No.389 | ||||
---|---|---|---|---|
L.d.S.D.d.Abruzzi (アブルッツィ) | L.d.S.D.d.Abruzzi級 1番艦 軽巡洋艦 | |||
艦船ステータス(初期値/最大値) | ||||
耐久 | 37 | 火力 | 27 / 51 | |
装甲 | 33 / 51 | 雷装 | 20 / 66 | |
回避 | 34 / 64 | 対空 | 20 / 60 | |
搭載 | 6 | 対潜 | 20 / 39 | |
速力 | 高速 | 索敵 | 12 / 41 | |
射程 | 中 | 運 | 20 / 88 | |
最大消費量 | ||||
燃料 | 40 | 弾薬 | 50 | |
搭載 | 装備 | |||
2 | 152mm/55 三連装速射砲 | |||
2 | 未装備 | |||
2 | 未装備 | |||
装備不可 | ||||
改造チャート | ||||
L.d.S.D.d.Abruzzi → L.d.S.D.d.Abruzzi改(Lv45) | ||||
図鑑説明 | ||||
ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級軽巡洋艦、アブルッツィです。 ごめんなさい、名前が長くって。最新鋭のこの体、火力も演技も自信があるんです、私。 戦いが終わった後、女優として映画にも出演したんです。観てくれました? 提督、どうぞよろしくお願いしますね。 |
※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。
CV:森山由梨佳、イラストレーター:じじ
定型ボイス一覧
イベント | セリフ | 改装段階 | 備考 | 追加 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
未 改 造 | 改 | 追加 | ||||
入手/ログイン | Buongiorno*1! イタリア生まれの新鋭軽巡洋艦ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィです。 長いですよね?私、アブルッツィで構いません。提督、妹共々、どうぞよろしくご指導ください。 | ◯ | × | 編集 | ||
Buongiorno*2! イタリア生まれの新鋭軽巡洋艦ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィです。 ふふっ、提督。アブルッツィでいいのよ。妹共々、引き続きどうぞよろしくご指導くださいね。 | × | ◯ | 編集 | |||
母港*3 | 編集 | |||||
母港1 | 詳細 | 私で、いいの? 了解です。 | ◯ | ◯ | 編集 | |
母港2 | 詳細 | 妹ですか? あの子ったら……。いつもすみません。 | ◯ | × | 編集 | |
亡命の巡洋艦ですって?あら、素敵な称号ね。ね、ガリバルディ、あなたはどう思う?……ガリィ?……眠っちゃったの? | × | ◯ | 編集 | |||
母港3 | あ……この右のピアスですか? これは、妹と……そう、二人で分けたんです。ふふっ。……え……おかしい、ですか? ……そうですか、よかった。 提督、私達姉妹、がんばります! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
ケッコンカッコカリ | ごめんなさい、私、妹と…… え、それでも、それでも提督は、私を…? ありがとうございます、提督。 私、この栄誉、謹んでお受けします! ええ… 喜んで! | ◯ | 編集 | |||
ケッコン後母港 | 提督、私の今日のお肌のつや、どう? …そう、ですか?良かった… あなたと一緒だから、かしら。ふふふっ。 | ◯ | 編集 | |||
放置時 | 妹は……Garibaldiはちゃんとやっているかしら。……きっと大丈夫ね、あの子のことだし……ね? | ◯ | ◯ | 編集 | ||
編成出撃 | 編集 | |||||
編成 | 艦隊、出撃します! 巡洋艦Abruzzi、抜錨! 皆さん、続いて下さい! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
出撃 | 旗艦、私、Abruzziが預かります! 艦隊、前へ! 出撃します! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
