No.047 | ||||
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三式水中探信儀 | ソナー | |||
装備ステータス | ||||
火力 | 雷装 | |||
爆装 | 対空 | |||
対潜 | +10 | 索敵 | ||
命中 | +2 | 回避 | ||
射程 | ||||
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
開発解禁日:2013年8月26日、改修可 重雷装巡洋艦、練習巡洋艦、潜水艦、補給艦、 秋津洲改、Commandant Teste/改、 大鷹改/改二、神鷹/改/改二、 金剛改二丙、比叡改二丙、日向改二、武蔵改二にも搭載可能 入手方法についてはゲームにおいてを参照 | ||||
改修更新 | ||||
九三式水中聴音機 → | (二番艦が五十鈴改二*1、夕張) → 三式水中探信儀★+3 | |||
(二番艦が五十鈴改二、香取改、時雨改二) → 四式水中聴音機 | ||||
対潜兵装です。 いわゆるアクティブソナーです。性能は残念ながら、ものすごく高くはありません。 それでも、他兵装と組み合わせて、練度の高い駆逐艦で敵潜水艦隊を文字通り駆逐してください! |
ゲームにおいて 
- 2013年6月3日に「2013年5月作戦」作戦報酬として先行配信され、2013年8月26日アップデートで開発可能となった。
九三式水中聴音機の完全な上位装備で搭載可能艦は全く同じ。「三式ソナー」と略記されることが多い。
- 2014年2月26日アップデートで爆雷カテゴリとのシナジーが強化され、命中に加えて威力が強化されるようになった。*2
簡単に言うと、爆雷投射機とソナーをセットで装備すれば1.15倍の恩恵が生まれるということ。 - 四式ソナーは対潜+12と三式ソナーを上回る。しかし、三式ソナーは命中+2で、四式ソナーは命中+1なので完全な上位装備ではない。ただし、対潜攻撃はソナーの対潜値によっても命中率が上がるため、潜水艦を相手にする時は三式ソナーよりも四式ソナーの方が威力も命中も上位となる。
- 直接開発可能な対潜装備としては、本装備+三式爆雷投射機+九五式爆雷のセットが最も対潜火力が出る為、ひとまずこのセットを必要数揃える事を目指すとよい。
- 改修工廠では★+6以降の改修消費装備の調達が楽だからか、開発資材とネジの消費が三式爆雷よりも1つ多い。
- ソナー独自の「敵の水上艦及び潜水艦からの雷撃攻撃に対する探知回避能力が僅かに向上する
」効果が改修によって発生するため、その点でもソナーの改修が優先される。
雷撃回避率はソナーの改修度に拠るようだが上昇幅等は要検証。 - ちなみに砲撃火力も上がる。
- ソナー独自の「敵の水上艦及び潜水艦からの雷撃攻撃に対する探知回避能力が僅かに向上する
- 入手方法は多岐に渡る。
- 開発の成功率は低いため気長に集めよう。
- 初期装備として持参するのは巻雲改、長波改、天津風改、清霜改、朝霜改、鹿島改、沖波改二(★+8)。
- 九三式水中聴音機を改修更新すると★+3の状態で手に入る。
- 3つの任務で入手可能。
- 2015年1月9日アップデートで実装された「「第十一駆逐隊」対潜哨戒!」はC敗北でも達成可能な珍しい出撃任務のひとつ。
- 2016年6月30日アップデートで実装された「「第三十一戦隊」敵潜を制圧せよ!」は1-6を2回クリア(ゴール地点へ到達)する必要がある。
- 2018年10月26日アップデートで実装された「精強「十七駆」、北へ、南へ!」は1-5、3-2、5-1、7-1のボスマスで各1回ずつA勝利する必要がある。尚、当任務は本装備x1、12.7cm単装高角砲(後期型)x1、特注家具職人x1からの選択報酬となっている。
- 他、期間限定だが秋刀魚祭りの報酬としても入手できた。
- 過去にはランカー褒賞として、サービスイン最初期に2回配布された(2013年5,7月作戦上位報酬)。
- 過去には2013年8月1日アップデートで開始した2013年夏イベントのE-2突破報酬だった。
- 2015年10月9日から30日まで開かれた「秋の秋刀魚祭り」で、運営が示唆した「秋刀魚漁支援に有効な(秋刀魚の群れを探す・集める・見つける等)装備」の一つではないかと推測された。つまりは魚群探知機
- 鎮守府秋刀魚祭り二〇一七ではさらに踏み込んで、アクティブソナーが有効であると明言された。
アクティブソナーは、この装備の他には英国ソナーType124 ASDICシリーズしか存在しない(秋刀魚祭り2017開催時点)
- 鎮守府秋刀魚祭り二〇一七ではさらに踏み込んで、アクティブソナーが有効であると明言された。
- 2013年11月1日アップデートで効果が強化され、対潜+6/命中+0から大幅に上昇した。
- 装備説明文の「性能は高くはない」は、アップデート前の数値についての説明だからだろう。
- もっともアップデート前は三式爆雷も本装備も同じ対潜+6だった。
