No.525 | ||||
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Langley(ラングレー) | Independence級 6番艦 軽空母 | |||
艦船ステータス(初期値/最大値) | ||||
耐久 | 31 | 火力 | 14 / 32 | |
装甲 | 14 / 30 | 雷装 | 0 | |
回避 | 22 / 43 | 対空 | 32 / 52 | |
搭載 | 32 | 対潜 | 16 / 52 | |
速力 | 高速 | 索敵 | 40 / 68 | |
射程 | 中 | 運 | 27 / 87 | |
最大消費量 | ||||
燃料 | 35 | 弾薬 | 40 | |
搭載 | 装備 | |||
23 | TBF | |||
7 | SBD-5 | |||
2 | 未装備 | |||
装備不可 | ||||
改造チャート | ||||
Langley → Langley改(Lv50) | ||||
図鑑説明 | ||||
インディペンデンス級航空母艦、Langleyだ。 そうだ、CV-1ではない、その名を継いだCVL-27の方だ。 小柄な体だが太平洋、あの大和の最後、そして魔法の絨毯作戦、 さらにフランス海軍としても戦った。 忘れるな。 |
※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、改造直後の値とは異なります。
最大値はLv99の時の最大値を指します。
CV:川井田夏海、イラストレーター:ZECO*1
定型ボイス一覧
イベント | セリフ | 改装段階 | 備考 | 追加 | ||
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未 改 造 | 改 | 追加 | ||||
入手/ログイン | インディペンデンス級航空母艦、Langleyだ。 ああん? そっちのラングレーじゃねーよ! 誰が給炭艦じゃ! Meのベースは新鋭軽巡だぜ! | ◯ | × | 編集 | ||
インディペンデンス級航空母艦、Langleyだ。 そうさ、小さいけれど新鋭軽巡譲りの高速艦だ! 提督とともに暴れるつもりさ! 任せておけ! | × | ◯ | 編集 | |||
母港*2 | 編集 | |||||
母港1 | 詳細 | そっ、インディペンデンス級さ。少し小さくたって反撃の主力の一角よ。そこんとこ、よろしく! | ◯ | ◯ | 編集 | |
母港2 | Of course!*3 | ◯ | ◯ | 編集 | ||
母港3 | そうさ! あの大和ともやりあったんだ。…なんだよ、嘘じゃないさ! んで、魔法の絨毯のあとフランス海軍でも活躍したんだぜ! ….ん? ガチだって! Don't you believe me?*4 | ◯ | × | 編集 | ||
そうさ! あの大和ともやりあったんだ。…なんだよ、嘘じゃないって! 大戦のあと魔法の絨毯やってフランス海軍でも活躍したんだぜ! そうさ、マジだって! Don't you believe me? ガチで! | × | ◯ | 編集 | |||
ケッコンカッコカリ | ん?どうしたー提督?次の作戦か!太平洋か?シナイ半島か?どこだ! え?これをミーに?ほっほ~提督、あんた中々に艦を見る目があるな!よし、わかった! I appreciate!*5 | ◯ | ◯ | 編集 | ||
ケッコン後母港 | まっ、少し一息入れるのもありだぜ。熱いcoffeeでも淹れようか。気分がしゃっきりするぜ。 | ◯ | ◯ | 編集 | ||
放置時 | ホントだよ! 太平洋の戦いが終わったあと、リシュリューとかのいるフランス海軍に移籍したんだ。あのスエズ動乱にも出動したんだぜ。ホントだって! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
編成出撃 | 編集 | |||||
編成 | 任務部隊旗艦! USSラングレー、Weigh anchor!*6 行くぜ、ついてきな! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
出撃 | さあ反撃だ、ぼっこぼこにしてやるぜ! インディペンデンス級航空母艦ラングレー、出撃だ! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
開戦・攻撃*7 | 編集 | |||||
