No.324 | ||||
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神鷹(しんよう) | 大鷹型 4番艦 軽空母 | |||
艦船ステータス(初期値/最大値) | ||||
耐久 | 38 | 火力 | 0 / 14 | |
装甲 | 15 / 35 | 雷装 | 0 | |
回避 | 22 / 37 | 対空 | 14 / 30 | |
搭載 | 33 | 対潜 | 36 / 60 | |
速力 | 低速 | 索敵 | 28 / 48 | |
射程 | 短 | 運 | 9 / 49 | |
最大消費量 | ||||
燃料 | 30 | 弾薬 | 25 | |
搭載 | 装備 | |||
9 | 零式艦戦52型 | |||
18 | 九七式艦攻 | |||
6 | 未装備 | |||
装備不可 | ||||
改造チャート | ||||
神鷹 → 神鷹改(Lv60) → 神鷹改二(Lv85+試製甲板カタパルト+改装設計図+開発資材×40) | ||||
図鑑説明 | ||||
航空母艦、神鷹です。神戸に避難していたドイツの客船でしたが、 帰国は困難でした。後に日本海軍に譲渡され、空母へと改装されました。 船団航路を護る海上護衛総隊に所属し、対潜掃蕩任務に就きました。 姉たちの敵に一矢報いたかった…けれど…。夜…夜の海は…嫌…怖いです…。 |
※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。
CV:高尾奏音、イラストレーター:しばふ
定型ボイス一覧
イベント | セリフ | 改装段階 | 備考 | 追加 | |||
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神 鷹 | 神 鷹 改 | 神 鷹 改 二 | 追加 | ||||
入手/ログイン | Guten Tag*2…いえ、こんにちは。私、神鷹って名前…その…航空母艦です。まだ色々と慣れなくてごめんなさい。でも頑張ります。 | ◯ | × | × | 編集 | ||
Guten……いえ、提督。おはようございます。航空母艦、神鷹、ここに。まだ、全てに慣れているわけではなくて……ごめんなさい。でも、今日も頑張ります。 | × | ◯ | × | 編集 | |||
提督、おはようございます。航空母艦神鷹、ここに。少しずつ、艦隊にも慣れてきました。提督や皆さんのお役に立てるよう、今日も、頑張ります。 | × | × | ◯ | 編集 | |||
母港*3 | 編集 | ||||||
母港1 | 詳細 | ヤー。神鷹、配備に付きます。 | ◯ | × | × | 編集 | |
はい。航空母艦、神鷹。配備に付きます。 | × | ◯ | × | 編集 | |||
航空母艦神鷹。了解しました。 | × | × | ◯ | 編集 | |||
母港2 | あの、提督。間違ってません……よね? | ◯ | × | × | 編集 | ||
あの……、提督。私……お役に立っていますか? | × | ◯ | × | 編集 | |||
提督。……もっと皆さんを守れるよう、私、頑張ります! | × | × | ◯ | 編集 | |||
母港3 | シャルンホルスト……じゃない、神鷹です。……はい、神の鷹と書いて神鷹。あまりまだ慣れてなくて、ごめんなさい。艦隊に、早く慣れるよう、努めます。 | ◯ | × | × | 編集 | ||
シャルンホ……いえ、ごめんなさい。航空母艦神鷹です。神の鷹と書いて神鷹。あまりまだ慣れてなくて、ごめんなさい。艦隊に、早く慣れるよう、努めます。 | × | ◯ | × | 編集 | |||
このStuka*4……この、翼で。皆さんを、お守りします。 | × | × | ◯ | 編集 | |||
ケッコンカッコカリ | 提督、お呼びでしょうか? あ、あの、私は、その…あ、はい、海上護衛総隊、少しずつ戦力が整備されて…え、そういうことではなくて? あの…その箱は? | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
ケッコン後母港 | あの…、神戸牛って。いえ、私も食べたことはない…です。あの…重巡さんが…好きだって。いいですね、いつか平和になったら、私も…食べてみたい…です。 | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
放置時 | 神戸は、いい街でした。私は、ずっと動けなくて。……でも、今は、いえ、いつかまた、客船に、きっと! | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
編成出撃 | 編集 | ||||||
編成 | 海上護衛総隊、航空母艦、神鷹。出撃致します。 | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
出撃 | 航空母艦、神鷹。対潜掃討に出撃致します。……み、みなさん、どうぞよろしくお願い致します。 | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
開戦・攻撃*5 | 編集 | ||||||