開戦・攻撃*4 | 編集 | |||||
戦闘1 | 昼戦開始 | 皆さん、ご用意を。敵を捉えました。交戦開始です! | ◯ | ◯ | 編集 | |
戦闘2 | 昼戦攻撃 | やりましょう! | ◯ | × | 編集 | |
どきなさい、私とガリィの前から! | × | ◯ | 編集 | |||
戦闘3 | 夜戦開始 | 追撃します。艦隊、増速! 突撃します! | ◯ | ◯ | 編集 | |
戦闘4 | 夜戦攻撃 | こちらで如何でしょうか! | ◯ | ◯ | 編集 | |
戦闘時ステータス*5 | 編集 | |||||
小破 | きゃあぁぁっ! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
中破/大破 | ふわあああっ!? 私、顔とかは……もう、許しませんよ! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
轟沈 | 冷たい…。はぁ……ここで、私が沈むのですね…。Garibaldi…ごめんね。 私…先に…はぁ…。ごめんね… | ◯ | 編集 | |||
戦闘終了*6 | 編集 | |||||
勝利MVP | Grazie*7! 皆さん、ありがとうございます。この栄誉、私、謹んでお受けします! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
旗艦大破 | やだ、顔が? もう、やめて下さい! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
装備・改修*8 | 編集 | |||||
装備1 | 改修/改造 | 素敵ですね。 | ◯ | ◯ | 編集 | |
装備2 | いい感じですね。妹にも似合いそう。 | ◯ | × | 編集 | ||
いい感じ。どう? ガリィ、似合う? | × | ◯ | 編集 | |||
装備3 | 改修/改造/開発/バケツ/遠征/発見 | 素敵です。 | ◯ | ◯ | 編集 | |
その他 | 編集 | |||||
帰投 | 艦隊、戻りました。ご報告です。 | ◯ | ◯ | 編集 | ||
補給 | 素敵ですね、Grazie! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
入渠(小破以下) | 私、先にシャワーを……んっ、ありがとうございます。 | ◯ | ◯ | 編集 | ||
入渠(中破以上) | 申し訳ありません。変なとこ、噛みつかれてしまって。 | ◯ | ◯ | 編集 | ||
建造完了 | はい、新艦艇が就役します。 | ◯ | ◯ | 編集 | ||
戦績表示 | 情報ですね、了解しました。お持ちします。 | ◯ | ◯ | 編集 |
時報ボイス一覧
時刻 | セリフ | 改装段階 | 備考 | 追加 | |
---|---|---|---|---|---|
未 改 造 | 改 | 追加 | |||
00 | ちょうど日付が変わりました。提督、本日の秘書艦業務は、私にお任せください。 | × | ◯ | 編集 | |
01 | 提督、マルヒトマルマルです。お知らせします。 | × | ◯ | 編集 | |
02 | 提督、マルフタマルマルです。お知らせしますね。 | × | ◯ | 編集 | |
03 | 提督、マルサンマルマルです。お休み、されていますか? ……毛布、持ってきますね。 | × | ◯ | 編集 | |
04 | もうすぐ朝……。起こして差し上げた方がいいかしら? 時間は……マルヨンマルマル。 もう少し、いいわよね♪ | × | ◯ | 編集 | |
05 | 提督、マルゴーマルマル。朝です、起きて。 ……テートク♪ お・き・て♪ ふふっ、はい、おはようございます。Buongiorno! | × | ◯ | 編集 | |
06 | 皆さん、マルロクマルマル、朝です! Buongiorno! 総員、オコーシ! 艦隊の皆さん、朝でーす!提督、今日も頑張っていきましょう。 | × | ◯ | 編集 | |
07 | 提督、マルナナマルマルです。ご朝食はこちらに。Abruzzi特製ビスケットにフルーツヨーグルト、そして、淹れたてのCaffè Latte*9。どうぞ♪ | × | ◯ | 編集 | |
