたことがあったわ。 ……えっ、知ってる? そ、そう。ふーん。……見たの? | ◯ | ◯ | × | × | 編集 | ||
そうよ。豪華で優秀な貨客船…だったの。今は…優秀な護衛空母! | × | × | ◯ | × | 編集 | |||
そうよ。とっても豪華で優秀な貨客船だったの。今は…優秀な護衛空母!文句ある? | × | × | × | ◯ | 編集 | |||
ケッコンカッコカリ | 提督、なに?私、呼んだ? え…?なに……、聞こえない。……この戦いが終わったら、……なに? サンフランシスコ航路に……二人で?って誰と誰が?えっ、私と提督?嘘…、嘘でしょ?もしからかってても、私、このユビワ返さないよ。いいの?ほんとに?あっ、やったぁ! | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
ケッコン後母港 | 提督、なに?さみしい顔して。らしくない。温かい珈琲でも入れてあげようか?紅茶の方が良い?私、意外と給仕、得意なのよ。プロなんだから、ほんとは。まあ待ってて。いい子ね。 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
放置時 | ん……ああ、ごめん。これ、読んでて。 何読んでるかって? これは、私の戦闘詳報。ちゃんと今に残っているんだね。 この戦訓ってとこ。ちゃんと、ちゃんと読んでね。大事なこと、書いてあるから。絶対よ。聞いてる? | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
編成出撃 | 編集 | |||||||
編成 | 特設航空母艦、八幡丸。出撃します。出るわ。 | ◯ | × | × | × | 編集 | ||
航空母艦雲鷹、出撃します。出るわ。 | × | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | |||
出撃 | サンフランシスコ航路……じゃなかった、作戦海域へ。八幡丸、抜錨します。ついてきて! | ◯ | × | × | × | 編集 | ||
そうよ。作戦海域へ。空母、雲鷹。抜錨します。ついてきて! | × | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | |||
開戦・攻撃*2 | 編集 | |||||||
戦闘1 | 昼戦開始 | 敵? やるってこと? いけるかな、私……やれる? | ◯ | ◯ | × | × | 編集 | |
敵?やるってこと?やるしかない。私……やれる! | × | × | ◯ | × | 編集 | |||
敵!やるってこと?やるしかない。私……やれる! | × | × | × | ◯ | *3 | 編集 | ||
戦闘2 | 昼戦攻撃 | 八幡丸航空隊、発艦、始め。 | ◯ | × | × | × | 編集 | |
雲鷹航空隊、発艦、始め! | × | ◯ | ◯ | × | 編集 | |||
雲鷹航空隊、発艦、始め! | × | × | × | ◯ | *4 | 編集 | ||
戦闘3 | 夜戦開始 | 夜の海は……夜の海は、嫌い。監視、厳に! 魚雷に気をつけて! | ◯ | ◯ | × | × | 編集 | |
夜の海は……夜の海は、嫌い。けれど、監視、警戒を厳に!いきましょう! | × | × | ◯ | ◯ | 編集 | |||
戦闘4 | 夜戦攻撃 | 敵を、敵を近づけるな……お願い! | ◯ | × | × | × | 編集 | |
敵を近づけるな。九三一、お願い! | × | ◯ | ◯ | × | 編集 | |||
敵を近づけるな!九三一、お願い! | × | × | × | ◯ | *5 | 編集 | ||
戦闘時ステータス*6 | 編集 | |||||||
小破 | きゃっ! やられた! どこ!? | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
きゃああっ!? しまった、魚雷!? | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | |||
中破/大破 | きゃあああっ!? ちっくしょう……み、右舷!? でも、もう、沈むもんか! | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
轟沈 | 右舷に被弾、二発も!? 機関室……全滅!? うそ……私、また、沈むんだ。また……! | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
