No.411 | ||||
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![]() | 御蔵(みくら) | 御蔵型 1番艦 海防艦 | ||
艦船ステータス(初期値/最大値) | ||||
耐久 | 9 | 火力 | 4 / 17 | |
装甲 | 4 / 16 | 雷装 | 0 | |
回避 | 40 / 80 | 対空 | 9 / 36 | |
搭載 | 0 | 対潜 | 40 / 78 | |
速力 | 低速 | 索敵 | 3 / 14 | |
射程 | 短 | 運 | 12 / 59 | |
最大消費量 | ||||
燃料 | 10 | 弾薬 | 10 | |
装備 | ||||
12cm単装高角砲E型 | ||||
25mm連装機銃 | ||||
装備不可 | ||||
装備不可 | ||||
改造チャート | ||||
御蔵 → 御蔵改(Lv45) | ||||
図鑑説明 | ||||
御蔵型海防艦、一番艦、御蔵です。択捉型を改良、生産性及び対空・対潜能力の向上を図りました。 大きく工数は下げられなかったものの、船団護衛戦闘力は向上しています。 あの択捉型の後継、御蔵型海防艦の戦い、覚えていて下さい。 |
※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。
セリフ | CV:内田秀、イラストレーター:A士 |
入手/ログイン | 御蔵型海防艦、一番艦、御蔵。着任します。 提督、御蔵型、何卒よろしくお願い致します。 体は小さいですが、力の限り、務めます。 |
母港/詳細閲覧 | 海防艦、御蔵。参ります。 |
戦いは、厳しいですね。でも御蔵は、退きません。 | |
母港/クリック時 | ヒ船団は、戦略そのものに誤りがあったような気もします。通信や暗号のことも痛恨です。 それでも……それでも、私達は全力で事に当たりました。再び、そんな状況が生起せぬよう、……今は、信じます。 |
母港/詳細閲覧(新春) | 新年、あけましておめでとうございます。本年も、海上護衛隊を、よろしくお願い申し上げます。 ……提督、これは? ええっ、お年玉!? 恐縮です! |
母港/詳細閲覧(節分) | 節分ですか。参加するなら、御蔵は全力で行きます。択捉型の皆さん、ご用意はいいですか。……行きます! |
母港/詳細閲覧(バレンタイン) | こういった物は、この時局にどうかと思ったのですが。慣習、ということで、それはそれで、大事かと思いまして。 ……ご用意してしまいました。 |
母港/詳細閲覧(ホワイトデー) | 提督。お返しとは、大変恐縮です。御蔵、大切に、大切に頂きます! ……本当に、恐縮です。 |
母港/詳細閲覧(春) | 春は、何故か、涙が出ます。……何故でしょうか。 |
母港/詳細閲覧(七周年) | 提督。七周年、おめでとうございます。御蔵もお祝いと感謝を申し上げます。 |
母港/詳細閲覧(梅雨) | よく、降りますね。敵機が来ないのが、幸いですが。 |
母港/詳細閲覧(秋) | 秋……鎮守府の、お祭り。いいですね……とても。平和の……平和のお返しですね。うれしい。 私も頂きます。どれがいいかな……はむっ。……ああっ、おいしい! |
母港/詳細閲覧(秋刀魚) | 秋刀魚漁支援と漁場保護。大切です。御蔵、出撃します。装備換装をお待ち下さい。 |
母港/詳細閲覧(Xmas) | くりすます。……何でしょうか、このお祭りは。 でも……でも、このけーき、というお菓子は……甘い。おいしいです。幸せですね! |
母港/詳細閲覧(年末) | 御蔵、大掃除任務、拝命しました。お任せ下さい。 |
ケッコンカッコカリ(反転) | |
ケッコン後母港(反転) | |
編成/出撃 | 第一海上護衛隊、御蔵。出撃します! 各艦、続いてください! |
