No.219 | ||||
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![]() | 零式艦戦63型(爆戦) | 艦上爆撃機 | ||
装備ステータス | ||||
火力 | 雷装 | |||
爆装 | +5 | 対空 | +5 | |
対潜 | +2 | 索敵 | ||
命中 | 回避 | |||
戦闘行動半径 | 4 | |||
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
開発不可、改修可 任務「改装攻撃型軽空母、前線展開せよ!」報酬 任務「新編「第七戦隊」、出撃せよ!」選択報酬 2017年2月,5月作戦報酬 | ||||
改修更新 | ||||
九六式艦戦 → 零式艦戦21型★+3 → 零式艦戦32型★+3 → 零式艦戦52型★+3 → 零式艦戦62型(爆戦)★+4 → 零式艦戦63型(爆戦) | ||||
零式艦上戦闘機の戦闘爆撃機仕様、通称「爆戦」の改良後期型です。 改良型エンジンに換装、燃料タンクを防弾仕様化した零戦の性能向上型、53型。 その胴体下に250kgまたは500kg爆弾懸吊架を増設、爆撃機動に耐えられるよう、一部機体強度も強化しています。 重巡改装の攻撃型軽空母などで、ぜひ機動部隊運用を! |
ゲームにおいて 
- 2017年3月27日実装。2月作戦報酬として1~100位まで配布された。2017年4月5日に改修実装。
- 零式艦戦62型(爆戦)と比較して爆装+1 対空+1 対潜-1。
零戦62型(爆戦/岩井隊)にはほぼ劣っているが爆装が1勝っている。
零戦62型(爆戦/岩井隊)に付いている敵対空射撃回避の特殊能力がこちらには付いていない。
使用の際は撃墜数が多い事(それに伴って稼げる制空値も海域後半の戦闘では下がる)や全滅の危険がある事には留意する必要がある。
- 零式艦戦62型(爆戦)と比較して爆装+1 対空+1 対潜-1。
- 2019年3月28日のアップデート
で対地攻撃が可能な爆撃機が多数登場した。
(対地艦爆については彗星一二型(六三四空/三号爆弾搭載機)を参照。)- 当装備(と零式艦戦62型(爆戦)系統)は対地攻撃可能な機体の対象に含まれていない。
これによって当装備(か零式艦戦62型(爆戦)系統)を装備することによって地上型以外の敵艦を意図的に狙って排除できる装備構成が可能になるため有用度が上がった。- 空母は特化装備しない限り対地攻撃力がそこまで高くなはない。
地上型を攻撃してしまうよりそれ以外を狙って大ダメージを出したり敵の頭数を減らして地上型の対策装備を装備した艦の攻撃を地上型に集約させたりする方が敵に有効打を与えやすくなる状況がそれなりにある。
同系統の爆戦であるF4U-1DやFM-2は対地攻撃をしてしまうため上記の目的には使用できない。こちらを使用することで水上艦に狙いを切り替えることが可能。(逆に対地を行いたい場合はF4U-1D等を使うことになる) - 現状では対地攻撃をしない爆戦の中では零戦62型(爆戦/岩井隊)に次ぐ性能を持つ。
対地攻撃をしなければいけない海域では対策装備を積んだ艦を多く入れなくてはならない状況が多く、空母の編成数を少なくする場合もあるので空母カットインを維持しつつ少ないスロットで必要制空値を満たすために爆戦を使用することがあるため覚えておくと役に立つだろう。
- 空母は特化装備しない限り対地攻撃力がそこまで高くなはない。
- 当装備(と零式艦戦62型(爆戦)系統)は対地攻撃可能な機体の対象に含まれていない。
- 任務で入手機会がある。数が多く必要な装備とは言い難く、零式艦戦62型(爆戦)からの更新で入手する事は改修素材の消費も多くあまり推奨されない。
- 入手可能任務は「改装攻撃型軽空母、前線展開せよ!」と「新編「第七戦隊」、出撃せよ!」。
- 「改装攻撃型軽空母、前線展開せよ!」は報酬で1つ確定入手(8cm高角砲改+増設機銃と両方同時入手、選択式ではない)。
ただし任務には鈴谷航改二が必要で難解海域(6ー5含む)の攻略・設計図等の面で厳しいため達成は容易ではない。
6ー5開放に基地航空隊開放任務等の前提も多く、鈴谷の運用を航巡で使用したい場合などもあり出現させること自体が難しい任務でもある。 - 「新編「第七戦隊」、出撃せよ!」は当装備が報酬に含まれるが「勲章」、「新型砲熕兵装資材」、「零式艦戦63型(爆戦)」との選択式でいずれか1つのみ入手。