- 装備説明文の「性能は高くはない」は、アップデート前の数値についての説明だからだろう。
装備ボーナスについて 
- 特定艦に装備した時、パラメータが更に上昇する装備ボーナスがある。
- 2019年1月22日アップデートで得られるようになった。
- ただし対潜火力は上昇しないため注意。
対潜火力の計算上、装備ボーナスによる対潜値の上昇分は素対潜・装備対潜のどちらにも加算されない。 - しかし、このボーナス加算値は先制対潜の対潜値合計100以上という条件には影響する。
四式ソナーだと微妙に対潜値が足りないor四式ソナーが足りない、といった場面では有用か。
- ただし対潜火力は上昇しないため注意。
- 2021年3月1日アップデートで追加された香取・鹿島のボーナスは他の国産ソナー(九三式水中聴音機、四式水中聴音機)と個数判定を共有し、1個目まで適用。
性能比較表(装備最大値/ソナー・爆雷早見表/テーブルより転送) 
装備名 | 雷装 | 対潜 | 索敵 | 命中 | 回避 | 装甲 | 火ボ | 回ボ | 潜ボ | 国籍 | 入手方法 | 改修 | 種別 | 備考 | 追加 |
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四式水中聴音機 | 12 | 1 | 1 | 5 | 3 | 日 | 改修、任務、イベント、ランキング | ◯ | ソ | 特定の艦娘*4に装備ボーナス | 編集 | ||||
三式水中探信儀 | 10 | 2 | 1 | 2 | 3 | 日 | 開発、初期装備、改修、任務、イベント、ランキング | ◯ | ソ | 特定の艦娘*5に装備ボーナス | 編集 | ||||
九三式水中聴音機 | 6 | 1 | 3 | 2 | 日 | 開発、初期装備、任務 | ◯ | ソ | 編集 | ||||||
HF/DF+Type144/147 ASDIC | 15 | 2 | 3 | 2 | 英 | ランキング、イベント | - | ソ | 編集 | ||||||
Type144/147 ASDIC | 13 | 3 | 1 | 英 | 初期装備、任務、イベント、ランキング | - | ソ | 編集 | |||||||
Type124 ASDIC | 11 | 2 | 1 | 英 | 初期装備、任務、イベント、ランキング | △ | ソ | 編集 | |||||||
零式水中聴音機 | 11 | 1 | 1 | 1 | 日 | 任務、ランキング | - | 大 | 大型艦専用 | 編集 | |||||
試製15cm9連装対潜噴進砲 | 15 | 1 | 1 | 5 | 3 | 日 | イベント | - | 投 | 爆雷とのシナジー無し 特定の艦娘*6に装備ボーナス | 編集 | ||||
三式爆雷投射機 集中配備 | 12 | 1 | 1 | 日 | イベント | - | 投 | 爆雷とのシナジー無し 特定の艦娘*7に装備ボーナス | 編集 | ||||||
三式爆雷投射機 | 8 | 日 | 開発、初期装備、改修、任務 | ◯ | 投 | 編集 | |||||||||
九四式爆雷投射機 | 5 | 日 | 開発、初期装備 | ◯ | 投 | 編集 | |||||||||
二式12cm迫撃砲改 集中配備 | 7 | 1 | -1 | 日 | 改修、ランキング | - | 投 | 爆雷とのシナジー無し 対地 | 編集 | ||||||
二式12cm迫撃砲改 | 3 | 1 | 日 | 初期装備、任務、イベント、ランキング | ◯ | 投 | 爆雷とのシナジー無し 対地 | 編集 | |||||||
対潜短魚雷(試作初期型) | 2 | 20 | 米 | 任務 | - | 投 | 爆雷とのシナジー無し 特定の艦娘に装備ボーナス | 編集 | |||||||
RUR-4A Weapon Alpha改 | 17 | 1 | 1 | 1 | 米 | 任務 | - | 投 | 爆雷とのシナジー無し 特定の艦娘に装備ボーナス | 編集 | |||||
二式爆雷 | 7 | 日 | 改修、任務、イベント | △ | 爆 | 編集 | |||||||||
九五式爆雷 | 4 | 日 | 開発、初期装備、任務、イベント | ◯ | 爆 | 編集 |
- ソ:ソナー、 大:大型ソナー、 投:爆雷投射機、 爆:爆雷
- 分類
- 爆雷投射機:装甲減少補正がない爆雷。下記の爆雷とシナジーを形成するものとそうでないものが混在している。
- 爆雷:装甲減少補正がある爆雷。
- 火ボ:火力値装備ボーナス、回ボ:回避値装備ボーナス、潜ボ:対潜値装備ボーナス
- 上昇数値は艦個別加算の最大値
- 対潜ボーナス値で対潜火力は上昇しない
小ネタ 
- 元ネタは日本海軍の「三式水中音波探信儀」で、日本初のブラウン管式のアクティブソナーである。
- この三式探信儀はドイツの技術によって開発されたもので、従来の九三式探信儀*8に比べ大幅な能力向上を果たした。
- スペック値は周波数は13および16ヘルツの2段切換え、探知能力12ノットで2.000m、測定誤差100m、指向性3度、方位誤差2度、失探距離150mである。