戦闘終了*7 | 編集 | |||||||
勝利MVP | 私が敵を、退けたってこと? そ、それは少し、えっと、素直に嬉しいかな。そっか……私、やれるんだ。そっか! | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
旗艦大破 | きゃああっ!? しまった、魚雷!? | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
装備・改修*8 | 編集 | |||||||
装備1 | 改修/改造 | こういうのも、あるんだ。 | ◯ | ◯ | × | × | 編集 | |
こういうのもあり…か。 | × | × | ◯ | ◯ | 編集 | |||
装備2 | まあ、軍艦だから……。そうね、そうなるか。 | ◯ | ◯ | × | × | 編集 | ||
まあ、航空母艦だから。そうね。 | × | × | ◯ | × | 編集 | |||
なるほど……、こんなのも、ありかも!たしかに。 | × | × | × | ◯ | 編集 | |||
装備3 | 改修/改造/開発/バケツ/遠征/発見 | バリカン運動*9、大事。 | ◯ | ◯ | ◯ | × | 編集 | |
はー、なるほどね。 | × | × | × | ◯ | 編集 | |||
その他 | 編集 | |||||||
帰投 | 無事に戻ってこれた。良かった。やっぱり、港はホッとする。 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
補給 | ありがとう。いただく。 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
入渠(小破以下) | ごめん、修理。いいでしょ? | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
入渠(中破以上) | ひどくやられちゃった。……こっち、見ないでよ。 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
建造完了 | 新造船…はっ…いえ、新造艦が就役ね。 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
戦績表示 | 情報? わかった、纏めてみる。……ん、これでいい? | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 |
時報ボイス一覧
時刻 | セリフ | 改装段階 | 備考 | 追加 | |||
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八 幡 丸 | 雲 鷹 | 雲 鷹 改 | 雲 鷹 改 二 | 追加 | |||
00 | 提督?今日は私が秘書艦担当だって。仕方ない、付き合ってあげる。サンフランシスコ航路時代の実力でお給仕もしてあげるよ。あ、いい子に...し・て・た・ら♡ | ◯ | 編集 | ||||
01 | マルヒト、マルマル。まず...仕事仕事。護衛空母も大所帯になってきたから、まずこの辺片付けちゃいましょ。書類はここね?ここ♡ | ◯ | 編集 | ||||
02 | マルフタ、マルマル。よし、うちら関係のは終わり。あと、アメちゃんの護衛空母も...んん、何気に強いな...侮れないわ。...てかさ | ◯ | 編集 | ||||
03 | マルサン、マルマル。てかさ、うちらもカタパルト欲しくない?あれがあれば、いろいろね、運用面でも大きく拡張できるなって......ね、提督...聞いてる? | ◯ | 編集 | ||||
マルサン、マルマル。よし、念願のカタパルトを装備したし、艦の装備、練度も向上してる!アメちゃんの護衛空母にももう引けは取らない!ね?提督! | ◯ | 編集 | |||||
04 | マルヨン、マルマル。そんなこと言ってたらもう夜明け前...。今のうちに仮眠しとく?毛布と枕持ってこよっか?...あ、大丈夫?...てか寝るのはやっ! | ◯ | 編集 | ||||
05 | マルゴーマルマル...。提督がいびきかいてる間に朝ごはんの支度、準備にかかっちゃおうかな。今日は...そうね。和洋どっちで行くか...。 | ◯ | 編集 | ||||
06 | マルロクマルマル。朝です!艦隊、総員起こし。繰り返す、総員起こし!今日も一日、頑張っていきましょう。 | ◯ | 編集 | ||||