戦闘1 | 昼戦開始 | Now let's get going!*8 攻撃隊、発艦! | ◯ | ◯ | 編集 | |
戦闘2 | 昼戦攻撃 | 甘く見るな! 逃がすかよ! | ◯ | ◯ | 編集 | |
戦闘3 | 夜戦開始 | 追撃して、止めを刺す! | ◯ | × | 編集 | |
悪いけど負けないよ! 追撃して、止めを刺す! | × | ◯ | 編集 | |||
戦闘4 | 夜戦攻撃 | Rocken Roll! | ◯ | ◯ | 編集 | |
戦闘時ステータス*9 | 編集 | |||||
小破 | Really!? | ◯ | ◯ | 編集 | ||
グハァ! Shit!*10 | ◯ | ◯ | 編集 | |||
中破/大破 | No way!*11 くそっ! 小さいからって舐めやがって! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
轟沈 | 反転ボイス | 編集 | ||||
戦闘終了*12 | 編集 | |||||
勝利MVP | Ooooh! そうか、やっぱりMeの功績が? Of course! 貰っとくさ、Thanks! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
旗艦大破 | グハァ! Shit!*13 | ◯ | ◯ | 編集 | ||
装備・改修*14 | 編集 | |||||
装備1 | 改修/改造 | いい感じだぜ、へへっ! | ◯ | ◯ | 編集 | |
装備2 | Good! | ◯ | × | 編集 | ||
Good! いけるぜ! | × | ◯ | 編集 | |||
装備3 | 改修/改造/開発/バケツ/遠征/発見 | まかせとけって! | ◯ | ◯ | 編集 | |
その他 | 編集 | |||||
帰投 | Operation complete!*15 Whooo!!! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
補給 | ん、Thanks! 十分だ。 | ◯ | ◯ | 編集 | ||
入渠(小破以下) | かすり傷だけどな。 | ◯ | ◯ | 編集 | ||
入渠(中破以上) | まあ、もとは軽巡だかんね。仕方ね、ガッツリ修理だ。 | ◯ | ◯ | 編集 | ||
建造完了 | Welcome!*16 | ◯ | ◯ | 編集 | ||
戦績表示 | Information? OK! | ◯ | ◯ | 編集 |
時報ボイス一覧
時刻 | セリフ | 改装段階 | 備考 | 追加 | |
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未 改 造 | 改 | 追加 | |||
00 | 丁度てっぺんを回ったね。仕方ね、今日はこのMeが特別に秘書艦をやってやるぜ。ありがてぇだろ! | × | ◯ | 編集 | |
01 | It's about 1.*17 そっ、だいたいね。いいだろ? | × | ◯ | 編集 | |
02 | めんどくさいこと言うなよー、問題ないって。It's about 2. | × | ◯ | 編集 | |
03 | It's about 3. まあ、なんだ。昼間働いたからこの時間は眠いな。...寝るか? | × | ◯ | 編集 | |
04 | It's about 4. ちっ、もうすぐ朝じゃん...。仕方ね、coffeeでも淹れるか。 | × | ◯ | 編集 | |
05 | ん?熱いcoffee、目覚めるよ?明るくなってきたね、It's about 5. | × | ◯ | 編集 | |
06 | It's about 6! 朝だ! Good morning everyone! | × | ◯ | 編集 | |
07 | It's about 7! ん、朝飯だ!卵はもちろんスクランブルでいいだろ?あと、カリカリのベーコン!朝はこれで決まりさ! | × | ◯ | 編集 | |
08 | It's about 8! 食った食った~。よしっ、じゃあ少し働っこうか。なっ! | × | ◯ | 編集 | |
09 | よし提督!海に出ようぜ。かは~!気持ちいいな朝の海! It's about 9! | × | ◯ | 編集 | |
10 | It's about 10! ん?あの艦影は...。Hi! Fighting I!*18 Good morning! | × | ◯ | 編集 | |
