伊勢

Cached: 2026-03-23 03:24:37 Last-modified: 2026-02-27 (金) 10:22:30
No.003
超弩級戦艦、伊勢型の1番艦、伊勢。参ります!伊勢(いせ)伊勢型 1番艦 戦艦
艦船ステータス(初期値/最大値)
耐久74火力74 / 89
装甲70 / 89雷装0
回避22 / 49対空28 / 79
搭載12対潜0
速力低速索敵10 / 36
射程15 / 69
最大消費量
燃料85弾薬120
搭載装備
335.6cm連装砲
314cm単装砲
3零式水上偵察機
3未装備
改造チャート
伊勢伊勢改(Lv10) → 伊勢改二(Lv88+改装設計図x2+試製甲板カタパルト+戦闘詳報+開発資材x80)
図鑑説明
扶桑型戦艦を再設計した、強力な超弩級戦艦として完成しました。
戦艦、伊勢です。
主砲を多少とっちゃって、有名な航空戦艦モードに改造可能よ。楽しみね!
DMMの公式サイトでの説明
35.6cm連装主砲6基12門の火力を誇る超弩級戦艦、伊勢。
前級の扶桑型戦艦の装甲防御力などの問題点をクリアした
第一線級の水上打撃力を誇る艦娘。
火力自慢の真っ直ぐな性格の素敵な先輩として
吹雪たち後輩の模範的存在となっています。

※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。

CV:大坪由佳、イラストレーター:しばふ (クリックするとセリフ一覧が開きます)

CV:大坪由佳、イラストレーター:しばふ

定型ボイス一覧

イベントセリフ改装段階備考追加



 
 




 




 
追加
入手/ログイン超弩級戦艦、伊勢型の1番艦、伊勢。参ります!××編集
航空戦艦、伊勢です。後部飛行甲板とカタパルト2基で航空戦力を運用可能よ。××編集
提督!改装航空母艦、伊勢。全通飛行甲板で参ります!××編集
母港*1編集
母港1詳細はい、提督?××編集
…ぁ、御免なさい、呼びました?×編集
母港2砲塔が重いかって?全然!××編集
ま、水上機が基本なんだけどね。×編集
母港3…ぁ、御免なさい、振り向きざまに砲塔がぶつかっちゃった?××編集
戦艦の火力と軽空母並の航空機運用力…ね、素敵でしょ?×編集
ケッコンカッコカリ提督、あの、一緒に五番主砲塔の配置について語りませんか?…え、意味わかんないって?くぅぅ…ダメかぁ××編集
提督、あの…カタパルトとか、取らないでくださいね…あれが無いと私…!あっ…いじわるぅ!×編集
ケッコン後母港ふーん?××編集
いいんじゃない?×編集
放置時×××編集
編成出撃編集
編成戦艦伊勢、出撃します!××出撃と共用編集
航空戦艦伊勢、出撃します。××編集
航空母艦、伊勢!航空戦隊預かります。日向、いい?××編集
出撃日向、いい?出るわよ!××編集
日向遅いよ。置いてくからね?×編集
開戦・攻撃*2編集
戦闘1昼戦
開始
右舷(みぎげん)砲戦、行くわよ!××昼戦攻撃
航空戦開始
と共用
編集
左舷、砲戦開始!××編集
さあ、行きましょうか!伊勢航空隊、発艦始め!××編集
戦闘2昼戦
攻撃
沈みなさいっ!××編集
瑞雲とかってどうかな、いける?××編集
よーし!伊勢攻撃隊、いけぇ!××編集
セリフバレンタイン編集
セリフ??2018決戦編集
戦闘3夜戦
開始
さあ、追撃するわよ編集
艦載機、発艦急げ!××編集
さあ、いっちゃいますか!××編集
戦闘4夜戦
攻撃
主砲、六基十二門、一斉射!××カットイン共用編集
主砲、四基八門、一斉射!××航空戦開始
カットイン共用
編集
そっか、そうなるよね。××編集
戦闘時ステータス*3編集
小破…やったわねっ…!?××編集
小沢囮艦隊のときに比べれば、この位!×編集
痛いじゃないの!××編集
どんどん撃ってきなさいな!×編集
セリフ??2018決戦編集
中破/大破ちょっとまずったな…どうしよう××編集
がーん!折角の飛行甲板がぁ~×編集
轟沈これまでか…日向…先に逝くわね…××編集
まぁ…やるだけやったかな。日向…ゆっくり来なよ×編集
戦闘終了*4編集
勝利MVPえっ、私の戦果が一番なの?やったー。日向、みたみた?どうよー?××編集
え?またあたしの戦果が一番なの?…どうなのさ~日向、おとなしいじゃん。×編集
旗艦大破痛いじゃないの!編集
装備・改修*5編集
装備1改修/改造よーし!これでいけるわね。××編集
んふふ…日向がびっくりしちゃうかな?××編集
いいわね、この子達も。へ~え××編集
装備2ふーん?××編集
結構、ばっちりじゃない、コレってば!×編集
装備3改修/改造/開発/バケツ/遠征/発見やだ!結構良いじゃない、これって!××編集
いいんじゃない?×編集
その他編集
帰投艦隊が帰投したようですね××編集
艦隊が帰投です。おつかれさま×編集
補給よーし!これでいけるわね。××編集
ふふ…日向がびっくりしちゃうかな?×編集
入渠
(小破以下)
ちょっとした怪我よ、大したことないわ××編集
ちょっとした怪我よ。でも、ありがと。×編集
入渠
(中破以上)
さすがにちょっと…まずったかな××編集
さすがに修理しとかないとね。×編集
建造完了提督、新型艦が進水しました。××編集
提督、新型艦が進水したみたい。×編集
戦績表示提督。ご連絡のようですよ。××編集
提督にご連絡です。…忙しいのね×編集


