No.261 | ||||
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Type144/147 ASDIC | ソナー | |||
装備ステータス | ||||
火力 | 雷装 | |||
爆装 | 対空 | |||
対潜 | +13 | 索敵 | ||
命中 | +3 | 回避 | +1 | |
射程 | ||||
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
開発不可、改修可、入手方法 装備搭載可能艦 | ||||
改修更新 | ||||
Type124 ASDIC →*1 Type144/147 ASDIC | ||||
紅茶の国で開発された対潜探知システム「ASDIC」。その改良発展型です。 我が水中探信儀にあたるシステムですが、対潜探知技術の蓄積と144型と147型の複合装備により、精度が大きく向上しています。 ヘッジホッグやスキッドなどの進んだ対潜火器と組み合わせることで、より強力なASW(対潜戦)が可能となります。 |
ゲームにおいて
- 2017年8月作戦のランキング褒賞(1~5位、21~100位)として実装。
- 更なる上位装備として「HF/DF+Type144/147 ASDIC」も同時実装されている。
- 2019夏イベント『欧州方面反撃作戦 発動!「シングル作戦」』で実装された新艦娘Janus改の初期装備となり、上位ランカー以外の一般提督にも入手の機会ができた。
- Type124 ASDICに比べ対潜+2、命中+1で完全上位互換。対潜値+13は四式水中聴音機を僅かに上回る。
装備の運用について
- 装備可能な艦は九三式水中聴音機と同じ。
性能比較表(装備最大値/ソナー・爆雷早見表/テーブルより転送)
装備名 | 雷装 | 対潜 | 索敵 | 命中 | 回避 | 装甲 | 国籍 | 入手方法 | 改修 | 種別 | 備考 | 追加 |
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四式水中聴音機 | 12 | 1 | 1 | 日 | 改修、任務、イベント、ランキング | ◯ | ソ | 特定の艦娘*2に装備ボーナス | 編集 | |||
三式水中探信儀改 | 11 | 2 | 1 | 1 | 日 | 任務 | ◯ | ソ | 特定の艦娘*3に装備ボーナス | 編集 | ||
三式水中探信儀 | 10 | 2 | 日 | 開発、初期装備、改修、任務、イベント、ランキング | ◯ | ソ | 特定の艦娘*4に装備ボーナス | 編集 | ||||
九三式水中聴音機 | 6 | 1 | 日 | 開発、初期装備、任務 | ◯ | ソ | 香取型に装備ボーナス | 編集 | ||||
HF/DF+Type144/147 ASDIC | 15 | 2 | 3 | 2 | 英 | ランキング、イベント | △ | ソ | 編集 | |||
Type144/147 ASDIC | 13 | 3 | 1 | 英 | 初期装備、任務、イベント、ランキング | △ | ソ | 編集 | ||||
Type124 ASDIC | 11 | 2 | 1 | 英 | 初期装備、任務、イベント、ランキング | ◯ | ソ | 編集 | ||||
零式水中聴音機 | 11 | 1 | 1 | 1 | 日 | 任務、ランキング | ◯ | 大 | 大型艦専用 特定の艦娘*5に装備ボーナス、★+3以上で全ての装備可能艦に装備ボーナス | 編集 | ||
試製15cm9連装対潜噴進砲 | 15 | 1 | 日 | イベント | △ | 投 | 特定の艦娘*6に装備ボーナス | 編集 | ||||
三式爆雷投射機 集中配備 | 12 | 日 | イベント | ◯ | 投 | 特定の艦娘*7に装備ボーナス | 編集 | |||||