11 | It's about 11! イントレピッド、普通に元気そうだな! あんたホント、タフだよね~。 | × | ◯ | 編集 | |
12 | やったぜ!ランチタイムだ!Fighting Iがサラから貰ったっていうターキーサンド分けてもらったぜ!提督も食うか? | × | ◯ | 編集 | |
13 | It's about 1. ん?なんか日本の空母が1隻、ガンつけてくるけど...なんだ、やる気かぁ?うわっ!なんか飛ばしてきたぞ!ガチか! | × | ◯ | 編集 | |
14 | It's about 2. なんだぁあのずいかーくっていうやつは、喧嘩っ早いな。提督さ、次はやってもいいだろ? Of course? | × | ◯ | 編集 | |
15 | It's about 3. ん?なんか呼ばれた気がした...。気のせいか? | × | ◯ | 編集 | |
16 | It's about 4. さてさて、じゃあそろそろ戻りますかね。なっ!提督? | × | ◯ | 編集 | |
17 | It's about 5. Sunset*19だ……綺麗だ……とか、言うと思ったかぁ?提督、あんたロマンチストだなー。嫌いじゃないぜ?Meは……腹減った! | × | ◯ | 編集 | |
18 | It's about 6! I feel hungry! もーうごけねー…… | × | ◯ | 編集 | |
19 | It's about 7! 提督、夜はあんたが作ってくれんのか!?そいつはありがてぇ! | × | ◯ | 編集 | |
20 | It's about 8! Hunger is the best sauce!!*20 うまい!あんた!うまいよ!ガチで! | × | ◯ | 編集 | |
21 | あーうまかったー!提督、あんた噂には聞いてたけど料理うまいんだなー。ニューヨークにも店出せんじゃないの?あ、It's about 9. | × | ◯ | 編集 | |
22 | It's about 10! 今日も疲れたな~、もう寝ちまおっか?まっ、たまにはいいんじゃね?なっ! | × | ◯ | 編集 | |
23 | It's about 11! 提督、おつかれ。明日もよろしくな! Good night! | × | ◯ | 編集 |
季節ボイス一覧
季 節 | イベント | セリフ | 改装段階 | 備考 | 追加 | |
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未 改 造 | 改 | 追加 | ||||
春 | 桃の節句 | 編集 | ||||
春の訪れ | 編集 | |||||
ホワイトデー | 提督、これは? おぉ、チョコのreturnてやつか。 …なんだ、GambyやFletcherにも渡してんじゃねーか! バラマキかーい! って、うんまっ! アンタ、ガチでやるな! | ◯ | 編集 | |||
春 | 編集 | |||||
春本番 | 編集 | |||||
夏 | 梅雨 | なんだなんだ、イントレピッドもアイオワも全然わかってないなあ。 ツーユーの本当の意味はな、「あなたのために」。そうさ! 愛を告白するシーズンだろ? ……何? 完璧に違う? | ◯ | 編集 | ||
初夏 | あっちいなあ。この国でも夏が近づくとこんなもんか。どうしたもんか。 なあEagle、お前はどうすんよ? | ◯ | クリック時 | 編集 | ||
夏 | 編集 | |||||
盛夏 | 編集 | |||||
夏祭り | 編集 | |||||
秋 | 秋 | 編集 | ||||
秋刀魚 | Sanma operationだろ? I know! 航空支援は任せとけ、いい感じで焼けたらくれよな! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
晩秋 | 編集 | |||||
ハロウィン | 編集 | |||||
秋のワイン | 編集 | |||||
冬 | 冬 | 編集 | ||||
師走 | 編集 | |||||
クリスマス | やっぱ、クリスマスったらこれだせ! ターキー一択! ……ちっ、まーたズイカークか、単細胞め。コルセア、緊急発進! 蹴散らせ! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
年末 | そうなー、確かにフランス海軍で結構いろんな任務についたけどな。スエズ動乱であの第二次中東戦争だぜ? ……あ、ダベりはいいから年末の掃除しろって? はいよー。 | ◯ | ◯ | 編集 | ||