時報ボイス一覧


季節ボイス一覧


イベントセリフ改装段階備考追加



 
 




 




 
追加
桃の節句編集
春の訪れ編集
ホワイトデーへえ~、提督、チョコのお返しくれるんだ♪ 意外とマメなとこあんだね。 ううん、もらっとく♪編集
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春本番編集
梅雨編集
初夏編集
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盛夏そうね、あの夏かぁ……もう結構前になるのよね。2018編集
夏祭り編集
お、日向元気じゃん! 屋台とか好きだもんねー♪編集
秋刀魚セリフ編集
晩秋編集
ハロウィン編集
秋のワイン編集
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師走編集
クリスマスセリフ編集
年末早いわねー。もう今年も終わりか。ねえ、日向。大掃除とか、しとく?編集
新年新年だよ新年。日向、あけましておめでとう! 今年もよろしくね♪編集
節分どうした日向、節分だよ? 元気ないじゃん。……え? 節分とは何か考えてる? そ、そう、ですか……。編集
バレンタインそうね、バレンタインだもの。提督、日向。はい、チョコレート。ふふ♪編集

二周年記念今日はめでたい日かぁ~。日向、良いね! 楽しい気分だね! 今日は飲んじゃおっか!編集
三周年記念編集
四周年記念セリフ編集
五周年記念艦隊はついに五周年かぁ~。日向、良いね! 楽しい気分だね! 今日は、飲んじゃおっか! とっておき、あけちゃう?編集
六周年記念艦隊は六周年かぁ~。提督、日向、良いね! 嬉しい気分! 今日は……飲んじゃおっか! いいのあるんだ、開けちゃう?編集
七周年記念艦隊は七周年かぁ~。提督、日向、大淀、良いね良いね! 今日は飲んじゃおっか! あっ、大淀気が利くぅ!編集
八周年記念艦隊は遂に八周年。提督、日向、大淀、みんな、乾杯! 今日は大いに飲んじゃお! おっ、日向、いい飲みっぷり!編集
十周年記念艦隊は遂にまさかの十周年! 提督、日向、大淀、みんな、今日は飲んで騒いじゃお! 提督は……飲みすぎないでね。編集



エンガノ岬決戦……ふぅ。回避運動はよし、っと。噴進砲も……よし! いいかなっ!?編集
そうね、日向。結構大変そう……。準備万端で挑みたいね?編集
おつかれ、日向! まあ、まずはお風呂で汗を流そっか!ね!??帰投編集
捷一号作戦佐世保もいい街ね。 なんだろう?この不思議に馴染む感じ。?オフタイム編集