08 | 提督、マルハチマルマルです。Caffè Latte、おかわりはいかがですか? はい、お持ちします。 | × | ◯ | 編集 | |
09 | 提督、マルキュウマルマルです。ああっごめんなさい、身支度に時間がかかってしまって。これから外出用のお化粧なんです♪ | × | ◯ | 編集 | |
10 | 提督、ヒトマルマルマルです。お待たせしました。お昼のお弁当も作っておきました、楽しみにして。うふふっ♪ | × | ◯ | 編集 | |
11 | 提督、ヒトヒトマルマルです。えっ、長いお化粧ですか? ごめんなさい、私、一応女優なので。何に出たって? 映画です、え・い・が。うふふ♪ | × | ◯ | 編集 | |
12 | 提督、ヒトフタマルマル、お昼の時間です。さあ♪ 私、Abruzzi特製お弁当、召し上がって! まずこのPasta、冷めでもおいしいです!今日はBianco*10よ。 | × | ◯ | 編集 | |
13 | ワインもあけますね。白でいいかしら?生ハムとチーズ、Grissini*11もたっぷり。あら、いい飲みっぷり♪ さすか提督! さあ、もう一杯どうぞ。フルーツも召し上がります? | × | ◯ | 編集 | |
14 | 提督、ヒトヨンマルマ……あら、Zaraさん、Polaさん!ごきげんよう♪ ご一緒します? えっ? あらっ……こんな時間。いけない……提督、そろそろ艦隊運用と参りましょう。 | × | ◯ | 編集 | |
15 | 提督、ヒトゴーマルマルです。えっ、私の出演した映画の話ですか? そうですね……私は、戦艦を演じさせていただきました。ええ、オファーがあって。 | × | ◯ | 編集 | |
16 | えっ、戦艦Italia? Roma? ふふ、違います。私の役はイギリス戦艦。 「なんで」ですって? ううん、なんででしょう……あっ、時間は今、ヒトロクマルマルを過ぎたところです。 | × | ◯ | 編集 | |
17 | 提督、ヒトナナマルマルです。見て、夕日が綺麗♪ この地の夕日も素敵です。 地中海の夕日も素敵なのよ。いつか、提督とご一緒に……えっ、今から? はい、喜んで。 | × | ◯ | 編集 | |
18 | 提督、ヒトハチマルマルです。夕食の準備を取り掛かりましょう。今日は妹にも手伝ってもらいましょう、呼んできますね。えっ、なんでここに? どうして? | × | ◯ | 編集 | |
19 | まぁ~細かいことはいいわね。ガリバルディ、Acqua pazza*12作るの、手伝って。あら、手際がいいわね。えっ、時々作ってる? どこで? ここで?! どうしてぇ? | × | ◯ | 編集 | |
20 | そう、この残ったスープにパンを浸して。提督、私のAcqua pazzaの食べ方、よくご存知ですね。 えっ、妹が……? なんで? あっ、時間はフタマルマルマルだけど……。 | × | ◯ | 編集 | |
21 | 少し酔ってきたわ……。う~ん、Grecale、どうしたの? あなたが三人に見えるわ……。 時間は……フタヒトマルマル。 なんだ、まだそんな時間~。ワイン、もう一本あけましょう♪ | × | ◯ | 編集 | |
22 | うん、誰……? 今日は提督室にいろいろな子が来るわね~。 あなた……あなたは確か……ズイカーク? あぁ、知ってるわ~。 あなたも映画女優なのよね? ま、座って。飲みましょう~一緒に! | × | ◯ | 編集 | |
23 | フタサン……マルマル……。 あれ、どうして……? 頭が痛いわ……飲み過ぎ? 私が? そんなこと……あっ、お水ありがとう。 んぐ……んぐ……はぁ~生き返った! えっ、私、酔ってた? うっそ、そんなこと! もう大丈夫です、提督! | × | ◯ | 編集 |
季節ボイス一覧
季 節 | イベント | セリフ | 改装段階 | 備考 | 追加 | |
---|---|---|---|---|---|---|
未 改 造 | 改 | 追加 | ||||
春 | 桃の節句 | 編集 | ||||
春の訪れ | 編集 | |||||
ホワイトデー | 提督、ガリィ、Grazie*13! です。お返しも嬉しいものね、素敵です。また来年も、……来年はどんなものにしようかしら。楽しいわね、ふふっ。 | ◯ | ◯ | 編集 | ||
春 | 編集 | |||||
春本番 | 編集 | |||||