出撃 | 御蔵型海防艦、御蔵、抜錨。艦隊、前へ。出撃します。 |
開戦/攻撃 | 敵発見。合戦、用意。 |
夜戦開始 | 夜戦ですか。本分ではありませんが、行きましょう。 |
攻撃/航空戦 | 撃ち方、始め! |
連撃/弾着観測射撃/夜戦攻撃 | てぇーっ! |
小破 | はあっ!? |
小破/旗艦大破 | あぁうっ! ……被弾箇所、消火活動、始め。 |
中破/大破 | くっ……どんなに敵が強くとも……御蔵は、御蔵は負けませんッ! 最期までッ! |
勝利MVP | 御蔵が皆のお役に立てたということですか。それは嬉しいこと。皆を守れるよう、微力ですが、これからも務めます。 |
帰投 | 艦隊が港に戻りました。……戻りました。 |
補給 | 助かります。 |
改装/改修/改造 | ありがとうございます。 |
この装備……ありがたいです。 | |
改装/改修/改造(遠征選択/アイテム発見) | 油断は出来ません。 |
入渠(小破以下) | 申し訳ありません。損傷しました。 |
入渠(中破以上) | 大きな手傷を受けました。入渠して、本格的な修理を受けます。 |
建造完了 | 新造艦が就役します。 |
戦績表示 | 情報ですね。……大切です、お待ち下さい。 |
轟沈(反転) | 駄目、か……海防艦、御蔵、ここまでです……。提督、皆さん……どうか、健やかで。……御蔵は……御蔵は…… |
放置時 | どうでしょう。敵潜水艦と航空機の脅威は、今後ますます強くなるでしょう。海上護衛の任務は重要です。私達も、出来るだけ努めます。 戦いが……戦いが終わる日が来ると、いいですね。 |
ゲームにおいて 
- 2019年8月31日、イベント「欧州方面反撃作戦 発動!「シングル作戦」」で実装。
- 2020/06/19アップデートで初期装備が12cm単装砲から12cm単装高角砲E型に変更された。
- 読み方は「おくら」ではなく「みくら」である。絵師さん本人がよくおくらの写真出してるけど。
- 対潜初期値が40あるため、Lv1の時点で三式水中探信儀2個で先制対潜可能。
- 制服は巫女服とセーラー服を折衷させたような形をしている。
- スカートに大淀や明石のようにサイドスリットがあるため下着が丸見えである。
- と思ったら、2020年5月の艦これ7周年記念A士描き下ろしイラスト
で、スリットの中身が「生」ではない事が明らかになった。
どうやらスカートと同じくらいの丈の襦袢、もしくはキャミソールのような半透明のものを下に着込んでいるらしい。おぱんつがスケスケなのは言うな。
初期状態でも襟やウエストに「合わせ」が見えており、中破時にはスソも見えるため、それらが傍証された形となる。
- と思ったら、2020年5月の艦これ7周年記念A士描き下ろしイラスト
- スカートに大淀や明石のようにサイドスリットがあるため下着が丸見えである。
キャラクター設定について 
- 艦名の由来は伊豆七島の一つ、御蔵島。
この島周辺には野生のミナミハンドウイルカが生息しており、イルカと一緒に泳ぐツアー等が行われている。胸のイルカブローチはそれを表していると思われる。
島の主要産業は林業で、特につげ材の名産地として名高い。
つげは固い上に加工後の狂いが少なく、櫛やそろばん玉の素材として使われる。御蔵島産は潮風に鍛えられるためか杢や虎斑といった模様を呈することがままあり、将棋駒の素材「島黄楊」と呼ばれ、薩摩黄楊より一段上の最高級品と扱われることが多い。
著名な駒師の堀埋駒で相場は一組15~20万円から 盛上駒となると30万円から天井知らずである。 - 性格はネームシップらしく真面目だが、海防艦とは思えないほど大人びておりかなり堅い言い回しをする。
屋代も御蔵ほど堅くはないがやはり真面目であり、御蔵型自体がそういう感じなのかもしれない。
限定グラフィック 
- 2020年3月3日のアップデートにおいて、三越コラボ限定グラフィックとしてお買物modeが実装された。