お買物mode編集

ゲームにおいて

  • 伊勢型は戦艦系統の中で能力だけ見れば改造後含め、16/12/05時点では最弱である(扶桑型には改二が実装されたため)。
    • しかし通常海域では余程難易度が高い海域でも無い限り、そこまで使い勝手に差を感じる事は無いだろう。
    • Warspiteと並び消費コストが戦艦の中では最も安い為、レべリングの随伴にも向く。41cm砲2つ積んだ場合でもタ級flagshipぐらいなら簡単に黙らせる事が出来る。
      • なお改装した場合は低燃費低能力のレべリング向け艦から、軽母並の搭載を持った器用タイプの艦へと大きく使い勝手が変わる。詳しくは改装後のページを参照。
  • 扶桑型戦艦の失敗を踏まえた改造がなされたため、彼女たちより若干の能力向上がある。
    このため、速度が低速である点を除いては、耐久と火力が若干低いだけで、無改造でも金剛型改と同程度の数値を持っている。運などは若干高いほどであり、燃費もほんの少しだが良い。
  • Lv10という破格の低いレベルで航空戦艦に改造できる。改造すると火力は低下するものの、それ以外の能力が底上げされる。詳しくは扶桑を参照されたい。
    また伊勢型改は扶桑型改と比較して回避が10高く、回避77と戦艦系列で最高値を誇る。だが本艦は低速であるため、高速・回避72~74の金剛型改二との実効回避率の単純比較は難しい*6。耐久も扶桑型より2だけ高い。
    最も大きく異なるのは運で、史実を反映してか不幸艦の扶桑型とは対照的に全戦艦で最高の30もある。
    • 榛名改二(運41)の実装、長門改の上方修正(運30→32)に伴い第3位となった。
    • 近代化改修の素材にする場合、改造してから素材にすると対空の上昇値が+1から+3にアップする。Lv10まで育てるのにもそれほど手間はかからないので、改造してから素材にするのも手。
  • なお、伊勢のみ、航空戦艦4隻の中で唯一、改造前の攻撃力最大値が89しかない。他の3艦は94を確保している。ただし改造後は横並びである。改造前提と考えても必要レベルが小さいので気にする必要もない。
  • なお伊勢型の入手は二つの任務の条件となっている。しかし金剛型の様にもの凄く重要な任務に関わっているわけではないので気長に待とう。
  • 四コマ等で分かるが、胸の前に描かれている砲塔は左腕の砲塔。日向と同じく体の前に砲塔はついていない。
  • 性能とは全く関係ないが、伊号潜水艦娘が5人いるので、彼女を合わせると「伊」で始まる艦娘6人で艦隊が組める。
    演習で潜水艦隊と戦うときは、念の為にチェックしよう。
    駆逐艦オンリーで殴りに行ったら彼女が混ざってて痛い目見るなんてことが稀に良くあったりする。
    潜水艦オンリーで梯形陣になるが、仮に伊勢が旗艦だと単縦陣になる。こうなると開幕雷撃がめっぽう痛く、対潜装備の駆逐艦がまとめて吹き飛ばされることも・・・。

小ネタ

  • この稿では、大正期に竣工しミッドウェー海戦の時期までの戦艦伊勢について記述しています。航空戦艦に改装された後の戦中の活躍などについては、こちらを参照してください。

開発(扶桑型との違い)