夏 | 梅雨 | ガリィ、その魔除けの人形のようなものは、なあに? ……ん? テルテル……ボーズ? あ、不思議なものね。姉妹の、魔除けになるの? そう。私も、作ろうかしら。 | ◯ | ◯ | 編集 | |
初夏 | 編集 | |||||
夏 | 編集 | |||||
盛夏 | 編集 | |||||
夏祭り | 編集 | |||||
秋 | 秋 | これが、鎮守府秋マツーリ? 素敵な感じね。日本の珍しい食べ物がいっぱい……。不思議な匂いだけど、美味しそう。ガリィ、何から頂く? まず、ワイン? | ◯ | ◯ | 編集 | |
秋刀魚 | Sanma? サンマって? ……あ、お魚なのね? パスタにも合うの? ワインにも? ……素敵。じゃあ頑張らないといけないわ。ガリィ、頑張りましょう! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
晩秋 | 編集 | |||||
ハロウィン | 編集 | |||||
秋のワイン | 編集 | |||||
冬 | 冬 | 編集 | ||||
師走 | 編集 | |||||
クリスマス | 提督。この格好は、どうかしら。少し、やりすぎたかしら? ……そう、ですか? | ◯ | ◯ | 編集 | ||
なら良かった。ね、提督。今年のクリスマスは、一緒に楽しみましょ? うふふふっ。 | ◯ | ◯ | 編集 | |||
年末 | 大掃除……そうなんですね、年末の大切な行事なんですね。提督、何からすればいいかしら。私、お掃除はあんまりしたことがなくて……。え? 鳳翔さんに聞くといい? | ◯ | ◯ | 編集 | ||
新年 | 提督、ガリィ、新年あけましておめでとうございます。新年も勿論、ワインで乾杯しましょう! 白? 赤? どちらを開けますか? ……両方? いいわねぇ。 | ◯ | ◯ | 編集 | ||
節分 | これがセッツブー、楽しそうね。鬼役にこの豆をぶつけるのね。私たちの鬼は……潜水艦? あら逃げた。仕方ない、Grecaleでいいかしら。行くわよ~、えいっ。 | ◯ | ◯ | 編集 | ||
バレンタイン | あら。ガリィ、ありがとう。私もちゃんと用意してあるのよ。提督とガリィ、ズィカーク、あなたの分もあるわ。え? 遠慮しないで。さ、どうぞ。 | ◯ | ◯ | 編集 | ||
周 年 | 二周年記念 | 編集 | ||||
三周年記念 | 編集 | |||||
四周年記念 | 編集 | |||||
五周年記念 | 編集 | |||||
六周年記念 | 編集 | |||||
七周年記念 | 提督、ガリィ、艦隊は今年で七周年だそうです。お祝いね、ワインを開けましょう! 赤? 白? ……ああそうね、Spumante*14もいいわね! そうしましょう! | ◯ | ◯ | 編集 | ||
八周年記念 | 提督、ガリィ、艦隊は今年で八周年だそうです。お祝いね、今年もワインを開けましょう! 赤? 白? ……そうね、赤と白とSpumante! そうしましょう! ねっ! | ◯ | ◯ | 編集 |
ゲームにおいて
- 2019年8月31日、2019夏イベント「欧州方面反撃作戦 発動!「シングル作戦」」でE-2の突破報酬として実装。
- 先に実装されていたG.Garibaldiの姉である、L.d.S.D.d.Abruzzi級のネームシップ。海外艦で姉妹艦が全て揃ったのはこれが初。
キャラクター設定について
- 妹とは対照的に大人びたお嬢様的な性格。一人称は「私」
- 妹のG.Garibaldiのことは「ガリィ」と呼ぶ。
- 後述の通り退役後に映画出演をしたことから、女優を自称し、顔への砲撃を嫌がっている。きゃあっ、顔はやめて…
- しっかり者に見えるがワインには目がないようで、期間限定ボイスでは何かとワインを飲もうとする。
とはいえどこかのアル重ほどの頻度ではないのでご安心を。 - 妹と同じく、中破すると変なところを噛みつかれてしまう。一体どこなんですか
- なお、公式からは「姉バルディ」「アブ姉さん」と呼ばれている。
期間限定グラフィック
- 2022年12月6日のアップデートにて、「艦娘【Xmas】mode」が実装された。
- 女優を自称するだけあって、胸元や脇が開いた赤いドレスがとても似合う。
- 中破でもドレスは破れず、アブ姉の太ももがちら見する程度。
運営の心の声に「"謎の勝負"は…引き分け」とあるが、引き分けじゃなかったらどうなっていたのだろうか……。
限定グラフィック:Xmasmode
小ネタ
略歴