- その能力向上に大きく貢献したのが、「ブラウン管式」である。
ブラウン管、つまりTV画面にソナーによって探知された結果が波として表示され、その波の形から敵の位置や大きさを予測するのである。- 従来の九三式探信儀は「ペン読取式」で行われたため精密さは欠ける。また初期のタイプはカバーがついておらず、発振器とマイクが水中に露出しており水流が直接当たるため、ノイズが大きすぎて役に立たなかった。戦時中に改五まで改良され後期型はカバーがついたたためその点は改善された。
- 装備位置は艦の中心線上が一番いいのだが、造艦側が中心線上にソナードーム用の穴を開けるのを猛反対したため、最適の位置には装備できなかった。
- 中心線ではなく、右舷に装備すれば左舷側が、左舷に装備すれば右舷側が探知不可能になる。これを防ぐため、海防艦は両舷に探信儀を装備している。
- 三式探信儀は夕雲型駆逐艦や橘型駆逐艦、海防艦などの戦争後期に建造された艦艇に装備された。
しかし、もともと開戦前は日本は対潜戦闘は重視しておらず、被害が急増してから対策を考えた。ソナー要員の専門教育も昭和18年からであり、一期生が配属されたのは昭和19年末であった。 - 三式水中探信儀は1~4型まである。1型(昇降式、普段は船底に格納されている)は駆逐艦用、2型(固定式)は海防艦用、3型は商船用、4型は潜水艦用。*11
- パッシブソナーが音を聴くだけなのに対し、アクティブソナーは自分から音を出してその反響音を聴く。
音を出してから聴こえるまでの時間から、目標までの距離がわかる*12。だが、自ら音を出すので、敵に自分の存在や位置が知られることになる。- 艦これで戦闘開始時に、どちらかの艦隊に潜水艦がいる時に鳴る「ピコーン」という音が、アクティブソナーが出す音である。これは「探針音(たんしんおん)」と呼ばれ、英語では"ping(ピン)"という。
インターネット等で他のコンピュータまで到達可能か調べる時に"ping"というコマンドを使用するが、これはその挙動がアクティブソナーの仕組みに似ていることからその名前がつけられた。 - 現代の潜水艦では隠密性が重視されるためパッシブソナーがメインで使用され、アクティブソナーの使用は位置が完全に暴露された状態での戦闘中・訓練中など身を隠す必要がない場合や、厳密な位置測定が必要な場合などに限られる。現在では攻撃のためでも滅多に使われることがない。
- したがって潜水艦においてピンガーとは、絶対的な優位にいる状態で「お前はすでに照準に捉えている。」「お前はもう沈んでいる(死んでいる)。」等、いつでも撃沈出来る(撃沈する)と言う意味で威嚇・警告に使われることが多い。実際潜水艦の演習等はピンガーを使って撃沈判定をしている。(つまりピンガーを食らった艦は撃沈)
自衛隊と米軍の演習で海自の潜水艦が無音で米駆逐艦にピンガー(撃沈判定)を食らわせた話は有名だろう。
- したがって潜水艦においてピンガーとは、絶対的な優位にいる状態で「お前はすでに照準に捉えている。」「お前はもう沈んでいる(死んでいる)。」等、いつでも撃沈出来る(撃沈する)と言う意味で威嚇・警告に使われることが多い。実際潜水艦の演習等はピンガーを使って撃沈判定をしている。(つまりピンガーを食らった艦は撃沈)
- 水上艦のアクティブソナーは、従来中周波を使用した近距離捜索がメインであったが、近年、艦の大型化によって巨大なアレイが装備可能となり、低周波を送信できるようになった。「ひゅうが」&「あきづき」のOQQシリーズや「アーレイバーク」&「あたご」のSQSソナーがこれである。
遠達性に優れる低周波が利用されるようになり、CZ(深深度で起こる音波の遠距離伝播現象)や浅海域での海底反射を利用した探知も期待できるようになった。
これらの伝播現象を利用し、ある艦が発振したpingを別の艦が拾うというマルチスタティック、船体ソナーで発振したpingを遥か後方の曳航式受波器(TASS)で拾うバイスタティックが海軍先進国では主流となっている。
海洋状況によっては探知距離が60kmを越す場合もあり、海軍後進国との決定的な差となっている。
- 艦これで戦闘開始時に、どちらかの艦隊に潜水艦がいる時に鳴る「ピコーン」という音が、アクティブソナーが出す音である。これは「探針音(たんしんおん)」と呼ばれ、英語では"ping(ピン)"という。
- ソナーがゲームにおける秋刀魚漁の支援装備と目されている理由として、魚群探知機が軍事用ソナーの原理を応用し、敗戦により旧海軍から放出されたソナーを元に開発されたものという経緯がある。(「魚群探知機 歴史」で詳細がすぐ検索できる)
- 2017年秋刀魚祭りでアクティブソナーが有効であると公式から明言された。
- ちなみにイギリスではアクティブソナーのことをASDICと呼称していた。(というかソナーという名称より歴史が長い)
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