  • 伊勢型戦艦の1番艦として神戸川崎造船所にて1915年(大正4年)5月10日起工、翌年11月12日に進水、翌翌年12月15日に竣工した。
    • 1911年(明治44年)の「明治44年度軍備補充費」によって扶桑型戦艦4隻および金剛型装甲巡洋艦の建造が決まった。この扶桑型4隻のうちの3.4番艦がのちに伊勢型となる2隻「第五号戦艦」「第六号戦艦」である。
      ⇒詳細についてはこちらの「日本海軍の主力艦建造史~4.ドレットノート・ショック」を参照されたし。
  • 名の由来は伊勢神宮で名高い伊勢国からの命名。日向とは神話繋がりの姉妹である。名前は起工前の1914年(大正3年)10月12日に時の海軍大臣八代六郎の名で山城、日向と共に告示されており、起工前という「物理的に存在していない」時点での名前発表は、主力艦としては日向共々*7初の事例*8といえる。
  • 元々は扶桑型の3.4番艦として計画されていたわけだが、山城以降が議会の解散等で予算成立が遅れてしまった。その間に先行して建造されていた扶桑が竣工*9し、試験等を重ねていく中で不具合等が見つかったので、3.4番艦は起工途上で再設計されることになり、このため「伊勢型」という別艦型として誕生した。
  • 変更点としてよく挙がるのが3.4番砲塔の配置変更だが、主砲配置位置変更よりも大きな箇所ともいえるのに「船体を長船首楼型をやめて短船首楼型にした」事である。
    • 長船首楼型というのは、舳先から続く艦首甲板が、船体の後部まで長く続いている構造を指し、一方の短船首楼型というのは艦首甲板が船体のわりかし前の部分で終わって一段下がる構造を指す。
      長船首楼型の方が水面より甲板が高いところが多いので凌波性も高く艦内スペースを多く取れるが、重量のある主砲塔や艦橋構造物を、短船首楼型よりも高い位置に設置する必要があるのでどうしても重心が高くなる。
      短船首楼型はその逆なわけだが、扶桑型の場合、艦首から続く甲板は後部第5砲塔まで続いている長船首楼型だが、伊勢型では船体設計自体を短船首楼型としたため、艦首から続く甲板は中央の第3砲塔迄となっていているので、重心を抑えられる反面艦内容積は減ってしまっている。だが船首楼の箇所に設置する副砲は扶桑型の16基から20基へと4基増設されているため配置場所が確保できず、一部はなんと1番砲塔よりも前の艦首部分に設置されている*10
      • このため居住区等に割けるスペースが狭くなり、結果伊勢型戦艦は「日本戦艦中最も居住性が劣る」と言われてしまったそうな…だがメシは非常に美味かったらしい。*11
  • 船体構造は船首楼だけでなく、長さも約3mほど扶桑型より伸ばされている。構造が違うためか伊勢型戦艦は直進の際の針路維持が日本戦艦の中でも最悪レベルで悪かったらしく、訓練中に艦隊針路から飛び出る危険があった。そのため艦隊司令部より「艦隊を組むときは伊勢・日向の動向に十分注意してね(意訳)」という旨の通達が出されていたほど。
    • もっとも直進性が良い艦は「ちょっとやそっとの力では曲がらない」という意味を含むので、必然的に舵の効きは悪くなる。なのでそれが悪い伊勢型は「舵の利きが良い」という訳で、実際に舵の利きは良好だったようだ。
  • 機関は伊勢型からロ号艦本式ボイラーが採用されている。それまでの国産戦艦で採用されていた「宮原式ボイラー」よりも燃費性能で大きく向上している。
    • 但し推進タービンについては性能比較のため伊勢と日向で異なるものを採用している。
      伊勢は巡航用タービンを備えた「ブラウン・カーチス式」の直結タービン、日向は「パーソンズ式」のタービンで、出力性能や速力には特に差はなかったという。ただし扶桑型との比較では出力は45,000馬力と大きく向上、最大速力も0.5ノット増しの23ノットをだしている。
      • なお、この時代は燃料が石炭から重油となる過渡期でもあるので、ボイラーは石炭と重油の双方が使える混焼缶となっている。
  • 主砲は扶桑型の無理がある主砲配置を改正して6つの砲塔で無理のない射撃ができるようになり能力も向上した。
    • その他にも扶桑型は「固定角度装填*12」だったのに対して、仰角20度~俯角5度までの間なら装填できる「自由角度装填」を採用しているため毎分2発の発射が可能となった*13
  • 副砲は扶桑型の「50口径四一式15cm砲」から1㎝口径を減じた「50口径三年式14cm砲」に変更されている。当時の日本人の体格では15㎝砲クラスの砲弾を1人で運搬するのは大変だったようで、速射性向上*14の意図もあり、天龍型や5500t型軽巡洋艦などで主砲として採用されることになる同砲を副砲として採用した。
  • 防御性能に関しては扶桑型と装甲はほぼ同一であるが、被弾時のスプリンター防御*15が強化されている
  • 走攻守ともに扶桑型の欠点を大きく改善し能力向上し、またスペック通りの性能を発揮できるようになったことで、国産戦艦として初めて列強の戦艦と互角以上に戦えると評された戦艦だった。
    • 但しまだまだ技術的な面でイギリスからの流用技術を用いている箇所も多く、[純粋な日本産の戦艦」は次級の長門型まで待たなければならない。
      • また本艦と同時期に、イギリスでは更に強力な15インチ(38㎝)砲を搭載し、24ノット近い速力を出す「クイーンエリザベス」級が登場しており、伊勢型は建造前の時点で防御力の脆弱性や速力不足を指摘されている。

改装(伊勢型戦艦の近代化)