1933 | 12.28 | ラ・スペツィアのOTO社で起工。なお命名元のアブルッツィ公は同年3月18日にイタリア領ソマリランド(現ソマリア南部)のジョハールで死去している。 |
---|---|---|
1936 | 4.21 | 進水 |
1937 | 12.1 | 竣工 |
1939 | 4. | カブール級戦艦2隻、ザラ級4隻、ガリバルディらと共にアルバニア占領に参加。 |
1940 | 6.10 | イタリアが対英仏宣戦布告。開戦時はタラント拠点の第1艦隊、第7巡洋艦戦隊にアブルッツィと共に所属。 |
7.9 | カラブリア沖海戦に参加 | |
8.29 | 9.5 | 英ハッツ作戦の迎撃に参加するも、荒天により英船団を捕捉できず。 | |
11.11 | タラント空襲に遭遇 | |
1941 | 3.27 | .29 | ガリバルディ、護衛の駆逐艦2隻と共にマタパン岬沖海戦に参加するが、護衛駆逐艦の機関不調により戦線離脱を余儀なくされる。 |
8. | ミンスミート作戦*25の迎撃にリットリオらと共に参加するも、英艦隊と会敵できず帰投 | |
9.24 | ハルバード作戦の迎撃に参加するも、英船団に会敵できず帰投 | |
11.21 | リビア行きの船団の護衛に参加中、英雷撃機の夜襲により艦尾を損傷。船団はタラントに引き揚げた。 | |
1942 | 8. | 11. | ハイファの英艦隊に睨みを利かせるべく、ギリシャのナバリノ(現:ピュロス)にガリバルディと軽巡ダオスタ、駆逐艦4隻と共に移動。 |
その後1942年末からジェノヴァで大規模な改装に入る。改装でドイツ製のFu.Mo 21/39レーダーを装備 | ||
1943 | 9.8 | イタリアの休戦に伴いガリバルディ、ダオスタ、水雷艇リブラと共にジェノヴァから出港、ラ・スペツィアの艦隊と合流する。 |
9.9 | ドイツ空軍機の攻撃により戦艦ローマが爆沈、リットリオが大破するも、アブルッツィ共々難を逃れ、マルタ島へ向かう。 | |
10.27 | 11.23 | ダオスタと共にタラントを出港、フリータウンに向かう。 | |
11.29 | ダオスタと共にフリータウンを拠点に大西洋哨戒を5度行う。 | |
1944 | 2. | |
4.16 | 4.29 | フリータウンを出港、タラントに帰投する。 | |
以降は終戦まで地中海で兵員輸送と練習艦任務に従事。パリ条約締結後は新生イタリア海軍に所属する*26。 | ||
1946 | 6. | 王政廃止により国外追放処分となったサヴォイア家の一族を亡命先へ輸送 |
1951 | . | 大規模改装を実施、イギリス製のSK42型対空レーダーの搭載*27やボフォース40mm機銃の搭載など対空火器を刷新。 この改装ではボイラーを2機撤去し速力が28ノットに低下している。 |
1953 | . | |
1954 | 10.26 | トリエステ自由地域における米英軍管理地域のイタリア編入に伴い、グレカーレらと共にトリエステへ入港。 |
1956 | . | 戦艦アンドレア・ドーリアの退役に伴い艦隊旗艦を継承、イタリア海軍旗艦に。 |
1961 | . | 旗艦の座をガリバルディに譲り退役*28。 |
5.1 | 除籍。その後解体される。 |
- イタリア海軍が建造したルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級軽巡洋艦の1番艦。
- 艦級名の英字表記は「Luigi di Savoia Duca degli Abruzzi」。略してもなお長い。あまりの長さに当のイタリア海軍でも「ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級」と略されているほど。
- アメリカ軍が戦中に作成した識別表ではガリバルディ級となっている。
- "di"は英語の"of"、"degli"は"of the"の意味、"Duca"は公爵*29のことで、アブルッツィ公爵サヴォイア家のルイージの意味となる。イタリア王族で登山家・探検家として著名な人物である。貴族の正式な名乗りは長いのだ。なお元ネタはもっと長い。
- 父は初代イタリア国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の次男アメデーオで、スペインより国王に推戴された人物。スペイン国王在任中に同国の首都マドリードでルイージは生まれた。が、アメデーオの立場は不安定で、政争に疲れたアメデーオは、ルイージの誕生の2週間後に国王を退位し、家族とともにイタリアに帰った。