限定イラスト:お買物mode
小ネタ 
- 占守・択捉に次ぐ甲型海防艦系列第三陣。計画当初は乙型に分類されていたように占守系列からかなり徹底した変更が施された。
- 主砲はそれまでの平射砲が高角砲に変更されたが、装備された10年式45口径12cm高角砲は飛行機の速度が100kmそこそこだった大正年間開発のロートル砲、この時代ではもはや役に立たなかった。
- 対潜兵装は94式爆雷投射機が2基、爆雷投下軌条が2列と択捉型よりは増えたが掃海具は引き続き装備されており、護衛もできる多目的艦の意味合いもまだあった。なお掃海具は後に94式爆雷投射機に換装された。
- 一番大きな変更点は爆雷の定数が120発になったことである。これにより、潜水艦の位置が不明の場合に少数の爆雷を投射する威嚇投射が残弾を気にしなくてよくなり、やりやすくなった。交戦した米潜トリガーの乗組員によると、威嚇投射の爆発音は嫌なもので士気が下がったとのことであり、心理的影響はあったようである。
- 占守や択捉が積んでいた寒地用暖房装置は、行動圏が南方であることから
ようやく取り外された。 - 大量の爆雷にスペースを食われたことで燃料搭載量は減少し、航続力は5,000海里/16ktに抑えられた。
- 御蔵型は択捉型よりは対空、対潜ともに強化はされたがやはりまだ不十分であり、爆雷の同時投射数を大幅に増やし25mm機銃を大量に装備した鵜来型において日本海軍の戦時護衛艦は完成することになる。
- また工期は短縮されたとはいえ未だ9ヶ月を要し、量産性の画期的向上には至らなかった。それでも1943年末頃から順次就役し、船団護衛の新戦力として縦横に働いたことは評価に値する。
- また工期は短縮されたとはいえ未だ9ヶ月を要し、量産性の画期的向上には至らなかった。それでも1943年末頃から順次就役し、船団護衛の新戦力として縦横に働いたことは評価に値する。
- ヒ87船団護衛中の昭和20年1月1日、御蔵は第102戦隊に編入される。このとき同時に編入された33号海防艦とは最後まで運命を共にすることになる。
- 23日、佐世保での修理を終えて門司へやってきた際、呉での修理を終えて22日に門司に到着していた33号海防艦と会合。以降沈没まで行動を共にする。
2月12日より、102戦隊は対潜掃討作戦AS-1作戦に参加、3月12日まで行う。
3月14日、69号海防艦救援のため33号海防艦とともに香港を出発し、同日合流。33号が曳航し、御蔵は護衛にあたる
3月16日5時頃に曳航索が切断され、69号は真っ二つに折れ沈没、33号と御蔵は2時間ほどで69号の乗組員達を約70名を救助し、香港へ向かう。
3月18日、33号とともに香港を出港、27日門司港到着、乗組員達は佐世保で休養する予定であったが、大和の佐世保回航が決まり、急遽対潜掃討が命じられる。
- 御蔵と33号の最期でわかっていることは極めて少ない。誰も 戻って こなかったので。
28日11時50分、御蔵よりN32°36′E132°10′にて磁探機が敵潜を探知、飛行機の誘導により現場に急行す
13時5分、御蔵より呉防備戦隊第三特別掃討隊現場にあり、任務を続行する
16時45分、33号よりN31°45′E131°45′、敵味方不明中型機約70機北東に向かう
17時00分、33号より漂流者多数あるものも我敵潜捜索中につき至急救助艇を派遣されたし、これを最後に33号の通信も途絶えた。- 16時45分で御蔵ではなく33号が通信を行っているため、この時点で御蔵は通信不能、おそらくは沈んでいたものと思われる。17時の漂流者多数は御蔵乗組員達の可能性が高い。
- スレッドフィンは N31°49.5'E131°44'にてDEに魚雷を2発命中させ、その後随伴艦に爆雷18発の攻撃を受けたと報告している。スレッドフィンが雷撃したのが御蔵、爆雷攻撃をしたのが33号と思われる。