新年 | A Happy New Year! yeah! Task Forceでの新年、悪かぁないよな! さ、partyしようか。Rocken Roll! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
節分 | セッツブーンだろ、知ってるさ! で、今年の鬼ってのは誰だい? おー、Richelieuか。相手にとって不足なし。いくぜ! 艦載機、発艦! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
バレンタイン | 提督、あんさ、このfleetのhabit*21らしいんで、チョコケーキ作ったんだが……いるか? ……やっぱ柄じゃねえか。 ……そ、そうか……そうか! おお! 食べてくれ! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
周 年 | 二周年記念 | 編集 | ||||
三周年記念 | 編集 | |||||
四周年記念 | 編集 | |||||
五周年記念 | 編集 | |||||
六周年記念 | 編集 | |||||
七周年記念 | 編集 | |||||
八周年記念 | 編集 | |||||
十周年記念 | やったな提督! Congratulations! 10th Fleet Anniversary! 燃えるぜ! | ◯ | ◯ | 編集 |
ゲームにおいて
- 2022年 夏イベント 前段作戦『大規模反攻上陸!トーチ作戦!』E-3 にて報酬艦として初登場。
- 素対潜があるためか護衛空母として扱われているらしく、輸送護衛部隊の第一艦隊に編入可能。
- ゲーム内では護衛空母扱いだがGambier Bay(CVE-73)などとは違い船体分類記号は小ネタにあるとおりCVL(軽空母)。
- 最初から装備スロットが3つある恩恵で「零式水中聴音機」と「TBM-3W+3S」・「S-51J改」等との組み合わせによりレベル1から先制対潜攻撃が可能。
- 未改造軽空母としては初の射程中。
アップデート履歴
- 2022年 08月27日:実装。イベント海域 突破報酬として
キャラクター設定について
- 割とテンション高め。一人称は「Me」。
- 手にしている銃型武装は、特徴的な銃身の放熱ジャケットと着剣装置およびレシーバー後端からスライドが突き出た形状から、ウィンチェスターM1897ショットガンのアメリカ軍用型、通称トレンチガンがモデルと思われる。腰にはショットシェル(艦載機?)のホルダーを提げ、その後ろにM1917銃剣らしき物を携行している。
艦載機がなくなったら着剣突撃するのかな?→改になると本当に着剣する。
よく見ると左右に展開した甲板艤装下部の回転する部分にもショットシェルが搭載されており、かなりの弾数を携行している。 - 飛行甲板はギミック式であり、未改造時点では2つに分割して左右に広げているが、これを片側に寄せて合体させたのが改のイラストである。
- 甲板の接合部に装填されたショットシェル艦載機はこのままだと甲板の内部に埋まる形になるが、内部を移動してエレベーターから発艦するのだろうか。
- 間違えられてるそっちのラングレーは給炭艦から改造された先代のCV-1「ラングレー」の事。こちらは軽巡がベース、詳細は小ネタ参照。
- アメリカ艦としては薄めの胸部装甲だが、スリットが入っている上身体に密着した超ミニスカートや腋やおヘソが見える上着など、結構きわどい。
- 中破しても艤装の被害はスカートとニーソ程度だが、アングルの関係でお尻と黒が丸見えに。
期間限定グラフィック
- 2023/11/28のアップデートにて、【Xmas】modeが実装された。
- 航空艤装を外し、制服のデザインを生かしたサンタ服。手にはショットガンの代わりにプレゼント箱。
足回りのベルトは普段のものと同じようだが、靴やニーソックスはクリスマス仕様。 - 中破するとその場でへたりんこんでしまい、きれいな背中が丸見えとなる。
限定グラフィック:Xmasmode
- 航空艤装を外し、制服のデザインを生かしたサンタ服。手にはショットガンの代わりにプレゼント箱。
小ネタ
- インディペンデンス級航空母艦の6番艦「ラングレー」(CVL-27)。
- 艦名は天文学者・発明家のサミュエル・P・ラングレー(1834~1906)に由来する。ライト兄弟のライトフライヤー号に先立って有人飛行機エアロドロームの開発を手掛けたことで知られ、飛行実験には失敗したものの、初期の動力付き有人飛行機の先駆者の一人とされている。
