沖波

Cached: 2021-11-26 14:53:09 Last-modified: 2021-11-14 (日) 00:30:40
No.252
沖波(おきなみ)夕雲型 14番艦 駆逐艦
艦船ステータス(初期値/最大値)
耐久16火力10 / 30
装甲6 / 19雷装24 / 69
回避47 / 80対空9 / 38
搭載0対潜28 / 53
速力高速索敵7 / 21
射程10 / 49
最大消費量
燃料15弾薬20
装備
12.7cm連装砲
25mm連装機銃
装備不可
装備不可
改造チャート
沖波沖波改(Lv30) → 沖波改二(Lv79+改装設計図+戦闘詳報+開発資材×80)
図鑑説明
夕雲型駆逐艦、その十四番艦の沖波です。
マル急計画で建造されました。はい、生まれ故郷は舞鶴です。もうその頃前線は崩れ始めていて...
それでも、主力艦隊の護衛や船団護衛に、私、頑張りました...はい!

※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。

CV:鬼頭明里、イラストレーター:藤川 (クリックするとセリフ一覧が開きます)

CV:鬼頭明里、イラストレーター:藤川

定型ボイス一覧

イベントセリフ改装段階備考追加


 
 



 



追加
入手/ログイン夕雲型駆逐艦十四番艦の……沖波です。えっと…はい、頑張ります。よろしくお願い致します!××編集
夕雲型駆逐艦十四番艦の沖波です。司令官、私…対空装備も強化しました。た、たぶん…大丈夫です、頑張ります。××編集
改夕雲型駆逐艦、沖波です。できる限りの改装をして頂きました。た、多分、もう大丈夫です。頑張ります。××編集
母港*1編集
母港1詳細あ、あの~、司令官?沖波、お呼びでしょうか?×編集
第三一駆逐隊、旗艦沖波、了解しました!××編集
母港2メガネ……メガネ……あ、私かけてた…。なぁんだ、良かったぁ。編集
母港3司令官!?あの、ごめんなさい!よく、見えなくって……ふぁぁ、近いぃ……近いですっ、司令官!編集
ケッコンカッコカリ司令官?沖波を、お呼びでしょうか?なにかお叱りを受けるような事…私…えっ…これを?ふゎぁ~…嘘…そんな…嘘…えぇぇ…!ス編集
ケッコン後母港司令官、あの…いつも本当にご迷惑をおかけして…すみません。いえ、いえそんな…司令官は優しいから…優しいから…えっ…やだ、なんで涙が…嘘…どうして…編集
放置時あのぉ、司令官? 司令…官? あのぉ…んぅ、お忙しいみたい。沖波、その間に錬成に努めましょう。そう、…えーっと…えーっ、とぉ…編集
編成出撃編集
編成駆逐艦沖波、出撃させて頂きます。××編集
三一駆、沖波。きっと…守ります!出撃です!××編集
三一駆、沖波、出撃します! きっと…皆さんを守ります!××編集
出撃夕雲型駆逐艦、沖波。抜錨致します。編集
開戦・攻撃*2編集
戦闘1昼戦開始敵艦隊、発見致しました! 全艦砲戦準備、宜しくお願い致します……編集
戦闘2昼戦攻撃大丈夫、よぉく狙ってください…そう…今です、てーっ!×編集
皆さん、よーく狙ってください。そう……そうです……今、てぇー!××編集
戦闘3夜戦開始夜はよく見えないの…でも、やるしかない!全艦突撃致します、続いて!編集
戦闘4夜戦攻撃メ、メガネが~、あっ大丈夫……違う、砲撃です!あそこ、てーっ!編集
戦闘時ステータス*3編集
小破やだぁ、メガネがぁ…編集
な、なんで私なのぉ?やぁだぁ~編集
中破/大破だ、大丈夫です……メガネは……無事です……編集
轟沈海で沈むって…こういう…事……そう…なんだ…なにも…見えなく…なる…のね…編集
戦闘終了*4編集
勝利MVPえっえぇ~、わ、私ですか?沖波が一番って…あ、あの、私…すみません!編集
旗艦大破な、なんで私なのぉ?やぁだぁ~編集
装備・改修*5編集
装備1改修/改造きょ、強化ですね。ありがとうございます。編集
装備2この装備は…この装備なら、雲霞のような敵機にも負けません!たぶん…××編集
よぉし…この装備なら、この装備ならみんなを敵機から守れます!きっと…!××編集
これなら……敵機や敵潜から、みんなを守れます!××編集
装備3改修/改造/開発/バケツ/遠征/発見な、なぁんだ、良かったぁ…×編集
うーん、なるほど……。そうですね。××編集
その他編集
帰投司令官、あの……艦隊が、戻りました。編集
補給司令官、心づくし、感謝致します…編集
入渠(小破以下)あの…誠に申し訳ないです…少し、入渠致します…すみません…編集
入渠(中破以上)司令官、誠にお恥ずかしいお話なのですが、お風呂に……長い、お風呂に……あの……その……編集
建造完了司令官!新しい艦娘が……あ、はい!そうなんです編集
戦績表示じょ、情報ですね、司令官。沖波が、お持ちします……あぁ!編集

