No.018 | ||||
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![]() | 流星 | 艦上攻撃機 | ||
装備ステータス | ||||
火力 | 雷装 | +10 | ||
爆装 | 対空 | +1 | ||
対潜 | +4 | 索敵 | +1 | |
命中 | 回避 | |||
戦闘行動半径 | 6 | |||
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
大鳳改、速吸改の初期装備 | ||||
艦攻と艦爆を統合した先進的な"急降下爆撃可能な雷撃機"、それが「流星」です。 発動機不調と重量過大に悩みながらも、開発に成功。高い性能を誇る最新鋭の艦上攻撃機です。 先進的な性能を体現した独特のフォルムも魅力的な本機、ぜひ、新型艦戦「烈風」と共に空母に積んであげてくださいね。 |
ゲームにおいて 
- ゲーム後半から主力となる艦攻。天山の上位互換で、新海域攻略用の主力空母には必須の装備だ。
- ちなみにこの装備の
完全上位互換として流星改がある。
- ちなみにこの装備の
- 雷装値は+10と高いもののレア度もすごく高いため、予備の空母においては天山が主力となる提督も多い。
- 入手方法は開発するくらいしかないが、それでも出現率は低い。狙ったのに天山や九七式が出てくることなどザラなので気長にやろう。そこ、流星改のハズレとか言わない!
- 史実においては、艦上攻撃機と艦上爆撃機を統合した上、零戦に匹敵する火力と速力で空対空戦闘も可能な萬能攻撃機として開発されたが、艦これでは残念ながら爆撃機としての運用はされず、
対空値や爆装値も上がらないので注意。
- 改修材料として
- 試製景雲(艦偵型)…初期から1つずつ、★+6まで本装備を計6消費。
- 2013/11/01アップデートで、対潜能力が+3→+4に引き上げられた。
2013/12/24のアップデートで流星改の対潜が+4→+3に下げられた為、軽空母で対潜水艦を重視する場合、流星改ではなくあえて流星を積む選択肢が出てきた。
- 2014/11/18の10月作戦報酬にて流星(六〇一空)が実装された。
- 性能は流星改の
完全上位互換、天山一二型(友永隊)の完全下位互換。
- 性能は流星改の
- 2019/05/21に画像が差し替えられた。
旧画像
- 2020/4/30に対空+1された。*1
装備ボーナスについて 
- 特定艦に装備した時、パラメータが更に上昇する装備ボーナスがある。
- 対象艦は表中の通り。
- 搭載一個ごとの単体ボーナスは、装備数を増やせば累積する。
- 他装備とのボーナスを持つ場合、それもまた別に加算される。
- 各ボーナス値は下表の通り。
※装備ボーナスのある他装備の一覧はこちら
性能比較表(装備最大値/艦攻上位早見表/テーブルより転送) 
装備名 | 火力 | 雷装 | 爆装 | 対空 | 対潜 | 索敵 | 命中 | 回避 | 触接*2 | 砲撃戦 威力 | 半径 | 射撃 回避 | 入手方法 | 改修 | 備考 | 追加 |
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流星改(一航戦/熟練) | 15 | 3 | 7 | 6 | 2 | 17% | 22.5 | 6 | ◯ | 任務、ランキング | △ | 先制対潜トリガー装備、一航戦改/五航戦改二に装備ボーナス有 | 編集 | |||
流星改(一航戦) | 14 | 2 | 6 | 4 | 1 | 21 | 6 | 任務、イベント、ランキング | 一航戦改/五航戦改二に装備ボーナス有 | 編集 | ||||||
流星改 | 13 | 1 | 3 | 2 | 19.5 | 6 | 開発 | 赤城改、加賀改、大鳳改に装備ボーナス | 編集 | |||||||
