No.360 | ||||
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Bofors 15cm連装速射砲 Mk.9 Model 1938 | 中口径主砲 | |||
装備ステータス | ||||
火力 | +6 | 雷装 | ||
爆装 | 対空 | +5 | ||
対潜 | 索敵 | |||
命中 | +3 | 回避 | +2 | |
射程 | 中 | |||
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
開発不可、改修不可、入手方法 | ||||
北欧スウェーデンの名門が開発した新型の軽巡用中口径連装主砲兵装です。 新型の砲は対空戦用に大きな仰角が可能で、砲の角度に関らず次弾装填ができる機構を搭載、 限定的ながら対空戦闘にも対応可能です。 オランダの軽巡にも搭載されました。 |
ゲームにおいて
入手方法について
- De Ruyterの初期装備
装備の運用について
- 装備可能な艦は14cm単装砲と同じ。
装備ボーナスについて
- 特定艦に装備した時、パラメータが更に上昇する装備ボーナスがある。
- 対象艦はDe Ruyter、Gotlandと阿賀野型軽巡洋艦。艦種該当艦は艦娘名一覧(艦種別)で確認を。
- 他装備とのボーナスを持つ場合、それもまた別に加算される。
- 各ボーナス値は下表の通り。
※装備ボーナスのある他装備の一覧はこちら装備 基本値 Bofors15cm連装砲 Model1938 火力 対空 回避 累積 6 5 2 - 単体ボーナス↓ 加算値 装備 対象艦 火力 対空 回避 累積 Bofors15cm連装砲 Model1938 De Ruyter +2 +2 +1 ◯ Gotland +2 +1 +1 ◯ 阿賀野、能代
矢矧、酒匂+1 +1 ◯
中口径主砲の性能比較表(装備最大値/中口径主砲上位早見表/テーブルより転送)
装備名 | 火力 | 対空 | 命中 | 回避 | 装甲 | 索敵 | 射程 | 国籍 | 入手方法 | 改修 | 補正効果等 | 追加 |
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試製20.3cm(4号)連装砲 | 11 | 4 | 2 | 1 | 中 | 日 | 改修、任務 | ◯ | 日本重巡級に装備ボーナス。 水上電探混載でシナジーボーナス。 | 編集 | ||
20.3cm(3号)連装砲 | 10 | 4 | 1 | 中 | 日 | 初期装備、改修、ランキング、任務 | ◯ | 重巡に夜戦命中率補正、日本重巡級に装備ボーナス。 水上電探混載でシナジーボーナス。 | 編集 | |||
20.3cm(2号)連装砲 | 9 | 3 | 1 | 中 | 日 | 初期装備、改修、開発 | ◯ | 重巡に夜戦命中率補正、日本重巡級に装備ボーナス。 水上/対空電探混載でシナジーボーナス。 | 編集 | |||
20.3cm連装砲 | 8 | 3 | 中 | 日 | 開発、初期装備 | ◯ | 重巡に夜戦命中率補正 | 編集 | ||||
15.5cm三連装砲改 | 7 | 5 | 3 | 1 | 1 | 中 | 日 | 改修 | ◯ | 大淀、最上型に装備ボーナス。 水上/対空電探混載でシナジーボーナス。 | 編集 | |
15.5cm三連装砲 | 7 | 4 | 1 | 中 | 日 | 開発、初期装備 | ◯ | 大淀、最上型に装備ボーナス。 | 編集 | |||
15.2cm連装砲改二 | 6 | 4 | 4 | 1 | 中 | 日 | 改修、任務 | ◯ | 軽巡軽量砲補正有 阿賀野型改二に装備ボーナス。 水上/対空電探混載でシナジーボーナス。 | 編集 | ||
15.2cm連装砲改 | 6 | 3 | 4 | 中 | 日 | 改修、ランキング | ◯ | 軽巡軽量砲補正有、阿賀野型改二に装備ボーナス。 | 編集 | |||
15.2cm連装砲 | 5 | 3 | 3 | 中 | 日 | 開発、初期装備 | ◯ | 軽巡軽量砲補正有 | 編集 | |||
14cm連装砲改 | 5 | 3 | 1 | 中 | 日 | ランキング、初期装備、改修 | ◯ | 軽巡軽量砲補正有 夕張・香取型・日進に装備ボーナス。 | 編集 | |||