三式爆雷投射機 | 8 | 日 | 開発、初期装備、改修、任務 | ◯ | 投 | 香取型に装備ボーナス | 編集 | |||||
九四式爆雷投射機 | 5 | 日 | 開発、初期装備 | ◯ | 投 | 香取型に装備ボーナス | 編集 | |||||
Mk.32 対潜魚雷(Mk.2落射機) | 1 | 19 | 1 | 米 | 任務 | - | 投 | 特定の艦娘*8に装備ボーナス、装甲減少補正あり | 編集 | |||
RUR-4A Weapon Alpha改 | 17 | 1 | 1 | 1 | 米 | 任務 | - | 投 | 特定の艦娘*9に装備ボーナス、装甲減少補正あり | 編集 | ||
二式12cm迫撃砲改 集中配備 | 7 | 1 | -1 | 日 | 改修、ランキング | - | 投 | 爆雷(狭義)とのシナジー無し 対地攻撃可能 | 編集 | |||
二式12cm迫撃砲改 | 3 | 1 | 日 | 初期装備、任務、イベント、ランキング | ◯ | 投 | 爆雷(狭義)とのシナジー無し 対地攻撃可能 | 編集 | ||||
二式爆雷改二 | 8 | 1 | 1 | 1 | 日 | 任務、ランキング | ◯ | 爆 | 特定の艦娘*10に装備ボーナス、装甲減少補正あり | 編集 | ||
二式爆雷 | 7 | 日 | 改修、任務、イベント、初期装備 | ◯ | 爆 | ★+8以上で全ての装備可能艦に装備ボーナス、装甲減少補正あり | 編集 | |||||
九五式爆雷 | 4 | 日 | 開発、初期装備、任務、イベント | ◯ | 爆 | 装甲減少補正あり | 編集 | |||||
対潜短魚雷(試作初期型) | 2 | 20 | 米 | 任務 | - | 爆 | 特定の艦娘*11に装備ボーナス、装甲減少補正あり | 編集 | ||||
Hedgehog(初期型) | 18 | 3 | -1 | 英 | ランキング、イベント、任務 | △ | 爆 | 特定の艦娘*12に装備ボーナス、装甲減少補正あり | 編集 |
- ソ:ソナー、 大:大型ソナー、 投:爆雷投射機、 爆:爆雷(狭義)
- 分類
- 装備図鑑における「爆雷」カテゴリは対潜攻撃シナジーの有無によって大きく次の2種類に分類されている。
- 爆雷(狭義):対潜兵器本体。爆雷投射機とシナジーを形成する。
- 爆雷投射機:「爆雷(狭義)」以外の爆雷で、対潜兵器の発射装置。二式迫撃砲系以外は爆雷(狭義)とシナジーを形成する。
- 装備図鑑における「爆雷」カテゴリは対潜攻撃シナジーの有無によって大きく次の2種類に分類されている。
- 装備ボーナスの詳細は個別装備ページを参照のこと
- 装備ボーナス対潜値は装備対潜値に加算して対潜攻撃力が上昇する。
入手方法について
- 初期装備
- 「Type124 ASDIC★max」からの改修更新
過去の入手方法
- 作戦報酬
- 任務
- 期間限定任務『秋刀魚漁:大漁旗、ここは…譲れません!』選択報酬
- イベント
- 2019年秋イベント『進撃!第二次作戦「南方作戦」』E-2 乙作戦 突破報酬
- 2021年秋イベント『海上護衛!本土近海航路の防衛』E-2 乙作戦 突破報酬(★+2)
アップデート履歴
- 2017/09/28:戦果報酬として実装。
- 2022/08/04:「Type124 ASDIC★max」からの更新で入手可能となった。
- 2024/10/18:改修可能となった。上位装備への更新が予告された*13。
小ネタ
- イギリス海軍のアクティブソナーシステム「ASDIC」の後期型、「Type 144(144型)」及び「Type 147(147型)」が元ネタか。
- Type 144は1942年の中頃、対潜前投兵器のヘッジホッグに続くように配備が始まった新型ソナー。これまでのASDIC同様円錐形の音波ビームだが、14kHzから22kHzまで9種類の周波数を使用でき*14、送信距離は1000~2500ヤード(およそ914~2286m)の間で調整できる。ビーム幅は16度、音響出力は300~500ワット。