戦闘1 | 昼戦開始 | て、敵ですか!? ど、どこ!? 致し方ありません、攻撃隊、発艦始めて下さい。 | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | |
戦闘2 | 昼戦攻撃 | 神鷹航空隊、どうか、お願いします……! | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | |
戦闘3 | 夜戦開始 | 夜は……私、夜は……駄目かも……しれないです……。 | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | |
戦闘4 | 夜戦攻撃 | 神鷹航空隊、攻撃開始して下さい。 | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | |
戦闘時ステータス*6 | 編集 | ||||||
小破 | やだ、怖い! | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
いやーっ!魚雷、ですか!?やだー…! | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | |||
中破/大破 | やぁっ!? 火災!? 燃料に引火したら……わあっ!! | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
轟沈 | 沈む…また、沈むのね……暗い…海の中…怖い…こ…こ… | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
戦闘終了*7 | 編集 | ||||||
勝利MVP | 私……その、あの。ありがとう、ございます。みなさんのお役に立てて、私、神鷹は、嬉しい、です。よかったぁ……。 | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
旗艦大破 | いやーっ!魚雷、ですか!?やだー…! | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
装備・改修*8 | 編集 | ||||||
装備1 | 改修/改造 | あの……キューナナ、カンコウは? | ◯ | × | × | 編集 | |
九七艦攻、いい機体です。磨けば、まだ戦えます。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |||
装備2 | あの……Danke schön*9。 | ◯ | × | × | 編集 | ||
あの……ダンケ。……いえ、ありがとう、ございます。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |||
装備3 | 改修/改造/開発/バケツ/遠征/発見 | ごめんなさい……。 | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | |
その他 | 編集 | ||||||
帰投 | 艦隊が、無事港につきました。よかったです。 | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
補給 | Danke……あ、ありがとう。 | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
入渠(小破以下) | Nicht so gut*10.下がり、ますね……。 | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
入渠(中破以上) | ご、ごめんなさい。私……なるべく、なるべく早く、直しますから……。 | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
建造完了 | 新しいお友達が、あの、その……。 | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
戦績表示 | あの、私、お持ちします。こちらでいいでしょうか? | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 |
時報ボイス一覧
時刻 | セリフ | 改装段階 | 備考 | 追加 | ||
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神 鷹 | 神 鷹 改 | 神 鷹 改 二 | 追加 | |||
00 | 提督。午前、零時です。 今晩は私が担当いたし……ます。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
01 | マル……ヒト、マルマル。 異常は、ありません。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
02 | マルフタ、マルマル。 ふぅ……。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