- ラングレーの名を持つ艦船としては本艦が二代目。初代はアメリカ海軍初の航空母艦として知られるCV-1「ラングレー」である。着任時の台詞で「誰が給炭艦じゃ!」と言われてるのがこちら。
初代ラングレー
- 元はプロテウス級給炭艦「ジュピター」だったが、1920年に空母に改造されて1922年に再就役した。イギリス海軍のアーガスや日本海軍の鳳翔と同様に飛行甲板の下に航海艦橋(給炭艦時代の艦橋を流用)を設けたフラッシュデッキ型空母で、搭載機数は約30機(48機とも)だったが、最大速力15ノットと低速のため主に運用試験や訓練任務に従事した。後にレキシントン級やレンジャー、ヨークタウン級等の新型空母が登場すると、1937年に飛行甲板の前半分を撤去して空母から水上機母艦(AV-3)へと改修され、飛行艇や水上機を運用する航空偵察部隊の支援活動に従事した。太平洋戦争勃発時は米アジア艦隊に所属してフィリピン方面で活動していたが*23、1942年2月27日にジャワ島南方沖にて日本海軍高雄航空隊の一式陸攻の爆撃を受けて大破し、随伴の駆逐艦ホイップルにより雷撃処分された。*24
- 因みに給炭艦時代の姉妹に「プロテウス」「サイクロプス」「ネレウス」の3隻がいるのだが、サイクロプスは第一次世界大戦中の1918年3月1日、プロテウスとネレウスは第二次世界大戦中の1941年11月23日と12月10日に、カリブ海で消息を絶っている。戦時中でもありドイツのUボートに撃沈されたのでは?とも言われているが、ドイツ側に撃沈記録はなく、場所がバミューダ・トライアングルと言われるいわく付きな場所でもあるので話題になる事が多い。*25
- なお、空母「クラウン・ポイント」起工後の1942年7月に起工したエドサル級護衛駆逐艦DE-131が「ラングレー」と命名されたが、こちらは空母に艦名を譲るためか、翌月に「ハンマン」に改名されている。
- 元はプロテウス級給炭艦「ジュピター」だったが、1920年に空母に改造されて1922年に再就役した。イギリス海軍のアーガスや日本海軍の鳳翔と同様に飛行甲板の下に航海艦橋(給炭艦時代の艦橋を流用)を設けたフラッシュデッキ型空母で、搭載機数は約30機(48機とも)だったが、最大速力15ノットと低速のため主に運用試験や訓練任務に従事した。後にレキシントン級やレンジャー、ヨークタウン級等の新型空母が登場すると、1937年に飛行甲板の前半分を撤去して空母から水上機母艦(AV-3)へと改修され、飛行艇や水上機を運用する航空偵察部隊の支援活動に従事した。太平洋戦争勃発時は米アジア艦隊に所属してフィリピン方面で活動していたが*23、1942年2月27日にジャワ島南方沖にて日本海軍高雄航空隊の一式陸攻の爆撃を受けて大破し、随伴の駆逐艦ホイップルにより雷撃処分された。*24
インディペンデンス級航空母艦とは
- 1937年にロンドン海軍軍縮条約とワシントン海軍軍縮条約が揃って失効すると、列強各国は一斉に海軍の軍備増強に乗り出した。アメリカにおいても将来の対日戦を睨んで大規模な海軍増強計画を1938年に開始し、その一環として大量建造されたのが基準排水量11,000t級の大型軽巡洋艦・クリーブランド級であった。そして、これを原型として生まれたのがインディペンデンス級航空母艦である。
- 建造のきっかけとなったのは、対日関係が悪化する中の1941年中旬、フランクリン・D・ルーズベルト大統領が海軍に対して、建造途中の多数の巡洋艦の一部を流用した軽空母の建造を要望したことだった。*26海軍は当初、巡洋艦サイズの船体では空母としての運用には限界があるとして難色を示していたが、1941年12月8日の日本海軍による真珠湾攻撃で状況は一変。海軍は空母戦力増強のため、正規空母のエセックス級の建造と並行して、翌年1月にクリーブランド級軽巡の空母改装に着手した。
- かくして、1942年中にクリーブランド級軽巡の中から以下の9隻が空母へと改装され、翌年にインディペンデンス級として就役した。
- CL-59「アムステルダム」→CVL-22「インディペンデンス」
- CL-61「タラハッシー」→CVL-23「プリンストン」
- CL-76「ニュー・ヘヴン」→CVL-24「ベロー・ウッド」
- CL-77「ハンチントン」→CVL-25「カウペンス」
- CL-78「デイトン」→CVL-26「モンテレー」
- CL-79「ウィルミントン」→CVL-28「カボット」
- CL-85「ファーゴ」→CVL-27「ラングレー」(当初の艦名「クラウン・ポイント」から改称)
- CL-99「バッファロー」→CVL-29「バターン」