- ソナードームはType 124と同じく格納可能。設計上最大25ノットまで作動可能だが、第二次大戦中は15ノットを超えるとドームに当たる水流の音で聴き取るのがとても難しくなり、ASDICとしては機能しなかった。25ノットを超える高速でもASDICとして機能する新型ドームが登場したのは1946年、HMSスコーピオンに試験的に装備された。
- Type 144は距離記録機の他に様々な周辺機器が装備された。
- 一つは自動音量調整器。これは発振音の残響が大きすぎると、反射音がかき消されてしまうため、大きすぎる音は小さく、小さい音は大きくして音量を平均化し、操作員が反射音を聞き取りやすくした。
- 二つは、探査の度に自動的に方位を変えてくれる機構。これにより操作員は反射音の聴音と距離記録機とに集中でき、さらに方位も正確な数字をだせるようになった。
- 3つは方位記録機。反射音を聞き取った時に記録ボタンを押すことで、その時ASDICが向いていた方位が記録される。これにより距離記録機だけでは、熟練したASDIC操作員の技能頼りだった攻撃のためのコース決定がより簡単になった。
- 欠点は、TYPE124に引き続き深度が測定できないことと、探知するにはある程度の距離が必要で、爆雷投下のために接近すると探知がとぎれることである。探知がとぎれる理由
- 熟練したUボート艦長は、護衛艦艇が接近しASDICの探知がとぎれ、投下ポイントへ増速し頭上に爆雷が降ってくるまでのおよそ一分程度の時間を使って進路と速度を急激に変え回避した。
- これに対して、忍び寄り攻撃が行われた。
- これは探知役と攻撃役に別れ、ASDICが途切れないよう距離を保ったまま、それに対して攻撃役はUボートに感づかれないよう、ASDICを作動させずゆっくりと探知役の指示に従って接近、爆雷を投下する攻撃である。これは当初高い成功率を誇ったが、Uボート側も対策として頻繁にコース変更を行うようになった。
- さらに1943年から、「Qアタッチメント」という補助ソナーが追加されたタイプの配備が始まった。Qアタッチメントが追加されたタイプは144Qと呼ばれるため、艦これのこれはQアタッチメントがついていないタイプである。
- そしてヘッジホッグと違って、深度情報が必要なスキッドが登場した際、同時に新しい深度測定ソナーType 147も開発された。Type 147は剣形の送受波器を持っており、ドームは無いがこれまでと同じく艦体内に格納可能であった。周波数は50kHzで送信距離は1000ヤード(およそ914m)だけだが、今度は水平方向に広がる扇形ビームを持っており、水平方向65度・垂直方向45度まで旋回可能。この縦に狭い音波ビームを上下させることで目標の深度を誤差20フィートで測定できた。なお、深度情報はスキッドだけでなく爆雷にも使われた。
- TYPE 144Qと147そしてスキッドの組み合わせは第二次大戦中における究極の対潜システムであった。
TYPE 144Qの距離記録機と方位記録機がスキッドの照準を自動的にあわせ、TYPE147で測定した深度データは砲弾の信管にリアルタイムで入力され、射程に入り次第自動発射する。
人間のやることはASDICの探知を途切れさせないこと、操舵手が艦を潜水艦に接近させることだけであり、艦長は対潜戦闘から解放されたのである。
戦後の統計では、この組合せの撃破率は50%にもなり、ヘッジホッグの倍、爆雷の9倍だった。- Type 147とType 144を同時装備する時、Type147はType144を干渉しないようにType 144のソナードームの前方に設置されていた。
秋刀魚漁は減衰仕様が厄介で正確な仕様の検証は匙投げられてるらしい、まぁ何となくで行けるから需要も正直無いし…。 -- 2024-10-20 (日) 15:31:28