秋津洲改

No.250
	秋津洲 改(あきつしま)		秋津洲型 1番艦 水上機母艦
	艦船ステータス(初期値/最大値)
	耐久	36	火力	8 / 28
	装甲	-- / 42	雷装	0 / 0
	回避	35 / 64	対空	16 / 44
	搭載	3	対潜	0
	速力	低速	索敵	24 / 54
	射程	短	運	14 / 72
	最大消費量
	燃料	60	弾薬	15
	艦載	装備
	1	二式大艇
	1	25mm三連装機銃
	1	未装備
	装備不可
改造チャート
秋津洲 → 秋津洲改(Lv35)
図鑑説明
あたしが水上機母艦、秋津洲よ！ そう、大型飛行艇の運用支援や洋上補給のために建造された、飛行艇母艦。 え、迷彩が厚化粧？　ホントに失礼かも。二式大艇ちゃんはあげないからね！

※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、改造直後の値とは異なります。
最大値はLv99の時の最大値を指します。

ゲームにおいて

レベル35とやや高めのレベルで改造可。相変わらず性能面では水上艦では全艦中最弱の部類に入る。
当然レべリングも難しく大変だが、二式大艇を唯一持参するため育成の機会は多くなりがち。

基本的な性能について

• 改造によって装備スロットが3つになった。一応夜戦で主砲カットインが可能になるが、威力はお察し。
• 各スロ搭載数は相変わらず1機。
• 改造すると「二式大艇」を持ってくる。
  • 制空権確保時であれば単機で48%の確率で触接開始判定に成功するので編成によっては積んでおくと役立つかも。
    (他艦に搭載数4の二式艦偵がいれば+56%で合計で100%を超えるため確実に触接開始判定は成功する。触接成功はまた別の話だが)
  • 大型飛行艇を「装備して出撃」することができるため、熟練度上げができる。
    基地航空隊に編成する二式大艇の練度を上げておくと少しだが制空値が上昇する。基地に置きっぱなしだと練度が上げられないため、上げるには艦娘に乗せての出撃が必要。
• 改造後は装備できるものが増える。
  • 水母としては珍しく、小型ソナーが装備可能になる。
  • 熟練艦載機整備員等の航空要員も装備できるようになった。
    ただし秋津洲の砲撃能力は非常に低いため攻撃順が繰り上がるとかえって味方の足を引っ張るかも。
  • WG42も装備可能になった。大発系・特二式内火艇と合わせ、対地マップではそれなりに使えるかも。4スロ水母のが有利？そう…まあそうねえ…
  • 「大発動艇系」や特二式内火艇の装備・運用が可能となった*2。
    • これにより、遠征運用面では他の水母とほぼ同等となった。
      他の水母と比べると、燃料消費が多いが、弾薬消費が少なく、一長一短。
      水母が必須で弾薬を多く消費する水上機基地建設が主に活用出来る遠征だろう。
  • 艦艇修理施設が装備可能となり、「緊急泊地修理」により条件を満たせば出撃時の修理が可能となった。*3

他水母に比べて劣る所

• 相変わらず攻撃面ではいいところがない。
  • 甲標的が装備できないため開幕雷撃出来ないのは改造前と同じ。
  • 各スロットの搭載が1しかないため水爆装備時の攻撃面では他の水母たちと比較しても依然として後れをとっている。
    しょっちゅう撃墜されるため熟練度もすぐ下がる。
  • 素の火力が低い上に雷装値は0なので夜戦火力がまったく期待できない。
  • 素の火力が低いので上陸用舟艇による対地攻撃でも他水母に劣る。(砲台小鬼くらいなら相手取れる)
  • 火力不足のためキラ付けが不便。
• 耐久36のためワンパン大破率がかなり高い。（ケッコンか耐久改修での対策は可能）
  • 特に顕著になるのが6-4。特殊砲撃戦艦を使いたい場合は彼女が必須になるが、軽巡級や空襲はおろかイ級にボコられる事も多々あり目も当てられないような事になりやすい。

他水母に無い利点(?)