こちらも熊野改二・鈴谷改二(両者航でも可)が必要で達成には手間がかかる、設計図が複数必要という点も共通。
また前述の通り爆戦自体が数の多く必要な装備であるかには賛否あるので選択式報酬の他報酬と比較するとそちらを入手する事も選択肢に入ってしまう。
- 「改装攻撃型軽空母、前線展開せよ!」は報酬で1つ確定入手(8cm高角砲改+増設機銃と両方同時入手、選択式ではない)。
- 入手可能任務は「改装攻撃型軽空母、前線展開せよ!」と「新編「第七戦隊」、出撃せよ!」。
- 改修に必要な改修資材の数が多め。
また、★+6以降の改修後半には消費装備に試製烈風 後期型(最大改修まで計4つ)を要求してくるのでそちらの面でも改修が厳しい。
これだけの消費をする割には改修効果が乗っても★max時の実質対空値7.5相当とコストパフォーマンスは微妙ではある。
それでも非対地攻撃型爆戦では2番手の性能を持っているため岩井機以外にも必要な状況(2機目以降・岩井機を機種転換せず艦戦で止めておきたいなど)であれば改修も視野に入るようにはなった。
コスト面の問題がきつい場合は改修を★+4(実質対空値6)・★+6(実質対空値6.5)・★+8(実質対空値7)などで止めると良いかもしれない。
出撃マップに必要な制空値を計算して必要な数値に合わせるといいだろう。もちろん撃墜が起きる事を加味して多少の余裕は必要だが。 - 本装備を改修しても改修効果が反映されず対空値が上昇しないバグが存在した。*1
- 2017年7月31日の運営tweet
において、装備改修補正が仕様通りに発揮されない不具合の修正/更新が告知され、現在は通常通り改修によって対空値上昇するよう改められた。
- 2017年7月31日の運営tweet
対地特効補正について 
対地特効補正について
乗算補正a | キャップ後補正 | 補足 | ||||
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ソフト スキン | 砲台小鬼 | 離島棲姫 | 港湾夏姫 | 集積地 追加 | ||
1積み | ×1.0 | ×1.5 | ×1.4 | ×1.3 | ×1.0 | 艦爆・噴式機の合計数で計算 |
2積み 以上 | ×3.0 | ×2.45 | ×1.32~1.62? |
集積地追加のみキャップ後補正、他は火力値にかかる補正。
補正のかかる正確な位置については対地攻撃を参照。
- 陸上型の一部に対して対地特効が発生する。
対地特効は全滅時(搭載数0機時)も有効。 - この個数は非対地艦爆・噴式機も合わせて計算される。
ただし空母が対地攻撃を行うためには最低1スロットの対地艦爆を搭載するか、非対地艦爆・噴式機がすべて全滅している必要がある。 - 夜間航空攻撃の場合、対地特効は発生しない。
- Graf Zeppelin、大鷹改二等が行う夜戦砲撃では有効。Ark RoyalのSwordfish夜戦では未検証。
- 伊勢改二、日向改二に艦爆を搭載した場合、昼夜共に有効。
性能比較表(装備最大値/艦爆上位早見表/テーブルより転送) 
装備名 | 火力 | 爆装 | 対空 | 対潜 | 索敵 | 命中 | 回避 | 砲撃戦威力 | 半径 | 射撃 回避 | 対地 | 入手方法 | 改修 | 備考 | 追加 |
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噴式景雲改 | 15 | 6 | 3 | 1 | 28.5 | 3 | ◎ | 改修 | 射程:長、噴式 | 編集 | |||||
橘花改 | 11 | 12 | 1 | 21 | 2 | ◎ | 任務、ランキング | 射程:長、噴式 | 編集 | ||||||
試製南山 | 11 | 1 | 4 | 2 | 21 | 5 | ◯ | 任務、ランキング | 編集 | ||||||
彗星二二型(六三四空/熟練) | 12 | 2 | 5 | 2 | 3 | 22.5 | 6 | 任務、ランキング | 射程:長、伊勢型改二に装備ボーナス(火力+8、回避+2) | 編集 | |||||
彗星二二型(六三四空) | 11 | 1 | 4 | 2 | 21 | 5 | 初期装備、任務、ランキング | 射程:長、伊勢型改二に装備ボーナス(火力+6、回避+1) | 編集 | ||||||
