12cm単装砲

No.001
	12cm単装砲		小口径主砲
	装備ステータス
	火力	+1	雷装
	爆装		対空	+1
	対潜		索敵
	命中		回避
	射程	短
	装備可能艦種
	駆逐艦	軽巡洋艦	重巡洋艦	戦艦
	軽空母	正規空母	水上機母艦	航空戦艦
	備考
	開発可、改修可 睦月型、神風型、海防艦の初期兵装
改修更新
12cm単装砲 → 12cm単装砲改二
旧型の小型砲です。 旧型駆逐艦に標準的主砲として搭載されました。 装填・操砲も人力ですが、シンプルな構造で経済性も高く、駆逐艦や海防艦等の主砲として、長く使われました。 対空射撃には不向きです。

ゲームにおいて

• 栄えある装備図鑑No.1の装備。
• これといったメリットはない、典型的な初期装備である。プレイ後ほどなくして即廃棄するようになるだろう…
  • 12cm単装砲改二に改修更新する目的でとっておくのもよいが、通常は睦月型しか持ってこないので、いざ入手しようとすると意外と手間がかかったりするのはご愛敬。
  • 火力だけを見ると、12.7cm連装砲＝14cm単装砲＞コレ。
    • 駆逐艦は12.7cm連装砲や10cm連装高角砲等が手に入ればさっさと交換して問題無い。
• かつては14cm単装砲が「火力+1のみ」であり、軽巡にとっては対空+1のあるこちらが上位の装備だった。
  しかし軽巡は12.7cm連装高角砲をはじめとする副砲を装備できるため、どちらもまず使われることはなかった。

• 2016/01/01オンメンテナンスで追加された新春限定任務で、報酬として本装備を大量にもらえるバグが発生した。
  本来の報酬である図鑑No.43の応急修理女神1個の代わりに図鑑No.1の本装備43個をもらえるというものだったが、間もなく修正された。
  解体廃棄されていった兵装たちのこと、時々でいいから……　思い出してください

アップデート履歴

• 2018/08/17：画像が差し替えられた。
  第一期時代の画像

  

小ネタ

• 元ネタは「45口径三年式12cm砲」である。睦月型など大正時代に作られた小型艦艇が装備した。
  • 艦船用の砲としては小型軽量のため、支援艦艇や輸送船の武装としても使われている。
    • 因みに間宮さんはもっとデカい14cm砲を2基載せていた。ああ見えて意外と重武装な人である。
  • 「三年式」なので、皇紀2603年(1943年)ではなく大正3年(1914年)のこと。皇紀2603年なら「三式」になる。
  • 波除盾の形状が幾つかあり、これは通称「G型砲」と呼ばれる後期のもの。後期と言っても睦月型の頃なのだが。
    • よく見ると判るが砲塔化はされていない。後ろはガラ空きであり、砲員の転落事故もあったとか。
  • 原型はイギリスの「QF4.7インチ砲MkIV」。*1イギリスでは珍しくメートル法で作られ、口径は正12cm(4.724inch)である。
    • 日本の12cm砲やイタリアの12cm砲、そしてイギリスの12cm砲は全てこの砲を祖先に持つ遠い親戚のような関係である。
      
      

• 派生型として改良型の45口径十一年式12cm砲が開発され、鴻型水雷艇や千鳥型水雷艇のほか、潜水艦、掃海艇などに装備された。
  • 千鳥型水雷艇は元々12.7cm砲を搭載していたが、重武装が原因で転覆する事件*2が起きたため、搭載されていた砲を12cm単装砲に換装する改装が行われた。
    
    

• またこの砲を高角砲化したものとして45口径十年式12cm高角砲が存在し、古鷹型を始めとする比較的古い重巡や空母、補助艦艇などに搭載された。
  • 軽量で生産性に優れていたため太平洋戦争勃発後に2000門以上増産され*3、海防艦の搭載砲や陸上砲として多数配備された。
  • イギリスでもMk.VIIIという高角砲型が開発され、ネルソン級戦艦やカレイジアス級空母に搭載されている。

• 菊月のものが舞鶴市内の大森神社に奉納されている。

• 鳥さんはくちばしの先と尾羽が黒いのでウミネコ。

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