• 非戦闘艦にしては圧倒的に高い回避値を持つ。
  千歳型水母や大半の軽空母をも上回る回避である。当たらなければどうということはないかも！
  • ただし数値そのものはあまり高くは無い。他の水母にも言えるが、随伴にした時の被害は非常に出やすい。
  • 更に追い討ちをかけるように回避63(1しか変わらない)の日進が登場。あちらは非常に高い雷装や連撃可など破格の性能を持っており、
    秋津洲にとってはもはやこれすらも利点と言えるかどうかも怪しくなり、更に肩身が狭くなることに…
    • 余談だがアイデンティティだった大艇ちゃん(＝大型飛行艇)の搭載も日進は出来る。本格的にピンチかも…
• 他の水母は改装後も大型ソナー以外のソナーを装備できないが、秋津洲の場合改装後には大型含む全ソナー系が積めるようになる。
  改装後ならば入手難易度の低い装備でも爆雷×ソナーのシナジー効果を期待でき、対潜要員の一員として運用が可能。
  エリ潜ぐらいなら何とかワンパン出来る事も。頑張ればフラ潜も可。
  因みにCommandant Testeが実装されるまで大型含む全てのソナー系を装備可能なのは全艦娘中秋津洲改のみであった。
  • Commandant Testeは爆雷を装備できないため、対潜シナジーについては秋津洲が一歩先んじる。私が一番なの！？
    • 残念ながら実際の攻撃力ではスロット数差でCommandant Teste改のほうが上な場合が多い
• 2016/05/02より水上戦闘機の熟練度ボーナスが強化。
  1スロットあたり制空値+25を秋津洲にも仕込めるようになりあきつ丸改のような制空補助が可能に。
  飛行艇による触接も制空優勢以上が前提なのでこの変更は秋津洲にとっても大きな進歩である。
  もっとも、これも他の水母全体に言える話なので、水母内での相対的な地位向上にはあまり貢献しない。
  • なお熟練度最大のRo.44を3機積んだ場合の制空値は瑞穂/千歳型(甲)/秋津洲でそれぞれ94/92/81となる。二式水戦改を3機なら103/99/84。
  • 搭載数が1のため、仕様上割合撃墜(少数切り捨て)しか受けない水上戦闘機を積んだ際に絶対に被撃墜が出ずボーキが減らない。
    • 機数減少による制空値の低下を計算に入れる必要がないものの、他水母はそもそも秋津洲の制空値を下回ることがないため純粋なメリットとは言い難い。
      ボーキの消費をいとわないのであれば素直に他水母に水上戦闘機を積めば良い。
      デイリーやイベントの周回時にボーキの消費が気になる場合には制空補助としての起用も考慮に入れても良い(燃料消費量が多くなる不利面もあるが)。
    • 航空戦撃墜がない二式大艇や水偵を積んだ場合もボーキ消費が出ない。ただし索敵機未帰還になる場合があるので注意。
• 6-4で指名でルート固定要員になっている。
  秋津洲がいないときよりも編成条件が緩くなるほか、制空要員ないし対地攻撃要員も担えるため道中大破しなければかなり活躍する。今こそ秋津洲流戦闘航海術実践の時…！
• 緊急泊地修理ができる。他水母どころか明石以外で可能なのは秋津洲だけである！後方支援とかならばっちりかも？
  • 明石は戦闘機を装備できないため、制空権に寄与しながら緊急泊地修理もできるのは唯一秋津洲だけである。
  • 修理能力自体は明石の方が上。
• さらに緊急泊地修理マスを通るためのルート条件に含まれている模様。
  • なんと19秋イベE6では緊急泊地修理マスを通るルートがショートカットで戦闘マスを回避できたため、艦艇修理施設や水戦やダメコンを載せて引っ張りだこであった。

レベリングについて

• ちとちよと比べると、手数等で見劣りするためレベルの上がり方は劣る。
  自己申告の通り戦闘艦艇では無いので、演習機会の有効活用や強力な僚艦の手配を。
  • もっとも同じく戦闘艦艇ではない明石と違い対潜レベリングが可能なので、通常海域なら1-5あたりで固定しつつやるのが一般的。
    • 7-1も候補か。ただし艦種のせいでボス確定ではない事に注意。
  • 水母という艦種を活かせば、5-2-1レベリングも可能。旗艦MVPを確定で取れるが、元の能力が足を引っ張り時々被害が出るため一長一短。
    装備の用意(「12cm30連装噴進砲改二」を3つ載せる等)、または補強増設で4スロットにすることが出来れば、対空噴進弾幕発動率を100%にすることは十分可能*4。
    • 噴進弾幕を使わないパターンの場合、水戦で制空を取ってもボーキ消費が出ないという特性も活用できる。
      この場合は編成人数を増やし輪形陣や警戒陣でかばってもらうのが良い。

