No.245 | ||||
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38cm四連装砲 | 大口径主砲 | |||
装備ステータス | ||||
火力 | +21 | 雷装 | ||
爆装 | 対空 | +1 | ||
対潜 | 索敵 | |||
命中 | +1 | 回避 | ||
射程 | 長 | |||
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
開発不可、改修可 Richelieuの初期装備 | ||||
改修更新 | ||||
38cm四連装砲 → *138cm四連装砲改 | ||||
トリコロールの国で開発された戦艦主砲です。 大口径38cm砲四門を一つの砲塔に収めたる迫力の四連装砲です。 「Richelieu」級戦艦に装備され、大火力を実現します。 |
ゲームにおいて 
- 2017/8/10アップデートでRichelieuの初期装備として実装された主砲。
同日には上位版の38cm四連装砲改も実装されている。 - 2018/10/26アップデートで改修可能に。
- 同じRichelieu持参の副砲同様改修コストはかなり高く、資源・資材の両面で16inch三連装砲 Mk.7並。
- 消費装備が一貫して41cm連装砲のみ(★6まで2つ、以降は4つ)な分まだマシではある。
- Richelieuが装備するとプラスのフィット補正がある事から、命中重視の装備として利用できる。
- また、同等火力の主砲の多くが高速戦艦の装備時にマイナスのフィット補正がある事を考えると、他の高速戦艦でも火力と命中の両立用として運用可能。
- 2018/11/16アップデートで改に更新可能に。
- 同じRichelieu持参の副砲同様改修コストはかなり高く、資源・資材の両面で16inch三連装砲 Mk.7並。
以下主要な大口径主砲の性能比較表(装備最大値/大口径主砲上位早見表/テーブルより転送) 
装備名 | 火力 | 対空 | 命中 | 回避 | 装甲 | 火ボ | 空ボ | 回ボ | 装ボ | 射程 | 国籍 | 入手方法 | 改修 | 備考 | 追加 |
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51cm連装砲 | 32 | 5 | 1 | -1 | 2 | 超長 | 日 | イベント | ◯ | 大和型、長門型改、長門型改二のみ装備可 | 編集 | ||||
試製51cm連装砲 | 30 | 5 | 1 | -1 | 超長 | 日 | 初期装備、イベント、ランキング | ◯ | 大和型、長門型改、長門型改二のみ装備可 | 編集 | |||||
46cm三連装砲改 | 27 | 6 | 2 | 2 | 超長 | 日 | 改修、ランキング | ◯ | - | 編集 | |||||
46cm三連装砲 | 26 | 5 | 超長 | 日 | 開発、初期装備、改修、イベント | ◯ | - | 編集 | |||||||
試製46cm連装砲 | 23 | 4 | 1 | 超長 | 日 | 任務、イベント、ランキング | ◯ | - | 編集 | ||||||
41cm三連装砲改二 | 23 | 6 | 5 | +3 | +2 | +1 | 長 | 日 | 任務、ランキング、改修 | ◯ | 航空戦艦に装備ボーナス。対空電探混載でボーナス(対空+2、回避+3) | 編集 | |||
41cm三連装砲改 | 22 | 6 | 4 | 1 | 長 | 日 | 改修、ランキング | ◯ | - | 編集 | |||||
試製41cm三連装砲 | 22 | 5 | 2 | 長 | 日 | 初期装備、改修、イベント、ランキング | ◯ | - | 編集 | ||||||
41cm連装砲改二 | 21 | 5 | 5 | 1 | 2 | +3 | +2 | +2 | 長 | 日 | 任務、ランキング、改修 | ◯ | 長門型改二、伊勢型航戦、扶桑型改二に装備ボーナス | 編集 | |
41cm連装砲 | 20 | 4 | 長 | 日 | 開発、任務、初期装備 | ◯ | - | 編集 | |||||||
35.6cm三連装砲改(ダズル迷彩仕様) | 19 | 5 | 3 | 2 | +2 | +2 | +2 | 長 | 日 | ランキング | △ | 金剛型改二に装備ボーナス。金剛改二、榛名改二のみ水上電探混載で火力ボーナス(+2) | 編集 | ||
試製35.6cm三連装砲 | 18 | 5 | 2 | 長 | 日 | 改修、任務、イベント、ランキング | ◯ | - | 編集 | ||||||
35.6cm連装砲改二 | 17 | 5 | 5 | 2 | 2 | +4 | +1 | +1 | 長 | 日 | ランキング、任務 | - | 金剛型、伊勢型、扶桑型に装備ボーナス | 編集 | |