07 | マルナナ、マルマル。提督、今日はコンチネンタルにしてみました。卵はたしか...そう、やっぱり目玉焼き2つ。ですよね?さあ、どうぞ。 | ◯ | 編集 | ||||
08 | マルハチ、マルマル。提督、コーヒーのおかわりはいかがですか?私のコーヒー、美味しいでしょ?何しろ元が豪華客船ですから。当然です。 | ◯ | 編集 | ||||
09 | マルキュウ、マルマル。さあ、これで朝の片づけ物もおしまい。艦隊運用といきましょう。今日は、航空機輸送?船団護衛?何から行こうか! | ◯ | 編集 | ||||
10 | ヒトマルマルマル。あ、かすが...じゃなかった、大鷹っち、おはよ。今日も頑張っていきましょう。そうよ、私たちもバリカン運動。うん、大事だから。 | ◯ | 編集 | ||||
11 | ヒトヒトマルマル。そうね、基地航空隊は大事。でも、私たち護衛空母も進化していけるはず。海防艦も増やしていきたいし...提督?聞いてる? | ◯ | 編集 | ||||
12 | ヒトフタマルマル。お昼、もちろん私が用意してきた。安心して。これがおかか、これはシンプルに塩、これは...多分梅干し。はい、お茶。 | ◯ | 編集 | ||||
13 | ヒトサンマルマル。 あー、あの絵?見たの?ちょっと恥ずかしいけど、いいよね。 三姉妹で提督は誰が好き? ん、うーん、ホントに? | ◯ | ◯ | 編集 | |||
14 | ヒトヨンマルマル。 あっ、山城さん!お疲れ様です。そうですね、だいぶ慣れてはきました。 あっ、はい!分からないことがあったら、相談しますね。 | ◯ | ◯ | 編集 | |||
15 | ヒトゴーマルマッ。 あっ、高雄さん。ふんふん、なるほど。例の作戦ですね。試してみたいです。 航空巡洋艦とも連携して…。やってやります、私! | ◯ | ◯ | 編集 | |||
16 | ヒトロクマルマル。 ヒ船団ですか? そうね、教訓はいろいろあります。 後につなげていく者たちに遺していきたい、です、せめて。 | ◯ | ◯ | 編集 | |||
17 | ヒトナナマルマル。提督、見て!夕日!...綺麗。少し悲しい色だけど...、綺麗。 | ◯ | 編集 | ||||
18 | ヒトハチマルマル。日が落ちました...。夜は、気を付けていきましょう。特に、水面下には...気を付けて。 | ◯ | 編集 | ||||
19 | ヒトキュウマルマル。 さぁ、夜はどうしましょうか?何作ろうかなぁ…。 え?誰か来たみたい。はぁ~い。え?あ、瑞鳳さん? | ◯ | 編集 | ||||
20 | フタマル、マルマル。 ず、瑞鳳さん、この大量の卵焼きは? え?差し入れ? あ、いや、でも、こんなに食べきれない…あ、いや、遠慮せずにって…えっと… | ◯ | 編集 | ||||
21 | フタヒト、マルマル。 提督、私達相当頑張りましたよね? もう満腹。卵焼きはもう…。 でも、まだこんなに…。そうだ、応援を呼びましょう! | ◯ | 編集 | ||||
22 | フタフタマルマル。 提督、七駆と二一駆の応援のおかげで、卵焼き、完食です! やっぱり、駆逐艦ってすごい! みんな感謝です。また助けに来て! | ◯ | 編集 | ||||
23 | フタサンマルマル。 提督、今日もいろいろあったけど、楽しかったね。 また明日もいい日になるといいな。少しだけ、おやすみなさい。また、明日。 | ◯ | 編集 |
季節ボイス一覧
季 節 | イベント | セリフ | 改装段階 | 備考 | 追加 | |||
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八 幡 丸 | 雲 鷹 | 雲 鷹 改 | 雲 鷹 改 二 | 追加 | ||||
春 | 桃の節句 | 編集 | ||||||
春の訪れ | 編集 | |||||||
ホワイトデー | 編集 | |||||||
春 | 編集 | |||||||
春本番 | 編集 | |||||||
夏 | 梅雨 | 編集 | ||||||
初夏 | 編集 | |||||||
夏 | 編集 | |||||||
盛夏 | 編集 | |||||||
夏祭り | 編集 | |||||||
秋 | 秋 | 編集 | ||||||
秋刀魚 | 秋刀魚祭り……これが。話には聞いていたけど、ここまで本気だとは。 艦隊を上げてじゃない! マジなの!? ……そう。仕方ないわね! | ◯ | 編集 | |||||
晩秋 | 編集 | |||||||
ハロウィン | 編集 | |||||||
