SBD

Cached: 2021-10-22 00:36:30 Last-modified: 2021-09-07 (火) 01:14:04
No.195
SBD艦上爆撃機
装備ステータス
火力+1雷装
爆装+6対空+2
対潜+3索敵+2
命中+1回避+2
戦闘行動半径4
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発解禁日:2021年6月22日、改修可
2016年秋イベントE-2突破報酬
Saratoga改Hornet/*1の初期装備
任務「空母機動部隊、出撃!敵艦隊を迎撃せよ!」選択報酬*2
改修更新
SBDSBD-5*3 SB2C-3
シンプルかつ頑丈な作りの傑作急降下爆撃機です。
大戦初期の機体でありながら、旧式化したあとも長く使われました。
ドーントレスの愛称で呼ばれた本機は、練度の高いパイロットであれば、ある程度の対空戦闘も可能でした。


ゲームにおいて

  • 2016年11月18日に実装。2021年5月31日には上位装備のSBD-5が実装された。
    • 2021年6月22日アップデートで秘書艦にSaratogaHornetを置くことで開発可能になり、また同時に改修及びSBD-5への装備更新が実装された。
      • 更新時にはF4F-4を1個消費する。
        友軍を数多く沈めたValを使う改修はありがたいわ…でも提督、本心を言えば、私はMitchellを改修したいのよ?
  • 九九式艦爆に比べ、火力+1、爆装+1、対空+2、索敵+2、命中+1、回避+2。
  • 火力・命中・対空と付与されているステータスはいずれも魅力的なものだが、肝心の爆装値が低いため中盤以降の海域で使うには力不足が目立つ。
    九九式艦爆同様、立ち位置的には序盤の繋ぎといったところ。序盤にこの機体が手に入るかは別問題

  • 強化されるステータスが7つあるため、装備図鑑・装備選択画面では索敵+2が表示されない。
  • 2021/05/11のアップデートで装備画像が変更された。ダイブブレーキが描き込まれている。

    2021/05/11アップデート前の画像

装備ボーナスについて

  • 特定艦に装備した時、パラメータが更に変化する装備ボーナスがある。(2021/05/31追加)
    • 搭載一個ごとの単体ボーナスは、装備数を増やせば累積する。
    • 他装備とのボーナスを持つ場合、それもまた別に計算される。
    • 対象艦と各ボーナス値は下表の通り。艦種該当艦は艦娘名一覧(艦種別)で確認を。
      艦名記載は、その値が適用される一番下の改造段階が基準。
    装備基本値
    SBD火力雷装対空対潜索敵装甲回避射程命中累積
    123221-
    単体ボーナス↓加算値
    装備1対象艦火力雷装対空対潜索敵装甲回避射程命中累積
    SBDSaratoga
    Hornet
    Intrepid
    Gambier Bay
    +1
    ※装備ボーナスのある他装備の一覧はこちら

対地特効補正について

対地特効補正について/艦上爆撃機・噴式戦闘爆撃機より転送

対地特効補正について

対地特効補正について

乗算補正aキャップ後補正補足
ソフト
スキン
砲台小鬼離島棲姫港湾夏姫集積地
追加
1積み×1.0×1.5×1.4×1.3×1.0艦爆・噴式機の合計数で計算
2積み
以上
×3.0×2.45×1.32~1.62?

集積地追加のみキャップ後補正、他は火力値にかかる補正。
補正のかかる正確な位置については対地攻撃を参照。


  • 陸上型の一部に対して対地特効が発生する。
    対地特効は全滅時(搭載数0機時)も有効。
  • この個数は非対地艦爆・噴式機も合わせて計算される。
    ただし空母が対地攻撃を行うためには最低1スロットの対地艦爆を搭載するか、非対地艦爆・噴式機がすべて全滅している必要がある。
  • 夜間航空攻撃の場合、対地特効は発生しない。

性能比較表(装備最大値/艦爆上位早見表/テーブルより転送)