03 | マルサン、マルマル。 あの……いえっ! 何でも。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
04 | マルヨン、マルマル。 提督、そろそろ夜が、明けます。 良かったぁ。もうすぐ、朝……です。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
05 | マルゴー、マルマル。 提督、見てください朝日が! ほらっ、明るくなってきて……よかったぁ! | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
06 | マルロク、マルマル。 朝に、なりました! 艦隊に、総員起こしを、かけます。 皆さん! 朝です! | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
07 | マルナナ、マルマル。 提督。 朝食を、ご用意しました。 はい……お料理は、好き、です。 楽しい。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
08 | マルハチ、マルマル。 コーヒーのお代わり、いかがですか? はいっ、どうぞ! 熱い……です。 ……うれしい! | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
09 | マルキュウ……マル、マル。 昔を思い出して……はい。 お料理も、給仕も、楽しいです。 すっ、すみません。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
10 | ヒトマル、マルマル。 ……はい。 演習、ですね? 了解です。 対戦掃討部隊を、編制……します。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
11 | ヒトヒト、マルマル。 佐渡さん! 元気……ですね。 今日もよろしく、お願いします。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
12 | ヒトフタ、マルマル。 提督。 お昼をご用意しました。ソーセージと、ジャガイモと、ドイツパンも焼いてみたんです。 こちらに! あっ……多すぎましたか? | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
13 | ヒトサン、マルマル。 お昼、多すぎましたか? でも、沢山食べていただけて、私……幸せ……です。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
14 | ヒトヨン、マルマル。 大東さん! こんにちは。 今日も、元気、ですね。 はいっ、私も頑張り……ます。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
15 | ヒトゴー、マルマ……あっ! 択捉さん! お疲れ様、です。 はい。私も、元気に、やっています。 今は、幸せ……です。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
16 | ヒトロク、マルマル。 提督、もうすぐ夕方……もうすぐ、夜です。 夜は……嫌、ですね。……夜は。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
17 | ヒトナナ、マルマル。 夕日が……綺麗だけど、あたしには……悲しい色に、見えます。 ……寂しい、色に。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
18 | ヒトハチ、マルマル。 ……日が落ちました。 夜……です。 あっ……夕食の準備をしないと、ですね。 すみません。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
19 | ヒトキュウ、マルマル。 提督、夕食の準備、こちらに。 大丈夫です! 夕食はドイツ式ではなく、客船時代のディナーコースを、ご用意……しました。 ……召し上がって。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
20 | フタマル、マルマル。 海は、夜の海……警戒します。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
21 | フタヒト、マルマル。 敵潜水艦……警戒……しないと。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
22 | フタフタ、マルマル。 ……提督……温かい。 ここは……安全ですか? 安心しても、いいで……はいっ。 | × | ◯ | ◯ | 編集 | |
23 | フタサン、マルマル。 提督……danke。 私……ありがとう……ございます。 あの……落ち着き……ました。 | × | ◯ | ◯ | 編集 |
季節ボイス一覧
季 節 | イベント | セリフ | 改装段階 | 備考 | 追加 | ||