秋のワイン | 編集 | |||||||
冬 | 冬 | 編集 | ||||||
師走 | 編集 | |||||||
クリスマス | クリスマス……そっか、これが。私、好きだな。どの国のお祭りでも、こういうのは、いいね。 ああっ、瑞鳳さん!? 今日は、卵焼きはもう……そう、今日はケーキを頂きましょ! | ◯ | 編集 | |||||
年末 | 年末、大掃除。大鷹っち、そこ、まだ汚れてる。提督もどいてどいて、邪魔邪魔。 | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | |||
新年 | あけましておめでとう、提督。今年もよろしくね。おみくじ引こ……あっ、小吉!? | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
節分 | 節分でしょ。ま、余裕よね。 っ……てぇ! こら! 海防艦! 何故私に豆を投げる!? ……いいわ、やるってことね。九三一、反撃よ! 全機発艦! やっちゃえ! | ◯ | ◯ | 編集 | ||||
バレンタイン | これ……いる? 私が作ったの。……いらないなら返して。 ……そう? じゃあ……食べてみて。 | ◯ | 編集 | |||||
周 年 | 九周年記念 | 艦隊が九周年? ホントに? 凄。提督、おめでとう。感謝ね、ほんと。 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | |
十周年記念 | 艦隊は遂に十周年!? マジで本当に? 凄! 提督、おめでとう。皆に感謝ね、本当に。 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
イ ベ ン ト | イベント名 | 編集 | ||||||
そ の 他 | 内容 | 編集 |
ゲームにおいて
- Lv33で改造可能となる。
- 大鷹に比べ改造レベルが若干高い代わりにこの段階で九七式艦攻(九三一空)を持ってくる。
- 先制対潜に関係する装備の不可は、姉の大鷹と同じくソナー不可、対潜哨戒機および回転翼機が不可。
- 改装直後の素の対潜値なら、対潜値8以上の艦攻で全スロットを埋めればギリギリ先制対潜可能。
キャラクター設定について
- イラストの変化は基本的に春日丸→大鷹と同様なので詳しくはそちらを参照。
- インナーの赤線・手袋・甲板の塗装・腰から煙突?を下げるのに使う物が変わる。
- 新たに右肩からベルトで電探を下げているのも同じだが、ベルトの色が少し濃い。
- 八幡丸の時と手懐けている機体は同じ物のようだが*10、微妙に黄色い部分が増えている。
小ネタ
- 八幡丸時代の艦歴については改装前のページを参照のこと。
- 昭和17年8月31日、特設航空母艦八幡丸は正式に航空母艦「雲鷹」(うんよう)と命名された。
- 「雲鷹」とは雲を切って飛びゆく鷹という意味。優美な豪華客船から一変、まことに精悍な名を与えられている。
- 正式に空母の名を与えられたものの、これといって任務に変化はなく、引き続きトラック島や南洋群島への航空機輸送に従事。
特に昭和18年はほとんど一年中ただひたすらに横須賀とトラック島を往復し通しであった。
まことに地道な任務ではあるが、彼女が往復し続けたその道はラバウルの最前線に続く大動脈であった。
1度に1個飛行隊分、その運んだ累計航空機数は膨大な数にのぼり、南方の激戦地の熾烈な航空戦を支え続けた。- 無論、敵機こそ飛んでこないとはいえ洋上もまた戦地。
敵潜水艦の跳梁が激しくなる一方の時期でもあり、雲鷹もまた何度も何度も敵潜水艦の襲撃を受けている。
ところが潜水艦の機関故障、魚雷の早爆、速力誤認等でそのことごとくが失敗に終わっている。この時期の雲鷹は運に恵まれていたと言えよう。 - また、彼女たちの任務にはちょっとした役得があった。
戦時のことであり、当然横須賀とトラック島との行き来は限られている。公式の船団で運ばれる物資などたかが知れている。
もう分かるだろう。定期便のように行き来していた彼女とその護衛駆逐艦乗員たちは、飛行機ばかりか内地と島とそれぞれで不足な貴重品を仕入れては運んでいたりもした。
利ざやを稼ぐというほどではないが、種々の貴重品を携えて芸者屋に遊びに行ったりするので、乗員たちは実に大モテにモテたとか。
- 無論、敵機こそ飛んでこないとはいえ洋上もまた戦地。
- そうして昭和18年の暮も押し詰まる12月15日、彼女は海上護衛隊総司令部付属へと編入となった。
