おすすめ艦隊プラモデル/おすすめの1/700キット-戦艦-

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元のおすすめ艦隊プラモデルに戻りたい場合は、こちらから。

初心者の方はまず1/700スケールのキットを作ってみましょう。
作りたい艦が大型艦の場合でも、練習を兼ねてまずは駆逐艦類の小型艦を1つは作る事を強くおススメします。

『戦艦』

戦艦はパーツ数がとても多いので初心者の方がいきなり手を出すには難しいかも知れません。
ある程度艦船プラモデルに慣れてから挑みましょう。
最初に作る戦艦キットとしては、タミヤの大和型、アオシマの長門型及び扶桑型が作りやすくおススメです。

各キットの簡単な解説

金剛型

主にハセガワとフジミより発売されています。

ハセガワ

  • 主な発売キット
    艦船名キットNo.キット仕様発売年備考
    金剛1091944年
    最終時
    1993年
    比叡1101941年~1942年1994年
    榛名1111944年1994年
    霧島1121941年~1942年1994年
  • 概要
    • リニューアル最初期の物のため、現在の目から見ると見劣りする部分があり考証的にも間違いが多いです。 
    • 特に航空機作業甲板は4隻同一であり(製品は霧島のもの)修正は高度な技術を必要とされます。

フジミ

  • 主な発売キット
    艦船名キットNo.キット仕様発売年備考
    金剛特-231944年
    最終時
    2008年
    特-831941年
    開戦時
    2013年
    比叡特-371942年
    ミッドウェー海戦時
    2010年
    榛名特-251944年
    マリアナ沖海戦時
    2009年
    特-761944年
    レイテ沖海戦時
    2018年4月予定特-25との細部の違いを
    新規パーツで再現
    霧島特-531941年
    開戦時
    2011年
    比叡霧島
    セット
    特SP-91942年
    第三次ソロモン海戦時
    2011年
    金剛榛名
    セット
    特SP-351944年2014年
    金剛NX-7最終時2017年多色成形
    スナップフィットキット
    比叡NX-62017年
    榛名NX-151944年
    レイテ沖海戦時
    2019年3月予定
  • 概要
    • ハセガワの後に発売された事もあり、新考証をふんだんに取り込んだ精密指向のキットです。
    • 霧島のみ仰角可動ギミック付きとなっています。
    • 2017年に多色成形&スナップフィットキット仕様の比叡と金剛が発売されました。
    • 舷側および艦底の違いも専用パーツで再現され、金剛は比叡よりも組みやすいパーツ構成となっています。
    • 部品の精度も良くなっており、初心者にもお勧めのキットです。

KAJIKA(カジカ)

  • 主な発売キット
    艦船名キットNo.キット仕様発売年備考
    金剛KJKKM700011914年2017年
    比叡KJKKM700021915年2017年
    榛名KJKKM700031915年2018年
    霧島KJKKM700041915年2018年
  • 概要
    • 中国のFLY HAWK(フライホークモデル)の別ブランドとしてスタートしたKAJIKAの第1弾として、新造時の金剛のキットが発売がされました。
    • 新造時のプラキットとしてはこのメーカーが初となります。
    • マストのヤードが予めモールドされているなど、非常に精密なキットとなっています。
    • その分細かいパーツも多いので、中~上級者向けとなっています。
    • 新造時の同型艦も順次発売しています。
扶桑型

アオシマとフジミより発売されてます。

アオシマ

  • 主な発売キット
    艦船名キットNo.キット仕様発売年備考
    扶桑1251944年
    レイテ沖海戦時
    2011年米軍水雷艇付き
    1938年
    第二次改装時
    2011年
    山城1261944年
    レイテ沖海戦時
    2012年米軍水雷艇付き
    1942年2012年
  • 概要
    • 扶桑型の独特の姿を少ないパーツ数でしっかりと再現したアオシマらしいキットです。
    • 近年リテイクされ、さらなるパーツの追加、修正がなされました。
    • ただしリテイク前のパーツも付属するため説明書をよく確認して組み立ててください。
    • 船体は外板に継ぎ目表現があるかわりに舷外電路を省略しています。