33号は艦載機の攻撃で沈んだと推測されるが、両艦とも生存者は皆無のため、詳細は不明である。 - 推定される亡失地点は宮崎県宮崎郡青島村内海(現・宮崎市内海)の東25km前後の海域である
- スレッドフィンは N31°49.5'E131°44'にてDEに魚雷を2発命中させ、その後随伴艦に爆雷18発の攻撃を受けたと報告している。スレッドフィンが雷撃したのが御蔵、爆雷攻撃をしたのが33号と思われる。
- 16時45分で御蔵ではなく33号が通信を行っているため、この時点で御蔵は通信不能、おそらくは沈んでいたものと思われる。17時の漂流者多数は御蔵乗組員達の可能性が高い。
- 米潜水艦トリガーを撃沈したとも言われるが、18時05分に男鹿が雷撃されており男鹿の誤認でなければ、御蔵沈没時点でトリガーはまだ生きていたのであった。
- 短い生涯かつ総員戦死という最期ではあったが、士官を中心に転勤のため生き残った乗員が何名かいる。
そのなかの一人、元主計長の足立慶次郎主計大尉は『海防艦戦記』に寄せた手記をこう結んでいる。御蔵と御蔵の人々も、苦しい戦いではあったが、
自己のベストを尽し、戦い、戦い抜いて、ここに御蔵は一年五ヶ月の短い生涯を閉じた。
海防艦御蔵の安らかな眠りと、艦と運命を共にされた御蔵乗組の人々のご冥福を心よりお祈りする。
- 三十三回忌にあたる昭和52年、悲運の生涯を閉じた海防艦御蔵と第三十三号を乗員総員の菩提とともに弔おうと、
とある遺族たちの発願により、船舶としては異例中の異例である院号法名がつけられた。
法名、願船院釋尼法蔵ならびに誓船院釋尼三信。「尼」の一字は女性の法名であることを表す。
- 運命を共にした第33号海防艦と共通の艦歌として、
33号艦長作詞の『海防艦の歌』『荒海越えて』という2曲が存在し、両艦で盛んに歌われていたという。
元第69号海防艦乗組員・鶴原甫氏がたまたま便乗した際に教わって記憶しており、後世へと残ることとなった。- この2曲はまた、靖国神社で挙行された昭和56年度海防艦慰霊祭の際、
海防艦碑において、参列した全海防艦元乗員・遺族約600名を前に鶴原氏により披露された。
決死的海上護衛に身を捧げ、死を覚悟して戦い続けた海防艦の乗員たち。
33号・御蔵の両艦のみならず、全海防艦乗員の心意気を切々と歌ったこの2曲に、参列者たちは胸を打たれ、涙したという。- 『海防艦の歌』(第33号海防艦長・森本正春少佐作詞/水測員長・倉持輝夫二等兵曹作曲)
1.親をいたわる子供のように 遅い船団しっかと守り
今日も進むか南の海に なりはこまいが任務は重い
ああ我らが海防艦(ふね) 我らが海防艦
電波兵器の粋もて探しゃ 潜る敵潜なんのその
ああ我らが海防艦 我らが海防艦
守る船団さらりとかわし 独り突っ込む爆雷戦闘
ああ我らが海防艦 我らが海防艦
急ぎ追い行きゃ商船隊は 黒い笑顔で我を待つ
ああ我らが海防艦 我らが海防艦
送る兵器を涙で拝みゃ 長い苦労も苦労にゃならぬ
ああ我らが海防艦 我らが海防艦 - 『荒海越えて』(作詞/作曲同上)
1.白いカモメの飛びかう港 吹雪吹く日に錨を巻けば
沖は荒海太平洋に 輸送船団しっかと守り
重い務めを小さい艦に 海の護りの海防艦
浮かぶ敵艦電波で探し 潜る敵潜音波でつかむ
出れば一撃火筒(ほづつ)はうなる 海の護りの海防艦
沖のカモメの夢路を破り またも轟沈凱歌をあげりゃ
軽い気持ちで鼻歌交じり 海の護りの海防艦
仰ぐ南の十字の星に 想いはるかな十字の星よ
ホッと一息任務を果たす 海の護りの海防艦
- 『海防艦の歌』(第33号海防艦長・森本正春少佐作詞/水測員長・倉持輝夫二等兵曹作曲)
- この2曲はまた、靖国神社で挙行された昭和56年度海防艦慰霊祭の際、
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