純粋な対潜要員としてのみ考えた場合

• 低速の軽巡洋艦に近い変わった立ち位置である。但し本業の駆逐艦や軽巡洋艦の威力には到底及ばない。
  • 第一期では1-5の固定要員として採用するという手もあったが、第二期では空母系が必須では無くなり、秋津洲を採用するメリットが殆ど無くなってしまった。
  • 軽空母との比較で、砲戦の戦列から中破で脱落しないところも大きな相違点として挙げられる。
    彩雲でT字不利を引かない代わりに中破したら置物の軽空母と、T字不利の可能性と引き替えに中破してもある程度攻撃可能な秋津洲改という関係。
    どっちみちS勝利は運任せなので、対潜装備拡充による地道な戦力底上げが共通して重要。
• 水上機母艦は航空機を使って爆雷を投射する艦種であることに注意。
  ソナーと爆雷だけでは対潜攻撃が出来ず、大型飛行艇か水上爆撃機が別途必要。ただし飛行艇の対潜値は対潜威力に乗らない。
  • 各スロットの搭載数が1機のみなため水上爆撃機は全滅し易い。
    潜水艦しか出てこないなら問題にならないが、水上艦がいると撃墜されて対潜攻撃能力まで喪失する恐れがある。
    そのような場合は制空権争いや爆撃に参加しない大型飛行艇を搭載しよう。
    対潜威力は瑞雲より劣るが置き物になるよりはマシである。
  • ただし、航空戦に参加しない二式大艇ではあるが、偵察フェーズで「索敵機未帰還」になり、やはり対潜攻撃が出来なくなる場合がある。
    敵編成に空母が有り味方に空母が無い状況で起き易い。
    • なおバグか艦種特性かは不明だが秋津洲に限らず水上機母艦の場合、水偵のみ搭載し、艦隊で他に航空機を運用しない状況を作ると偵察機や二式大艇が未帰還機となってしまっても母港に戻るとなぜか復活する。
      熟練度も減少しない。
      水上爆撃機と水上偵察機を混在させた状況ならばそうした謎現象は発生せず、偵察機未帰還になれば母港でも損失している。
      二式大艇を載せた　→　なぜか対潜攻撃しない　→　母港に戻ると搭載数1のまま熟練度もそのまま　→　？　の原因はこの仕様。
  • 水上爆撃機や大型飛行艇による対潜攻撃は熟練度が乗るという地味な特徴があり、クリティカルヒットを心持ち引きやすい。
    どこに乗せても搭載数は一緒なので第1スロットに置いておくと1スロボーナスが得られてお得。

その他

• 二式大艇の本領(?)K作戦こと6-3で水母枠として組み込むこともできる。二式大艇での資源探索も可能。見つけたかも！
  装甲が低く、大破もしやすいが、旗艦に置けばそこまで狙われないので、秋津洲を好きな提督は入れてみても良いかもしれない。
  • ただしその分難易度は大幅に上がるので覚悟が必要。他の水母では頑張れば夜戦で重巡や戦艦も倒せるが、秋津洲はT字有利を引かなければ駆逐艦すらまともに倒せない。

まとめ

• 実装以来、色々とテコ入れはされているものの相変わらず攻撃面では他水母を上回る点がほぼない。
  単純性能は如何ともしがたいので、秋津洲にできることを認識し、編成の隙間を縫って活用できるところを見出したい。
  • 水上機母艦という艦種を投入できるところは意外と多いので、この点は恵まれている方である。
• 持参する二式大艇は主に基地航空隊で需要が高く、「大艇ちゃんの方が本体」なんて言われてしまうことも…。
• 最近は6-4や泊地ルート等で秋津洲そのものが要求されるシーンがいくらか見られるようになってきている。
  もちろん他艦による役割代替が可能なケースは多いが、秋津洲は水上機母艦であることから水戦による制空補助、上陸艇によるオマケな対地攻撃、ある程度の対潜攻撃が可能であり、
  ルート固定ついでにサポート艦の役割を引き受けることができる。
  自前の回避値と水母ならではの対空噴進弾幕による生存力の高さはサポート艦の中でも特筆できる。
  艦隊育成に余裕があれば地道にLv上げをしておくと役に立つことがあるかもしれない。

性能比較(艦船最大値/水上機母艦上位早見表/テーブルより転送)

小ネタ

• 改造前後におけるイラストの変更点は、左腕の21号電探を模した腕章と、クレーン横の25mm三連装機銃の追加。
• 最終時は対空装備の強化として25mm連装機銃×2から25mm三連装機銃×6・25mm単装機銃×3に換装していた。
• 史実では大艇のほかに艦載水雷艇も搭載したことがある。

• 時報も追加された。
  • 朝昼夕と食事を用意してくれ、なんとおやつも用意してくれる。美味しいようで提督の反応も上々な様子。
    水上機母艦の面目躍如といったところだろうか。
  • 22時の時報によると、某水雷戦隊の艦娘某夜戦忍者の騒ぎには、ついに提督も諦観し始めたようだ。

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