フジミ

  • 主な発売キット
    艦船名キットNo.キット仕様発売年備考
    扶桑特-661941年
    開戦時
    2012年
    特-671944年
    レイテ沖海戦時
    2012年
    特-741938年2013年
    特-791935年
    第二次改装時
    2013年
    山城特-711941年
    開戦時
    2012年
    特-721944年
    レイテ沖海戦時
    2012年
    特-751938年
    近代化改装時
    2013年
  • 概要
    • 扶桑型の独特の姿を超絶ディテールとパーツ数で余す所なく再現したフジミらしいキットです。
    • 仰角可動ギミックがあり、これにより交互撃ち方などのアクションシーンも再現可能となっています。   
    • 船体には舷外電路を再現するかわりに外板の継ぎ目表現を省略しています。
    • 主砲の測距儀は実物よりも少々長く数mm切り詰めないと旋回できません。
伊勢型

ハセガワとフジミより発売されています。
ハセガワ

  • 主な発売キット
    艦船名キットNo.キット仕様発売年備考
    伊勢1171941年~1942年2002年
    1191944年
    レイテ沖海戦時
    2002年
    日向1181941年~1942年2002年
    1201944年
    レイテ沖海戦時
    2002年
  • 概要
    • ウォーターラインの戦艦で唯一船体を左右分割式としているキットです。
    • 伊勢型の特徴を良く捉えてますが、艦橋や飛行甲板などの形状の一部に間違いが指摘されています。

フジミ

  • 主な発売キット
    艦船名キットNo.キット仕様発売年備考
    伊勢特-391944年
    レイテ沖海戦時
    2010年
    特-961941年2017年新金型
    日向特-891944年
    レイテ沖海戦時
    2015年伊勢に新金型を追加し日向を再現
    特-971941年2017年伊勢との違いを専用部品で再現
  • 概要
    • ハセガワの後発だったこともあって新考証を取り入れ、ハセガワ伊勢で指摘された問題点は解決されています。    
    • 船体はハセガワと違い一体成型です。
    • 特シリーズではおなじみの超絶ディテール&パーツ数の上級者向けキットとなっています。
    • 特-89日向のキットは特-39伊勢のマスト部分のみの変更なので、細部の形状の相違までは再現されていません。
    • 艦載機として伊勢には瑞雲日向には彗星が付属しています。
  • 2017年に改装前の仕様のキットが発売されました。
  • このキットは完全新規設計のキットとなっており、船体は左右分割式です。
  • 両艦の僅かな高さの違いや副砲指揮所の形状の違いなどの細部の相違点も専用パーツで再現されています。
  • パーツ数も比較的抑えられており、特シリーズの中でも手を出しやすいキットです。
長門型

アオシマとフジミより発売されています。
アオシマ

  • 主な発売キット
    艦船名キットNo.キット仕様発売年備考
    長門1231942年2011年リテイク版
    54340周年記念パッケージ
    中身はNo.123と同じ
    1241927年
    第二次改装時
    2012年屈曲煙突
    8cm単装高角砲
    限定
    050620
    1933年
    対空武装強化時
    2012年屈曲煙突
    12.7cm連装高角砲
    限定
    009284
    1944年
    レイテ沖海戦時
    2013年リテイク版
    陸奥1161941年
    開戦時
    2013年
    0416041943年
    最終時
  • 概要
    • 扶桑型と同様、ある程度ディテールを省くことでパーツ数を抑えながらも特徴をよく再現したキットです。
    • リテイクされたことによりパーツが追加され、今まで細くて迫力に欠けると言われていた主砲砲身なども修正されています。  
    • 1927年及び1933年版は長門型の特徴の一つであった屈曲煙突時の姿です。

フジミ

  • 主な発売キット
    艦船名キットNo.キット仕様発売年備考
    長門特-291941年
    開戦時
    2009年
    陸奥特-332010年
    長門陸奥セット特SP-132012年
    長門特-901944年
    レイテ沖海戦時
    2015年長門に新金型を追加し
    レイテ沖海戦時を再現
    NX-132018年多色成形
    スナップフィットキット
  • 概要
    • こちらも扶桑型同様超絶ディテールとパーツ数で長門型を再現したキットです。
    • アオシマが省略した舷外電路などもしっかり再現されていますが仰角可動ギミックは付いていません。
    • また、開戦時の戦艦長門は機銃など細かいパーツは比較的少ないことから
    • 最初に手を出す特シリーズの戦艦キットとして適しているかもしれません。
    • 艦NEXTシリーズでも長門の発売されています。
大和型