- 登山家としては、世界第2位の高峰にして今なお登頂最難関と言われる「非情の山」・K2の初登頂に挑んだ人物として知られる(1909年)。この時は標高6,250メートル付近に到達したところで断念、撤退となった。
しかしそれから45年後の1954年、彼がルートとして選択した南東稜からイタリア隊が初登頂に成功する(イタリア隊による唯一の8000m峰初登頂)。以後南東稜はこのルートを切り開いた彼にちなみ「アブルッツィ稜」と呼ばれ、標準的な登頂ルートとされている。とは言え、この登山ルートですらエベレスト登頂より遥かに難しいと言われる。数多の登山家を死に追いやった「非情の山」の名は伊達ではないのだ。 - 登山家としての功績があまりにも有名だが、海軍軍人としても知られている。第一次世界大戦開戦時にはイタリア艦隊を率いており、Conte di Cavourを旗艦としていた。
- アブルッツィ公の血筋であるイタリア王家(サヴォイア・カリニャーノ家)と親戚筋にあった人物として「オイゲン・フォン・ザヴォイエン」(Prinz Eugenの命名元の人物)がいる(こちらはフランス絶対王政期に活躍したカリニャーノ家の分家「サヴォワ・ソワソン伯家」の血筋)
- なお、「アブルッツィ」自体はイタリア中部・アドリア海沿いの地名(アブルッツォ州)が元である。貴族に対する呼びかけで地名部分のみを言うことはあまりなく、ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ(アブルッツィ公)か単にドゥーカ(公)のように呼ぶのが普通である。
- 艦級名の英字表記は「Luigi di Savoia Duca degli Abruzzi」。略してもなお長い。あまりの長さに当のイタリア海軍でも「ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級」と略されているほど。
- イタリア海軍が建造した条約型軽巡洋艦の最終発展型。
- イタリア海軍の仮想敵であるフランス艦隊は、強力な「超駆逐艦」を多数整備しており、これに対抗するためイタリア軽巡は敢えて防御を抑えて高速に重点を置いた(火力は巡洋艦なので、さすがに超駆逐艦は圧倒できる)。
- 一連の軽巡洋艦はコンドッティエリ(傭兵隊長)型*30と呼ばれ、改良を重ねながら整備を進めていった。その第5陣が本級である。
コンドッティエリ型一覧
- アルベルト・ディ・ジュッサーノ級…4隻
第1陣。イタリアが第一次大戦後に建造した軽巡。基準排水量5,200トン。152mm砲8門、533mm魚雷4門。- 3番艦のバルトロメオ・コレオーニは1938年から39年まで、極東におけるイタリアの利益の保護活動に従事。日本にも来航している。
- ルイージ・カドルナ級…2隻
第2陣。ジュッサーノ級の小改良版。基準排水量5,316トン。152mm砲8門、533mm魚雷4門。- これらの6隻は設計はジュゼッペ・ヴィアン及びジュゼッペ・ロタ技師による。軽量小型の船体に重装備を施した結果、復元性や航洋性に欠ける代物となってしまった。
- また、周辺国に大型軽巡が跋扈するようになると防御の不足も問題視されるようになり、日本の5500t級のように防空巡洋艦への改装計画が持ち上がったが予算の都合により実現しなかった。
- ライモンド・モンテクッコリ級…2隻
第3陣。船体をこれまでの物よりも拡大し、復元性、航洋性、防御力を強化。基準排水量7,550トン。152mm砲8門、533mm魚雷4門。- これ以降のコンドッティエリ型の設計は、ウンベルト・プリエーゼ技師が担当する事になる。
技師の設計したライモンド・モンテクッコリ級は、ルイージ・カドルナ級までの欠点である復元性、航洋性の悪さを克服し、船体の拡大によって砲の安定性も向上させた。
この成功は技師の名声を高める物となった。 - ソ連のキーロフ級巡洋艦は本級を設計のベースとしている。
- ネームシップのライモンド・モンテクッコリは1937年から極東で活動し、日本の横浜、神戸、長崎などを訪れている。
- これ以降のコンドッティエリ型の設計は、ウンベルト・プリエーゼ技師が担当する事になる。
- エマヌエレ・フィリベルト・ドゥーカ・ダオスタ級…2隻
