元のおすすめ艦隊プラモデルに戻りたい場合は、こちらから。
- おすすめの1/700キット
『海防艦』
海防艦は沿岸・領海警備、拠点防衛、船団護衛、対潜哨戒等を主要任務とする艦艇です。
1898年に制定された旧定義では、旧式化した戦艦や巡洋艦を海防艦として定められていました。
1942年に小型で対潜水艦能力を備えた海上護衛用艦艇と定義が改められました。
艦これで実装されている海防艦は、後者の新定義の艦艇となります。
各キットの簡単な解説
択捉型のキットはピットロードから発売されています。
- 主なキット
御蔵型のキットはピットロードから発売されています。
- 主なキット
日振型のキットはピットロードから発売されています。
- 主なキット
- 概要
- 択捉型の改良型である御蔵型をさらに設計簡略化したもの。鵜来型に掃海能力を付与した準同型艦でした。
- キットの内容自体は「鵜来型(大掃海具装備型)」と同じものとなっています。
- 製品自体は特定の艦を指定したパッケージですが、実艦に沿って艦名デカールは入っていません。なので姉妹艦9隻のうち、どの艦とするかはユーザー次第です。
- 現時点ではピットロードのみの発売となっています。
- 2022年発売の新規金型の日振型海防艦はより精密なディテールで、個々の艦の特徴が作り分けられるパーツ内容です。そのための解説も同梱されています。
- 前期型の日振・昭南・大東。後期型の久米・生名・四阪・崎戸・目斗・波太の9隻から、2隻を組立可能。それぞれを前期型・後期型にも作り分けできます。
鵜来型のキットはピットロードから発売されています。
第二号型海防艦のキットはピットロードから発売されています。
- 主なキット
メーカー 艦名 キットNo. キット仕様 発売年 備考 ピットロード 丁型(第2号型) SPW20 1944~45年 2012年 2隻セット
同型艦63隻前期・後期型の選択式
- 概要
- 鵜来型からさらに簡略化を進め、小型化したもので多数が建造されました。
- 現時点ではピットロードのみの発売となっています。
- 前期型と後期型を選択して製作可能で、同一パーツが二隻分入っています。
- なお、実艦では生産簡略化のため、リノリウム甲板を廃止して全て鉄甲板となっていますが、考察不足のため高角砲付近の甲板区画をリノリウム甲板として表現されています。
- こだわるのであれば、リノリウム甲板抑えを削り落とす必要があります。
- また、舷窓表現がない、艦首楼のナックル表現がないなど、一昔前のキットでもあります。こちらも気になる場合はディテールを加えましょう。
『特殊艦艇』
ここでは一般的な軍艦とは異なる特殊な用途に使われた船について紹介しています。
例えば、客船改造の特設巡洋艦や潜水母艦、敷設艦、砲艦や果てにはタグボートまで発売されています。
特に小型艦は大きさ故、複数艦がセットになったキットも多く、とにかく沢山並べてみたいという人は挑戦してみてはいかがでしょう。
また上級者向けですが、レジンキットとしてマイナーな艦が多数発売されています。
艦船模型の腕が上がってきたら、是非挑戦してみてくださいね。
各キットの簡単な解説
| メーカー | 艦名 | キットNo. | キット仕様 | 発売年 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| フォーサイト・シールズモデル | 三笠 | SMP001 | 1902年~ | 2001年 | 洋上モデル |
| SMP010 | 1920年 | 2017年 | 洋上モデル 「日本海軍警備艦 三笠」 尼港事件当時の仕様を追加レジンパーツで再現 | ||
| ハセガワ | 三笠 | 151 | 1904~1905年 | 2016年 | 洋上モデル |
| 竣工時1902年 | 2017年 | 限定版フルハルモデル |
| メーカー | 艦名 | キットNo. | キット仕様 | 発売年 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| ハセガワ | 特設病院船 氷川丸 | 502 | 1979年 | 洋上モデル | |
| 日本郵船 氷川丸 | 503 | 1980年 | 洋上モデル | ||
| 平安丸 | 522 | 1941年 | 2000年 | 洋上モデル |
『計画艦や未完成艦』
詳細
計画や建造が進められたものの様々な理由により中止となった艦。または全くのオリジナル(架空)の艦もあります。帝国海軍でいえば超大和型戦艦や重巡洋艦伊吹、B65型超甲型巡洋艦や八八艦隊計画での艦などです。
これらの艦は自作するしかありませんでしたが、近年フジミより超大和型戦艦、巡洋戦艦天城、赤城が発売され2020年4月には改鈴谷型重巡洋艦伊吹が発売されました。
今後もこのような艦が発売される可能性は十分にあります。計画艦や未完成艦を自分の手で完成させたい!と興味を持った方は是非挑戦してみると良いでしょう。
ちなみにコラボイベントも行われた『蒼き鋼のアルペジオ』のイ401、タカオ、マヤがアオシマよりキット化されています。
ハルナ、キリシマ、コンゴウもハセガワ製キットベースで発売されました。後に劇場版に合わせてコンゴウ、ハルナ、キリシマに加えてヒエイとミョウコウ、ナチ、アシガラ、ハグロもフルハル仕様で発売されています。
これに加え、アニメ終盤のイ401アルスノヴァモードや巡航形態と超重力砲形態の変形を差し替えで再現可能な1/350スケールのイ401も発売されており、2016年末にはヤマトとムサシが完全新規造型でキット化されました。
既存キットに新規パーツや船体のバイナルグラフィックを再現するデカールの追加というキットですが、比較的組みやすいですので初心者にもオススメです。