Fairey Seafox改

No.371
	Fairey Seafox改		水上偵察機
	装備ステータス
	火力	+2	雷装
	爆装		対空	+1
	対潜	+3	索敵	+6
	命中	+2	回避	+1
	戦闘行動半径	3
	装備可能艦種
	駆逐艦	軽巡洋艦	重巡洋艦	戦艦
	軽空母	正規空母	水上機母艦	航空戦艦
	備考
	開発不可、改修可、入手方法
紅茶の国で開発/運用されたOspreyの後継たる艦艇運用を前提とした水上偵察機です。 複葉でありながら剛性の高い機体で、大戦中期まで巡洋艦以上の艦艇に搭載され、航空索敵や弾着観測などで活躍しました。 本機は、そのif改良輸出型です。

ゲームにおいて

• 索敵+6、命中+2と水上偵察機では平均的なステータスを備えた上で火力+2を持ち、さらに英、瑞、仏出身の艦に対して装備した際のボーナスがある。
  • 特にNelsonやGotland andraに装備させたときには、装備にある補正(+2)とボーナス(+6)が合わさり火力+8と無改修の九一式徹甲弾に相当する火力増を得られ、非常に強力。
    その他改二以前のGotlandに装備させた場合も中口径砲1つ分に相当する火力が確保できる。

• なお小ネタにあるように実際に搭載していた時期があるにもかかわらず、Perthには装備ボーナスがない。

装備ボーナスについて

• 特定艦に装備した時、パラメータが更に変化する装備ボーナスがある。
  • 対象艦は表中の通り。艦種該当艦は艦娘名一覧（艦種別）で確認を。
  • 各ボーナス値は下表の通り。

  装備		基本値
  Fairey Seafox改		火力	雷装	対空	対潜	索敵	装甲	回避	射程	命中	累積
  		2		1	3	6		1		2	-
  単体ボーナス↓		加算値
  装備	対象艦	火力	雷装	対空	対潜	索敵	装甲	回避	射程	命中	累積
  本装備	Gotland	+4			+2	+6		+3			?
  	Gotland andra	+6			+2	+9		+5
  	Commandant Teste	+2			+1	+4		+2
  	Warspite Valiant Sheffield	+3			+1	+3		+2
  	Nelson Rodney	+6			+1	+5		+4
  	Richelieu Jean Bart	+2				+3		+1
  水上偵察機	能代改二 矢矧改二 / 乙	+2			+3			+1			× *1
  	最上改二 / 特 三隈改二 / 特	+2									× *2

  ※装備ボーナスのある他装備の一覧はこちら

• 対潜値のボーナスは先制対潜条件、対潜攻撃力(装備対潜値)、遠征対潜値条件に加味される。
  • 装備ボーナス対潜値は2021/09/28アップデートから対潜攻撃力にも加味されるようになった。ボーナス値を装備対潜値に加算してダメージ計算を行う。
  • 装備の対潜値3は対潜攻撃力には関わらない。

性能比較表(装備最大値/水偵早見表/テーブルより転送)

入手方法について

• 作戦報酬
  • 2020年 2月作戦報酬 (1位～5位)
• 任務
  • 『「Gotland」戦隊、進撃せよ！』選択報酬

アップデート履歴

• 2020年 03月31日：実装。2月作戦報酬として。
• 2020年 04月23日：任務選択報酬として本実装、ランカーでなくとも入手可能となった。
• 2021年 07月15日：改修が可能になった。

小ネタ

• 1931年、イギリス空軍省は軽巡に搭載する水上機としてS11/32の仕様書を提出、これに基づきフェアリー社が設計した機体である。
  • フェアリーフォックスという機体もあるが、その水上機版だからシーフォックス……ではなくまったく別の機体である。
    seafoxとはサメの一種であるオナガザメのことで、特徴的な極端に長い尾鰭がこの名の由来である。
  • 1936年5月27日に初飛行、1937年に正式採用され、試作機が2機と量産機として1938年までに62機が生産された。
  • 航続距離は710kmと短く、軽巡の弾着観測用としての機体であり零式観測機のお仲間である。
  • エンジンはネイピア・レイピアVI16気筒H型空冷エンジン395馬力。軽量化のためあえて空冷としたため、案の定後方シリンダーの冷却に問題を抱えパワー不足の機体となってしまった。
    なお、ネイピアのH型エンジンはその後「ダガー」(空冷24気筒)を経て、水冷式24気筒+スリーブバルブの最強の迷作「セイバー」へと発展している。
  • 特徴としては、前方のパイロット席は開放型であるが、後席の偵察員席はキャノピーがあり、開けるときはスライド式ではなく前方に跳ね上げる。偵察員には風を当てないという強い意思を感じる。
  • 武装は後部座席に7.7mm旋回機銃が一丁。なお射撃中に機首を下げるとバランスが崩れそのままスピンに入る。いくつかの機体には翼下に20ポンド爆弾4発もしくは照明弾を搭載した。
• 軽巡のエメラルド級、リアンダー級、パース級、アリシューザ級にオスプレイの代替として搭載された、だから軽巡ゴトランドに搭載するオスプレイの代替としてシーフォックスというのはありえたかもしれないIFである。
  実際に海外輸出もされたシーフォックスの後継、ウォーラス飛行艇のほうがもっとありえたとは思うけど。
  • なのでパースも搭載していた時期がある。
• 有名な戦果としてはドイツの装甲艦Admiral Graf Spee追撃戦が知られている。
  • ハーウッド戦隊は旗艦エイジャックスより発艦した本機の観測による砲撃を行い、また自沈を最初に確認したのも本機である。
• 他にはクレタ島攻防戦時、HMSオライオンが空襲で被弾した際に2機を喪失している。
• Ar 196とほぼ同世代で*3、軽巡達からは1941年中にウォーラス飛行艇に更新された。
  仮装巡洋艦達の搭載機としては1943年までは現役であったが仮装巡洋艦の必要がなくなりそれとともに本機もすべて退役した。
• これもSwordfish Mk.III改(水上機型)と同じくスウェーデンの国籍マークが付いている。

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