10.5cm連装砲

No.160
	10.5cm連装砲		副砲
	装備ステータス
	火力	+3	雷装
	爆装		対空	+6
	対潜		索敵
	命中	+2	回避	+1
	射程	短
	装備可能艦種
	駆逐艦	軽巡洋艦	重巡洋艦	戦艦
	軽空母	正規空母	水上機母艦	航空戦艦
	備考
	開発不可、改修不可 Graf Zeppelin、同改の初期装備
かの国で開発された艦艇防空用の連装高角砲です。大型艦艇などに防空火器として装備されました。 建造と工事中止を繰り返したあの航空母艦にも、左右舷側と飛行甲板への背負い式装備が計画されていました。

ゲームにおいて

• 2015年11月18日にGraf Zeppelin/改の初期装備として同時実装された高角副砲。
• 対空面は標準的な性能。火力+3は高角副砲としては高めで、命中・回避補正もつく。
  • 数値上では8cm高角砲の上位となるが、あちらは改修可能で火力・防空能力がさらに強化されるため、最終的には相互互換という評価に落ち着く。こちらの優位点は回避+1。
  • ただし特殊高角砲(素対空8以上)ではないので、特殊高角砲+対空電探の汎用対空カットインはできない。改修未実装なので対空性能も改修済高角砲に劣りがち。
    総合的には改修込みの90mm単装高角砲や、火力・対空共にこの装備より高い5inch連装砲 Mk.28 mod.2に軍配が上がる。

• 鬼怒改二の専用対空CI(第19種)発動条件として素対空7以下の高角砲が必要なため、無改修状態で一番高火力なのが本装備として注目された時期がある。
  • これは電探を必要としないので増設しておけば汎用CIと違って1スロ空けられるのがウリ。
    鬼怒改二は輸送装備なしでもTPに大発一つ分が加算されるため、輸送作戦においてより効率的にゲージを削りつつ防空も任せることができる。
  • 改修を考慮するなら他艦と使いまわしの利く8cm高角砲★maxの方が優位。何なら12.7cm連装高角砲★+9や12.7cm連装高角砲(後期型)★+3*1の方が性能では上なので、
    本装備を使うのであれば無改修で火力+3であることと回避+1にどこまで価値を見出すかということになるだろう。
    
    

性能比較表(装備最大値/高角砲(副砲)早見表/テーブルより転送)

高角砲以外の副砲は別表参照のこと

• 濃緑色は高射装置機能付*2
• 加重対空値・艦隊防空値についてはこちらを参照のこと
• 装備ボーナスの詳細は個別装備ページを参照のこと

小ネタ

• 元ネタはドイツ海軍の10.5cm SK C/33 L/65 FlaK（1933年型65口径10.5cm艦載型対空砲）と思われる。
  • ドイッチュラント級装甲艦では対空兵装として8.8cm SK C/31 L/78を搭載したが、これでは能力不足ということで口径を拡大した高角砲が計画された。
  • 弾丸重量15.1kg、最大射程17700m(仰角45°)、最大射高12500m(仰角80°)、発射速度は毎分15～18発、初速は900m/s。
    • 弾丸は人力装填式(補助装置有り)。ドイツ艦載砲のお約束である砲架のジャイロ制御装置を備えており、艦が揺れても常に水平を維持できる機構を持っていたりする。
  • こうして開発された10.5cm砲は対艦・対空可能な両用砲として重巡クラス以上の大型艦（ビスマルク級戦艦やアドミラル・ヒッパー級重巡洋艦など）に搭載された。
    • グラーフ・ツェッペリン級にも舷側と艦橋の前後に装備予定だったが、建造の打ち切りにより地上防衛用に転用された。
    • また本装備は戦後フランスでも運用され、イタリアからフランスに引き渡された駆逐艦シャトールノーとギシャン*3にイタリア式武装と換装する形で搭載されたほか、砲術訓練艦となった大型駆逐艦アルバトロスにも載せられた。
      
      
• 海外妖精おなじみのグルメ枠*4。湯気が出ていることからブラートヴルスト（茹でた、もしくは焼いたソーセージ）だろうか。
  • ドイツではこれにケチャップとカレー粉などをまぶしたカリーヴルストという郷土料理が存在する。

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