WLシリーズではタミヤが担い、フジミとアオシマ、ピットロードからも発売されています。

タミヤ

  • 主な発売キット
    艦船名キットNo.キット仕様発売年備考
    大和1131945年
    最終時
    1998年
    武蔵1141942年
    就役時
    1998年
  • 概要
    • 発売当時の最新資料をもとに、さほど多くないパーツ数でありながら大和型の特徴を良く表したタミヤらしいキットです。
    • カラーの塗装説明が別紙で付属するなど誰でも簡単に大和型の勇姿を再現できるようになっています。
    • ただし考証が更に進んだ現在ではいくつか間違いが指摘されており、こだわるなら修正が必要です。

フジミ

  • 主な発売キット
    艦船名キットNo.キット仕様発売年備考
    大和特-11941年
    就役時
    特-21944年
    レイテ沖海戦時
    特-31945年
    最終時
    特SP-11945年
    坊ノ岬沖海戦前
    武蔵特-41942年
    就役時
    特-51944年
    レイテ沖海戦時
    大和/赤城
    旗艦セット
    特SP-121942年
    ミッドウェー海戦時
    2012年日の丸デカール
    木甲板デカール付属
    大和ドックセット特SP-272013年ドック・柱・クレーン
    付属
    大和NX-1最終時2015年多色成形
    スナップフィットキット
    NX-91944年
    レイテ沖海戦時
    2018年
    NX-141941年
    就役時
    2018年
    武蔵NX-21944年
    レイテ沖海戦時
    2015年
    NX-12就役時
    連合艦隊旗艦時
    2018年
  • 概要
  • 特シリーズはタミヤの後発であったこともあり、当時の新考証を取り入れ大和型をより正確に再現したキットです。しかしタミヤの方が正確な面もあるなど調査不足の感は否めません。
  • さまざまなバージョンを展開しているため戦争の激化とともに移り変わっていった大和型の姿をすべて無改造で再現できます。
  • 多色成形、スナップフィットの艦船模型として艦NEXTシリーズが発売されました。スナップフィットゆえに細部が分厚いなどの難点はありますが、大和、武蔵共に新考証でなおかつ組みやすい内容になっており、初心者の方にもオススメです。 
  • 但し、艦NEXTシリーズとしては最初の製品のため、嵌め合わせが緩すぎたり固いところも多々あり、最低でも接着剤だけは購入しておいたほうが良いでしょう。

アオシマ

  • 主な発売キット
    艦船名キットNo.キット仕様発売年備考
    大和052631最終時2017年フルハル
    武蔵0526482017年
  • 概要
    • 最近のアオシマキットでは主流になりつつある多色成型のキットとなっています。
    • 3社協同のブランドである「ウォーターラインシリーズ」ではなく、フルハル仕様のアオシマオリジナルの製品となっています。
    • 艦橋上部や砲塔はポリキャップによる可動式です。
    • 色分け以外は標準的なWLシリーズと同等で、フルハルモデルとしてはフジミやピットロード製と比べると安価です。
    • なお箱絵は故上田毅八郎画伯のイラストとなっています。

ピットロード

  • 主な発売キット
    艦船名キットNo.キット仕様発売年備考
    大和W200最終時2017年洋上/フルハル選択可
    W215就役時2018年
    武蔵W201レイテ沖海戦時2018年
  • 概要
    • 2017年にピットロードから大和がキット化されました。
    • 開発は国内ですが、製造は近作の島風、樫野と同様に中国で行われています。
    • フジミの特シリーズを超えるレベルでパーツが細分化されており、さらにパーツのすり合わせなど修正が必要な箇所があることから艦船模型熟練者向けのキットと言えるでしょう。
    • 豪華版を除く1/700スケールの大和型の中で最も高額で、専用エッチングパーツも含めると15000円近い金額になります。
    • 予算と時間をかけさえすれば、現時点で最高のクオリティの大和型が完成が得られることでしょう。

※大和最終時の甲板は黒系の迷彩塗装であったという説や迷彩は無く通常の木の色であったという説など諸説あり現在でもよく解っていません。
※艦橋のパーツは縦割り2分割の仕様のキットがほとんどですが、フジミの艦NEXTのみ分割なしの1体成形になっています。
※モデルグラフィックス誌2018年6月号によると、ピットロードの大和型は、大和研究家の脇田直紀氏、一村昌樹氏らの考証をもとに、ピットロードの田中安啓氏が開発を行ったとのこと。 