35.6cm連装砲改 | 16 | 4 | 3 | 2 | 2 | +3 | +1 | 長 | 日 | 改修、ランキング、初期装備 | ◯ | 金剛型、伊勢型、扶桑型に装備ボーナス | 編集 | ||
35.6cm連装砲(ダズル迷彩) | 15 | 5 | 1 | 1 | +2 | +1 | +2 | 長 | 日 | 初期装備 | ◯ | 金剛型改二に装備ボーナス | 編集 | ||
35.6cm連装砲 | 15 | 4 | 長 | 日 | 開発、初期装備 | ◯ | - | 編集 | |||||||
16inch三連装砲 Mk.7+GFCS | 24 | 3 | 7 | 1 | 1 | 長 | 米 | 改修 | ◯ | - | 編集 | ||||
16inch三連装砲 Mk.7 | 24 | 3 | 4 | 1 | 長 | 米 | 初期装備、イベント、ランキング | ◯ | - | 編集 | |||||
16inch三連装砲 Mk.6+GFCS | 23 | 3 | 6 | 1 | 2 | +4 | +1 | +1 | 長 | 米 | ランキング | △ | 金剛型、Bismarck、Littorio、Roma、Richelieu、Гангут、Iowa改、Colorado改、South Dakotaに装備ボーナス | 編集 | |
16inch三連装砲 Mk.6 mod.2 | 23 | 2 | 3 | 2 | +4 | +2 | 長 | 米 | ランキング、初期装備 | △ | 金剛型、Bismarck、Littorio、Roma、Richelieu、Гангут、Iowa改、Colorado改、South Dakotaに装備ボーナス | 編集 | |||
16inch三連装砲 Mk.6 | 22 | 2 | 2 | 1 | +3 | 長 | 米 | ランキング、初期装備 | △ | Iowa、Colorado、South Dakotaに装備ボーナス | 編集 | ||||
16inch Mk.VIII連装砲改 | 21 | 6 | 4 | 2 | 2 | +2 | +1 | 長 | 米 | ランキング、改修 | ◯ | 長門型、Colorado、Nelsonに装備ボーナス | 編集 | ||
16inch Mk.V連装砲 | 21 | 2 | 2 | 1 | 2 | +2 | +1 | 長 | 米 | 初期装備、ランキング、改修 | ◯ | 長門型、Colorado、Nelsonに装備ボーナス | 編集 | ||
16inch Mk.I連装砲 | 20 | 1 | 1 | 1 | +2 | 長 | 米 | 初期装備、ランキング | ◯ | 長門型、Colorado、Nelsonに装備ボーナス | 編集 | ||||
38cm四連装砲改 | 22 | 2 | 3 | 1 | 中 | 仏 | 初期装備、改修 | ◯ | - | 編集 | |||||
381mm/50 三連装砲改 | 21 | 4 | -1 | -1 | 超長 | 伊 | 初期装備、改修、イベント | ◯ | - | 編集 | |||||
16inch Mk.I三連装砲改+FCR type284 | 23 | 7 | 6 | 2 | 1 | +2 | -3 | +1 | 長 | 英 | イベント、ランキング | - | Nelson、Warspite、金剛型改二に装備ボーナス | 編集 | |
16inch Mk.I三連装砲+AFCT改 | 22 | 4 | 1 | +2 | -3 | +1 | 長 | 英 | 初期装備、ランキング | - | Nelson、Warspite、金剛型改二に装備ボーナス | 編集 | |||
16inch Mk.I三連装砲 | 21 | 2 | 1 | +2 | -3 | +1 | 長 | 英 | 初期装備、ランキング | - | Nelson、Warspite、金剛型改二に装備ボーナス | 編集 | |||
38.1cm Mk.I/N連装砲改 | 19 | 3 | 2 | 長 | 英 | 改修、ランキング | ◯ | - | 編集 | ||||||
30.5cm三連装砲改 | 17 | 3 | 3 | 1 | 1 | 長 | 露 | 初期装備 | ◯ | Гангутに高いフィット補正有 | 編集 | ||||
38cm連装砲改 | 17 | 2 | 3 | 長 | 独 | 初期装備 | ◯ | - | 編集 |
- 本表による固有ステータスの他、積載艦個別のフィット・過積載補正による命中補正(-16~+10程度)がある
- 薄桃色は海外艦装備
- 火ボ:火力ボーナス、空ボ:対空ボーナス、回ボ:回避ボーナス
- 数値は艦個別加算の最大値(絶対値)
- 電探混載時の相互シナジーの詳細は個別装備ページか相互系統ごとのボーナス有無確認表を参照のこと
小ネタ 