各ボイス項目の詳しい説明はこちらをご覧ください


時報ボイス一覧

時刻セリフ改装段階備考追加


 
 



 



追加
00司令官、あの…本日は沖波が時間をお知らせしますね。よろしく、お願いします×編集
01司令官、マルヒトマルマルです。×編集
02司令官、マルフタマルマルです。はい…×編集
03司令官、マルサン、マルマルです。えっ…淡泊すぎましたか?た、たんぱく…うーん…うーん…×編集
04司令官、マルヨンマルマルです。えっと…あっ、そう…あの…もうすぐ…朝、です×編集
05司令官、あの、マルゴーマルマルです。朝、ですね。総員起こしの準備を、します×編集
06マルロクマルマルです。艦隊、総員起こし!みなさん、朝です、朝ですから!×編集
07マルナナマルマルです。司令官、あの、ご朝食はこちらに、ご用意しました。お好きですよね?ひきわり納豆のお味噌汁です×編集
08マルハチマルマルです。司令官、今朝はどんな任務から?遠征ですか?えっ…工廠から?…本当に?あっ…はい…×編集
09マルキュウマルマルです、司令官。あの、遠征艦隊は大丈夫です。次は…あっ熊野さん!あの…おはようございます×編集
10ヒトマルマルマルです、熊野さんと司令官。熊野さん、鈴谷さん探されているんですか?いえ…今日はまだ見ていないです…×編集
11ヒトヒトマルマルです、司令官。熊野さん、サンドイッチたくさん抱えていましたね。鈴谷さんの分ですね。少し分けてくれました。×編集
12はむっはむっん…司令官、ヒトフタマルマルです。熊野さんに頂いたサンドイッチ、美味しいですね。一食浮いちゃいました。×編集
13ヒトサンマルマルです。司令…あっ長波姉さん、お疲れ様です、誰かお探しですか?あっ…いえ、私は大丈夫です×編集
14ヒトヨンマルマルです、司令官。この眼鏡、ですか?はい、お気に入りです。やはり、電探や眼鏡は大切です、本当ですよ?×編集
15ヒトゴーマルマルです、司令官。少し、甘いものが食べたい気もします。けど、ここは我慢…我慢…ですよね?×編集
16ヒトロクマルマ…鈴谷さん!さっき、熊野さんが探してましたよ。あっ会えたんですね、よかった…えっ、またはぐれた…?×編集
17ヒトナナマルマルです、司令官。鈴谷さん、熊野さんのサンドイッチ、美味しいですね。えっ毎日は嫌…?そ、そうですよね…×編集
18ヒトハチマルマルです、司令官。夕食はどうされますか?私、作ります!なにがいいですか?ステーキ?ビフテキ?×編集
19ヒトキュウマルマルです、司令官。ビフテキは…材料がなかったので、鯨のステーキにしてみました。どうでしょうか?×編集
20フタマルマルマルです、司令官。もう夜ですよね、夜戦?いえ…沖波は…×編集
21フタヒトマルマ…あっ能代さん!お疲れ様です。はい、沖波も今、頑張ってます。ご心配いただいて、すみません…×編集
22フタフタマルマルです、司令官。能代さんですか?とても親切な先輩で、優しくて…えっ神通さん?…すごいって、お話だけは…×編集
23フタサンマルマルです、司令官。本日も、たいへんお疲れ様でした。明日も…明日も頑張りましょう×編集


