No.036 | ||||
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九一式徹甲弾 | 対艦強化弾 | |||
装備ステータス | ||||
火力 | +8 | 雷装 | ||
爆装 | 対空 | |||
対潜 | 索敵 | |||
命中 | +1 | 回避 | ||
射程 | ||||
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
開発可、改修可、入手方法 | ||||
改修更新 | ||||
九一式徹甲弾 → 一式徹甲弾 →*1 一式徹甲弾改 | ||||
遠距離砲撃戦における秘密兵器「九一式徹甲弾」。 海中突入後急激に向きを変え、魚雷のように敵艦水線下に突き進み、喫水下を破砕する特殊徹甲弾です。 水中弾効果を高める形状設計のため、空気抵抗も減少して射程も延伸します。 戦艦・航空戦艦等が使用可能。 |
ゲームにおいて
- 戦艦級艦娘に搭載可能な【対艦強化弾】。
装備の運用について
- 基本的に大口径主砲と同時装着で使用する(理由は後述)。
弾着観測射撃について
- 弾着観測射撃において、「主砲+主砲+徹甲弾+水偵(水爆)」と言うように装備すると「昼戦カットイン(主主徹)」と「昼戦連撃」両方が出るようになる。
- 主主徹カットインの表示は「主砲名と主砲名」になる。
- 主主徹カットインの火力補正は全種中で最大のキャップ後1.5倍。後述の徹甲弾補正とクリティカル発生時には合わせて2.43倍のキャップ後補正となり、凄まじいダメージを叩き出す。
- 昼連撃と比べると装甲が固い敵ほどダメージ量で有利。発動率も高く、下記の補正が追加されたこともあって戦艦の基本装備といえばこの組み合わせ。
- 「主砲+副砲+徹甲弾+水偵(水爆)」と装備すると主副徹カットイン(1.3倍)または主副カットイン(1.1倍)になる。主副徹の表示は「主砲名と徹甲弾」。
- 装備順は弾着観測射撃の種類と関係が無いので「水偵+主砲+徹甲弾+主砲」等でも問題ない。見栄えの問題
補正・強化について
- 大口径主砲と徹甲弾を併用した際の昼間砲撃戦にて、装甲の厚い敵や地上施設への火力・命中補正が強化拡充された*2。
- 「強化拡充」という表現に加え、Febri11月号の運営インタビューで「徹甲弾は装甲貫通に影響する」と書かれていたことによると、以前から同様の補正が存在していたようだ。
- 「戦艦系(戦艦/高戦/航戦)」「正規空母/装甲空母」「重巡系(重巡/航巡)」「陸上型」「鬼・姫(該当種のみ)」「浮遊要塞(護衛要塞)」を攻撃対象とした場合に適用される。
- 鬼・姫については内部的な艦種が「戦艦、航空戦艦(陸上型含む)、重巡、正規空母」のもののみ適用される。
したがって駆逐棲姫や軽巡棲鬼などには効果が無いと見られる。航巡は不明であるが重巡の派生艦種のためおそらく適用されると思われる。 - 火力補正は「主砲+徹甲弾」の組み合わせで1.08倍、「主砲+徹甲弾+電探」で1.10倍、「主砲+副砲+徹甲弾」で1.15倍となり、この補正は火力キャップ後に適用される。詳しくはこちらのページも参照のこと。
- 基本の主主徹偵構成の場合は1.08倍が選択される。
弾着観測射撃が使えない時も適用されるため、弾着なしでもflagship戦艦等に有効なダメージを与えやすくなった。
- 鬼・姫については内部的な艦種が「戦艦、航空戦艦(陸上型含む)、重巡、正規空母」のもののみ適用される。
- なおこの補正は敵側にも適用されるため、演習や港湾棲姫最終形態のように徹甲弾を装備している敵には注意が必要。
入手方法について
- 戦艦の基本装備として重要度が高いが、何気に開発でしか入手できない。開発率は高い方ではないので地道に集めよう。
- 開発タイプは砲戦系のみ。秘書艦(第一艦隊旗艦)が戦艦、重巡および工作艦(明石)で開発できる。
- 戦艦は低速戦艦でも高速戦艦でも開発可能だが、航空戦艦(および航空巡洋艦)は空母系のため開発できないことに注意。
- 開発最低値は弾30/鋼90。
- ただし徹甲弾単体狙いより、他の大口径主砲等と一緒に狙う方が、心理的負担が軽く実入りも良いかもしれない。
- 開発レシピを練ろう。
- 開発タイプは砲戦系のみ。秘書艦(第一艦隊旗艦)が戦艦、重巡および工作艦(明石)で開発できる。