GFCS Mk.37+5inch連装両用砲(集中配備) | 6 | 14 | 6 | 3 | 3 | 中 | 米 | イベント | △ | 特殊高角砲。 米艦に装備ボーナス、一部の軽巡、練巡にはマイナス。 現状は改修不可。 | 編集 | |
5inch連装両用砲(集中配備) | 5 | 11 | 2 | 2 | 中 | 米 | イベント、初期装備 | △ | 特殊高角砲。 米艦に装備ボーナス、一部の軽巡、練巡にはマイナス。 現状は改修不可。 | 編集 | ||
8inch三連装砲 Mk.9 mod.2 | 12 | 2 | 1 | -1 | 中 | 米 | ランキング、イベント、改修 | ◯ | Houston、最上型に装備ボーナス | 編集 | ||
8inch三連装砲 Mk.9 | 11 | 1 | -1 | 中 | 米 | ランキング、初期装備、イベント | ◯ | Houston、最上型に装備ボーナス | 編集 | |||
6inch三連装速射砲 Mk.16 mod.2 | 8 | 3 | 4 | 1 | 1 | 中 | 米 | イベント、初期装備 | ◯ | 米艦に装備ボーナス | 編集 | |
6inch三連装速射砲 Mk.16 | 7 | 2 | 2 | 1 | 中 | 米 | イベント、初期装備 | ◯ | 米艦に装備ボーナス | 編集 | ||
SKC34 20.3cm連装砲 | 10 | 2 | 3 | 中 | 独 | 初期装備 | ◯ | 編集 | ||||
203mm/53 連装砲 | 9 | 1 | -2 | 長 | 伊 | 初期装備、任務*1 | ◯ | 伊重巡にフィット補正 | 編集 | |||
152mm/55 三連装速射砲改 | 9 | 3 | 2 | 1 | 1 | 中 | 伊 | 初期装備、イベント | L.d.S.D.d.Abruzzi級・Gotlandに装備ボーナス | 編集 | ||
152mm/55 三連装速射砲 | 8 | 2 | 1 | 1 | 中 | 伊 | 初期装備 | L.d.S.D.d.Abruzzi級に装備ボーナス | 編集 | |||
Bofors 15cm連装速射砲 Mk.9改+単装速射砲 Mk.10改 Model 1938 | 7 | 6 | 3 | 3 | -1 | 中 | 蘭 | イベント、初期装備 | 軽巡軽量砲補正有 De Ruyter、Gotland、阿賀野型に装備ボーナス | 編集 | ||
Bofors 15cm連装速射砲 Mk.9 Model 1938 | 6 | 5 | 3 | 2 | 中 | 蘭 | 初期装備 | 軽巡軽量砲補正有 De Ruyter、Gotland、阿賀野型に装備ボーナス | 編集 | |||
Bofors15.2cm連装砲 Model1930 | 5 | 4 | 3 | 1 | 中 | 瑞 | ランキング、初期装備、イベント | ◯ | 軽巡軽量砲補正有 球磨型・長良型・川内型・阿賀野型・Gotlandに装備ボーナス。 | 編集 | ||
6inch Mk.XXIII三連装砲 | 7 | 2 | 1 | 1 | 1 | 中 | 英 | ランキング、初期装備 | △ | Sheffieldに装備ボーナス。 現状は改修不可。 | 編集 | |
6inch 連装速射砲 Mk.XXI | 5 | 3 | 2 | 1 | 1 | 中 | 英 | ランキング、初期装備、イベント | △ | 軽巡軽量砲補正有 Perth、夕張に装備ボーナス。 現状は改修不可。 | 編集 |
- 緑:両用砲、赤:平射砲
- 黄緑色、桃色は海外艦装備
- 装備ボーナスの詳細は個別装備ページを参照のこと
小ネタ
- 元ネタはオランダ海軍の「15 cm/50 Model 1938」(1938年型50口径15cm砲)。開発はスウェーデンのボフォース社。
- 15cmとあるが、実際の口径はドイツ規格の14.91cm(5.87inch)。これはジャワ級の15cm砲も同様。
- 搭載艦は軽巡デ・ロイテルと軽巡トロンプ。デ・ロイテルにはMk.9連装砲3基とMk.10単装砲1基が、トロンプにはMk.11連装砲3基がそれぞれ装備された。
- トロンプの妹であるヤコブ・ヴァン・ヘームスケルクも本砲を装備予定だったが、建造中にドイツが侵攻してきたため未完成状態でイギリスに脱出。
入手不可能になった本砲の代わりにイギリスの4inch高角砲Mk.XVI連装5基を載せ防空巡洋艦として竣工した。
- トロンプの妹であるヤコブ・ヴァン・ヘームスケルクも本砲を装備予定だったが、建造中にドイツが侵攻してきたため未完成状態でイギリスに脱出。