Bismarck級

有名艦だけあって国外メーカーも力を入れており、1/700スケールではウォーターラインシリーズ(アオシマ)の他にも多社より発売されています。

メーカー艦名キットNo.キット仕様発売年備考
アオシマビスマルク6181941年2005年
ティルピッツ6192009年
ピットロードビスマルクW1922017年洋上/フルハル選択可
エッチングパーツ付属
ティルピッツW752004年洋上/フルハル選択可
DRAGON
(ドラゴン)
ビスマルク70601940年~
1941年
2007年フルハルモデル
エッチングパーツ付属
71251941年
最終時
2011年ソードフィッシュ
エッチングパーツ付属
ティルピッツ70811943年?2009年洋上/フルハル選択可
DR70471941年~
1944年
2004年フルハルモデル
エッチングパーツ付属
Revell
(ドイツレベル)
ビスマルク050982010年
MENG MODEL(モン モデル)ビスマルクMPS-0032017年洋上/フルハル選択可
多色成形・スナップフィット
FLY HAWK(フライホークモデル)ビスマルクFLYFH11321941年2018年フルハルモデル
  • 概要
    • それぞれ一長一短ありますが、省略は多いもののパーツ数が少ないアオシマ、色分け&スナップフィット仕様のモンモデルが初心者におすすめです。
    • リサーチ、精度、組立難易度、価格のいずれも最高なのはフライホークです。他の製品はいずれも目立った省略やデフォルメ、考証間違い等があり、この面でも一長一短です。
  • アオシマ
    • 2005年にリニューアルされたキットで、ディテールはあっさりしていますが組み立てやすいのがポイントです。
    • 2000年代のWLシリーズリニューアルのトップバッターとして発売され、中国での金型生産を行った最初の製品です。製造能力が未知数であったため設計が十分に反映されなかったとのこと(月刊モデルグラフィックスNo.250 2007年5月号インタビュー)。但し、別売ディテールアップパーツを使ったり、各部の修正をすればそれなりの作品には仕上がります。
    • 余談ですが、このキットで中国での金型製作の経験を積んだお陰か扶桑や長門はすばらしいキットとなりました。ビス子は犠牲になったのだ…
  • ピットロード/トランペッター
    • 実質的には中国トランペッターの設計となります(トランペッターブランドでも発売されています)。フルハル、洋上選択式です。
    • アオシマ版よりもディテールは細かく、モールドがオーバー気味というある意味ピットロードらしいキットです。またパーツも細かく難易度は高めで、一部のパーツの合いが良くないです。
    • なお、トランペッター製品のため離型剤が強めなので、制作前に中性洗剤で離型剤を洗い落とすのを忘れずに
    • ピットロードブランドの市場価格は高めですが、中身の同じトランペッター製品は海外ショップからの購入やネットオークションなどで安く手に入る場合もあります。
  • ドラゴン
    • 日本国内ではプラッツが輸入販売を行っています。フルハルモデルですが船体は上下分割式なので艦底板を自作するか気にしなければ容易にWL化可能です。
    • エッチングやクリアパーツ、軟質素材を積極的に取り入れた意欲作でしたが、モールドの甘さ、一部考証違い、軟質素材部分の扱いの難しさなど難点も併せ持ったキットでした。再生産分からは軟質素材の部分は材質を変更しており、難点の一つは解消されています。
    • 以前は内容が豪華な割りに価格はアオシマと同等という優れものでしたが、国内流通量が少なく品薄です。オークション等ではそこそこの価格で入手できます。
    • アオシマやトランペッターの製品を作る際、目立って惜しい部分(機銃類、デリッククレーン、ファンネルキャップ、艦載艇等)をドラゴンのパーツで置き換えると(所謂ニコイチ)お手軽なディテールアップになります。両方買うとフライホーク製品に近いくらいのお値段になってしまいますが…
  • ドイツレベル
    • 輸入元はハセガワです。左右分割のフルハルモデル。
    • 同社の1/350からのフィードバックを取り入れた、精細で難易度の高いキットです。他社と比較すると強気の価格設定でしたが、最近は実売価格が値下がりしています。
    • ディテールは精緻で考証間違いなども少ないと言われていますが、構造物が大きく腰高にデフォルメされており、見栄えはするものの実艦の写真の印象とはやや異なります。またレベル作品の常でモールドが全体的にだるくてエッジが立っておらず、この点は残念なところです。
    • レベル製品はあまり流通量が多くはありませんが継続して輸入されており、あちこちで見かけます。
  • モン モデル
    • 中国の新興メーカーであるモン モデル社のプレシオサウルスシリーズから色分け&スナップフィット仕様のビスマルクが発売されています。
    • フジミのNEXTシリーズのようにランナー単位での色分けに加えて、砲塔上部の濃いグレーはシールで再現となっています。
    • カバー付きの探照灯台やカタパルト(艦載機はありません)のパーツが選択式となっておりスナップフィットなのでピンを調整すれば後から自由に付け替える事も可能です。
  • フライホークモデル
    • 現在最後発のフライホーク製品は、同社らしい非常に精密なモデルです。
    • 価格も他社とは一線を画し、ピットロードの大和型を上回る高価・高精細・高難易度なものに仕上がっています。
  • 旧製品など
    • この他、1/700スケールにはアオシマ(WL)の旧キット(ビスマルク101/609とティルピッツ103/610)、マッチボックスのキットがあり、どちらも絶版ですが前者はネットオークションなどで見かけます。
    • どちらも大まかな形状はよく捉えていると言われますが、前者は省略が多く後者はシャープさが無く、どちらも今の目で見ると厳しいものがあります。
Iowa級