改修工廠について
- 改修に必要な資源が重めだがネジ・開発資材の消費は軽い。
- ★+6到達まで装備消費は無し、★maxまでネジ1個で改修可能(確実化しても後半が2個になるだけ)。使用頻度が高く、作っておいて腐ることがないので初心者やデイリー消化にもかなりオススメ。
- また★maxより一式徹甲弾に更新可能。ただ、改修による火力補正等を見ると、更新するだけでは性能は落ちる。火力については計算上一式徹甲弾★+5まで改修しないと九一式徹甲弾★maxを上回れない。
- 一式徹甲弾や一式徹甲弾改を改修する場合、(素材の素材として)本装備が大量に必要になる。
アップデート履歴
- 2013年 04月23日:実装、ゲーム開始時より。
- 2014年 04月23日:弾着観測射撃の実装、2014年春イベントにて。
- 2014年 07月28日:すべての戦艦に搭載可能となった。*3
- 2014年 10月10日:性能強化「装甲の厚い敵や地上施設への火力・命中補正が強化拡充」。*4
- 同日実装に上位兵装の「一式徹甲弾」がある。
- 2015年 01月23日:改修可能となった。
- 同日、図鑑背景の文字が「AA gun(対空砲)」から「AP Shell(徹甲弾)」に修正された。
- 2020年 01月31日:上位兵装の実装、「一式徹甲弾改」。
対地特効補正について
対地特効補正について/対艦強化弾より転送
対地特効補正について
乗算補正a | キャップ後補正 | 補足 | ||||
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ソフト スキン | 砲台小鬼 | 離島棲姫 | 港湾夏姫 | 集積地 追加 | ||
1積み 以上 | ×1.0 | ×1.85 | ×1.0 | ×1.3 | ×1.0 | 対艦強化弾の合計数で計算 |
集積地追加のみキャップ後補正、他は火力値にかかる補正。
補正のかかる正確な位置については対地攻撃を参照。
- 対地専門の装備には及ばないものの、対砲台小鬼・港湾夏姫時に対地特効が発生する。他のタイプには対地特効は無い。
- 昼戦に限っては、徹甲弾補正が適用されること、弾着観測射撃の条件の1つに指定されていることから、三式弾等を積むよりも有効な場合もある。
余談
- ちなみに開発背景がなぜかホロ背景ではなく、銀背景である。
- ついでに☆3装備で唯一のレア(これ以外の☆3装備は全てホロ以上)。
- 「主主徹偵」か「主主偵徹」かは宗教である
小ネタ
- 帝國海軍の特殊徹甲弾、九一式徹甲弾である。
- 八八式徹甲弾(旧称:六号徹甲弾)の射程改良型と云われる。
- 構造としては砲弾の頭の部分が三重構造になっており、イラストで見えるのは風帽部分である。
その下に砲弾の被帽頭、そして砲弾そのものの平頭があった。
水中に突入した場合、これら被帽が吹き飛び、平頭の砲弾のみが水中を直進する。
- 説明通り、海中突入後に向きを変え、魚雷のように浅いところを直進する砲弾である。
これを水中弾効果と呼び、帝國海軍が注目していた。
- 挟叉を得た場合、一般に挟叉となった2発の砲弾は水柱を立てるだけで海の藻屑であるが、水中弾効果があると、外した近弾の方が命中弾に変わる可能性がある。
昭和15年度の長門型での評価で、約1.8%の統計的命中率向上が見込まれていたという。
加えて水線下の側舷防御は高が知れていた時代なので、弱点を突く意味もあった。
- 最初に水中弾の被害を受けたのは、WW1ジュットランド海戦のドイツ巡戦リュッツオウではないかと言われており、日米英の三大海軍は以降、戦艦の水中防御に頭を悩ませることになる。
- よく言われる「帝國海軍だけが認識していた」というのは誤りである。
アメリカも「頻繁に起きることではない」としながらも警戒はしていた。
- アメリカ海軍においてもサウスダコタ級およびアイオワ級戦艦では大和型戦艦と同じく水中弾防御を考慮した装甲配置が施されている。
ただし水中弾防御は水雷防御とトレードオフな面もあり、この3級は被雷により水中弾防御用の装甲に亀裂が入る可能性があるという弱点も有していた。
魚雷の被害は当たり所や状況よって大きく変動するので単純比較は難しいが、大和型が被雷した際はこの装甲板に亀裂が走り
水中弾防御が施されていないノースカロライナ級の被雷時と比較して3倍の量の浸水が発生したという事例もある。