長いので折りたたんでいます

装備名火力爆装対空対潜索敵命中回避砲撃戦威力半径射撃
回避
対地国籍入手方法改修備考追加
噴式景雲改1563128.53改修射程:長、噴式編集
橘花改11121212任務、ランキング射程:長、噴式編集
試製南山11142215任務、ランキング編集
彗星二二型(六三四空/熟練)12252322.56任務、ランキング射程:長、伊勢型改二に装備ボーナス(火力+8、回避+2)編集
彗星二二型(六三四空)11142215初期装備任務、ランキング射程:長、伊勢型改二に装備ボーナス(火力+6、回避+1)編集
彗星一二型(六三四空/三号爆弾搭載機)12321122.55任務伊勢型改二に装備ボーナス(火力+7、対空+3、回避+2)編集
彗星一二型(三一号光電管爆弾搭載機)115215ランキング夜襲CI・夜戦補正有、二航戦/最上型軽空母/伊勢型改二に装備ボーナス(火力+2~+4)編集
彗星一二型甲103119.55開発、イベント、ランキング伊勢型改二に装備ボーナス編集
彗星(江草隊)131544245任務、改修飛龍改二、蒼龍改二、伊勢型改二に装備ボーナス編集
彗星(六〇一空)11411215初期装備、イベント伊勢型改二に装備ボーナス編集
九九式艦爆(江草隊)1053419.54初期装備飛龍、蒼龍に装備ボーナス編集
九九式艦爆二二型(熟練)81433153改修祥鳳型、龍鳳、飛鷹型、翔鶴型(改)に装備ボーナス編集
九九式艦爆(熟練)7142213.54初期装備編集
零式艦戦63型(爆戦)55294改修、、ランキング編集
零戦62型(爆戦/岩井隊)4731127.55機種転換任務夜襲CI・夜戦補正有編集
零式艦戦62型(爆戦)4437.54開発、初期装備、ランキング編集
Ju87C改二(KMX搭載機/熟練)101023119.54イベント、ランキング射程:長 Graf Zeppelin、Aquila、大鷹型に装備ボーナス編集
Ju87C改二(KMX搭載機)9922116.54初期装備、イベント、ランキングGraf Zeppelin、Aquila、大鷹型に装備ボーナス編集
Ju87C改95116.54初期装備、ランキング編集
Re.2001 CB改364312153ランキング、改修Aquilaに装備ボーナス編集
F4U-1D177111156初期装備任務、ランキング、改修編集
FM-222612264初期装備、ランキング編集
SB2C-52122642225.56ランキング米英正規空母・軽空母に装備ボーナス、その他の軽空母にはマイナス編集
SB2C-31112531122.55ランキング、改修米英正規空母・軽空母に装備ボーナス、その他の軽空母にはマイナス編集
SBD-51724323154ランキング、改修米空母に装備ボーナス編集
SBD1623212124開発、初期装備、イベント米空母に装備ボーナス編集
Skua42227.54初期装備、イベント編集
  • 砲撃戦威力は、空母の火力や雷装、装備補正値等と合計された後に小数点以下切捨て
  • 爆戦を示すセル表示は改修により制空値が上昇するものを判断基準とした
  • 航空戦における艦攻・艦爆の威力を比較したい場合には航空戦攻撃力早見表を参考のこと
  • 艦爆・艦攻の支援射撃時の威力を比較したい場合にはこちらの表を参考のこと
  • 制空補助等の比較には制空値早見表を参考のこと
  • 射撃回避(敵対空射撃回避)は☆>◎>◯>△の順に性能が高い(無表記のものは回避性能無し)。詳細はこちらを参照のこと

小ネタ

  • 元ネタはアメリカのダグラス・エアクラフト社が開発した艦上偵察爆撃機「SBD」で、愛称はドーントレス(Dauntless、英語で「恐れを知らない」、「不屈の」等を意味する)。
    • 「S」「B」はそれぞれ偵察(Scout)と爆撃機(Bomber)の略で、「偵察爆撃機」を表す機種記号。そして、「D」はダグラス社を表すメーカー記号である。
      • ダグラス社が生産する1機種目の偵察爆撃機なので、本来なら「SB1D」だが、1機種目を表す「1」は省略されるため、「SBD」となる。2機種目以降は必ず表記される。
    • 偵察爆撃機という名の通り、攻撃任務のほかに偵察任務もこの機が行っていた。日本では九七艦攻を偵察機に割り当てていたが、アメリカ海軍の場合攻撃機よりもこちらのほうが航続距離が長く、敵機に襲われた際ある程度格闘戦ができる爆撃機を偵察任務に使用していた。
      • ついでに偵察任務の際は通常の1000lb(454kg)爆弾より小型の500lb(227kg)爆弾を搭載しており、敵艦を発見した際可能ならば不意打ちを一発当てて逃げることも可能であった。南太平洋海戦ではこの方法で瑞鳳と翔鶴が損傷を受け撤退に追い込まれている。
    • SBCヘルダイバー*4、SB2Uビンディケーターに続く海軍の偵察爆撃機としては三代目に当たる……が、軍用機マニアにはむしろ「ミスター・アタックエビエーション(攻撃機開発の総帥)」ことあの鬼才エド・ハイネマンの名前を知らしめた出世作として名高い。
    • 原型はダグラスの子会社であるノースロップ社*5の社長ジャック・ノースロップが基本コンセプトを、エド・ハイネマンが設計を担当し1935年に初飛行した艦上急降下爆撃機ノースロップBT-1。改良型XBT-2を開発中にノースロップ社はダグラスに吸収され、ダグラス社エルセグンド部門となりXSBD-1となった後正式採用される。ハイネマンはそのままダグラス社エルセグンド部門のチーフとなり以後数々の傑作機を手掛ける。
      • なおこのクーデターに近いノースロップ追放劇は一説には「全金属構造の第一人者」として名を馳せたノースロップを信頼して資金を出したダグラスだったのに対し、社長のノースロップは「採算を度外視した全翼機研究にのめり込んだ」ことで起こったとも言われる。

