No.004 | ||||
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![]() | 日向(ひゅうが) | 伊勢型 2番艦 戦艦 | ||
艦船ステータス(初期値/最大値) | ||||
耐久 | 74 | 火力 | 74 / 94 | |
装甲 | 70 / 89 | 雷装 | 0 | |
回避 | 22 / 49 | 対空 | 28 / 79 | |
搭載 | 12 | 対潜 | 0 | |
速力 | 低速 | 索敵 | 10 / 36 | |
射程 | 長 | 運 | 15 / 69 | |
最大消費量 | ||||
燃料 | 85 | 弾薬 | 120 | |
搭載 | 装備 | |||
3 | 35.6cm連装砲 | |||
3 | 14cm単装砲 | |||
3 | 零式水上偵察機 | |||
3 | 未装備 | |||
改造チャート | ||||
日向 → 日向改(Lv10) → 日向改二(Lv90+改装設計図x2+試製甲板カタパルト+戦闘詳報+新型航空兵装資材+開発資材x181) | ||||
図鑑説明 | ||||
伊勢型戦艦2番艦、日向。 ああ、そうだ、あの伊勢と一緒に航空戦艦になったんだ。 もともとは、私の砲塔の事故もあるんだけどな。 呉で朽ち果てる迄、戦うつもりだ。 |
※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。
セリフ | CV:大坪由佳、イラストレーター:しばふ |
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入手/ログイン | あなたが提督?ふうん。いいけど。伊勢型戦艦2番艦、日向よ。一応覚えておいて。 |
母港/詳細閲覧 | あ、君……いや、提督か |
君は何の為にここにいる? | |
私たちは何の為に戦っているのだろうね | |
母港/詳細閲覧 (Xmas) | ん…これがクリスマス、なのか。ふむ…赤と緑、そして白か。悪くないな。 |
母港/詳細閲覧 (年末) | うん、そろそろ大掃除をしないとな。格納庫の瑞雲も…よく磨いてやらんとな。 |
母港/詳細閲覧 (新春) | 謹賀新年。明けましておめでとう。伊勢、そして提督、今年もよろしく頼む。 |
母港/詳細閲覧 (2周年記念) | そうか…今日はおめでたい日なのだな。みんな嬉しそうだ。まあ…悪くないな。 |
母港/詳細閲覧(梅雨) | この季節はよく雨が降るな…。瑞雲に、支障が出るのはあまり好ましくないが…。 |
母港/詳細閲覧(夏真っ盛り) | 暑いな。……あの呉の夏を思い出すな。……まあ、いい。 |
母港/詳細閲覧(秋) | ほう……この祭り、悪くはない。伊勢、たまには楽しもう。 |
ケッコンカッコカリ(反転) | 提督なんだその顔は……表面温度も上昇している。病気か?一緒に寝てやろうか? |
ケッコン後母港(反転) | - |
編成 | 戦艦日向、出る! |
出撃 | 伊勢のやつ、張り切り過ぎだ |
戦艦日向、出る! | |
遠征選択時 | まぁ、悪くない |
アイテム発見 | まぁ、悪くない |
開戦 | 撃つぞ、それっ! |
航空戦開始時 | |
夜戦開始 | ま、ここで仕留めておくか |
攻撃 | ん…至近弾…次は当てる |
撃つぞ、それっ! | |
連撃/弾着観測射撃/夜戦攻撃 | 敵艦隊は、何のために攻めてくるのだ…? |
小破 | ちっ! |
おいおい、なんで五番砲塔なんだ? | |
中破/大破 | まあ…涼しいと言えないこともない…が… |
勝利MVP | 私の攻撃が効果的だったのか…なるほど。悪い気持ちではない、が意味もないな |
旗艦大破 | おいおい、なんで五番砲塔なんだ? |
帰投 | 艦隊が帰ってきたぞ。賑やかになるな |
補給 | この強化、どう戦力に影響するか… |