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神 鷹 | 神 鷹 改 | 神 鷹 改 二 | 追加 | ||||
春 | 桃の節句 | 編集 | |||||
春の訪れ | 編集 | ||||||
ホワイトデー | 提督。あの……ありがとう、ございます。Danke! | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
春 | 編集 | ||||||
春本番 | 鳳翔さん。お手伝い、します。お花見、楽しそう。お料理も、綺麗! 桜の下に、運ぶのですね。 | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
夏 | 梅雨 | ツーユーの季節、ですね。……雨は困るけれど、でも、てるてる坊主、かわいいです。私も、作ってみました。 | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | |
初夏 | 編集 | ||||||
夏 | 編集 | ||||||
盛夏 | 編集 | ||||||
夏祭り | 編集 | ||||||
秋 | 秋 | 秋は……秋が深まると、海が、嫌いに、なります。何故? いつもあんなに大好きな、綺麗な海なのに……。 | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | |
秋刀魚 | サンマ……ですか。お魚の? ……わかりました、私も頑張ります。まずは装備と航空機材の準備、ですね。 | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
晩秋 | 大鷹姉さん。あっ、鳳翔さん。お鍋、ですか? はい、お手伝いします。うわぁ美味しそう。素敵、です。 | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
ハロウィン | 編集 | ||||||
秋のワイン | 編集 | ||||||
冬 | 冬 | 編集 | |||||
師走 | 編集 | ||||||
クリスマス | あの……私も、Stollen*11作ってみました。……どうぞ! | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
年末 | 編集 | ||||||
新年 | 提督。新年、あけまして、おめでとうござい、ます! | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
節分 | セッツブーン……私も、いい、ですか。え、えい! | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
バレンタイン | 提督。Schokolade*12を……も、もしよかったら……あ、Danke*13! ありがとう、ございます! | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
周 年 | 六周年記念 | 提督。あの……六周年、おめでとう、ございます! | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | |
七周年記念 | 提督。あ、あの……七周年、おめでとう、ございます! | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
八周年記念 | 提督。ついに八周年って……あ、おめでとう、ございます! | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 | ||
九周年記念 | 提督。あの……九周年。お、おめでとう、ございます! | ◯ | ◯ | ◯ | 編集 |
ゲームにおいて
- 2018年9月9日実装。同日からスタートした晩夏…もとい初秋イベント『抜錨!連合艦隊、西へ!』E-3の突破報酬。
- 公式からも発表された通り、実装と同時に改二も実装されている。
最初から純粋な改二が実装されている艦娘は春日丸とГангут以来。
改二改装の際は春日丸(大鷹)と同様に試製甲板カタパルトと改装設計図各1個が必要。
- 公式からも発表された通り、実装と同時に改二も実装されている。
- 春日丸と違い、初期状態から艦攻、ソナー(大型ソナーを除く)、爆雷投射機、爆雷が搭載可能。
- 春日丸は「春日丸→大鷹(Lv30)→大鷹改(Lv60)→大鷹改二(Lv85+試製甲板カタパルト+改装設計図)」と変遷するが、神鷹は神鷹改まで一切の改造がないため、下積みがかなり長い。
- ……と思いきや、前述の通り神鷹は未改造の段階でステータスが大鷹とほぼ同等であるうえ、ソナーが装備できるため対潜先制爆雷攻撃の必要対潜値のハードルが非常に低い。必要装備のハードルは高い。神鷹改・同改二への改造可能Lvは大鷹と同じなので、育成のし易さに関しては春日丸よりも秀でていると言えよう。
キャラクター設定について
- 後述の通り元々はドイツ生まれゆえか、時々セリフにドイツ語が混じることがある。
- インナーと髪飾りはNDL社(Norddeutsche Lloyd(ノルトドイッチャー・ロイド):北ドイツ・ロイド汽船)のファンネルマーク(黄色がかったオレンジ)がモチーフと思われる。