  • 1922年(大正11年)に締結されたワシントン海軍軍縮条約で八八艦隊計画が水泡に喫し、伊勢らは当面の間第一線部隊の主力戦艦として運用される事になる。
  • 本格的な近代化改装の前に砲戦距離延長への対応のため、扶桑型や金剛型と同様「前部艦橋を櫓檣形式」に改める工事が行われ、1926年(大正15年)から実施されている。
  • 伊勢の本格的な近代化改装は1935年(昭和10年)8月1日より開始され、その期間は約1年半に及んだ。
    • 攻撃力に関しては、実は伊勢にも扶桑型同様「40センチ砲への換装」が検討されたりしている。実際には実現には至らなかったが、その代わりに主砲の仰角が30度から43度へと引き上げられた結果、最大射程は約35,400mに延長されている*16
    • 装甲は主砲塔天蓋の装甲厚を76㎜から152㎜へと増厚し、水平・舷側各装甲も充実させ、バルジも装着して水中防御力を強化している。
    • ボイラーは同じロ号艦本式ながら混焼缶だったのを重油専焼缶に統一。タービンも姉妹で異なっていたのを「艦本式オールギヤードタービン」に統一した事で出力は80,000馬力に増大し速力も25ノットに強化された。
      • このため煙突は2本だったのを1本の大きなものに改めてる。因みにこの改装で外された日向の煙突が神州丸のダミー煙突に再利用されている。
    • この他船体を6m延長して速力向上と直進性の向上を図っている。構造物も艦橋設備をより大きくどっしりとした形のものとしている。
  • また近代化改装を受けた他の戦艦と同様、伊勢型も改装の際に水上機運用のための設備を搭載している

開戦

  • 1941年(昭和16年)12月7日。真珠湾攻撃を皮切りに太平洋戦争が勃発した。
    伊勢は姉妹艦日向や準同型艦の扶桑、山城と共に「第二戦隊」を編成、主力部隊の1隻として瀬戸内海桂島泊地で他の戦艦たちと共に待機していた。
    • だがご存じのように真珠湾攻撃以降、海戦の主力は空母とそれが搭載する航空機に移り、戦艦が出動するような事態は訪れなかった。これには真珠湾攻撃で対戦相手であるアメリカ戦艦部隊が壊滅し、そもそも戦艦が出動するような事態が発生しなかたからというのもあるのだが、兎も角空母や巡洋艦、駆逐艦らが前線で活躍しているのをしり目に、内地で待機し続ける「主力」戦艦たちは、歯がゆい思いが続いていたのだった。
  • 1942年(昭和17年)2月、伊勢は試作された21号対空電探を搭載して運用試験を行っている。
    ちなみに伊勢が試験した21号は制式採用が決まったが、日向が試験した22号対水上電探は霧中航行で威力を発揮したにもかかわらず、21号の方は評価は芳しくなく不採用、あわや廃棄処分になりかけた。
    しかし当時の日向艦長の口利き*17もあって開発継続が決まっている。
    • 21号対空電探の改修担当に伊勢型が起用されたのはこの時のエピソードが由来だろう。
      また調整改良された電探で工具を持って調整に勤しむ妖精さん2人も伊勢型にそっくりであり、これも史実の伊勢型と電探開発との縁ゆえだろうか。
  • そうした中で漸く出動する機会が回ってきた。1942年(昭和17年)6月のMI作戦は連合艦隊の殆どの戦力を投入する大規模なものとなり、伊勢ら戦艦部隊も「主力部隊」を編成してミッドウェー島占領を企図する機動部隊や攻略部隊の後方から進撃、日本艦隊を阻止すべく米艦隊が来航してきたらこれと決戦を挑むことになっていた。
    • だがこのMI作戦、いわゆる「ミッドウェー海戦」と称されるこの決戦は、皆さまご存じのように日本側が空母4隻、重巡1隻を失う大敗北に終わった。後方から続いていた伊勢ら主力部隊はこの海戦に直接関与する事は叶わず、トンボ返りするだけに終わってしまった。
  • こうして再び桂島泊地で待機する日々が始まったのだが、ここで伊勢と日向に転機が訪れる。
    ミッドウェー海戦の大敗で主力空母4隻を失った海軍は、その穴埋めの空母増産をあれこれとやりだすのだが、それらの試みの殆どは「どんなに急いでも戦力化できるのは1944年(昭和19年以降)というものばかりであった。
    そんな中でより短期間で空母戦力を増強するための策として、短期間で改装できると見込まれる「既存艦の空母への改装」が提言され、大和を除くすべての戦艦と青葉型以降の重巡洋艦と川内型が検討対象となった。
    • まず長門は大和型に準ずる性能を持つ戦艦であるため、もし艦隊決戦が発生した際に有力な戦力となるため対象から外され、金剛型も空母機動部隊に随伴できる戦艦は貴重であったためこれも対象から早期に外れている。巡洋艦は船体が小型で改装しても戦力として有意義に使えるほどの空母になるか疑問視されたのと、ソロモン方面の戦闘などでこれら艦艇は必要な戦力として運用されており、それを空母にするために手放すのは実情に即していないと考えられこれも外された。
      そのため残りの伊勢型と扶桑型が空母への改装の候補となったのである。
      • 確かにいちから空母を作るよりも、既存艦を空母に改装する方が工程も短期間で済むものではあるが、それでも既存設備の撤去やら、重量が変わる事による船体バランスの調整*18など、することは多岐にわたり、実は手間がかかる事では新造するのとあまり変わりはなかったと言われている。そのためこの計画も複数案用意*19されたが結局完全空母化は工程がかかりすぎる事を理由に早期に候補から外れている。
      • 最終的にまず伊勢型の2隻が改装されることに決定した。これは実は姉妹艦の日向が、ミッドウェー海戦前の1942年5月、伊予灘で主砲射撃訓練中に第5砲塔で爆発事故を起こし、第5砲塔を撤去した状態になっていた。このため工期をより短くできると判断されたため、まずは伊勢と日向が改装を受けることになった。
        こうして世界的にも唯一の「航空戦艦」が誕生する事になるのだが、航空戦艦となった以後の伊勢については、こちらを参照されたい。