季節ボイス一覧


イベントセリフ改装段階備考追加


 
 



 



追加
桃の節句編集
春の訪れ編集
ホワイトデーこれ…は?チョコレートの、お返しですか?司令官、ありがとうございます!本当に、申し訳ありません、あの…編集
編集
春本番春…気持ちいい~。あ、司令官、肩に花びらが。風流ですね、ふふっ♪編集
梅雨よく降りますね。でも、梅雨って少し楽しい季節ですよね。私、好きなんです。編集
初夏編集
少し暑くなってきましたね、司令官。え、水着ですか? あ、そういうのは…沖波は…え、そんな…そ、そうですか?編集
司令官があまりにも強く仰るので、あの…買ってみたんです、水着。どうでしょう? あの…あ、あまり見ないで下さい…編集
盛夏岸ちゃん。あなた、水着はどうするの? あ……そう、そうなんだ。了解です!編集
夏祭り編集
秋ですね、読書の秋。……この季節、わたし、大好きなんです。提督は、今、何を読まれているんですか? 写真集、です、か?編集
秋刀魚岸ちゃん、朝ちゃん、準備はいいですか?三一駆、秋刀魚祭り!参加いたします!抜錨!編集
晩秋編集
ハロウィン編集
秋のワイン編集
編集
師走一年間お世話になった道具の手入れやお掃除、楽しいですね。え?司令官はお掃除、あまりお好きじゃ…ないんですか?編集
クリスマス編集
年末編集
新年編集
節分節分……え、鬼役を木曾さんが? そ、そんな。な、投げられません。む、無理です! え、えい! え、あ……ええ~!?編集
バレンタイン司令官。あの、このチョコレート…受け取って頂けませんか? あの…す、すみません! 嫌だったら、すみません…。編集

二周年記念編集
三周年記念司令官っ。三周年、おめでとうございます。沖波、お祝い申し上げます。はい。編集
四周年記念司令官、四周年、おめでとうございます。沖波、心よりお祝い申し上げますっ! はい♪編集
五周年記念司令官。あ、あの。今日は記念日ですね。ご一緒できて、よかったです。本当に……。編集
六周年記念司令官、六周年、おめでとうございます。沖波、お祝い申し上げますっ! はい♪編集
七周年記念編集
八周年記念司令官、艦隊は遂に八周年。沖波、心よりお祝い申し上げますっ! おめでとう、ございます!編集


ゲームにおいて

  • 2016年2月10日、同日開始の2016年冬イベ『出撃!礼号作戦』唯一の新規ドロ枠として先行実装。
    同E-2ボス、E-3ボスにて入手可能である。
    • 2016年10月5日のアップデートで実装された6-5にて、通常海域でのドロップが確認された
      第二期移行後も中部海域に関してはそのままなので、沖波も引き続きドロップする。
  • 2016年冬イベント開始翌日、運営から異例の早さで報酬艦の初月Zaraの担当声優が告知されたが、同じイベント実装艦でもドロップ枠のためか沖波の声優は公表されず、コンプティークの発売を以ってようやく公表された。