改装/改修/改造 | この強化、どう戦力に影響するか… |
ん…悪くはない…良くもないがな。 | |
まぁ、悪くない | |
入渠(小破以下) | 休める時に休む主義でね |
入渠(中破以上) | ま、前線は伊勢に任せるさ |
建造完了 | 我が艦隊に新入りだ。…酔狂な船だな |
戦績表示 | 連絡だよ。読むか読まないか好きにするといい |
轟沈(反転) | あの世とやらを見てみるか…伊勢、しばしの別れだ…… |
時報 | |
放置時 |
ゲームにおいて 
- 日向は、基本的には姉妹艦の伊勢と大差のない艦であるため、詳しくはそちらおよび扶桑を参照。
改造前の攻撃力最大値が5高く、その分改造後の装甲最大値が2低い点が異なる。
スペック的には扶桑型を凌駕しているが、改良型なので当然と言えば当然か。 - 航空戦艦に改造せずとも、一応は金剛型並の火力と装甲を持った戦艦として育成できる。
- 但し、その場合の回避は水上機母艦並と絶望的に低い。そして修理費はもちろん戦艦並。
これがどういう事か理解できる提督ならば、自ずと答えは出てくるだろう…… - 最前線は長門型や金剛型に任せて支援艦隊要員として運用するなら、砲火力に優れるこの形態のまま育成と言う手もないわけではない。
航空戦艦日向を、戦艦日向が支援するというロマンだってあるのだ。 - 改装ページを見ればわかる通り、総合的なスペックは当然ながら改二の方が何倍も高い。(伊勢型にしか出来ない事も多い)
よほどこの姿に思い入れが無い限りは、早めに改装してしまった方が基本は吉。
- 但し、その場合の回避は水上機母艦並と絶望的に低い。そして修理費はもちろん戦艦並。
- 当然ながらこの状態では瑞雲の運用は出来ないのだが、季節限定ボイスでは瑞雲に関する物が多かったりする。
師匠……。
小ネタ 
- この稿では、大正期に竣工しミッドウェー海戦の時期までの戦艦日向について記述しています。「航空戦艦」に改装された後の戦中の活躍などについては、日向改を参照してください。この項の4倍以上の文量で濃厚に戦歴が綴られています。
- 改扶桑型とも呼ばれる伊勢型姉妹の妹の方。
宮崎県の旧国名*1からの命名で、神域の伊勢に対して天孫降臨の地である日向と、日本神話繋がりの姉妹である。 - 明治44年の新充実計画によって扶桑型戦艦および金剛型装甲巡洋艦4隻の建造が決まったが、元々予算計上済みの「第三号戦艦(扶桑)」「伊号装甲巡洋艦(金剛)」「卯号装甲巡洋艦(のち卯号巡洋戦艦→比叡)」「第二号装甲巡洋艦(のち第二号巡洋戦艦→榛名)」「第三号装甲巡洋艦(のち第三号巡洋戦艦→霧島)」の建造計画の予算案が裁可されたのに対し、扶桑型2番艦以降の予算案はすぐには裁可されなかった。
- 伊勢と日向はよく似ているが、後部マストの形状と、艦橋から後ろに伸びるヤード(信号桁)の形状が違う。特に後部マストは写真を見比べるときにわかりやすい判別ポイントなので覚えておこう。
- 他にも、伊勢型姉妹には実は能力的な差がある。
伊勢よりも日向のほうがちょっとだけ足が速かった。
その代わり燃料搭載量が何故か伊勢のほうが2割ほど多く航続距離は伊勢のほうが長い。
なお、燃料搭載量については、航空戦艦改装時におなじになった模様である。
- 他にも、伊勢型姉妹には実は能力的な差がある。
- 実際の彼女は、轟沈しても不思議じゃない大事故を何度もやらかしつつも無事で、また撃沈覚悟の絶対不利な戦場に立ちながらも見事に生還したという、
なんか憑いているレベルの強運に定評がある。*8- 前述の通り天孫降臨の地にして海軍発祥の地を艦名にいただき、さらに艦内分社は宮崎神宮(主祭神は
神日本磐余彦 =神武天皇。日本海軍の祖であり日本最初の提督でもある)のもの。
ひょっとすると、神降しが成ったがゆえの強運だったのかもしれない。*9- 戦艦の艦内神社は旧国名の一之宮から勧請するケースが一般的だが、日向にも都農神社の分霊が祀られていた。