余話

  • 明らかに違う扶桑姉妹と違い、伊勢型姉妹は非常にそっくりな艦影をしており、見分けるのが非常に難しい。
    • 後部にそびえるマストの構造が違う*20というのは有名な話だが、これは1934年(昭和9年)から1937年(昭和12年)にかけて随時行われた伊勢と日向の近代化改装後にできた見分け方であり、実はそれ以前の後部マストの構造は2隻とも全く同じなので区別できない。
    • 新造時の2隻の見分け方としては、前部マストの構造の違いで、前部マストは当時のイギリス海軍の戦艦によく見られる三脚マストなのだが、基部にある羅針艦橋の更に上に探照灯台が伊勢には配置されているが日向にはない。というのがあるが、この設備は前述の砲戦距離延長に伴う前部マストへの設備設置工事の際に埋もれてしまっている。
      • その代わりというか、この前部マストの工事後の見分け方として正面から見た際の、左右に突き出てる「信号ヤード」の剃り具合の違いがある。伊勢の場合は正面から見ると弓矢のようなそりがある形状だが、日向のはまっすぐに伸びる形状となっている。
        だがこれも近代化改装の際に日向のようなまっすぐなものにされてしまっている。
      • 決局伊勢と日向の2隻の見分け方は、改装状態によって場所が異なる*21という、些かややこしいものになっている。それだけ「それ以外の箇所」での見分けが困難だという事なのだが…
    • 姉妹そっくりな為に起こったエピソードがある。日向のランチ(内火艇)が、上陸していた日向の航海長を桟橋まで迎えに行ったときのお話。
      夜間の湾内は霧のため、まさに一寸先は闇という状況だった。
      そんななかランチの艇長が日向の隣に停泊していた伊勢を日向と誤認してしまい、伊勢の舷側に接舷してしまった。
      日向の航海長は何も気付かぬまま伊勢に乗り込んでしまったが、二番高角砲を点検していた士官がこの航海長と顔見知りだったため、士官が不審に思い声をかけたことで艦を間違えたことが発覚。
      ランチの揚収位置まで移動しようとしていたランチを大慌てで呼び戻し、その航海長はようやく日向に戻れることとなった。
      • この時、心配した伊勢が日向に発光信号を送り、日向も応答している。
        伊勢「貴下のランチは無事帰還せるや」日向「ご厚意感謝に耐えず」
  • 彼女と日向が佩用している刀は昭和12年制定の海軍軍刀である。しばふ絵師の芸の細かさがここにも。
  • ゲーム画面下部の用語集に赤城と共に解説されているのだが、なぜか航空母艦「伊勢」と書かれてしまっている。まさかの空母化改二は「改装航空戦艦」と位置付けられている。
  • 公式4コマでは駆逐艦娘の指導教官として登場…のはずなのだが、奔放な言動をしては、そのつど日向に怒られる、サボりグセ的な部分がある(大抵は日向に見張られたり、サボりがバレて日向に大目玉を食らってしまう)、ギャグ的な言動をする(他者に勧める場合もある)事が多いものの、ことごとくスベっている、余計な一言を言って、艦娘にむっとされる一幕が多い(伊勢が苦言を言われてしまう場合も多い)・・・と、少しアホの子が入ったキャラとなっている。
    遂には珍しくやる気を出すと槍が降るか爆弾が降るかなどと言われる始末だが、その一方でこれ位ゆるい方が教官には向いているという評価もあり、駆逐艦娘たちからお世話になっている人に贈る絵葉書を大量に貰ったりと人望はそれなりにあるようにも描かれている。
    • 60話で相撲好きと言われているのは第23代目艦長だった山口多聞の影響と思われる。
      海軍は兵員の鍛錬に相撲を取り入れていたのだが、他の艦は艦上相撲をやる場合せいぜいマット敷きの土俵だったのに対し、伊勢は艦上に本物の土俵を作らせていたという。
    • ちなみに4コマでは改装前の姿が基本となっている艦娘が多い*22中、伊勢・日向だけは改の航空戦艦スタイルが基本となっている。
  • 2011年、「伊勢」の名を引き継ぐヘリ空母ヘリ搭載護衛艦「いせ」が就役。詳細は伊勢改を参照のこと。