- 元ネタはフランス海軍の「 380mm Model1935
」。Richelieu級戦艦の主砲であり、次級のガスコーニュ級などにも搭載が予定されていた、同国海軍最大最強の戦艦主砲。
- 砲データの比較は、こちらの小ネタ参照。
- 890kgの重量弾を830mpsの高初速で飛ばす野心作であり、これを前級ダンケルクから継承した四連装砲塔に収めている。砲弾頭もイタリアの15in砲やドイツの38cm砲のものと比較して二割近く長く、炸薬量も多い強力なものである。
- この結果、他国の16in砲に匹敵する高い貫通力と最大仰角35度で41,700mという46cm三連装砲に匹敵する最大射程距離を手にしている。
- ただし、この強力な砲弾を撃ち出す側である砲身はイタリアの15in砲やドイツの38cm砲と比較しても著しく軽く砲身強度も下回っており、当然発砲時に砲身にかかる衝撃は過大となっていた。砲弾も弾内薬室の隔壁が破断するという欠陥があり、実戦では人為的なミスも重なって腔発事故を起こすなど、設計の甘さを露呈している。
- 結局のところ、これらの計画値は実際には達成することが出来ず、砲弾の内部にセメントを入れるなどして砲弾重量を885kgに落とし、初速も785mpsに下げて運用された。*2実際のメカに対する過大な要求が、設計や運用に悪影響を及ぼした一つの例であると言える。
- ちなみに、アメリカで艤装を受けた際、砲身内部を削って38.1cm砲へと改修し、その後英国製の15in砲弾を使用したと言われたこともあったが、現在は概ね否定されている。専用の砲弾はアメリカのクラーサブル・スチール社の生産ラインで製造されており、主砲口径の変更は行わなかったというのが事実のようである。
- また、高初速や発砲衝撃過大の影響か、砲の散布界も一貫して劣悪であった。最終的に1948年に遅延措置を導入しある程度の解決を見るまで、フランス海軍はその是正に頭を悩ませて続けている。
- 更に装填機構にも問題があり、弾火薬庫の配置の不備も重なって砲弾の供給が管制に追いつかず、主砲の発射速度がどんどん低下するという欠陥を抱えていた。装填機構が要求性能に追いついたのも、やはり戦後の改修の後である。
- 本砲のフランス製主砲弾には、弾底部に化学剤(毒ガス)搭載スペースがある。この部分の蓋の強度が低く、前述の腔発事故はこの蓋が破損したことによるもの。43年以降はアメリカ製砲弾に変わり、問題は解決した。え?アメリカに380mm(15inch)砲使うやついないだろって?コイツの為だけに工場作ったんですよ、あのチート国家。
- 特徴的な四連装主砲は、連装主砲を連結して構成されたものであり、内部の砲架も独立している。砲塔内には隔壁が設けられており、片側二門の砲が損傷を受けてももう片側の砲への被害を抑え、容易に戦闘能力を失わないように配慮されている。
- 実際にRichelieuがダカール沖海戦で腔発事故を起こした際も、片側の2門は戦闘が可能だったとされている。
- ただし主砲のバーベットに関してはこのように分離の措置を執ることが出来ず、この部分は依然として少ない被弾で一気に戦闘能力が減衰する危険を孕んでいた。実際に二番艦のジャン・バールが16in砲弾(ただし不発)を受けた際には衝撃で主砲が旋回不能になり、早々に沈黙する憂き目に遭っている。
- 890kgの重量弾を830mpsの高初速で飛ばす野心作であり、これを前級ダンケルクから継承した四連装砲塔に収めている。砲弾頭もイタリアの15in砲やドイツの38cm砲のものと比較して二割近く長く、炸薬量も多い強力なものである。
- この主砲が敵艦に向けて火を噴いたのは、1940年9月23日のダカール沖海戦と1942年11月8日のカサブランカ沖海戦の二度。ちなみに相手は前者がイギリス艦隊、後者がアメリカ艦隊である。つまり、連合国の艦隊としか交戦していないという、奇怪な経歴を持っている。どうしてこうなった
- ダカール沖海戦の際、イギリス戦艦バーラムに対してRichelieuの主砲弾が一発命中したと言われることもあるが、イギリス側はこの命中弾を砲台の24cm砲弾と記録しており、また被弾と砲撃時間も一致しないことから、真偽は疑問視されている。
- 重厚な印象を与える四連装主砲だが、連装砲を横に連結するという基本構造だけにイメージ通りとんでもなく重く、主砲マウント部の重量を含めた一基あたりの重さはなんと約2,500tに及んでいる。
- この主砲は1939~40年の間に21門、戦後に9門が製造されている。大戦中にドイツによって7門の砲身が捕獲され、うち3門が沿岸砲の砲身として利用するためにノルウェーに持ち出されたものの結局設置前に終戦を向かえ、戦後フランスに返還された。現在はこの3門とRichelieuから取り外された2門が現存しており、ブレスト港などで展示されている。
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