彗星一二型(六三四空/三号爆弾搭載機) | 12 | 3 | 2 | 1 | 1 | 22.5 | 5 | ◯ | ◯ | 任務 | 伊勢型改二に装備ボーナス(火力+7、対空+3、回避+2) | 編集 | |||
彗星一二型(三一号光電管爆弾搭載機) | 11 | 5 | 21 | 5 | ◯ | ランキング | △ | 夜襲CI・夜戦補正有、二航戦/最上型軽空母/伊勢型改二に装備ボーナス(火力+2~+4) | 編集 | ||||||
彗星一二型甲 | 10 | 3 | 1 | 19.5 | 5 | 開発、イベント、ランキング | △ | 伊勢型改二に装備ボーナス | 編集 | ||||||
彗星(江草隊) | 13 | 1 | 5 | 4 | 4 | 24 | 5 | ◎ | 任務、改修 | △ | 飛龍改二、蒼龍改二、伊勢型改二に装備ボーナス | 編集 | |||
彗星(六〇一空) | 11 | 4 | 1 | 1 | 21 | 5 | 初期装備、イベント | 伊勢型改二に装備ボーナス | 編集 | ||||||
九九式艦爆(江草隊) | 10 | 5 | 3 | 4 | 19.5 | 4 | ◯ | 初期装備 | ◯ | 飛龍、蒼龍に装備ボーナス | 編集 | ||||
九九式艦爆二二型(熟練) | 8 | 1 | 4 | 3 | 3 | 15 | 3 | 改修 | ◯ | 祥鳳型、龍鳳、飛鷹型、翔鶴型(改)に装備ボーナス | 編集 | ||||
九九式艦爆(熟練) | 7 | 1 | 4 | 2 | 2 | 13.5 | 4 | 初期装備 | 編集 | ||||||
零式艦戦63型(爆戦) | 5 | 5 | 2 | 9 | 4 | 改修、任務、ランキング | ◯ | 編集 | |||||||
零戦62型(爆戦/岩井隊) | 4 | 7 | 3 | 1 | 1 | 2 | 7.5 | 5 | ◎ | 機種転換任務 | ◯ | 夜襲CI・夜戦補正有 | 編集 | ||
零式艦戦62型(爆戦) | 4 | 4 | 3 | 7.5 | 4 | 開発、初期装備、ランキング | ◯ | 編集 | |||||||
Ju87C改二(KMX搭載機/熟練) | 10 | 10 | 2 | 3 | 1 | 19.5 | 4 | ◯ | イベント、ランキング | 射程:長 Graf Zeppelin、Aquila、大鷹型に装備ボーナス | 編集 | ||||
Ju87C改二(KMX搭載機) | 9 | 9 | 2 | 2 | 1 | 16.5 | 4 | ◯ | 初期装備、イベント、ランキング | △ | Graf Zeppelin、Aquila、大鷹型に装備ボーナス | 編集 | |||
Ju87C改 | 9 | 5 | 1 | 16.5 | 4 | ◯ | 初期装備、任務、ランキング | 編集 | |||||||
Re.2001 CB改 | 3 | 6 | 4 | 3 | 1 | 2 | 15 | 3 | ランキング、改修 | ◯ | Aquilaに装備ボーナス | 編集 | |||
F4U-1D | 1 | 7 | 7 | 1 | 1 | 1 | 14.5 | 6 | ◯ | 初期装備、任務、ランキング | 編集 | ||||
FM-2 | 2 | 2 | 6 | 1 | 2 | 2 | 6 | 4 | ◯ | 初期装備、ランキング | 編集 | ||||
SBD | 1 | 6 | 2 | 3 | 2 | 1 | 2 | 11.5 | 4 | 初期装備、イベント | △ | 編集 | |||
Skua | 4 | 2 | 2 | 2 | 7.5 | 4 | 初期装備、イベント | ◯ | 編集 |
- 砲撃戦威力は、空母の火力や雷装、装備補正値等と合計された後に小数点以下切捨て
- 爆戦を示すセル表示は対空値4以上を判断基準とした
- 航空戦における艦攻・艦爆の威力を比較したい場合には航空戦攻撃力早見表を参考のこと
- 艦爆・艦攻の支援射撃時の威力を比較したい場合にはこちらの表を参考のこと
- 制空補助等の比較には制空値早見表を参考のこと
- 射撃回避(敵対空射撃回避)についてはこちらを参照のこと
小ネタ 
- 元ネタは説明文にもあるとおり零式艦上戦闘機63型。
62型の発動機を、53型と同じ、水メタノール噴射装置を備えた栄31型に換装しパワーアップしたもの。- 栄31型は、水メタノール噴射装置関連の開発遅延、1944年秋に多発した零戦プロペラ飛散事故の対処、捷号作戦準備のため従来型の栄21型装備零戦量産を優先する方針などの影響によって、実用審査終了が終戦間際になってしまった。