知名度の高い戦艦ということもあり、様々なメーカーから発売されています。

  • 主な発売キット
    メーカー艦名キットNo.キット仕様発売年備考
    タミヤアイオワ6161944年2005年
    ニュージャージー6141981~1995年2004年
    ミズーリ6131944年2003年
    フジミアイオワSWM-231992年内容は1974年発売のものと同じ
    ニュージャージーSWM-22
    ミズーリSWM-21
    ミズーリ・零戦セットSWM特-SP282013年1/48スケールの
    零式艦戦21型とのセット
    Academy
    (アカデミー)
    ミズーリ142221944年2016年フルハルモデル
    多色成形
    童友社ミズーリ4127011944年2017年上記製品のOEM
    MENG MODEL(モン モデル)ミズーリMPS-0042017年洋上/フルハル選択可
    多色成形・スナップフィット
    Vee Hobby(ヴィー・ホビー)ミズーリVEEV570031945年2021年洋上モデル
    ニュージャージーVEEV570021945年2023年5月予定洋上モデル
  • 概要
    • アイオワ級はWW2時代から20年前まで現役だった戦艦で、現在も活動可能な状態で保存されています。
    • 最近発売されたキットはどれも高い水準で再現されています。
    • なおピットロードからはミサイル搭載戦艦の仕様で、4隻全てがキット化されています。WW2の仕様とは異なるのでこちらでは省略しています。
    • 2000年代に入って金型の製作された各社のアイオワ級のオススメ具合は説明書通りに作るならアカデミー、一部加工で良くしたいならモンモデル、全塗装&大幅なディティールアップ前提ならタミヤといった感じです。
  • タミヤ
    • タミヤの製品はフジミのウォーターライン脱退後に発売されたこともあり、比較的新しく組みやすいキットとなっています。
    • 2番艦のニュージャージーはWW2後の近代化改修後の姿で再現されています。
    • 艦載機はOS2UキングフィッシャーとSC-1シーホークから選択可能で救命ボートも付属してます。
  • フジミ
    • フジミのキットはWL時代に発売された製品の箱替えということもあり、ディテールはあっさりしています。
    • そのため成形不良が目立ち、パーツを取り付ける穴が一部開口していないなど多少の加工が必要です。
    • 40センチ近いサイズのキットであるにもかかわらず非常に安価(1000円台前半)なので、気軽に買えるのがメリットです。
    • フジミからは同型艦3種が発売されていますが、パッケージが違うだけでキット内容は同じです。
    • そのためか最近はミズーリ以外の再販はほとんどありません。
  • アカデミー科学
    • アカデミーのMCP(マルチカラーパーツ)シリーズからフジミのNEXTシリーズのような色プラ&スナップフィットキット仕様のミズーリが発売されています。
    • 主砲砲身が開口されておらず、艦載機は小フロートが無いなど2010年代金型のキットとしてはディティールの省略が目立ちます。
    • 他にもパーツの色分けや分割が甘かったりなど、艦NEXTなどの戦艦と比べると控え目で艦載機はSC-1シーホーク一択です。
    • ただ2000年代のタミヤ製品を意識した水準のディティールは保ちつつ、一部パーツはスライド金型で一体成型化されており、組みやすくなってます。
    • 現在アカデミーのキットは一部の模型店でのみの取り扱いとなっており、国内での入手手段は限られます。
  • 童友社
    • 前述のアカデミー製品のOEMです。童友社のブランドである『凄!プラモデル』シリーズの1つとして販売されています。
    • 国内販売向けにパッケージと説明書を一新しているためか、同内容のアカデミー製に比べ割高になっています。
    • アカデミーブランドとは異なり、量販店などでも入手可能です。
  • モン モデル
    • 中国の新興メーカーであるモン・モデル社のプレシオサウルスシリーズから色分け&スナップフィット仕様のミズーリが発売されています。
    • フジミのNEXTシリーズのようにランナー単位での色分けに加えて、それでも補えない箇所はシールで再現となっています。
    • シールのカッティングが一部、間違ってる箇所がありデザインナイフ等での修正が必要です。艦載機は、付属してません。
    • スライド金型やパーツ分割等で他社のキットでは再現されてなかった箇所のモールドも再現されてます。
    • 同艦を同スケールの色分けスナップフィットで販売してるアカデミーのMCPシリーズと比べると造形で勝りますがその分難易度も高めです。
    • 単装機銃は2~5基が1列に並んだ状態で床の一部ごと一体成型されておりパーツ数が少なく接着も必須ではありませんが差し込みがきつめで削って調整する必要があります。
  • ヴィー・ホビー
    • 新興メーカー「ヴィー・ホビー」のキットは2021年発売の最新キットです。
    • プラキットのみの通常版とエッチングパーツを加えたデラックス版、さらに甲板シートを追加したプラチナ版があります。
Vittorio Veneto級