流星(六〇一空) | 13 | 5 | 3 | 1 | 19.5 | 6 | 初期装備、イベント、ランキング | 編集 | ||||||||
流星 | 10 | 1 | 4 | 1 | 15 | 6 | 開発、初期装備 | 赤城改、加賀改、大鳳改に装備ボーナス | 編集 | |||||||
天山一二型甲改 (熟練/空六号電探改装備機) | 13 | 1 | 7 | 6 | 2 | 17% | 19.5 | 6 | ◯ | ランキング | 夜攻, 先制対潜トリガー装備 翔鶴型改二(甲)、大鳳改、瑞鳳改二(乙)、龍鳳改、最上型航改二、千歳型航改二、飛鷹改、隼鷹改二、祥鳳改に装備ボーナス | 編集 | ||||
天山一二型甲改 (空六号電探改装備機) | 11 | 1 | 6 | 5 | 1 | 16.5 | 5 | 改修、任務、ランキング | 夜攻 翔鶴型、大鳳、祥鳳型、龍鳳、最上型航改二、千歳型航、飛鷹型に装備ボーナス | 編集 | ||||||
天山一二型甲 | 9 | 1 | 4 | 2 | 13.5 | 5 | 改修 | 翔鶴型、大鳳、祥鳳型、龍鳳、千歳型航、飛鷹型に装備ボーナス | 編集 | |||||||
天山一二型(友永隊) | 14 | 1 | 6 | 5 | 3 | 20% | 21 | 5 | ◯ | 任務、改修 | △ | 二航戦改二に装備ボーナス有 | 編集 | |||
天山(村田隊) | 15 | 1 | 6 | 4 | 2 | 17% | 22.5 | 5 | ◯ | 任務、イベント | △ | 一航戦改/五航戦/龍驤改二に装備ボーナス有 | 編集 | |||
天山(六〇一空) | 10 | 4 | 2 | 1 | 15 | 5 | 初期装備、イベント、ランキング | 編集 | ||||||||
天山(九三一空) | 9 | 8 | 2 | 13.5 | 5 | 初期装備、ランキング | △ | 先制対潜トリガー装備 | 編集 | |||||||
九七式艦攻改(熟練) 試製三号戊型 (空六号電探改装備機) | 9 | 7 | 5 | 2 | 17% | 13.5 | 4 | ランキング | 夜攻,先制対潜トリガー装備、龍鳳改/瑞鳳改二(乙)/祥鳳改/赤城改二戊に装備ボーナス有 | 編集 | ||||||
九七式艦攻改 試製三号戊型 (空六号電探改装備機) | 7 | 6 | 4 | 1 | 10.5 | 4 | 改修、ランキング | ◯ | 夜攻、龍鳳改/瑞鳳改二(乙)/祥鳳改/赤城改二戊に装備ボーナス有 | 編集 | ||||||
九七式艦攻(村田隊) | 12 | 1 | 5 | 4 | 2 | 17% | 18 | 4 | ◯ | 任務、イベント | △ | 一航戦改/五航戦/龍驤改二に装備ボーナス有 | 編集 | |||
九七式艦攻(友永隊) | 11 | 1 | 5 | 4 | 3 | 20% | 16.5 | 4 | ◯ | 初期装備 | ◯ | 二航戦に装備ボーナス有 | 編集 | |||
九七式艦攻(九三一空/熟練) | 8 | 9 | 3 | 2 | 1 | 17% | 12 | 4 | イベント | 先制対潜トリガー装備,大鷹/神鷹に装備ボーナス有 | 編集 | |||||
九七式艦攻(熟練) | 8 | 5 | 2 | 2 | 17% | 12 | 4 | 初期装備 | 編集 | |||||||
九七式艦攻(九三一空) | 6 | 7 | 2 | 9 | 4 | 初期装備、ランキング、改修 | ◯ | 先制対潜トリガー装備,大鷹/神鷹に装備ボーナス有 | 編集 | |||||||
Re.2001 G改 | 3 | 4 | 4 | 2 | 10.5 | 3 | 初期装備 | Aquilaに装備ボーナス有 | 編集 | |||||||
TBM-3W+3S | 3 | 10 | 7 | 13 | 10 | 3 | 20% | 33 | 5 | 任務 | 夜攻,先制対潜トリガー装備 赤城改二/戊、加賀改二/戊/護、米空母に装備ボーナス | 編集 | ||||