限定グラフィック
- 2021年1月1日のオンメンテで、限定グラフィック「晴着mode」が実装された。
- 改二ベースの緑とオレンジを貴重とした晴着がよく似合っている。
限定イラスト:晴着mode
- 2021年10月15日のアップデートで、【オクトーバーフェストmode】が実装された。
- 露出低めのディアンドルが、神鷹には実に似合っている。
- 中破するとビールがこぼれてしまったのか、ジョッキの中身が減りエプロンが濡れてしまっている。服の破損は左袖程度。
限定イラスト:オクトーバーフェストmode
- 2023年1月20日のアップデートで、【お給仕mode】が実装された。
- 初出は2019年の三越とのコラボ絵だったが、ついに本家に実装となった。
- 丈の長く露出の少ない正統派メイド服が、実に神鷹に似合っている。
- コラボ絵からの差分でお盆の上のコーヒーカップとポットがおそらくお茶の入った湯呑と、豆の入った升に変わっている。
- 中破しても服の破損は少ないが、よく見るとエプロンの破損部は下のスカート部まで達し、太ももが見えている。
限定グラフィック:お給仕mode
装備ボーナスについて
- 得られる装備ボーナス補正は下表の通り。
装備 加算値 火力 雷装 対空 対潜 索敵 装甲 回避 射程 累積 九六式艦戦 +2 +1 +3 +1 ◯ 九六式艦戦改 +2 +2 +7 +2 Ju87C改二(KMX搭載機) +3 +2 ◯ Ju87C改二(KMX搭載機/熟練) +3 +2 ? 九七式艦攻(九三一空) +1 +1 ◯ 九七式艦攻(九三一空/熟練) +1 +1 - 対潜値ボーナスは先制対潜条件、対潜攻撃力(装備対潜値)、遠征対潜値条件に加味される。艦戦のものも含む。
- 装備ボーナス対潜値は2021/09/28アップデートから軽空母の先制条件および対潜攻撃力にも加味されるようになった。ボーナス値を装備対潜値に加算してダメージ計算が行われる。
- 対空値ボーナスは制空・対空砲火のどちらにも効果がない。
- 装備ボーナスは夜間航空攻撃の攻撃力算出に影響しない。
- 戦闘中効果がないボーナス数値も遠征では参照される。
小ネタ
略歴
1933 | ? | デシマーク・ウェーザー造船所において「シャルンホルスト」の名で起工 |
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1934 | 12.14 | 進水 |
1935 | 4.30 | 竣工 |
以降、客船として世界の大都市間を転々とする | ||
1939 | 8.28 | 神戸を出発しシンガポールへの航海中、独国より「第2次大戦勃発」との無電を受け神戸に引き返す |
その後、神戸で約3年に渡り係留。乗組員・乗客はシベリア鉄道を経由し独国に引き返した。 | ||
1942 | 6.30 | シャルンホルストの空母改装が決定 |
9.21 | 呉工廠にて『第1004号艦』の名で改装開始 | |
1943 | 12.15 | 改装完了し空母として就役。同日附で『神鷹』と命名される |
1944 | 3. | 機関換装工事完了 |
以降、「ヒ船団」の護衛が主となる。ヒ69・70・75・76船団の護衛に参加し、犠牲を出しながらも成功させている。 | ||
11.17 | ヒ81船団の護衛に参加中、米軍潜水艦スペードフィッシュの襲撃に遭い魚雷4本を受け戦没。艦長以下1165名戦死 | |
1945 | 1.10 | 除籍 |
艦長
代 | 氏名 | 海兵期・本籍 | 在任期間 | 兼任職 |
---|---|---|---|---|
艤装員長 | 石井芸江 大佐→少将→(中将) | 39/東京 | 1943年12月15日 - 1944年11月17日戦死 | ― |
第1代 |
- 生粋の日本空母……ではない。神鷹はもともとドイツの貨客船であった。
- 改装前の来歴は北ドイツ・ロイド汽船(NDL)の貨客船「シャルンホルスト」。当然のことながら、シャルンホルスト級戦艦1番艦とは関係ない。
- 太平洋航路で他社に遅れをとっていたロイド商船が、逆転を狙って建造した2隻の客船のうちの1隻。名の由来はナポレオン戦争時に活躍したドイツ(当時はプロイセン)陸軍の軍人、ゲルハルト・フォン・シャルンホルスト*15に因むものである。
- 1935年4月30日、シュタイン船長の元処女航海に出発する。それ以降1939年8月まで年4回17000海里を越えてブレーメン~横浜間で運航された。記録されている日数はブレーメンから上海まで34日と、それ以前は52日かかったところを18日も短縮したように記録的な快速船であり、乗客と荷主の評判もよく、ドイツ以外のイギリス、フランス、オランダ、スペイン等の人間もこのNDL社が誇る3N船*18に流れた。
- また、バロン西をはじめとする日本選手団をベルリンオリンピックに運んだのもシャルンホルストである。
- 因みにこの船に対抗して日本郵船が建造したのが新田丸級貨客船である(八幡丸は2番船、春日丸は3番船)。東京オリンピックの際、欧州各国の選手団を新田丸が運ぶ予定であったが、オリンピックごと幻となった。