- アメリカ海軍においてもサウスダコタ級およびアイオワ級戦艦では大和型戦艦と同じく水中弾防御を考慮した装甲配置が施されている。
- 因みに一般的な徹甲弾でも水中弾効果は発揮できる。
- 一般的な徹甲弾の水中弾効果は砲弾直径の80倍程度で、大和型の46cm砲でも僅か3680cm=約37m、有効射程内での挟叉でもまず届かない。
九一式徹甲弾では200倍、大和型の46cm砲では9200cm=92mと言われており、散布界が300m程度の46cm砲なら、近場に落ちればあるいは届く程度。
そして、46cm砲で水中弾を当てた記録はない。
- 一般的な徹甲弾の水中弾効果は砲弾直径の80倍程度で、大和型の46cm砲でも僅か3680cm=約37m、有効射程内での挟叉でもまず届かない。
- 挟叉を得た場合、一般に挟叉となった2発の砲弾は水柱を立てるだけで海の藻屑であるが、水中弾効果があると、外した近弾の方が命中弾に変わる可能性がある。
- 一般的な徹甲弾として使用した場合の評価はあまり宜しくない。
- 貫徹能力(装甲をぶち破る力)で明らかに劣る上、水中弾効果を活かすために信管設定が遅めになっていたのもあり、非装甲部分への効果が薄く、はっきり言って普通の徹甲弾を使っていたほうが強かったと言われる。
- 戦後の調査によると米軍の徹甲弾との貫徹能力の差は数%ほど。
これくらいなら測定条件などでも上下するので、誤差の範囲と言える。
- 水中弾を発生させることができればその効果は大きかったであろうが、そもそもに水中弾自体が稀なものであるうえ、別に発生率自体はそれほど変わらなかったりする。
- 水中弾効果は砲弾の着水時の角度が30°ぐらいを超えるとその効果が著しく低下する。
15°くらいの着水角度がベストだったようだ。
- 逆に言えば、砲弾の質量自体が充分なら装甲を破った中で炸裂するので大被害を与えられる。
問題はそれが出来る戦艦をまったく使わなかったことだけど。
- 説明にもある通り、風防の形状のお陰で空気抵抗は減少しており、射程距離は長くなったそうな。
- 加えて砲弾重量も先代の徹甲弾よりかなり重くなっており、威力そのものは増している。
- しかし、射程延伸、貫通力強化のために砲弾の後端を絞った形状(ボートテイル)にしたことで、弾道の安定性が悪化し、散布界(着弾のばらつき)が大きくなってしまった。
当たらなければどうということはない。- とはいえ日本の戦艦の散布界が他国より広いわけではなく、実用上は問題ない。
まぁ演習で水中弾が期待できる外れ弾を全部命中扱いにするのはどうかと思うが
- とはいえ日本の戦艦の散布界が他国より広いわけではなく、実用上は問題ない。
- 色々問題はあったが実戦ではこれ(または一式徹甲弾)を搭載した重巡がソロモンで活躍しており、無敵の秘密兵器ではないにしても十分に実用的な兵器だった。
砲弾諸元 口径 全長 砲弾重量 炸薬重量 炸薬比率 射程 46cm 1,955.0mm 1,460kg 33.850kg 2.32% 42030m 40cm 1,738.5mm 1,020kg 14.888kg 1.46% 37900m 36cm 1,524.7mm 673.5kg 11.102kg 1.65% 35450m 20.3cm 906.2mm 125.85kg 3.100kg 2.46% 27400m 15.5cm 677.8mm 55.87kg 1.152kg 2.00% 27400m
- 炸薬の比率は「徹甲弾は総重量の2~2.32%」「榴弾は総重量の10%」
- 砲術、とりわけ対空射撃の第一人者だった千早正隆中佐は、本装備を好意的に評価している。
その一方で、長距離で発生しにくい水中弾効果を重視しながら、長距離砲戦によるアウトレンジ戦法に固執した海軍の対艦戦術のチグハグさを酷評している。
実際、スラバヤやアッツでは絶対優勢の状況においても遠距離砲戦に終始して弾薬の浪費や敵の取り逃しを招いており、水中弾効果の研究が現場の戦術に直接反映されていたかと言えば、微妙である。 - 表からも判るように日本海軍が用意した徹甲弾は15.5cm砲以上の大きさのもの。つまり史実では一部の軽巡洋艦(軽巡洋艦時代の最上型と大淀)と全ての重巡洋艦も運用可能。なのに艦これで搭載できるのは戦艦系のみ。同じ砲弾系装備である三式弾が重巡洋艦も搭載可能である事と比べるといささか不公平な扱いである?