- CL-100「ニューアーク」→CVL-30「サン・ジャシント」(当初の艦名「レプライザル」から改称)
- 実質的な後継として更に大型のボルティモア級重巡洋艦をベースに、より空母として改設計・洗練を施したサイパン級軽空母があるが、戦争終結に間に合わずに二隻のみで建造が中断された。
しかし建造された二隻は通信中継艦や戦術指揮艦と役目を変えてベトナム戦争にも従軍するなど、なんだかんだ天寿を全うした。
- 船体と機関はクリーブランド級軽巡を流用し、元の上甲板の上に飛行甲板と密閉式格納庫を架装、右舷側に小型の艦橋と二本一組計四本の煙突を備えている。トップヘビー軽減のため船体両舷にはバルジが追加された。搭載機数は約33~45機で、当初は艦上戦闘機・艦上爆撃機・艦上雷撃機各9機ずつの構成だったが、後には戦闘機約24機・雷撃機9機となった。
- 対空兵装は当初38口径長5インチ単装砲を前後に備えていたが、後にボフォース40mm機関砲26基(5インチ砲搭載艦も後に換装)およびエリコンFF 20mm機関砲22基となり、当時の米空母では唯一中口径砲を装備しない艦型となった。
- 軽巡譲りのスマートな船体と高出力の機関のおかげで、大型正規空母であるエセックス級と同等の最大速力約31ノットを発揮し、高速空母機動部隊の一翼を担うことができた。しかし、一方でその小型の船体故に凌波性には難があり(艦歴の項で例示されているコブラ台風時のラングレーの派手な傾斜が好例)、また飛行甲板の狭さから艦載機の事故率もやや高かったとされる。防御面でも装甲や水線下の対魚雷防御の性能は不足気味であり、同級唯一の戦没艦となったプリンストンも、防護が不十分な格納庫等に保管していた弾薬類が火災により誘爆したことが喪失の原因であった。
- 短期間での戦力化優先、また護衛空母に近い設計にもかかわらず正規空母と同様に運用されたため様々な弊害に見舞われたものの、インディペンデンス級はエセックス級等の正規空母群を補佐して太平洋における米海軍空母機動部隊の主力として活躍、第二次世界大戦の勝利に大きく貢献した。1944年6月のマリアナ沖海戦では、米本土で修理中のネームシップ*28を除くインディペンデンス級8隻が参加し、艦上戦闘機の40%および雷撃機の36%を供給して日本海軍の航空兵力を撃退した。
- インディペンデンス級軽空母は、1944年のレイテ沖海戦で戦没したプリンストンを除く8隻が終戦まで生き抜いた。
- 戦後、ネームシップのインディペンデンスは1946年にサラトガ他と共にビキニ環礁での原爆実験、クロスロード作戦の標的艦となった後、1951年にカリフォルニア沖で兵器実験に供されて沈没した。
- 残る7隻は1947年に退役してモスボール保管され、この内カウペンスとサン・ジャシントは航空機輸送艦へ種別変更を経て1959年と1970年にそれぞれ退役。モンテレーとバターンは1950年に再就役して朝鮮戦争に参加し、1954~56年に退役した。
ちなみに、バターンとカボットは1950年代初頭に対潜空母への改修を受け、非公式ながら艦種記号をCVL(K)に改めている。艦これにおける護衛空母扱いは元々の設計の性格とこれが由来か。 - 一方、ベロー・ウッド、ラングレー、カボットの3隻は相互防衛援助計画により海外に供与された。ベロー・ウッドとラングレーは1951~53年にフランス海軍に供与されてそれぞれ「ボア・ベロー」*29「ラファイエット」と改名し、1960~63年まで現役を務めた。
また、カボットは1967年にスペイン海軍に供与されて「デダロ」と改名し、世界初のハリアーVTOL機運用艦となった。1989年に除籍され、博物館船として保存を目指すアメリカの民間団体に譲渡されたが、結局保存は実現せず、2002年に解体された。
艦歴
- 元はクリーブランド級軽巡洋艦CL-85「ファーゴ」*30として発注されたが、起工前に空母への変更が決定し、1942年4月11日にニュージャージー州カムデンのニューヨーク造船所*31にて空母「クラウン・ポイント」*32として起工、その後「ラングレー」に改名されて1943年5月22日に進水、同年8月31日に就役した。戦後はモスボールから復帰後フランスに供与されて「ラファイエット」になるなど、名前が何度も変わった艦である。
- 竣工後は太平洋方面の配備となり、年末中に進出、翌1944年1月からマーシャル諸島方面の攻略作戦に従事する。
初陣 ~エニウェトク環礁攻略戦~
- マーク・ミッチャー少将指揮する第58任務部隊に配備されたラングレーはエニウェトク環礁攻略作戦に参加、サミュエル・P・ギンダー少将の第58.4任務群の所属となり、サラトガや姉妹のプリンストンと共に参戦する。