TBM-3D | 2 | 9 | 1 | 8 | 4 | 2 | 17% | 16.5 | 6 | 任務、イベント | 夜攻,先制対潜トリガー装備 | 編集 | ||||
TBF | 2 | 9 | 1 | 6 | 2 | 16.5 | 6 | 初期装備、任務 | △ | 編集 | ||||||
TBD | 1 | 5 | 4 | 2 | 9 | 4 | 初期装備、イベント、任務 | △ | 編集 | |||||||
Swordfish Mk.III(熟練) | 4 | 8 | 10 | 5 | 4 | 20% | 18 | 3 | イベント | 夜戦攻撃トリガー装備,夜襲CI・夜戦補正有 先制対潜トリガー装備 | 編集 | |||||
Swordfish Mk.II(熟練) | 3 | 5 | 6 | 2 | 3 | 20% | 12 | 3 | イベント、ランキング、改修 | 夜戦攻撃トリガー装備,夜襲CI・夜戦補正有 | 編集 |
- 薄水色は先制対潜装備、紺色は夜戦攻撃トリガー装備
- 砲撃戦威力は、空母の火力や雷装、装備補正値等と合計された後に小数点以下切捨て
- 航空戦における艦攻・艦爆の威力を比較したい場合には航空戦攻撃力早見表を参考のこと
- 艦爆・艦攻の支援射撃時の威力を比較したい場合にはこちらの表を参考のこと
- 制空補助等の比較には制空値早見表を参考のこと
- 触接判定・補正についてはこちらを参照のこと
- 射撃回避(敵対空射撃回避)についてはこちらを参照のこと
小ネタ 
- 帝國海軍の艦上攻撃機、流星一一型である。逆ガル翼が素敵。まるで過去か未来から飛んで来た幻の鳥のようだ。
- 今までの艦上攻撃機と艦上爆撃機は、その性能がはっきりと分かれているものであった。
艦上爆撃機は、搭載量は多くないが、比較的小型で軽快な運動性を持つ。定義としては「急降下爆撃ができる機体」。
艦上攻撃機は、大型で搭載量も多いが、速度や機動性は今一つ。
しかしこれから先、敵艦の重装甲化が進むと中型爆弾しか運用できない艦爆では火力が足らず、装甲化した飛行甲板を破壊するために500kg爆弾や800kg爆弾を搭載し、急降下爆撃が可能な大出力を備えた大型機が求められた。
そして大出力の機体なら重たい航空魚雷を搭載する事も可能であったため、それならば、と両方こなせる統合攻撃機にしてしまおうとして開発されたのがこの流星である。- 攻撃機の機体番号を持ちながら爆撃機の命名を受けているのはこれが理由。艦これではただの攻撃機になっているが、史実では攻撃機でもあり爆撃機でもある艦攻爆だったのだ。
- 上記のような理由が無くとも、艦載機の機種統合は生産や整備運用の面で非常に有効。勿論、性能が保証されていればという話ではあるが。*4
- そうして開発を始めた流星であったが、初っ端から難航。1943年8月から完成した試作機の第一号機で飛行実験が開始され、試製流星の名称が与えられることとなったが、完成した試作機は重量過大という判定を受けてしまう。
難航した理由が無茶振りとも言える過大な性能要求。
爆装時の最高速度556km/h以上*5とか、九九式艦爆並みの機動性*6とか、八〇番(800kg爆弾)搭載時の離陸距離100m以内*7とか。
お前らもう完成させる気ねえだろ。- 付け加えるなら1942年11月に完成した試作機は構造強度計算に不手際があり、予想重量より遥かに重くテストの結果、試作機は要求性能を遥かに下回る駄作であった。
普通であれば不採用にするところだが、既に戦争は始まっており簡単にボツに出来ない海軍は、設計のやり直しを命じたという経緯がある。
この設計上のミスも流星の実戦配備が大幅に遅れた原因である。何とかしようと設計陣も昼夜問わず突貫作業をする事になる。まあ構造強度計算で不手際があったわけだしね。 - しかしそんな無茶振りも最終的になんとかものにしてしまったあたり、開発関係者の意地というところであろうか。