        ハイネマンの主なお仕事一覧

        ハイネマンの主なお仕事一覧

        • A-20ハボック(英国名:ボストン)攻撃機
        • A-26インベーダー攻撃機
        • AD(A-1) スカイレイダー 艦上攻撃機
        • A3D(A-3) スカイウォーリアー 艦上爆撃機
        • A4D(A-4) スカイホーク 艦上攻撃機
        • F3D スカイナイト 夜間戦闘機
        • F4D スカイレイ 艦上戦闘機
        • ダグラス退社後はジェネラル・ダイナミクスに請われ、技術部門長としてF-16戦闘機設計チームの監督を務める。
          4500機を超える売上を誇り、2019年でも台湾が増備を決定するなど非ステルス軽戦闘機のベストセラーであり、本人没後もハイネマンの血脈はまだ続いているのである・・・。
    • 一方、ジャック・ノースロップは改めて自分の名を冠した企業を立ち上げ直す事となった。こちらは数々の無尾翼機やF-5戦闘機*6、後にF/A-18へ発展するYF-17を開発した後1994年グラマン社と合併。現在のノースロップ・グラマン*7である。ジャック・ノースロップは1980年、執念の結実であるB-2の完成記念模型をプレゼントされ、その翌年に逝去した。*8
      • 一方、初代ノースロップ社を買収したダグラスは旅客機の名門でもあったものの、戦後の航空不況*9に悩まされたり、新型旅客機DC-6やDC-7の販売商戦でももう一つの旅客機の名門であったロッキード社と逆ザヤ上等の殴り合いを繰り広げたりして企業体力を失い、新興のマクダネル社*10と合併し、更には冷戦崩壊後のさらなる軍事費緊縮と民間機MD-11の失敗によってついにはボーイングに吸収されブランド名すら残らなかったのは歴史の皮肉か*11
      • ついでにいうとエド・ハイネマンもダグラス時代に無尾翼戦闘機F4Dスカイレイを手がけている。お前ら……
  • 配備が始まったのは1939年だが、直後にドイツのJu87の欧州での活躍を見てすぐに改良を開始。その為初期型のSBD-1および2はあまり生産されず、本格的に量産されたのは防弾装備や機銃を強化したSBD-3からである。
    • SBD-1は海兵隊向けに57機、SBD-2は海軍向けに87機が製造された。
    • SBD-3は584機製造された初期量産型、続いて電源を24Vに強化したSBD-4が780機程。ここまでが前中期型と言えるだろう。
    • SBD-5は2409機、SBD-6はR1820-66(離昇1350hp)を搭載した最終型で451機製造された。
  • 性能・実績共に「艦上爆撃機の傑作」と評されているほどの名機であり、当時のアメリカ海軍を代表する航空機である。
    • 性能については同期の九九式艦爆と比べると劣っているのは運動性ぐらいであり、火力、装甲、搭載量、急降下時の安定性など爆撃機としての性能は完全にこちらが上回っていた。現場のパイロット達からも好評で、頭文字から"Slow But Deadly"(遅いけれど必殺)なんて渾名も付けられていた。
    • 実績に関して最も有名なのはやはりミッドウェー海戦であろう。加賀赤城蒼龍、後に飛龍を撃沈。帝国海軍に大打撃を与えたと同時に追い込まれたアメリカを救った救世主でもある。
      • ミッドウェー海戦以前は珊瑚海海戦において祥鳳を撃沈し翔鶴を中破。その他の小規模な攻撃でも相方のTBDがポンコツだったこともあって劣勢時におけるアメリカ海軍の攻撃の中核を担っていた。同海戦後の南方方面においても龍驤の撃沈や瑞鳳翔鶴の撃破など多数の実績を上げている。*12
      • しかし、その分SBDの犠牲も大きかった。珊瑚海海戦では15機が撃墜され、ミッドウェーでは(TBDほどではないにせよ)壊滅あるいは長期の再編成が必要なほどの損害を出してしまうなど、アメリカ海軍航空隊の中でも死亡率が高かった。SBDなどの急降下爆撃機乗りが「ヘルダイバー」と呼ばれていたのは、この高い死亡率に因んでいるという一面もある。
    • 自前の急降下爆撃機を持っていなかったアメリカ陸軍にも、SBDの陸軍仕様として「A-24」が生産されており、南西諸島における日本軍との戦いで活躍していた。開戦後最初に日本と戦ったのは海軍のSBDではなく陸軍のA-24だったりする。