- 日本の守備兵力は陸海軍合わせて約3500名。それがエンチャビ島、メリレン島、エニウェトク島の三島に配備されていた。対してアメリカ側は上陸兵力で約13,000名で端から勝負にならないはずだった。
- 2月19日よりまずエンチャビ島への上陸が行われるが1時間で守備隊は壊滅する。だが翌20日のエニウェトク島への上陸は、担当した第106連隊が訓練不足だった事もあって守備隊の頑強な抵抗に前進を阻まれ、増援を受けるも800名ほどしかいない日本軍守備隊の制圧に3日もかかってしまった。
- 守備隊の意外な強さに驚いた米軍は、最後のメリレン島に対してはラングレーらによる空襲や、戦艦テネシー、ペンシルベニア等による艦砲射撃を21日から3日間にかけて徹底的に行い、23日に上陸して同日夕刻までには占領した。
マリアナ沖、そしてレイテ沖の死闘
- マーシャル諸島方面での活動後、6月から中部太平洋方面の日本軍基地への攻撃を続けたラングレーは、6月19日20日のマリアナ沖海戦にも第58.4任務群の1隻として参戦する。
- 指揮官はギンダー少将からW・K・ハリル少将に替わり、編成も正規空母エセックスを中心に姉妹のカウペンス、他に軽巡3、駆逐14という編成であったが、同海戦前の17日に第58.1任務群と共に硫黄島及び父島への攻撃を実施してマリアナ諸島周辺の日本軍拠点の破壊を行っている。
- 作戦後、ラングレーは休養の後、8月~9月のパラオ攻略支援、フィリピンの日本軍各拠点への攻撃などに参加する。10月20日からのレイテ島の戦いでは第38.3任務群に所属、エセックス、レキシントン、そしてエニウェトク環礁攻略戦以来のプリンストンとコンビを組み、フレデリック・C・シャーマン少将指揮の下日本軍と相対した。
- レイテ島攻略戦では日本艦隊を迎え撃つ第3艦隊の指揮をウイリアム・ハルゼー大将が指揮し、第38.3任務群はルソン島東方140kmの海域に展開して日本軍拠点を攻撃、同じく第38.2、第38.4任務部隊も展開して攻撃した。
- 日本側も基地航空隊を中心に反撃にでたが、24日の時点で発見していたのはラングレーの所属する第38.3任務群だけだったこともあり、攻撃は同隊に集中する。
- 総機数約170機にも及ぶ編隊が第38.3任務群に向けて進撃。ラングレーらも迎撃機を出して応戦し、その殆どを追い払った。
だが、これとは別に彗星艦爆からなる12機の奇襲攻撃部隊が、単機ごとに雲に隠れたりしながら接近、迎撃の目をかいくぐった1機がプリンストンに対して攻撃を実施、命中弾を与える事に成功する*33。 - 結局プリンストンは復旧不可と判断され友軍の雷撃で処分された。ラングレーは同型艦として、姉の死をみとる事となった。
- その晩、ハルゼー機動部隊に日本海軍機動部隊(小沢艦隊)発見の報が入る。ハルゼーは3個群に合流の上これを攻撃する指令をだし、ラングレーらも北上を開始する。
- 翌25日、北上する小沢艦隊をに対して攻撃を開始する。ラングレーの飛行隊はまず第二次攻撃に参加し「霜月」と思われる艦に対して攻撃を実施している。
- この後、有名な「ブルズラン」でハルゼー機動部隊は一転して栗田艦隊に向けて南下を開始するのだが、第38.3及び38.4の2個任務群はミッチャー中将の指揮で引き続き小沢艦隊への攻撃を継続する
- 実はこの時の「空母部隊総指揮官」はハルゼーではなく第38.3任務群に便乗しているミッチャーだった。ハルゼーは第38任務部隊、リー中将の高速戦艦部隊「第34任務部隊」やそのほか役務部隊を率いる第3艦隊の指揮官で、本来なら空母機動部隊の指揮はミッチャーが行うことだったのだが、この時のハルゼーは直接空母部隊を指揮してしまい、仕事の無くなったミッチャーは旗艦の個室で不貞寝状態だったそうな
- 漸く仕事の回ってきたミッチャーは第三次攻撃を実施。ラングレー隊も瑞鶴と瑞鳳を攻撃する。第四次攻撃でもラングレー隊は出撃して伊勢を攻撃、爆弾及び魚雷を数発命中させたと報告している(実際は伊勢艦長の神業的操艦で全弾回避していたのだが…)
沖縄戦、そして終戦
- レイテ沖海戦後もラングレーらはレイテ島やフィリピン各地域への攻撃を継続し、11月5日にはマニラ湾への大規模空襲を実施し、僚艦のレキシントンが重巡洋艦那智を撃沈している。
- 一方で12月18日には後にコブラ台風と呼ばれる大型台風に遭遇、第38任務部隊は駆逐艦3隻が転覆沈没*36、姉妹艦のモントレーやカウペンス、サン・ジャシントが損傷するなど大きな被害*37を受けたが、ラングレーは左右に35度も振られるような大波に翻弄されながらも被害なくすんでいる。実際の写真*38