キャラクター設定について

  • 眉尻の上がった表情から強気な印象を受けるが、時報などのボイスを聴くかぎり真面目でオドオドした性格。
    さらに眼鏡をかけている事を忘れたりと、少し天然も入ってる。
  • 眼鏡をかけた艦娘の中でも、沖波は自身の眼鏡について言及する機会が最も多い。だからなんだって話だが
  • 時報では史実で乗員を救助した鈴谷や上司に当たる能代、同じ駆逐隊所属で姉でもある長波らが登場する。
    • 朝食に用意してくれるひきわり納豆のお味噌汁は納豆汁といい、東北の一部地域における郷土料理である。
      • 海軍で納豆汁を出していたかどうかは不明。
        ただ、各鎮守府の門前通りでは朝、納豆売りのおばちゃんが屋台を連ね、納豆や新ショウガを売っているのがお決まりの風景だった。
        お客は主に外泊帰りの下士官や古参水兵。これらを買って艦に帰り、朝食のおかずにするのである。
        代わり映えしない朝飯にもう一品ほしいというのが半分、特別品を持ち込んでちょっとした反抗心を満足させるのが半分、といった気分だったらしい。
        なお、この納豆をかき混ぜたりショウガを切って味噌を添えたりして食卓に出すのは新兵の役目。
        醤油や味噌をギンバイして常備したりヌルヌルになった食器を洗ったり結構大変だったそうだが、本人もご相伴にあずかるので不平は言いっこなしであった。
    • 熊野からサンドイッチをおすそ分けされ「一食浮いた」と話していることから、本来の昼食は間宮などで何か購入する予定だったのではないかと思われる。十中八九カレーだろう
      • 沖波とは関係ないが、この時報で鈴谷と熊野は毎日熊野お手製サンドイッチを食べている事が判明した。
    • 夕食はビフテキを作ろうとしたが材料がなかったので鯨のステーキとなっている。
      • 牛肉を使う料理を時報で提供する艦娘は複数いるので、材料は既にそちらに回されていたのだろうか?

期間限定グラフィック

  • 2016年7月15日のアップデートで、水着姿の限定イラストが実装された。

    限定イラスト:夏季限定(2016)Ver.

    限定イラスト:夏季限定(2016)Ver.

  • 2018年2月17日、冬イベント開始と同時に、【エンガノ岬決戦】差分modeが実装された。
    • 通常の立ち絵は他の限定グラフィック同様、冬イベント終了後に図鑑に格納されたものの、
      通例は併せて格納されるはずの、カード状態に加工されたイラスト及び中破立ち絵は何故か図鑑に格納されていない。
  • 2018年10月10日のアップデートで、【秋刀魚mode】が実装された。
    • ちなみに、第三一駆逐隊の仲間である岸波朝霜にも同時に秋刀魚modeグラフィックが実装されている。

    限定イラスト:秋刀魚mode

    限定イラスト:秋刀魚mode

小ネタ

略歴

略歴

19428.15舞鶴海軍工廠にて「第342号艦」の名で起工
19435.25「沖波」と命名
7.18進水
12.10竣工。舞鶴鎮守府籍となり第1艦隊第11水雷戦隊の指揮下に入る
19442.10第31駆逐隊に編入
2.26「松輸送」に従事しグアム進出
4.1能代旗艦の第二水雷戦隊に編入
6.9米潜水艦ハーダーにより轟沈した谷風の 乗員救助に当たる
6.12第3次渾作戦に攻撃部隊として参加
6.19マリアナ沖海戦
10.18捷一号作戦発動に伴い、第2艦隊の1隻としてレイテ沖海戦に参加
10.25爆発炎上した鈴谷の乗員救助
10.26第38任務部隊の艦載機の空襲を受け、至近弾で舵を損傷
10.31多号作戦第2次輸送部隊に参加
11.13マニラ湾にて空襲を受け大破着底
12.31放棄が決定し総員退去
19451.7爆破処理
1.10除籍