この艦娘についてのコメント

  • 「伊勢シーパラダイス」に「日向(ひなた)」というアシカがいるらしい。子供ができたら「瑞雲」と名付けるか? -- 2020-06-04 (木) 16:45:17
  • 神経が大口径主砲… -- 2020-06-13 (土) 13:31:04
  • 瑞雲の改修餌としての需要が個人的に高まったから、伊勢日向最上千歳千代田牧場を開始したが、ちよちとは5-2噴進砲、最上は7-3-2旗艦に据えればいいが伊勢日向はどこに組み込んだらいいんだ。 低速戦艦が許容される海域って案外少ないからなぁ -- 2020-09-21 (月) 23:50:53
    • 2-1で輸送船狩りするときに使ってみては、軽空母になればちとちよ一緒に牧場できるよ -- 2020-10-10 (土) 17:24:35
  • 伊勢、プロ入り初勝利、随伴艦、もとい、バックには大和も活躍 -- 2020-10-10 (土) 17:20:04
  • 大坪由佳さん結婚おめでとうございます。 -- 2020-10-31 (土) 16:03:03
  • 伊勢たんなのに三越とはこれいかに -- 2020-12-11 (金) 14:10:48
  • 一瞬黒インナー全開に見えてびっくりしたわ 三越 -- 2020-12-12 (土) 02:55:23
  • 見た目も声もキモい。 -- 2021-09-18 (土) 04:55:04
  • 十周年記念ボイスで 提督と日向の次に北号作戦で一緒だった大淀に話しかけてるのが地味に良いな -- 2023-04-29 (土) 06:01:03
  • 護衛艦いせ搭載機の哨戒機に積まれた、フライトレコーダーは回収… しかし衝突して落下じゃあ… 残りの方達の、一刻も早い捜索を願っています -- 2024-04-21 (日) 21:49:27
    • 割り込み失礼。わしも思うは同じでござんす。ましてやあのヘリ、シーホークは先日種子島沖で事故ったナイトホーク(UH‐60)の姉妹機(他には映画にもなったブラックホークも)とあっては聞き捨てならず -- かぼちゃ大王? 2024-04-21 (日) 22:14:49
  • 関連記事ゆえ、いちおうココにいくつも例(ほかにC.カブール、Wバージニアなど)があるが、伊勢型姐さんのは、たしかに最たるものかと? -- かぼちゃ大王? 2024-06-15 (土) 08:57:44
  • 伊勢、ケッコンしたんだから、もうちょっと、ね?こう、ほら… -- 2024-09-28 (土) 05:44:30
    • 伊勢「・・・?(スッ...つ瑞雲を差し出す)」師匠「・・・まぁ、そうなるな。(スッ...つ瑞雲を差し出す)」 -- 2024-09-28 (土) 10:17:04
  • 対潜水ヘリコプター搭載型護衛艦いせだよ(艦これに関係ない) -- 2025-04-29 (火) 20:06:30
  • 伊勢「ちょっ!」って入手の度に言われるとちょっ!と笑えてしまう -- 2025-07-25 (金) 21:10:19
  • おせちに入れないと…… -- 2025-12-26 (金) 15:56:35

