65mm／64 単装速射砲改

No.430
	65mm/64 単装速射砲改		副砲
	装備ステータス
	火力	+1	雷装
	爆装		対空	+9
	対潜		索敵
	命中		回避	+1
	射程	短
	装備可能艦種
	駆逐艦	軽巡洋艦	重巡洋艦	戦艦
	軽空母	正規空母	水上機母艦	航空戦艦
	備考
	開発不可、改修不可 Conte di Cavour nuovoの初期装備
旧式の弩級戦艦から近代化改装し、第一線艦へ魔改造されたConte di Cavour級改装弩級戦艦。 紅茶の国の航空戦力によるタラント空襲で大破着底した同一番艦を浮揚して、さらに近代化改装。 対空兵装も充実した近代艦への改装を図る際に装備が計画されていた単装砲をさらに改修した高角速射砲です。 対空防御戦闘時に速射弾幕を張れる、発射速度を誇ります。

ゲームにおいて

• 2021/08/22実装。同日実装された「Conte di Cavour nuovo」の初期装備。
• 対空8以上のため特殊高角砲に該当する。
• 素のステータスでは「5inch連装砲 Mk.28 mod.2」、「10cm連装高角砲改＋増設機銃」の完全下位互換。
  • 伊艦に装備ボーナスがあるが、類例から対空部分の効果は期待できない。
• 高角砲は改修の効果が極めて大きい都合、同じイタリア艦の装備に格安で改修可能な「90mm単装高角砲」が存在する現状では殆ど使い道が存在しない。

装備ボーナスについて

• 特定艦に装備した時、パラメータが更に変化する装備ボーナスがある。
  • 他装備とのボーナスを持つ場合、それもまた別に計算される。
  • 対象艦と各ボーナス値は下表の通り。艦種該当艦は艦娘名一覧（艦種別）で確認を。
    艦名記載は、その値が適用される一番下の改造段階が基準。

  装備			基本値
  65mm/64 単装速射砲改			火力	雷装	対空	対潜	索敵	装甲	回避	射程	命中	累積
  			1		9				1	短		-
  単体ボーナス↓			加算値
  装備		対象艦	火力	雷装	対空	対潜	索敵	装甲	回避	射程	命中	累積
  65mm/64 単装速射砲改		Conte di Cavour			+3				+2			?
  		Littorio、Roma Aquila Zara、Pola L.d.S.D.d.Abruzzi G.Garibaldi			+2				+1			?

  ※装備ボーナスのある他装備の一覧はこちら

性能比較表(装備最大値/高角砲(副砲)早見表/テーブルより転送)

小ネタ

• 元ネタはイタリアのアンサルド社が開発した「65 mm/64 Model 1939」(1939年型64口径65mm砲)。
• 1930年代後半、イタリア海軍は従来の47口径100mm砲やブレダ37mm機関砲に代わる新しい高性能高角砲の開発に着手し、アンサルド社が1939年に発表したのが本砲である。
  • 当初予定されていたスペックは最大20発/分の高い発射速度、自動装填装置搭載、重さ4.08kgの砲弾を初速950mpsで最大射高7,500mまで飛ばすことができ、最大仰角は80°というものだった。
  • ところが自動装填装置の開発が上手くいかず量産が遅延、最終的に自動装填装置の開発を諦め手動装填を採用するという手間を経て1943年3月にようやく最初の60基が納入された。
    
    
• 空母アクィラとスパルヴィエロ、一部のカピターニ・ロマーニ級軽巡、エトナ級軽巡に搭載予定だったが、これらは1943年夏に建造が中断、9月にイタリアが休戦したことで放棄された。
  • タラント空襲の後トリエステで改装中だったコンテ・ディ・カブールにも搭載予定だったが、こちらも休戦に間に合わなかった。
• したがってイタリア海軍での運用実績は全くない。
  • イタリア海軍での運用はなかったが、イタリアに進駐してきたドイツ軍が本砲の試供品などを鹵獲し、最終的に手動装填式のものを55艇製造したという。
    
    
• ラ・スペツィアの海軍技術博物館には、アクィラに搭載される予定だった試作品が展示されている。

• 青焼きの設計図を手にした白衣で眼鏡のConte di Cavourっぽい妖精さんがのっている。

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