日向国一之宮は宮崎神宮ではなく都農神社ではあるのだが当時は寂れており、また祭神が出雲の系譜に属する大国主命では分が悪かったのだろう。土地神だし。
そのような理由で宮崎神宮を勧請することが決まった際「一之宮であるのだからぜひ我々も」と海軍に請願した結果、合祀されることになったとの経緯が都農神社の記録にはある。
ちなみに海上自衛隊の護衛艦ひゅうがの艦内神社は鵜戸神宮および都農神社からの勧請である。 - 日向が満州国皇帝溥儀の御召艦となった際、溥儀も日向神社にお参りしたという記録が残っている。*10
- 戦艦の艦内神社は旧国名の一之宮から勧請するケースが一般的だが、日向にも都農神社の分霊が祀られていた。
- 前述の通り天孫降臨の地にして海軍発祥の地を艦名にいただき、さらに艦内分社は宮崎神宮(主祭神は
- 彼女の強運がどれほどのものか。「砲塔爆発2回、弾薬庫火災1回という前歴を持ちながら、しれっと生き残る」と言えばお分かり頂けるだろうか。
しかも戦闘による損傷ではなく全部事故。陸奥の例をあげるまでもないが、どれもこれも即沈没しかねない大事故である。- 「おいおい、なんで五番砲塔なんだ?」というセリフはこれが元ネタ、艦後部の第5砲塔を爆発事故で失ったことが、彼女の大改装の契機となった。
なお、一度目の爆発は艦中央部の第3砲塔で、弾薬庫火災は第4砲塔だった。 - ちなみに二度目の砲塔爆発事故。何と国民向けのニュース映画に収録され全国放映されてしまった。
どうやら当局でさえ気付かないまま検閲を素通りしてしまったらしい。
件の映像(10:38辺りのシーンが問題の瞬間)をよく見ると、砲塔全体が煙に包まれ砲身から炎が出ており、事故映像だとわかる。
ニュース映画でまさかの爆発オチである
だが事故発生時、日向の艦橋*11ではだれも事故に気が付かず、射撃指揮所からの通報で直ちに弾火薬庫に注水し、ギリギリで爆沈は防がれたという。
時期が時期だったため本格的な修理は見送られ、応急措置として砲塔を撤去した上でバーベットを鉄板で塞ぎ25mm三連装機銃4基を装備している。
またこの応急修理の時に、当時開発が進んでいた22号対水上電探の試作品を搭載して実用試験が行われている。 - この改装で主砲1基を失った代わりに、25㎜機銃を合計12挺と水上電探を装備した。
この様子を、第23代日向艦長でもあった宇垣纒は「主砲火力は減ったけど、対空火力と電探装備で逆に【近代化した】んじゃないの?(意訳)」と評している。 - さらに暗礁で座礁しかけたこともある。未知の暗礁でお腹を擦ったが、平時だったために搭載物が少なく、
その分喫水が浅かったために難を逃れたという好運エピソードも。その暗礁はこの件がきっかけで発見され「日向礁」と名付けられた。*12*13
- 「おいおい、なんで五番砲塔なんだ?」というセリフはこれが元ネタ、艦後部の第5砲塔を爆発事故で失ったことが、彼女の大改装の契機となった。
- 特に、二度目の砲塔爆発はちょうどミッドウェー海戦の頃であり、これが彼女の運命を大きく左右することとなる。
海軍の偉い人たち「まさか一航戦と二航戦がまとめて消滅するとは……。代替戦力として正規空母をいちから造るのも、戦艦を全面改装するのも時間が足りん。
さてどうしたものか……むむっ! こんなところに5番砲塔を事故で喪失した日向が! ちょうどいい、伊勢型の船体後部に航空艤装を施そう!」「日向の五番砲塔が爆発しました。いかが致しましょう?」
とまあ、大体こんな感じで航空戦艦へ改装されることとなったのである。「面白い。航空戦艦とやらがどこまでやれるか改装してみるとしようぞ」 - ちなみに扶桑型が改装をキャンセルされたのは、資材の関係や伊勢型のほうがちょっとだけ高速だったから。
決して彼女たちがポンコツとかそんな事はない……筈。 - MI作戦発動直前の昭和17年5月、日向に22号対水上電探(当時は仮称103号)の試作品が搭載されたのだが、その評価は芳しくなかった。