第4陣。船体をさらに拡大、防御に加え魚雷を連装2基から三連装2基に強化。基準排水量8,450トン(ダオスタ)。152mm砲8門、533mm魚雷6門。- 2番艦「エウジェニオ・ディ・サヴォイア」の艦名はPrinz Eugenと同じ「オイゲン・フォン・ザヴォイエン公」に由来する。
- ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級…2隻
第5陣。本艦はこのクラスである。船体は1万トン近くにまで拡大され、主砲もそれまでの152mm53口径砲から、152mm55口径連装砲塔と三連装砲塔の混載になる。- 魚雷はこれまでと同じ533mm三連装魚雷発射管を両舷に1基ずつ配置し、対空兵装は100mm連装高角砲を4基8門、37mm連装機銃が4基、13.2mm連装機銃が4基であり、さらに1942年以降は20mm単装機銃10基が増設されている。
- 防御も大幅に強化され、各所に100mm以上の重装甲が施された。
- 側舷防御は特徴的で、外板に30mm、内部は100mmの装甲は内側にくぼむ様に配置されるという空間装甲となっている。
- アルベルト・ディ・ジュッサーノ級…4隻
- 本級の基準排水量は1万tに迫り、重巡である青葉にも匹敵するものとなった。10門の152mm砲と、軽巡としてはかなり有力な防御*31もあって、日米英の大型軽巡にも対抗し得る強力な巡洋艦と評された。
- 船体については同国のザラ級重巡とほとんど変わらない大きさである(イラストレーターであるじじ氏による解説)。
ただし、ザラ級の方が重巡としてはやや小さめであるのだが。(船体をコンパクトに切り詰めて防御重量を捻り出す設計)
- 船体については同国のザラ級重巡とほとんど変わらない大きさである(イラストレーターであるじじ氏による解説)。
- アブルッツィ級の後には、その改良型としてコスタンツォ・チャーノ級が第6陣として計画されていたが、第二次大戦により実現しなかった*32。
- 同級2隻は1939年と1940年にそれぞれ承認された。基本的なスペックはほぼ同等だが高角砲を90mm単装高角砲8基8門に、艦橋がLittorio類似の塔状構造に変更する等の改良が加えられている。
- なお1939年は第二次大戦勃発の年であるが、イタリア海軍はこの年、タイから受注したタクシン級軽巡*332隻や小型巡洋艦カピターニ・ロマーニ級12隻を一斉に起工する等、造船能力の限界近い大量の仕事を抱え込むこととなった。このため手のかかる大型軽巡はどうしても優先順位が後回しになり、最終的に計画中止となった。
- 結果的に後継となったカピターニ・ロマーニ級は、コンドッティエリ型が1万トン級まで大型化し当初のコンセプトからかけ離れてしまった事から、再度本来のコンドッティエリ型への回帰を目指したものである。駆逐艦を確実に凌駕し、かつ巡洋艦には最低限対抗できる程度に武装を妥協し、小型化による量産性で性能を補うという設計で、設計のベースはイタリア生まれのТашкентであり実質的には「超大型駆逐艦」であった。やがて開戦に伴い巡洋艦の建造はこちらに絞られることになったのである。
- 同じころ、伊軽巡の対抗目標であり続けたフランスの「超駆逐艦」も、改良と強化の末、小型巡洋艦レベルまで大型重武装化したMogador級に発展していた。
カピターニ・ロマーニ級とモガドール級は類別こそ巡洋艦と駆逐艦で違えど、その武装はほぼ同等であった。ここに「最低限の巡洋艦」と「大型駆逐艦」は同じ場所に辿り着いたのである。
- 同じころ、伊軽巡の対抗目標であり続けたフランスの「超駆逐艦」も、改良と強化の末、小型巡洋艦レベルまで大型重武装化したMogador級に発展していた。
- 1962年、アレクサンドリア港攻撃を題材とした英伊合作映画"The Valiant"(イタリア語では"L'affondamento della Valiant"、邦題は「巨艦いまだ沈まず」)が作られたが、その前年に退役したアブルッツィが敵の英戦艦Valiant役で「出演」していた。
- Amazon.comでは見当たらず、IMDbでもポスターの画像しか貼られていないことから、ソフト化されていない可能性もある。「観てくれました?」と言われても、今からこの映画を合法的に見るのはかなり難しいかもしれない。Yのつく某動画サイトに丸々上がってるのは内緒。
戦歴
- 1937年12月1日に竣役。1939年4月のアルバニア侵攻で妹と共に初陣を飾るが大きな戦闘は起こらなかった。