もっとも彼女は当時洋上で航海中であり、この時点では特に海上護衛に従事するというわけではなかった。 - 航空機輸送に明け暮れる日常が破られたのは、海上護衛総隊編入から間もない昭和19年1月19日。
臨時に二水戦旗艦能代の指揮下に入り、瑞鳳や早波、若葉、初霜たちと行動中、サイパン島近海において米潜水艦ハダックの放った魚雷6本中3本が命中したのである。
艦首部大破で速力4ノットにまで低下したものの幸い機関は無事であり、後進でどうにかサイパンへと緊急避難した。 - 応急処置を終えた雲鷹は警戒隊の護衛を受けつつ内地へ出港したが、その船足はおぼつかなかった。
ついには悪天候で浸水がどんどん増加、ほとんど前進不能漂流状態に陥り、高雄が救難曳航に派遣されている。 - 帰還叶った彼女は、その後6月まで修理と合わせて飛行甲板延長や高角砲・機銃の増備などの護衛空母としての改装工事を受けている。
だが、護衛空母としての命運はわずか2度にして尽きることとなる。 - ヒ74船団護衛中の昭和19年9月17日深夜、護衛対象あづさ丸の被雷爆発炎上を確認し舵を切った次の瞬間、米潜水艦バーブの放った魚雷2本が命中、その1発は機関室を貫いた。
機械室満水により機関停止・電源途絶に陥り、さらに艦内へ煙と一酸化炭素が充満しつつある中、雲鷹は電池式の応急灯の明かりを頼りに必死の応急措置につとめ、一時防水に成功するかに見えた。
だがやがて天候が悪化、荒波も激しさを増し、応急修理箇所に打ち付ける波浪が徐々に浸水、艦尾は再び沈み始めた。
ついに7時55分、雲鷹は艦尾からその姿を没していった。乗組員約750名と便乗者約1000名のうち、およそ900名が運命をともにしたと見られ、脱出した木村艦長も行方不明となった。
約760名の生存者は海防艦千振および第27号に救助された。
南シナ海東沙島南東約90マイル、目的地の台湾・高雄まであと少しの地点であった。 - 彼女が放置ボイスでふれる「戦闘詳報」とは、この戦没時の状況と戦訓を綴った「軍艦雲鷹戦時日誌戦闘詳報」のこと。
- その概略は以下のとおり。
「電探電波の輻射を恐れすぎている。敵からの発見を恐れて使わないのでは電探は無用の長物と化す。積極的活用せよ。
特に22号対水上電探はその性質上敵に捕捉されないので狭視界時は積極的に使え。21号対空電探・13号対空電探も空襲のおそれがある場合は積極使用すること」
「海防艦を用いた掃蕩隊とその基地を新設すべきである」
「船団隊形はこれまでの二列~三列横陣だと魚雷を発射された場合に極めて危険。夜間護衛戦力を増加するとともに、隊形自体を見直すべき」
「海上護衛のための航空基地を増設強化するとともに、護衛空母は廃止すべき」
「空母の速力を減殺すると運動性能が低下して極めて不利。空母は船団後方において高速力でバリカン運動しつつ続航すべきである」
「敵潜水艦の追跡が明らかな際は高速で護衛艦を従え偽航路をとれ」
「空母が鈍足船団と同じ速力で進むのは最も不可である」
「敵潜探知のための磁探機を多数搭載しその能力を全活用せよ」
「乾電池はできるだけたくさん用意しろ」
「戦闘服装は出港時点で完全に整えるべきである」
「救命筏は全員分を用意しなければならない」
と、その苦衷の体験をとおした、微に入り細に入り行き届いた所見が述べられている。
だが、この戦訓が十分に活用されることはなかった。
- その概略は以下のとおり。
- 彼女の慰霊碑は昭和57年9月15日、生存者たちにより広島・呉の長迫公園に建立された。
同碑の碑文においては戦没時の救助艦千振・第23号海防艦と並び、最初の被雷時に駆けつけた高雄も特に名指しで救難の艦と明記されているのが特筆される。
また、同慰霊碑の正面には銅板が嵌め込まれ、彼女の艦影とともに「頌空母雲鷹戦没者之碑」と題した漢詩か刻まれている。※七言絶句形式、読み方は横方向。
「頌空母雲鷹戦没者之碑」
滄溟萬里駆膺懲
空母雲鷹征翼鵬
無那被雷魁殉国
何恟鮫鰐七生興
一朝詔下雖蔵甲
千載勲陞應値稱
崇祀忠魂鎮東海
貞珉勒得燦呉陵
- 元F1ドライバーで現ナカジマレーシング総監督の中嶋悟の父親は、戦時中雲鷹乗り組みの整備員
妖精さんをしていた経歴があり、兄弟が相次いで戦死した結果家業である三百年続く農家を継いだ、と中嶋本人が語っている。
甚だ無礼を承知で言えば「もしも雲鷹と共に」ということになっていたら日本のモータースポーツの歴史にも甚大な影響が出ていたであろうことになる。
ドクターゲロDr.コーチン(岐阜)、エビフリャー(東京)、ミソカッツン(三重県)…… キシーメだけギリギリ愛知発祥だけどうちの母親(東海地方民)は紀州梅を由来だと思っていた… -- 2022-04-20 (水) 17:36:40