そのため、53型は量産することなく終戦を迎え、そして53型の戦闘爆撃機型である63型もまた量産されずに終わった。 - 栄31型を装備した63型の量産化が間に合わないため、栄31型から問題の水メタノール噴射装置を省略した栄31型甲を装備し、零式艦戦52型丙を母体とした戦闘爆撃機型が代わりに量産されることとなった。これが零式艦戦62型である。
つまり63型が62型の「後期改良型」というよりも、63型の「下方修正版」として誕生したのが62型なのであった。
栄21型に水メタノール噴射装置を装備することで出力向上を図ろうとしたのに、その肝心の装置が省略されたということは、結局エンジンの出力向上は果たせなかったということである。- 従来は「栄21型と栄31型甲は同じスペック」と言われていたが、最新の研究*2では、栄31型は高高度性能の向上もあったとされ、栄21型装備機と栄31型甲装備機では、最大速度を計測する高度が後者は500mほど高くなっているという。
通説では栄21型装備機と栄31型甲装備機は同じ性能で併用されていたとされるのが、この新説では出力全開の高度が異なる飛行特性の違いがあるため併用は避けられたとされる。
しかし栄21型から栄31型甲への生産ライン転換が遅れ、零戦の発動機が不足する事態となった。
そこで一時的な措置として、栄21型と全開高度を揃えた、栄31型乙が生産された。栄21型と同じスペックだったのは栄31型乙の方だったのである。
- 従来は「栄21型と栄31型甲は同じスペック」と言われていたが、最新の研究*2では、栄31型は高高度性能の向上もあったとされ、栄21型装備機と栄31型甲装備機では、最大速度を計測する高度が後者は500mほど高くなっているという。
- 金星62型に換装した零戦64型は、発動機と干渉するため胴体銃を廃止しているが、栄31型装備で本来はその必要がないはずの62型や63型についても、終戦時製造の機体では胴体銃の廃止が図られている。
これは栄31型と金星62型のどちらでも搭載ができるようにした、機体統一型の準備だとされる。
金星換装の理由が、性能改良ではなく誉増産に伴う栄の減産対策が主眼だったことや、空襲や海上輸送路途絶でひっ迫した戦争末期の生産事情からすれば、1機でも多くの零戦を生産するために必要な措置だったことは容易に想像できる。 - 63型当初の予定では、250kg爆弾の搭載及び胴体後部と水平尾翼の強化が機体側の主な変更点だったが、上述の金星搭載型と仕様統一のための胴体銃廃止の他、主翼の増槽装備や500kg爆弾搭載の対応が追加された。
翼下増槽装備や500kg爆弾用の弾体制止が追加されたのは、終戦間際の生産機からだとされる。 - 艦これ世界においては、52型とそれをベースとした62型がまず量産化されていて、その後栄31型装備の53型が順当に実用化されたため63型も……というIFの時系列だとすれば、確かに「爆戦の後期改良型」なのかもしれない。
- 栄31型は、水メタノール噴射装置関連の開発遅延、1944年秋に多発した零戦プロペラ飛散事故の対処、捷号作戦準備のため従来型の栄21型装備零戦量産を優先する方針などの影響によって、実用審査終了が終戦間際になってしまった。
- ちなみに胴体下に500kg爆弾を搭載するのは本来は特攻による体当たり攻撃の場合ではあるが…
- 重巡洋艦改装の空母といえば、日本では改鈴谷型の船体を流用した伊吹(未成)がある。
- 伊吹の搭載機は、烈風15機・流星12機を予定した搭載計画(昭和19年10月16日付の航空本部作成資料)があったが、爆戦の搭載については触れられていない。
- そもそも、空母で使われた爆戦*3は21型改造の機体で、63型どころか62型も空母での運用実績がない。
ただ仮に伊吹が就役していたとしても、烈風や流星が調達できず、瑞鳳や千歳型のように爆戦が攻撃力の中心を担った可能性はある。 - ミッドウェー海戦での空母4隻喪失の衝撃で、海軍の軍艦建造部門が恐慌状態に陥っていた一時期、大和型戦艦を除く全ての戦艦と重巡で、もし空母に改造したらどれだけの性能になるのか検討されていたことがあり、伊吹以外で重巡改装空母が誕生するIFの可能性も一応はあった。
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