艦長

艦長

氏名海兵期・本籍在任期間兼任職
艤装員長牧野坦 中佐→大佐*651/愛知1943年11月06日 - 1943年12月10日
第1代1943年12月10日 - 1944年11月20日
  • 1942年度(マル急計画)仮称第342号艦として舞鶴海軍工廠で誕生した。
    • 舞鶴海軍工廠で生を受けた夕雲型駆逐艦はネームシップの夕雲をはじめとして巻波早波浜波沖波早霜の6隻。2021年5月の巻波実装で艦娘として全艦が揃った。
  • 竣工後は長波を残して戦没した第31駆逐隊に岸波朝霜と共に合流した。新生第31駆逐隊結成時点では、長波はまだラバウルで受けた損傷の修理中であった。
    • そのため元々の第31駆逐隊メンバーであった高波、大波、巻波*7、清波との面識は全く無い。
      高波が戦没した1942年11月時点で沖波は進水すらまだだったため、夕雲型が全艦そろっていた時期は無い。
  • 艦名の由来は「沖に立つ波」
    • 沖で発生する波は深海波とも呼ばれる。水深が波長の1/2より深い場合、海底の影響をほとんど受けないため、波頭が崩れない綺麗な波になる。
      なお水深がさらに深いと長波、逆に水深が浅いと磯波となる。
  • 沖波はじめ第31駆逐隊の初仕事は、陸軍第29師団の兵士と装備品を乗せた貨客船をグアム島まで護衛する「松輸送」であった。
    • 複数の米潜水艦により安芸丸は航行不能、崎戸丸は沈没という大損害を被ったが、朝霜の活躍により船団は難を逃れ、サイパンにたどり着くことが出来た。
      • このとき護衛対象の貨客船に乗っていた陸軍兵士の1人に、のちに残留日本兵として有名となる横井庄一氏の姿があった。

  • その後はトラック諸島やリンガ泊地で船団護衛に従事した。31駆は能代旗艦の2水戦に編入され、さらに戦線離脱していた僚艦の長波も復帰し、四隻が揃った。
    • 早くから陽炎型や夕雲型が揃っていたレア駆逐艦の宝庫こと第10戦隊に比べて新鋭駆逐艦の数が少なめだった2水戦だが、この頃には2個駆逐隊8隻の夕雲型と島風が揃うようになった。
      一方で戦争中盤の2水戦を支えていた24駆や27駆の白露型が相次いで戦没してしまうのだが。

    米潜水艦ハーダーとの戦い

    米潜水艦ハーダーとの戦い

    • 第三次渾作戦では米潜水艦ハーダー (USS Harder, SS-257)とガチバトルを展開した。
      • 1944年5月14日よりタウイタウイ方面で対潜警戒を開始した沖波であったが、その1ヶ月後の6月9日、付近で対潜掃蕩作戦に従事していた谷風がハーダーの襲撃により轟沈してしまう。沖波はすぐさま出動し、谷風乗員の救助に当たった。
      • 3日後、渾作戦によるビアク島救援作戦が失敗続きだった連合艦隊司令部は、ビアク方面の水上戦力排除が必要という結論に至り、大和型戦艦2隻をもって機動部隊を誘い出す作戦に出た。第3次渾作戦である。
        • 沖波は大和、武蔵を主軸とする攻撃部隊に合流し、タウイタウイを出撃した。しかし部隊が出撃する姿を虎視眈々と狙っている姿があった。3日前に谷風を葬ったばかりのハーダーであった。
        • ハーダーも大和もほぼ同時にお互いの姿を認識すると、武蔵は高角砲をハーダーの潜望鏡に向け発射、同時に沖波は部隊から分離し、35ktでハーダーに突っ込んでいった。
          1週間で3隻の撃沈成果を上げていたハーダーは沖波に魚雷で襲い掛かる、しかし3本の魚雷は僅か数mのところで全弾回避されてしまった。
          逆に沖波は谷風の仇といわんばかりの爆雷を、2時間に渡りハーダーに浴びせかけた。その結果、ハーダーは海深くへ消え去っていった。