この装備についてのコメント
- 九一式徹甲弾が一つ、九一式徹甲弾が二つ、九一式徹甲弾が三つ…フフ…フフフフフフ -- 2022-08-25 (木) 06:41:34
- 共食いか~ まぁ一つぐらいならなんとかなるだろ→三つ必要→☆6で諦める 実際☆6で諦めておかないと他に幾らでも改修する物あるからな -- 2022-08-25 (木) 09:35:45
- そのうち大和砲を使う大口径砲の改修とかしだすようになると、開発の副産物として九一式徹甲弾がやたら増えてきたりするから、その時追加の改修を考えればいい。 -- 2022-08-25 (木) 10:32:42
- 徹甲弾10/30/90/10だと結構出ますね -- 2022-09-22 (木) 01:33:44
- 大和改二重で回し続けてあまりに出ないから確認したら、航空戦艦じゃ出ないんだね。知らんかった。適当な戦艦に変えたらアッサリ出て草。皆も気を付けてね -- 2022-11-07 (月) 17:56:34
- 昔、同じ事を扶桑山城伊勢日向で散々やらかした俺に死角はなかった。 -- 2022-11-07 (月) 18:50:51
- 大型主砲も徹甲弾も、工作艦 明石さんで出るからそうしてる。 -- 2022-11-07 (月) 20:51:47
- マジかよ。この一ヶ月出ないからwiki見に来たらこれだよ。 -- 2023-02-22 (水) 10:17:03
- 徹甲弾補正の記述について、航巡は未検証とありましたが、「戦闘について」のページでは航巡も補正の対象とされていましたので、記述を修正しました。 -- 2022-12-10 (土) 22:18:07
- 戦艦の頭数が増えてきたのでレシピ回してるがほんと全然出ないぜ -- 2022-12-10 (土) 23:29:53
- こいつがネジ安くて強いから更新しがいがないというか…一式改までが長いな -- 2023-02-22 (水) 16:56:25
- 改修すれば戦艦全員の火力命中が1~3上がってるようなもんだからねぇ。2,3個星6~MAX作って保持してあとは地道よ。 -- 2023-02-22 (水) 20:52:49
- もしかしてこれ提督Lv40以上じゃないと出ない? レシピ回しても全く関係ないのばっか出てくるんだけど -- 2023-02-23 (木) 02:27:33
- 一応目安では司令部Lv30あたりから出るらしい、まあ徹甲弾は元々開発率4%が良いとこだから普通に出てない可能性もある。 ちな扶桑改,山城改,伊勢改,日向改、は「航空戦艦」なので彼女らが秘書艦だと徹甲弾は開発不可。 -- 2023-02-23 (木) 03:17:46
- 司令部Lv21で出ましたよ -- 2023-04-30 (日) 21:08:42
- 11で出たぞ -- 2023-07-06 (木) 10:21:12
- 三式弾が増設に載るようになったし、これ含め徹甲弾も戦艦の増設に載るようになったりしないかなぁ。既に強すぎる大和型以外は軒並み恩恵受けられるし。 -- 2023-07-10 (月) 22:06:36
- テンプレ化しているのを崩したいってのは正直わかる。一番恩恵が大きいのはタッチ組だろうなとは思うが、他の艦でも悪さできないかな?ただ影響力があまりにも大きいので、先に副砲増設じゃないかなーって。あっちのほうが遥かに「腐ってる」状態ですし…空母の副砲とか完全に立場がない。 -- 2023-07-10 (月) 22:13:25
- そろそろ一式改を作ろうかと思い何年か振りに改修始めたけど、火曜だけNGなのね。改修実装された頃って「やる物ない時の徹甲弾」と言うイメージが有ったので毎日出来ていた様な気がするんだけど・・。 -- 2023-08-15 (火) 11:00:03
- 一式徹甲弾の★6以降が重すぎてやる気でないから91徹甲弾の★MAXがどんどん増えていく -- 2023-10-06 (金) 06:18:42
- 全然出ない -- 2023-12-07 (木) 16:06:15
- 霧島も第三改装なったら完全に九一式徹甲弾の改修要員いなくなる可能性がでたので新しい霧島を用意しなきゃいけないか -- 2024-09-25 (水) 15:21:13
- 比叡が木、金、土で改修担当になってくれるはずだよ。 -- 2024-09-25 (水) 16:23:40
- 改修表ページに書いてあるけど、もともと比叡丙で改修できるよ。 -- 2024-09-26 (木) 00:43:12
- ランカーやら何やらで一式改持ってはいるけど未だにこれの改修MAXが現役です。一式(★6以降)も一式改も改修重すぎなんじゃ -- 2024-09-28 (土) 22:31:36
- こいつの開発率もっと高くていいだろ(2年目提督) -- 2024-11-15 (金) 16:59:43