なおシャルンホルスト級を徹底研究しただけあって、新田丸級の外観と内装はシャルンホルスト級によく似ていた。 - 1939年8月16日、神戸を出港したシャルンホルストは本国への帰路につく。しかしマニラを経てシンガポールに向かっていたシャルンホルストに本国から驚愕の電報が届く。第二次世界大戦の勃発である。イギリス領であるシンガポールに寄港すれば抑留される危険があり、結局神戸まで戻り、本国に帰れぬまま3年程そこで過ごす羽目になる。神戸においては第一次世界大戦前に寄港した大型巡洋艦シャルンホルスト*19と同名のため親しまれていたという。
- 1941年には太平洋戦争が始まるが乗員や乗客はシベリアを経由して*20本国に帰ってしまっており、シャルンホルストを動かす人員はいなかった。こうして戦争が終わるまで動くことも出来ないでいるシャルンホルストに日本海軍へ徴用する話が持ち上がる。何時正式に徴用されたのかは記録が残されていないが、珊瑚海海戦直前の4月末には徴用されていたようだ。
- 徴用されたと言ってもこの時点では空母化の話は無く、輸送船や仮装巡洋艦といった運用が考えられ、構造も殆どそのままで運用する事が想定され、戦争が終わればそのままドイツに返還する予定だった。だが流転の彼女の運命は更に大きく動き出す。ミッドウェ―海戦での大敗北である。
- ミッドウェ―海戦で主力空母4隻を一度に失った日本海軍は、早急の戦力回復が課題となる。その一環としてドイツ海軍で開発し、80%近く完成していながら建造停止状態であったGraf Zeppelinに目をつけ、「要らないんだったらちょーだい‼」とおねだりする。だが日独を隔てるインド洋と大西洋はイギリス海軍の勢力下であり、潜水艦ならともかく、大型の水上艦が航行して無事に済む可能性はゼロに近かった。
当然ながらドイツ側はダメと突っぱねるが、その際の代替え案として提示されたのが、徴用したシャルンホルストの空母改装案だった。- 徴用する際は「戦争終結により返還する際は元の状態に戻して返却する」という条件がつくのが普通であり、シャルンホルストを空母に改装する事は「ちゃんと元に戻せるのか?」という問題があった。この問題は「戦争終結後はドイツに船価の2倍支払う」とすることで解決し、こうしてシャルンホルストの運命は決した。
- ミッドウェ―海戦で主力空母4隻を一度に失った日本海軍は、早急の戦力回復が課題となる。その一環としてドイツ海軍で開発し、80%近く完成していながら建造停止状態であったGraf Zeppelinに目をつけ、「要らないんだったらちょーだい‼」とおねだりする。だが日独を隔てるインド洋と大西洋はイギリス海軍の勢力下であり、潜水艦ならともかく、大型の水上艦が航行して無事に済む可能性はゼロに近かった。
- こうして神戸から呉に回航されたシャルンホルストは「あるぜんちな丸」*21、「ぶらじる丸」*22、千歳、千代田と共に空母への改装が決定し、「1004号艦」として空母化への改装が始まる。この際、建造が中止された大和型4番艦用の資材が流用された。
- 同型船だった大鷹達とは元の設計が違うにもかかわらず大鷹型に入っているのは、大鷹型が書類上飛鷹型を除く客船改装空母をまとめた分類であるため(瑞鳳型などと同じ理由。龍鳳の小ネタ参照)。
- 1943年12月15日、空母への改装が終わるとシャルンホルスト改め神鷹は、その1か月前に編成されたばかりの海上護衛総隊に編入される。しかしドイツ製の電気推進式機関をそのまま流用した神鷹は、この機関の取り扱いと不調が当初から指摘されており、結局配属からほどなく日本製機関への改修を受ける事になり、戦力化は大きく遅れてしまう。
- ちなみにこの「機関の換装」について不明な部分がある。
現在*25のWikipediaの記述だと、扱いにどうしてもあぐねいていたボイラーのみ艦本式に載せ替え、ターボエレクトリック推進という根本は手が入っていないように見受けられる。
しかし、一部の文献等ではごっそりと陽炎型駆逐艦の機関に入れ替えられたような記述もあり、はっきりしない。
- ちなみにこの「機関の換装」について不明な部分がある。
- 初陣は7月14日、本土~シンガポール航路の「ヒ69船団」で、航空機輸送任務を帯びた大鷹、海鷹や護衛総隊から借り受けた練習巡洋艦「香椎」(未実装)*26、海防艦も佐渡ら4隻が加わる当時としては大規模なものだった。この中で神鷹は搭載した第931海軍航空隊の97式艦攻で対潜哨戒を実施、船団は護衛の海防艦1隻が潜水艦の雷撃で損傷するも無事にマニラを経て7月31日、シンガポールに到着し護衛任務を成功させている。またこの際神鷹の搭載機は敵潜水艦を発見し護衛艦と共同してこれを撃沈したと報告している*27
- 神鷹は引き続き本土に向かう「ヒ70船団」の護衛を命じられ、香椎や秋月型駆逐艦の霜月(未実装)、佐渡ら海防艦4隻の計6隻で8隻のタンカーを護衛して8月5日に出航する。道中で内地に戻る軽巡洋艦北上も加え、15隻の船団は無事に内地に辿り着く。
- この際ヒ70船団と入れ違うように本土からシンガポールへ出航した大船団があった。大鷹*28以下駆逐艦藤波、夕凪(未実装)、海防艦5隻に速吸他タンカー7隻、陸軍特殊船3隻、輸送船8隻、給糧艦伊良湖の大規模な船団だったが、護衛戦力の不足が懸念され、台湾の馬公入港時に更に駆逐艦朝風、海防艦択捉、松輪、日振、そしてヒ70船団から引き抜かれた佐渡が加わった。そしてこれが初陣を共に戦った大鷹、佐渡と神鷹との永遠の別れとなった。