- 1945年1月からは南シナ海でグラティテュード作戦に従事して輸送船団や港湾施設を攻撃、2月の硫黄島の戦いにも参加したあと、ラングレーはヨークタウン、イントレピッド、姉のインディペンデンスらと第58.4任務群を編成し沖縄戦に参加する。
- その後ラングレーは6月から7月にかけて本国に戻りオーバーホールを実施、そして前線に向かう途上終戦を迎える事になる。
戦後まさかの第二の人生
- 終戦後、ラングレーは復員兵帰還任務*43に従事、その後フィラデルフィアでモスボール状態となり1947年2月に予備役入り、そのまま保管される事となった。姉のインディペンデンスはサラトガや長門、酒匂、プリンス・オイゲンと共にクロスロード作戦で実験艦となり、4隻がスクラップとなったが、ラングレーとベロー・ウッドはフランス海軍、カボットはスペイン海軍に移り、そこで第二の人生を歩むことになる。
- 第二次世界大戦後、今度はソ連ら社会主義勢力との対立が発生、世界は冷戦時代に突入した。その中でアメリカはフランスとの間で「米仏相互防衛援助計画」を実施、アメリカの余剰戦力をフランスに提供する事になり、その一つとしてラングレーらがフランス海軍に提供される事になったのである。
- 1951年6月にフランス海軍に渡ったラングレーは「ラファイエット(La Fayette)」と名を変え第一次インドシナ戦争に参戦、1953年には近代化改装を受け装備を強化すると1956年10月のスエズ動乱には空母「アローマンジュ*44」やイギリス海軍空母「イーグル」と共に参戦し、空挺及び上陸作戦の支援に従事している。
- 「ラファイエット」の名前は、18~19世紀のフランスの貴族・軍人ラファイエット侯爵マリー=ジョセフ・ポール・イヴ・ロシュ・ジルベール・デュ・モティエ(1757~1834)に由来する。アメリカ独立戦争に義勇軍を率いて参加し、母国に戻った後に起こったフランス革命では人権宣言を起草して革命の指導役となった。米仏両国の歴史に名を残す人物であり、アメリカから貸与されたフランス艦の名にぴったり。
- また1960年3月にモロッコで発生した大地震の被災救援に出動したりもしている。
- こうして10年以上にわたりフランス海軍で活躍したラファイエットだが、ジェット機が主力化していく中で性能的にも限界がきており、老朽化もあって1961年のクレマンソー級の竣工に伴い引退、1963年にアメリカに返却され翌1964年にスクラップとなった。
ラングレーは第二次世界大戦の戦功により9個の従軍星章を受賞した。また、ラファイエットとなってからはインドシナでの任務によりフランス戦争十字賞を授与された。- なお、ラファイエットの名は1996年に就役したラファイエット級フリゲートのネームシップ(F710)に受け継がれた。突起物や開口部を減らし船体と上部構造物に傾斜を付けたステルス設計を取り入れた現代水上戦闘艦の先駆け的存在である。
- アメリカ海軍においてもラファイエットの名を持つ艦は三代に渡って存在した。初代は1848年に建造された外輪船アレック・スコットを1862年にアメリカ戦時省が買い上げてフォート・ヘンリーに改名。だが間もなく衝角装甲艦に改造するとともにラファイエットと再度改名したものの、それから一年半も経たないうちに予備役に編入・売却された。
二代目は1935年に就役したフレンチ・ラインの北大西洋航路の定期客船ノルマンディーがアメリカに接収され、太平洋戦争開戦直後の1941年12月12日に輸送艦AP-53ラファイエットと命名されるも、翌年2月改装工事中に火災を起こし横転着底。浮揚後そのまま放置され戦後に解体された。
最も有名な三代目はラファイエット級原子力弾道ミサイル潜水艦のネームシップSSBN-616として冷戦真っ盛りの1963年に就役*45、他のジョージ・ワシントン級、イーサン・アレン級、ジェームズ・マディソン級、ベンジャミン・フランクリン級と共に自由のための41隻 41 for Freedomといういささか仰々しい扱いをされていた。
幸いにして現役中に搭載されていたポラリスA-2が発射されることはなく1991年に退役、翌年には原子力艦再利用プログラムに基づいた解体作業が完了した。
提督「おい、Langley!石炭落っことしたぞ!」(黙って見ないふりをしようと思ったが、律儀に呼び止めてしまった提督であった。)
Langley「見・た・な・!(怒)」 -- 2024-02-15 (木) 15:39:20