- 並行して伊勢には21号対空電探が搭載されて実験が行われており、こちらは小型航空機を約55km、戦艦を約20kmの距離で探知し、一方の22号電探は戦艦の探知距離は35kmと優っていたのだが航空機の探知は不可能だった。
当時電探に対する要求として、対水上用と対空用を兼用するのが望ましいとされていたため「ならば水上艦も航空機も探知できる21号電探を優先」という評価になってしまったのである。
また22号電探は動作が不安定でこれも関係者の不評を買い、その結果不採用とされて開発中止になりかけた。
- 並行して伊勢には21号対空電探が搭載されて実験が行われており、こちらは小型航空機を約55km、戦艦を約20kmの距離で探知し、一方の22号電探は戦艦の探知距離は35kmと優っていたのだが航空機の探知は不可能だった。
- ところが、まもなくMI作戦が発動されて日向は失敗作の烙印を押された試作電探を撤去する暇もないままミッドウェー(後にアリューシャン方面に転進)に出撃する。
MI作戦で連合艦隊は往路と帰路で濃霧に度々悩まされたのだが、その際に有効性が見いだされたのが日向の試作電探であった。
これにより、霧中・夜間航行用、また21号に比べて小型なことから小型艦艇向けの哨戒用として22号の評価が見直され、アンテナや送受信機の形状変更などを施しての開発続行が決定する。 - この時、22号電探に冷淡な関係者を「機械の改善を信じたい」と説得して回り開発続行決定に一役買ったのが、当時の日向艦長・松田千秋大佐であった。この後も伊勢型の生涯に深く関わる人物である。
- このエピソードゆえか、艦これの改修工廠では21号対空電探の改修サポート(2番艦配置)に伊勢と日向が起用され、さらに22号対水上電探の改修にも日向が起用されている。
また、32号対水上電探の改修型には、伊勢と日向によく似た妖精さんが工具で改修する様子が描かれている。32号と伊勢型に直接の関係はないが、初期の電探開発に貢献したエピソードに因んでのものだろうか。
- このエピソードゆえか、艦これの改修工廠では21号対空電探の改修サポート(2番艦配置)に伊勢と日向が起用され、さらに22号対水上電探の改修にも日向が起用されている。
- 姉の伊勢を差し置いて、第一艦隊*14・第二戦隊・第四航空戦隊などでずっと旗艦を務めている。悪運の強さが司令部に気に入られたのかも知れない。*15
旗艦だったことを反映してか、特に公式漫画では妹なのに活発な姉・伊勢の暴走を抑える冷静かつ真面目な性格になっている……ってか、どう見ても日向のほうがお姉さんである。加えて子孫は二番艦いせを持つひゅうが型のネームシップなのでそれも理由の一つかもしれない。 - 4コマでは基本伊勢へのツッコミ役だが、瑞雲関係の事柄に関しては即暴走脱線し、何者も止められない。
- 自己紹介の「呉で朽ち果てる迄~」うんぬんは、文字通りそういう運命をたどったから。詳しくは日向改の方を参照。
- 円谷プロの特撮作品『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に登場するZAPspacy所属スペースペンドラゴン船長日向浩の名前の由来は戦艦日向と円谷浩から取られているものと思われる。
他にも主人公レイ以外のメンバーの名前も漢字にすると榛名、熊野、隠岐と大日本帝国海軍に存在した艦の名前になっている。 - 日向は列車名として長く使われている。夜行急行(1960~1968。京都~都城間)から昼行特急(1968~1975。大阪~宮崎間)になり、一旦廃止後に快速「ひむか」として再登場した(1989~2000)。
現在(2000~)は特急「ひゅうが」となって延岡~宮崎・南宮崎・宮崎空港間を結んでいる。
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