- 重量46.7 kgの砲弾を初速900 mpsで発射し、最大射程は27,400 m(仰角45°)。発射速度は5~6発/分。
- ジャワ級のMk.6単装砲に引き続き自由角装填方式で、最大仰角はジャワ級のMk.6が29度だったのを対空射撃に使うことを見越して60度まで上げられるようになっている。
- なお間のMk.7とMk.8はMk.6のマイナーチェンジであり、Mk.7単装砲がフローレス級砲艦、Mk.8単装砲はその発展型であるヨハン・マウリッツ・ファン・ナッサウがそれぞれ3基ずつ装備していた。
フローレス級はオランダが植民地警備のために建造した全長75.6m 基準排水量1,480tの小型艦で速力も15ノットしかなかったが、軽巡並みの主砲を持ち水偵1機の運用も可能な彼女らは小型艦としては非常に高い砲撃力を有していた。
ヨハン・マウリッツ・ファン・ナッサウは全長78.7mと若干大きく、竣工時からボフォース40ミリ連装機関砲1基を装備するなど対空火器を強化されていたが、それ以外のスペックはほぼ同等であった。- フローレス級一番艦フローレス及び二番艦スンバはオランダ領東インドの、ヨハン・マウリッツ・ファン・ナッサウはカリブ海に浮かぶキュラソー島の警備を担当していたが、欧州情勢の不安定化を受けてフローレスとヨハン・マウリッツ・ファン・ナッサウは本国に呼び戻され、スンバのみが東インドに留まる。
- やがてドイツのオランダ侵攻が始まると本国に戻っていた両艦はドイツ軍へ対地砲撃を行い戦果を上げるも、衆寡敵せずオランダは降伏。フローレスは英国へ脱出するも、ヨハン・マウリッツ・ファン・ナッサウは道中にて独軍機に撃沈されてしまう。
- 一方東インドに留まったスンバも日本軍の侵攻が始まるとABDA艦隊の一員として奮戦するが、やがてジャワ島への上陸が開始されるとセイロン行きを命じられ、英軍に合流した。
- それから暫くしてフローレス級姉妹は地中海で再開し、シチリア島を巡る攻防を始めとした地中海戦線において陸上砲台からの砲撃や独軍機の空襲で度々損傷を受けながらも怯むことなく自慢の主砲で砲台を多数撃破し、その奮戦ぶりで英従軍記者から「恐るべき双子」(The terrible twins)と称された。
- しかし米英と規格が違うため代わりの砲身が調達できず、凡そ600発*2もの砲弾を撃ち続けた主砲は次々と使用不能となり、やがて姉妹揃って後方へと送られるが、ノルマンディー上陸作戦を前にジャワ級二番艦スマトラ*3のMk.6砲身を譲り受けて前線復帰する。
- だが「使い古し」であった主砲はすぐに交換が必要な状態となってしまう。姉フローレスは再度スマトラの残した砲身と交換するが、妹スンバの分は既になく英国製の砲を搭載することも検討されたが、もはや欧州の戦局は彼女らを必要とする状況ではなく、結局は主砲を全廃しレーダー訓練艦として再整備されることとなった。
- 姉フローレスもまた終戦を待たずして前線から退き、文字通り焼き切れるまで主砲を撃ち尽くしWW2を生き延びた双子は、二度と火砲を使うことなく宿泊船などの裏方として戦後のオランダ海軍を支える余生を過ごしたのである。
- 本主砲の後継装備として、デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン級(2代目デ・ロイテル級)向けに53口径15cm砲が新たに開発されたが、こちらもドイツ侵攻により艦の建造が中断。
- オランダに届かず浮いてしまった同砲を流用し、スウェーデンはトレ・クロノール級軽巡を建造することになる。
- こちらはトレ・クロノール級に搭載されるにあたり、口径を15cmからスウェーデン規格である15.2cmに変更され、発射速度も元の6発/分から10発/分(対空砲弾使用時は15発/分)に強化されている。
- 戦後になって建造が再開された2代目デ・ロイテルも、この強化後の15.2cm両用砲 (15.2 cm/53 Model 1942) を装備し竣工した。
- オランダに届かず浮いてしまった同砲を流用し、スウェーデンはトレ・クロノール級軽巡を建造することになる。
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7葉さんをはじめとした葉の皆さん、迅速な犯人の制圧に感謝します。ご協力ありがとうございました。 -- 2019-12-23 (月) 07:18:39
顔真っ赤にしてご指摘しそう -- 2019-12-23 (月) 08:09:24