    • 空中戦においても近くを通りがかった九九式艦爆九七式艦攻を撃墜したり、少ないながらも襲ってきた零戦を返り討ちにしたりと艦爆らしからぬ性能を発揮した。初期においてはF4Fのパイロット達から「俺達の仕事を奪うなよ!」と文句を言われたほどだとか。*13
      • ただし、複座であり爆弾を抱えるSBDはさすがに補助戦闘機の域を出ず空戦能力では本職には敵わないため、珊瑚海海戦やミッドウェー海戦、南太平洋海戦では零戦に対し果敢に挑むもかなり損害を出している
    • F4F零戦に後ろを取られると逃げるしかなかったが、SBDの場合は後方機銃である程度の対抗ができた。後部機銃は7.7mmを1丁とあまり強力な武装ではなかったが*14、防弾装備の無い零戦にとっては厄介ではあり、無用心には近づけなかった。
      • 「大空のサムライ」こと坂井三郎も、SBDの後方機銃により片目をほぼ失明する重傷を負わされている。彼はSBDの編隊をF4Fの編隊だと誤認し、後方から不用意に近づいてしまったのである。
  • 大戦中期には後継機となるSB2Cヘルダイバーが登場。工業大国アメリカの凄まじい生産力により各部隊に一気に配備され、旧式となったSBDは前線から身を引く・・・はずだった。
    • ところがこのSB2C、生産性や空母での運用性を重視するあまり無理な小型化が行われ、それに伴う問題点を抱えたまま海軍に提供。カタログスペックこそ優秀だったものの実際に乗ってみると馬力不足気味のエンジン、電気系統の低い信頼性、劣悪な操縦性能でまともに飛ばせないという代物だった。特に縦方向の安定性が悪く、エルロンの利きも170km/h以下の速度ではマトモに操作できず、着艦時は155km/hまで減速する手前非常に難しいの一言。さらに本業のはずの急降下でも挙動や引き起こしに問題がある有様であった。その為現場のパイロットからは、頭文字をとって"Son of a Bitch 2nd Class"(ろくでなしの二流)という悲惨な渾名が付けられるほど搭乗が嫌がられてしまい、SB2Cの配備が始まった後も現場ではしばらく*15はSBDが使われ続けた。
      • このへんは九九艦爆と似ているが、この頃になるとアメリカ海軍の戦術の洗練や両軍パイロットの練度の逆転などにより、あちらと違って充分な成果を上げている。
    • マリアナ沖海戦あたりからSB2Cの問題点の内いくらかが解消され次第に転換が進み、空母搭載機としては終戦前に引退している。しかしながら海兵隊*16や陸軍では終戦間際まで運用され続けたため、零戦と同じ太平洋戦争を最初から最後まで見届けた歴史の生き証人といえるだろう。
      • SB2Cの方はというと、改良により馬力不足は解消、安定性も僅かに向上したが、結局安定性が悪いことには変わらない上急降下時の異常振動は完全には解決できず、緩降下でしか使えなかったため、急遽雷撃機であるTBFにダイブブレーキを装備したXTBM-4が3機試作され、TBM-4がイースタンエアクラフトに発注されたが生産が開始する前に戦争が終わりすべてキャンセルされた。
      • SB2Cは生産が遅れ、配備は1943年12月からであるが1944年にはもう空母の甲板から追い出され、戦闘機に爆装させたほうがましとされ*17、SB2Cの飛行隊を戦闘機に変えたが*18、航空機生産名門のカーチス・ライト社を倒産させるわけにもいかず、エセックス級空母の飛行隊は本来4個であったが、SB2C用の飛行隊が新たに追加され5個になった。*19
  • イラストでは描かれていないが、見た目の特徴として無数の穴が開いたフラップ兼エアブレーキが主翼についている。これは下に折れるとフラップとして機能し、上下「ハ」の字に開くとエアブレーキになるという非常に変わった機構となっている。
    • 九九式艦爆Ju87など通常エアブレーキは主翼の下に取り付けられているが、この位置では急降下時に安定性が悪くなると考えられ、主翼の上下に取り付ける方法を考えてこの構造に至った。開発当初は急降下時に激しい振動が発生するという問題が生じたが、穴を開けることで解決したとか。
  • 米軍艦上機では珍しく主翼の折り畳み機構を持たない。そのためもっぱら正規空母での運用となり軽空母や護衛空母には折り畳み機構のあるTBFが配備された。