- 攻撃機と爆撃機の統合計画はイギリスやアメリカでも行われていた。
- 日本では艦上機ではないものの、急降下爆撃も雷撃もこなせる海軍爆撃機P1Y1「銀河」や陸軍爆撃機キ67「四式重爆(飛龍)」が開発・量産のうえ実戦投入されている。
- 付け加えるなら1942年11月に完成した試作機は構造強度計算に不手際があり、予想重量より遥かに重くテストの結果、試作機は要求性能を遥かに下回る駄作であった。
- その後、不具合の修正が進まず審査も難航していた流星は量産準備が進められていたものの、戦況の変化によって優先度は低くなり、半ば忘れさられた存在となっていた。
しかし、マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦で大型空母が全て失われた事で、今度は陸上基地で運用する爆撃機、雷撃機が求められるようになったため、量産準備が整っており、陸上機として運用するのであれば重量と離艦能力が問題とはならないため流星が量産される事となり、艦載機としてではなく陸上機として1945年3月に第七五二海軍航空隊所属の海軍攻撃第五飛行隊への配備が決定される事となった。
なお、艦これの流星も描かれている機体の番号は"752-??"なので第七五二海軍航空隊所属の機体である。- 流星を装備した唯一の実戦部隊である海軍攻撃第五飛行隊は、終戦間際の1945年7月25日~8月15日の間日本近海へ進出した米機動部隊を相手に奮戦した。
- なお流星の更に上位機体として流星改が実装されているが、流星改は実際には製作されていない。
- 量産・実戦配備された流星は全てB7A1仮称流星一一型であり、これとは別に発動機をハ四三に換装したB7A2流星改一が実験機として存在していたが、これはあくまで実験機であり正式採用手続きも取られておらず、設計や武装の変更も行われていなかった。
- 説明通りに受け取るのであれば、それぞれ流星の初期生産型と流星の量産型であるが、実際には流星は全て試作機から量産機に至るまでB7A1である事が判明しているため、この説明は誤りである。
- 量産・実戦配備された流星は全てB7A1仮称流星一一型であり、これとは別に発動機をハ四三に換装したB7A2流星改一が実験機として存在していたが、これはあくまで実験機であり正式採用手続きも取られておらず、設計や武装の変更も行われていなかった。
- 爆弾を搭載した場合は腹部の爆撃倉に格納できたが、魚雷を格納することはできないためこちらは天山までと同様に腹部にぶら下げていた。
- 艦攻と名乗りながら、武装が20mm機銃2挺と13mm旋回機銃1挺。ぶっちゃけ零式艦戦52型乙と口径・搭載数だけを見れば同じという戦闘機並の火力。
さらに可動フラップ装備により海軍のふざけた要求の賜物の高機動性能まで持つ。
- そのかわり3tと重い天山に輪をかけて重く3.8tもある。全備重量に至っては驚異の6tと零戦の2倍以上。ちなみにアメリカの極太雷撃機TBFは7.4t、AD-1に至っては自重5.4t、全重11tとも
- 翔鶴型以前の航空母艦が装備する呉式着艦制動装置では、流星のこの大重量に対応できないとされ、新たに三式着艦制動装置を開発し、大鳳や雲龍型など戦争後期に竣工した空母に装備された。
既存の空母が流星を搭載するには、この三式着艦装置の装備やエレベーターの改良が必要とされ、仮に流星の配備が早い段階で実現したとしても、翔鶴型以前の空母に直ちに搭載することは不可能だった。*9
- 1944年4月より生産が開始されたのだが、B-29の空襲や東南海地震の影響で思うように生産がはかどらず、最終的な生産数はわずか114機。
- 米軍によるコードネームはGrace(グレイス)。品のある美しさを意味する名である。
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