        • ある士官の手記にはこう記されている。
          「14時00分、沖波は左舷35度、約5,000mに敵の潜望鏡を発見した。緊急信号を出すとともに左に回頭し、速度を上げ潜望鏡に向け突撃した。
          敵は大和と武蔵に気を取られているようで、こちらが接近するまで潜望鏡を5回も上げた。なのでその都度、針路を修正し、船首を潜望鏡の向きに保ち潜望鏡に肉薄した。
          敵潜は船首400mまで迫ると潜望鏡をこちらに向けた。灰白色の潜望鏡を1m以上突き出していたが、次の瞬間、敵潜は潜望鏡を引き込み、窮鼠の如く反撃に転じ魚雷二本を発射した。
          魚雷は沖波の右舷7mを平行に通過。直ちに3度にわたる爆雷攻撃に転じ、敵潜を確実に撃沈した。
          ちょうど上空を飛んできた直衛機より「今の爆雷投下見事であった」との言葉を受け、谷風の仇を討ち取ったのだ」*8

        • しかし沖波が撃沈したと思っていたハーダーは、僅かに損傷したが深深度に逃げ無事であった。
          部隊が去った後ハーダーはゆっくり浮上し、艦隊発見を司令部に打電した。
          ハーダー側の記録では、距離1,200mにて沖波に対し魚雷を3本発射、爆発音を聴取して撃沈判定。ハーダーもまた沖波を撃沈したと思っていた。*9
          なお潜望鏡の上げ下げは、手記の通り大和と武蔵に見惚れていたのではなく 沖波を引き寄せるためだったことも分かっている。
      • 沖波の活躍により、攻撃部隊は無傷のままソロン沖バチャン泊地にたどり着いた。もっともアメリカ機動部隊がマリアナ諸島へ来襲したことで渾作戦は中止、そのままマリアナ沖海戦へ突入する。

    レイテ沖海戦参加

    レイテ沖海戦参加

    • レイテ沖海戦は、第2艦隊第1遊撃部隊第1部隊(栗田艦隊)として参加する。
      • サマール沖海戦後、鈴谷が空襲による至近弾を受け爆発炎上すると、第10戦隊司令官木村進少将は乗員救助を沖波と雪風に命じ、沖波は鈴谷の警戒に加わった。
        しかし雪風は原隊復帰命令が出されており鈴谷から遠くに居たため、救助は沖波が単艦で引き受けることになった。
        鈴谷が完全に沈没した後も、波浪と空襲に悩まされつつも6時間に渡り救助活動を続けた結果、沖波は鈴谷艦長寺岡正雄大佐以下412名の救助に成功した。
        • このことによってか、沖波の戦死者慰霊碑は呉海軍墓地の鈴谷戦没者慰霊碑の傍らに建立されている。
      • しかし救援活動のため、第2艦隊本隊と離れ離れになってしまった沖波は、運悪く第38任務部隊の空襲に遭遇、至近弾で舵を損傷してしまった。
      • コロン湾への退避中、セミララ島で座礁していた早霜を発見すると、沖波は横付けして補給を行った。この時、同じく早霜の救援に向かっていた藤波が空襲に遭い轟沈する様を目撃している。