*1 母港ボイスは各艦娘につき3つ割り当てられています。「詳細」ボイスは編成画面の「詳細」ボタンをクリックすることで聞くことが出来るボイスです。母港画面でも聞くことが出来ます。「母港3」ボイスは「母港画面でのクリック」もしくは「母港画面への遷移」でのみ聞くことが出来る、いわゆる「提督お触りボイス」です。編成画面での「詳細」ボタンでは聞くことが出来ません
*2 4つの基本ボイス(昼戦開始・昼戦攻撃・夜戦開始・夜戦攻撃)がありますが、各ボイスはその他の色々な場面でも使われます。各ボイスをどのフェーズ(航空戦/開幕雷撃/先制対潜/昼戦攻撃/各種CI...など)に割り当てるかは艦娘によって異なり、例えば開戦ボイスを攻撃でも使ったり、夜戦攻撃ボイスを昼戦でも使ったりします)
*3 「小破」ボイスの2つ目と戦闘撤退時の「旗艦大破」ボイスは共用化されています
*4 「小破」ボイスの2つ目と戦闘撤退時の「旗艦大破」ボイスは共用化されています
*5 装備ボイスは3ボイスありますが、近代化改修ボイスと共用化されています。また、ボイス3は「近代化改修」「開発」「バケツによる即時修復」「遠征出撃」「アイテム発見」ボイスと共用化されています
*6 速度が回避率に与える影響はまだ未解明。
*7 山城は告示前に起工されていた
*8 戦艦では長門型以降の八八艦隊計画艦は建造訓令が出た艦は起工が始まるまでに命名している。大和型(信濃含む)は起工後の命名であった。伊勢以前の竣工戦艦にしても起工前の名前告示の例は殆どない
*9 扶桑竣工は1915年(大正4年)11月8日であり、伊勢起工の約半年後という極めて近いタイムングであった
*10 この箇所の副砲は波をかぶって浸水被害を催す事が多かったためすぐに廃止され、埋められている
*11 噂の第一艦隊コンテスト、その第一回で最高の評価を得る。あさりのシチューにそうめんを添えたり士官食は鯨肉のグラタンを出したりと創意工夫にも富んでいた。
*12 砲弾を装填するために決められた角度に砲身を戻す必要がある
*13 もっともだからといって戦闘時に「毎分2発で撃つ」という訳ではない。当時は公算射撃法が主流で撃った弾丸が着水した位置から照準を修正して撃つ必要があるので、30秒ほどで装填できていたとしても発射は発射から20~30秒後の着弾を見て計測したうえで修正して撃つ必要がある
*14 扶桑型までの四一式15cm砲の砲弾1発の重量は45.4㎏。対して三年式14cm砲の砲弾1弾辺りの重量は38㎏である。三年式14cm砲の方が威力は下がるが接近する駆逐艦などの小型艦艇を相手にするには14㎝クラスでも十分であり、射程も仰角30度で20,900mと、四一式15cm砲の21,000mと大差ない。人力操作が基本の当時の戦艦の副砲としては、より砲弾が軽い三年式14cm砲の方が適切であろうと判断された
*15 着弾した際に飛散する破片に対する防御性能
*16 同様に副砲も射程を約19,100mに延長している
*17 当時の艦長は海兵43期の武田勇大佐
*18 戦艦から空母への改装の場合だと、戦艦の船体は重量物である「主砲」などを複数積んだうえでの「吃水線」がどこまでになるか、それによるスクリュー等の位置が決まっているが、空母化するとなるとその重量が変わるので吃水が上がり、スクリュー等が適切な位置にならない可能性もある。実際巡洋戦艦や戦艦として船体が作られていたのを空母に変更された赤城加賀の時にも船体のバランス調整が行われている
*19 伊勢型の場合だと①艦構造物を全撤去して全通飛行甲板を設置する完全空母化案と一部設備を残した状態の案など複数用意されていた
*20 マストは中央部で区切られているが、継ぎ目の向きが伊勢が後ろで日向が前
*21 新造時は前部マストの探照灯設備の有無、前部マストの設備設置後は信号ヤードの形状、近代化改装後は後部マストの形状、という具合
*22 改二勢は改二兵装という形で必要に応じて貸与される