この装備についてのコメント


*1 改では★+4の状態で入手可能
*2 イヤーリー任務(6月)。2個入手可能
*3 新型航空兵装資材x3と熟練搭乗員x1が必要
*4 開発段階の名称はXF12C
*5 ノースロップ社の株式51%をダグラスが所有、49%がノースロップ所有だった
*6 余談。F-5Eを大きくモデルチェンジしたF-5G、後のF-20は、米空軍ではF-16との採用競争で敗れてしまった機体だが、某漫画の影響で日本でだけ異常に知名度が高く、しかもハセガワが出した1/72のプラモデルも当時としては完成度が高かった影響で、当のノースロップ・グラマン社も『どうして日本人はF-14やB-2じゃなくて、あの失敗作のF-20を見に来たがるんだ?』と訝しんでいるという…。
*7 ブランド名にグラマンの名が残ってはいるが、対等合併ではなく、継承法人格はノースロップである。
*8 この時、本人はパーキンソン病で会話もままならず、紙に『今、神がなぜ私に25年もの余命をお与えになったのかが分かった』と書いて感涙していたという。ちなみに当時B-2は完全に機密扱いの存在であった関係上、模型ですら門外不出であり、個人に贈られるなど例外中の例外な出来事であったのだとか。
*9 大量にDC-3の軍用型、C-47が余剰となって格安に払い下げられDC-3のシェアを食いつぶした。これらが国外も含めたエアラインに流れ路線設立や便数拡大に使われ航空大国アメリカを決定づけるのである。
*10 あのF4H(F-4)ファントムIIの大成功で一気に急成長を遂げていた。
*11 更に付け加えるとWWII中の日本の軍用機メーカーは航空機から撤退したところこそ多いがほとんどが法人格を保持している。銃砲関連でも南部銃製造所は中央工業→新中央工業と改組を経て、1975年にミネベアに吸収合併される。2017年には、ミネベアがミツミ電機を経営統合する。そして現社名『ミネベアミツミ』となった現在でも、警察や自衛隊用の拳銃の生産を継続している。戦争勝ったのどっちだよ。まぁアメリカは戦争に勝つのが一種の罰ゲームみたいなところはあるが……
*12 祥鳳と龍驤は単独でなく攻撃機と共同で撃沈している
*13 ただし、これはSBDに限った話ではない。元々急降下爆撃という技法は複葉時代から戦闘機を使って研究されていた。急降下後の引き起こしに耐える低翼面荷重と強固な構造は、格闘戦性能にそのまま通じるものである。搭載機数が限られる空母上においては特に、艦爆は補助戦闘機としての役割も求められていた。かの九九式艦上爆撃機ですらF4Fの撃墜記録を持っているし、ドイツのJu87にも戦闘機撃墜記録がある。イギリス軍機によるドイツ機の初撃墜も艦爆ブラックバーン『スクア』によるものである。
*14 SBD-3からは2丁に強化された。
*15 少なくとも1944年のマリアナ沖海戦の時点で正規空母にSBD-5装備の部隊がある
*16 海兵隊用には海軍航空隊には納品されていないSBD-6が発注された。
*17 艦これには実装されてないがF6Fも戦争後半は制空任務よりも爆撃任務が多かった
*18 さらにいえば雷撃も戦闘機にやらせようと考えF6Fに魚雷を装備した試作機もあるがさすがに無理であった
*19 ちなみに、あのアクタン・ゼロをぶっ壊した犯人がSB2Cだったりする。テスト中に操縦不能になって墜落した先にタキシング中のアクタン・ゼロが待機していたのだ。