    沖波の最後

    沖波の最後

    • 1944年11月13日、沖波は次期作戦のためマニラ湾に待機していたが、そこにアメリカ第38任務部隊の艦載機が押し寄せ、激しい空襲に見舞われた。
      マニラ湾に集まっていた木曾初春、秋霜とともに甚大な被害を受けた沖波は大破着底し、とうとう力尽きてしまった。
      • 改装セリフの「雲霞のような敵機」は、彼女が最期を迎えたマニラ湾空襲の様子を指すと思われる。
      • 着底後も少数の乗組員が残っていた*10が、12月31日放棄が正式決定し総員退去となった。その後1945年1月7日に沖波は爆破処理され、艦歴はここに終了した。1月10日除籍。
      • 一方の第31駆逐隊は、長波が沖波着底2日前の11月11日にオルモック湾で戦没していたため、残りは朝霜、岸波となっていた。
        11月15日付けで朝霜が第2駆逐隊*11へ転出すると、代わりに浜波が(書類上で)編入した。その浜波も既に11月12日に座礁し、放棄された戦没艦であった。
        その結果、生きているのが岸波だけという駆逐隊となってしまった。その岸波も1ヵ月後に沈んでしまい、第31駆逐隊は1945年1月に解隊となった。
  • 健在な頃の沖波の写真は知られていない。しかしマニラ湾着底後の残骸を撮影したカラーフィルムが現存しており、YouTubeで見ることができる。
    激しく損壊してはいるものの、D型主砲や魚雷発射管などは辛うじてその形を留めていることがわかる。
    • 動画タイトルではCoron Bay(コロン湾)とあるが、マニラ湾の誤記とみられる。

  • 「沖波(おきなみ)」の艦名は初代でかつ戦後も軍艦、自衛艦継承が無く1代限りである。
    • 一方海保では、はつなみ型巡視艇「おきなみ(PC-06)」、しきなみ型巡視艇「おきなみ(PC-70:第六管区水島海上保安部)」、しまぎり型巡視艇「おきなみ(PC-84:第六管区水島海上保安部)*12」の3回採用されている。

この艦娘についてのコメント


*1 母港ボイスは各艦娘につき3つ割り当てられています。「詳細」ボイスは編成画面の「詳細」ボタンをクリックすることで聞くことが出来るボイスです。母港画面でも聞くことが出来ます。「母港3」ボイスは「母港画面でのクリック」もしくは「母港画面への遷移」でのみ聞くことが出来る、いわゆる「提督お触りボイス」です。編成画面での「詳細」ボタンでは聞くことが出来ません
*2 4つの基本ボイス(昼戦開始・昼戦攻撃・夜戦開始・夜戦攻撃)がありますが、各ボイスはその他の色々な場面でも使われます。各ボイスをどのフェーズ(航空戦/開幕雷撃/先制対潜/昼戦攻撃/各種CI...など)に割り当てるかは艦娘によって異なり、例えば開戦ボイスを攻撃でも使ったり、夜戦攻撃ボイスを昼戦でも使ったりします)
*3 「小破」ボイスの2つ目と戦闘撤退時の「旗艦大破」ボイスは共用化されています
*4 「小破」ボイスの2つ目と戦闘撤退時の「旗艦大破」ボイスは共用化されています
*5 装備ボイスは3ボイスありますが、改修/改造ボイスと共用化されています。また、ボイス3は「改修/改造」「開発」「バケツによる即時修復」「遠征出撃」「アイテム発見」ボイスと共用化されています
*6 開戦時は初春艦長。その後千島方面特別根拠地隊参謀を経て沖波に着任。彼女の着底後は海軍水雷学校の教員に転任し終戦を迎える。その他夕張の水雷長も歴任。
*7 ただし、建造中に同じ舞鶴海軍工廠で同時期に巻波が修理を受けていた。
*8 「S士官手記 史実調査部/沖波戦闘行動関係」アジア歴史資料センター Ref.C14061105600。
*9 一昨日の谷風轟沈の際と異なり、手記にあるように潜望鏡で撃沈を確認していなかった。最強潜水艦と謳われたハーダーの、数少ない慢心であった。
*10 乗組員のうち178名は陸上戦力に転用され、地獄のマニラ市街戦に投入されていった。
*11 早霜秋霜清霜の3隻で編成された第5期編成。白露型主体の第4期編成は夕立村雨の沈没、春雨の長期修理により解隊されている。なお第5期編成も、早霜が10月に座礁放棄、秋霜が沖波と同様マニラ空襲で戦没していたため、朝霜合流時点で清霜1隻だけとなっていた。
*12 PC-70退役に伴う代替として水島に転属した「せとぎり」が改名。