- 伊良湖など別行動の4隻が分かれたが計28隻のヒ71船団は17日に出航するが早々に敵潜水艦に発見され、陸軍将兵を乗せた永洋丸が被雷し夕凪と共に引き返したのを皮切りに、18日深夜には大鷹が潜水艦の雷撃を受け轟沈。これにより船団は各個に退避する事になり隊形が無茶苦茶になり、1隻ずつバラバラに退避する輸送船をアメリカ潜水艦はレーダーを使って正確に追尾しこれを仕留めていった。護衛指揮官が集結命令をだし、翌19日正午頃までに集まったのは僅か輸送船5隻と護衛艦艇4隻の9隻だけ、速吸以下多くのタンカー、輸送船が撃沈若しくは損傷を受けた。船団はマニラに逃げ込み損傷船を残して再度シンガポールへ向かうがその規模はタンカー4隻と輸送船2隻に大幅に縮小されてしまった。詳細は大鷹の項を参照。
- また佐渡、松輪、日振の3隻は襲撃現場に残って生存者救助と敵潜水艦の掃討を行っていたが、マニラへの帰路を米潜水艦ハーダー*29また君か…らに捕捉され全滅している。
- この際ヒ70船団と入れ違うように本土からシンガポールへ出航した大船団があった。大鷹*28以下駆逐艦藤波、夕凪(未実装)、海防艦5隻に速吸他タンカー7隻、陸軍特殊船3隻、輸送船8隻、給糧艦伊良湖の大規模な船団だったが、護衛戦力の不足が懸念され、台湾の馬公入港時に更に駆逐艦朝風、海防艦択捉、松輪、日振、そしてヒ70船団から引き抜かれた佐渡が加わった。そしてこれが初陣を共に戦った大鷹、佐渡と神鷹との永遠の別れとなった。
- 多くの仲間を失った神鷹は、呉で整備を受ける中、新編された対潜掃討部隊「第31戦隊」と合同で船団護衛にあたることになる。9月8日、ヒ75船団護衛を命じられた神鷹は卯月ら駆逐艦2隻、海防艦3隻を従え、秋津洲ら10隻の輸送船を従えて本土を出航。台湾通過後は秋津洲ら一部船舶はマニラに向かい*30、他は無事にシンガポールに到着する。
- 帰路はヒ76船団を護衛して10月2日にシンガポールを出るが、その途上で台湾沖航空戦が発生し海南島に避退する。18日になって改めて出航するがタンカーの2隻(良栄丸、日栄丸)はレイテ湾に向かう第一遊撃部隊(栗田艦隊)や第二遊撃部隊(志摩艦隊)への最終補給のためブルネイや馬公に向かう事になり、部隊への補給に成功している。残りの船団も無事に10月25日に本土に到着した
- 初陣以来幾つかの船団を護衛し、たいした損害も受けずに切り抜けてきた神鷹だったが、遂に最後の時が訪れる。11月13日、シンガポールに向かうヒ81船団の護衛に加わる事になった神鷹は、乗員の他にも推定で1200名ほどの便乗者を乗せ、駆逐艦樫(未実装)、海防艦対馬、択捉他5隻を従え、あきつ丸以下輸送船4隻、タンカー5隻を護衛して出航した。輸送船にはノモンハン事件で奮闘した陸軍の精鋭「第23師団」が乗り込み、マニラに輸送される手筈だった。
- しかし船団は対馬海峡付近でアメリカ潜水艦群に捕捉され、11月15日正午近くに五島列島沖であきつ丸が撃沈され2300名近くが戦死する。敵潜水艦の白昼の攻撃に神鷹の乗組員達は口惜しい思いをしたという。海防艦昭南と大東が当たり一面に爆雷を投下するも効果はなかった。
- 船団は、いったんは進路を変え、朝鮮沿岸の麗水湾に入りその日は仮泊、16日は珍島で仮泊、17日朝に珍島を出るとすぐに大型機に触接される。これは暗号解読で船団の位置と目的地を知っていることを隠すためのカバーであり、船団の進路を隠すため極端なジグザク航法をとっていたが無駄であった。
- ここで、船団指揮官は安全だが遠回りで時間がかかる沿岸航路か、最短距離の直線航路を通るかで後者を選び、舟山列島を目指した。
- この時901空は、東シナ海の奥はアメリカ潜水艦達の集結海域であることをつかんでおり、付近の船団に対し警報を出していた。ヒ81船団はアメリカ潜水艦が多数待ち受ける危険海域に突っ込んだのである、補足されるのは当然であった。
- もっとも石井芸江艦長はかつて沖鷹の初代艦長であり、春日丸艤装委員長でこの二隻の仇をとると燃えていたこと、神鷹は2回の航海で3隻の潜水艦を撃沈したと考えていたので*31、強気になったのも当然ではあった。
- 17日夕方スペードフィッシュはヒ81船団を発見、夜が近いこと、水深が浅く行動が制限されること、潜航して爆雷を回避するより浮上攻撃を行い速度で振り切ったほうが安全と判断*32、攻撃せず潜航した。スペードフィッシュの直上をヒ81船団はなにも気づかず通り過ぎていった。
- 夕方、神鷹搭載機が全機着艦した直後、別の潜水艦ピクーダにより師団司令部の乗った輸送船「摩耶山丸」が撃沈され司令部は壊滅しこれも2000名以上の犠牲者が出てしまう。
- 日没後、スペードフィッシュは浮上して船団を追跡、23時過ぎ、上海東方海上にて船団に追いつき、まず神鷹に前部発射管で雷撃を行い発射した魚雷6本のうち4本が命中*33、さらに後部発射管でタンカーに向けて雷撃、こちらは命中しなかった。
これが航空燃料に引火し大爆発が発生、一瞬にして全艦手のつけようのない大火災となり、艦そのものが巨大な紅蓮の炎のごとき凄惨な姿と化した。