- まともな海軍力、空軍力をもたないアルバニアに対して、新鋭の巡洋艦を投入するのは無駄な行為とも見えるが、大型艦の威容を誇示する事で相手の戦意を喪失させる。また味方を鼓舞することは一種の「砲艦外交」としても有効である。ただ燃費の悪い戦艦をそういった事で使用するのは経費的に厳しいものがあり、その点燃費もよく、大きさも程々にあって威容も示せる巡洋艦は好都合な艦船だった。
- 第二次世界大戦が始まるとアブルッツィは第8巡洋艦戦隊として妹と共に行動し。カラブリア沖海戦やマタパン岬沖海戦、英軍のハルバード作戦阻止のための出撃などで出撃するが、イタリア側の活動不活発などもありめぼしい活躍もなかった。
- 1941年11月22日には船団護衛中にマルタ島から出撃した英空軍機の雷撃を受け艦尾を損傷している。
- 1942年末からジェノヴァにて大規模改修を行っている。この際ドイツ製のFuMO.21/39レーダーを装備している。改装後は再び妹のガリバルディと隊を組み行動を共にしている。
- 1943年9月8日、遂にイタリアは降伏する。ジェノバに在泊していたアブルッツィは妹のガリバルディやマエストラーレ級駆逐艦の最後の生き残りとなるグレカーレなどと共に連合国側に投降する。しかしガリバルディや戦艦ローマ、イタリアらと英軍拠点のマルタ島への移動中、ドイツ空軍機の爆撃を受け、ローマと駆逐艦2隻を失っている。
- 投降後は連合国軍に所属し、哨戒任務や輸送船団護衛任務に従事、そのまま終戦を迎える。
- 終戦後は妹共にイタリア海軍に復帰。ファシストに協力した事で王位を王太子ウンベルトⅡ世に譲った国王ヴィットリオ・エマヌエーレⅢ世を亡命先のエジプトまで運んだり、結局王政廃止により国を追われたマリーア王妃をポルトガルまで運ぶ任務を果たしている。
- 1954年10月には第二次世界大戦後にその重要性から米英軍が管理地域としていた「トリエステ自由地域」がイタリアに併合される事になり、アブルッツィはグレカーレ以下駆逐艦3隻を従えてトリエステ港に入港する。11月には時のイタリア大統領によってパレードが実施され、アブルッツィらも参加している。
- イタリア降伏後、西側の米英軍と東側のユーゴスラビア軍とで分割統治されていたトリエステが西側だけではあるがイタリアに帰ってきたことは、イタリア中が歓喜に包まれた。トリエステに住むイタリア人も同様で、この間にユーゴ側占領地区から米英軍が支配する地区に避難するイタリア人が多数出て、最終的にユーゴ側に残った市民は1万4千人ほどでしかなかったという。
- 1956年には戦艦アンドレア・ドーリアの退役に伴いイタリア海軍旗艦に就任している。その後も平穏に旗艦の役割を果たし、1961年に妹のガリバルディがミサイル巡洋艦に生まれ変わり復帰した事で旗艦を譲り、5月1日に除籍された。
- 現在イタリア首都ローマにあるエマヌエーレⅡ世記念堂内にある「旗の聖堂」にはアブルッツィの軍艦旗が保存されている。
CV:森山由梨佳(もりやま ゆりか)
- AbruzziおよびGrecaleで艦これ初参戦となる声優であるが、運営も認める大の榛名ファンとしても有名。ねんどろいど榛名を連れ歩いているという
元々艦これプレイヤーでもあり、榛名と並ぶ日を夢見て声優業への道を歩んだと語っている。初期艦は電。
このため、ステージイベントで榛名役の東山奈央氏と共演した際は感極まっていた。- 運営に「恐るべき榛名愛」と言わせた。
- 艦娘Radio*34で薄雲としてゲスト出演した際に、榛名の話題になった途端薄雲という体を放り投げて熱く語り始める。*35内なる妖精さんに振り回される薄雲には強く生きてほしい。
- 2024年8月の金剛型86関連のイベントに「金剛型艦娘声優」の東山奈央氏と共に「艦娘声優」に加え榛名提督代表という名義で出演。それにも増してトンデモ名義で出演したのは「艦娘声優&現役甲提督」のタニベユミ氏かもしれないが
そこでも本人的には抑えていると言いつつ、案の定限界化やりたい放題の大暴走をして見せた。最後には本人も自らの限界っぷりを「気持ち悪い」と自虐してしまった。
なお、本来主役のはずの東山奈央氏よりもイベント内での出演が多かった。
- South Dakotaや屋代の松岡美里氏は同じ事務所の1年先輩というつながり。
苦しかったが、ありがとう軽空母「CoV19」!!
まぁ復帰後、「アレ」も元気になってしまったが…。 -- 2023-02-05 (日) 12:44:23
運よくドロップしたら牧場するぐらいには集めてる -- 2023-12-18 (月) 20:30:25