被雷10分後には右舷に傾き、甲板の搭載機が海中に滑り落ちていく中総員退艦が指示され*34、それからまもなく艦尾が海面下に消え、艦首はしばらく海上に突き出したまま暗夜を赤々と染めていたが*35、魚雷命中から30分後には全没したという。 - 違う証言もある。便乗していた第21根拠地隊の上田二郎氏によると弾薬が誘爆していた機銃甲板のほうから「艦長!艦長!」と叫ぶ声は聞いたが、艦長の姿はみなかった。「天皇陛下万歳、神鷹万歳!」の声があがったがそれでもまだ退艦命令でない。もはやこれまでと自分で飛び降りたか、皆に押されて落ちたかはわからないが海に飛び込んだという。
- 海面では、軍歌を歌ったり、神鷹万歳を叫んだりおーいおーいと呼び合う声が始まり、いくつもの小集団ができあがり漂流をしていた。この時漂流者を苦しめたのが味方の爆雷攻撃であった。そして神鷹も艦首を上にまだ燃え上がる海面に没していった。「さよーならー神鷹」の声があちこちからあがった。神鷹も沈没、燃えるものがなくなった海面の火も消え、静かになったとたん砲撃音が聞こえてた。上田氏は潜水艦が浮上してきて泳いでるものも皆殺しにする気だと思い、神仏に助けをもとめた。潜水艦はさったが、今度は冷たい11月の東シナ海が漂流者の体力を奪っていった。時間がたつにつれ元気な声もなくなり、次第に静かになるなか「お母さーん」「お母あ!」という声が遠くから聞こえ、それとともにあちこちから弱弱しい声が聞こえ、それも消えていった。
- 艦長石井芸江少将、高射長兼分隊長鈴木政則中尉以下1165名が戦死、生存者はわずか61名*36なのは神鷹とその周りの海自体が激しく燃え上がり、僚艦たちも救助のために接近できなかったこと、深夜であるため火が消えてしまうと真っ暗で捜索が難しいこと、深夜11月の冷たい海の中の長時間の漂流のためだと思われる。
- 石井艦長は対馬艦長・鈴木盛少佐の高等商船学校時代の学生監であり、軽く見られがちな予備士官たちへの理解と好感を持った暖かな人物だった。
さらには鈴木氏が運搬船小牧丸勤務時代、その艦長として何くれとなく面倒を見てくれた間柄でもあった。
それだけに鈴木少佐の悲愁はひときわ深く、石井艦長の仇討ちとばかり対馬は懸命の探索と爆雷攻撃を実施。
多量の燃料流出を認め敵潜撃沈確実を報じた。が、スペードフィッシュは浮上したまま海防艦に砲撃を行い、その後浮上航行で逃走したため、爆雷攻撃はうけておらず、対馬は神鷹から流出した油を誤認したと思われる。- 余談であるがその日、スペードフィッシュはさらに別の船団に襲撃を行い駆潜特務艇156号を雷撃して損傷させた。1945年3月23日には、撤退中に米潜水艦の雷撃で動けなくなった熊野をサンタクルーズまで曳航したエピソードを持つ貨物船「道了丸」を一撃のもとに轟沈させている。
- 結果、ヒ81船団は虎の子の空母1隻に陸軍特殊船2隻を喪失し、陸海軍将兵合計6000名以上が戦死する惨劇となり、船団解散へと追い込まれた。
そして、第23師団が3隻の沈没で参謀長の吉川浩大佐(摩耶山丸)、歩兵第64連隊長の中井春一中佐(あきつ丸)以下多くの兵士を失った事は、フィリピンでの地上戦に重大な悪影響を与える事になる。
- スペードフィッシュの乗組員の一人、ダニエルDデッカー氏は戦後、在日アメリカ軍の一員として厚木に勤務、その時カスコという名前のメイドを雇った。彼はある日彼女の夫は神鷹の飛行士であり、戦死したことを知った。カスコはダニエル氏が乗った潜水艦が神鷹を沈めた不思議な運命には気づかなかったが、ダニエル氏は戦争の無残さ悲惨さを感じたという。
- 艦名は文字通り「神の鷹」の意。また、元の名前のシャルンホルストに合わせて「シ」で始まる艦名にしたという説や、仮称艦名「1004番艦」から「センヨン」→「シンヨウ」という説もある。
- 上記のように姉妹船が作られており、二番船がグナイゼナウである。ポツダムはハンブルグアメリカライン*37が発注した船であり、本来は姉妹船ではなかったが、建造途中でハンブルグアメリカラインが極東航路から撤退し、ロイド汽船に譲渡したため姉妹船になった。
- この二隻はドイツでも補助空母への改造が計画されており、それぞれヤーデ級のヤーデとエルベという名前が予定されていた。
カタパルトを装備し24機の艦載機を搭載する予定だったが、改装工事は進まないまま中止となり兵員輸送船として使われグナイゼナウは1943年5月2日バルト海で触雷し沈没、ポツダムは戦争を生き延び、イギリスに接収されエンパイアフォーウェイと改名した後兵員輸送にかかわった。最後はパキスタンの移民船となり1976年に解体された。- 同型船のシャルンホルストがAEG社製ターボエレクトリック、グナイゼナウがギアードタービンと機関が違う。ポツダムはもともと同型船ではなかったので船型から違う。
- この二隻はドイツでも補助空母への改造が計画されており、それぞれヤーデ級のヤーデとエルベという名前が予定されていた。
- 機関はドイツお得意(?)のヴァーグナー式超高圧缶を搭載していたが、当のドイツですら持て余し気味のデリケートなボイラーは日本の手には負えなかった。
結局、一度張った甲板をわざわざ剥がして日本式の機関へと載せ替えている。 - (ドイツ生まれではあるが)艦これの日本艦としては珍しく進水式の映像が残っている。
シニマシタ †┏┛ ᐛ ┗┓† ナムナム -- 2023-01-09 (月) 00:21:25