ピットロードより発売されています。

ピットロード

  • 主な発売キット
    艦船名キットNo.キット仕様発売年備考
    ヴィットリオ・ヴェネトW1331940年2011年洋上/フルハル選択可
    リットリオW1371941年2011年洋上/フルハル選択可
    ローマW1321943年2011年洋上/フルハル選択可
  • 概要
    • 開発は中国トランペッターとなります。比較的作りやすいキット構成です。
Queen Elizabeth級

ピットロードより発売されています。

ピットロード

  • 主な発売キット
    艦船名キットNo.キット仕様発売年備考
    クィーン・エリザベスW1451918年2012年洋上/フルハル選択可
    W1811941年2016年洋上/フルハル選択可
    ウォースパイトW1491915年2012年洋上/フルハル選択可
    W1521942年2013年洋上/フルハル選択可
    バーラムW1641941年2014年洋上/フルハル選択可
    ヴァリアントW1881939年2016年洋上/フルハル選択可
    マレーヤW1711943年2015年洋上/フルハル選択可
  • 概要
    • 開発は中国トランペッターとなります。
Richelieu級

ピットロードより発売されています。

ピットロード

  • 概要
    • 開発は中国トランペッターとなります。
    • 精密なモールドが特徴の良キットです。
    • 中国トランぺッター製ということもあり、離型剤が強く残っているので組む前の入念な洗浄が必要となります。
    • 船体や艦底・甲板のパーツの合いがイマイチだったり、組みにくい部分も多いので注意が必要です。
Nelson級

長年の間タミヤの古いキットしかありませんでしたが、近年は中国メーカーから新作が発売されています。

  • 主な発売キット
    メーカー艦名キットNo.キット仕様発売年備考
    タミヤネルソン104竣工時1974年
    ロドネイ1021945年頃
    トランぺッターネルソン067171944年2018年実際は1945年時
    ロドニー067181942年
    ~1943年
    MENG MODEL(モン モデル)ロドネイMENPS-001竣工時?2016年洋上/フルハル選択可
    多色成形・スナップフィット
  • タミヤ
    • タミヤのキットは1970年代に発売された古参キットですが、タミヤらしいシャープな造形と組みやすさを兼ね備えたキットです。
    • 近年のハイディティールキットと比較すると流石に見劣りしますが、それでも十分な出来栄えです。
    • 安価なキットであるためビギナーの方には勿論の事、上級者の方もディティールアップの素体としてもお勧めです。
    • なお主砲と副砲は、熱した釘の頭で回転軸の先端を焼き潰して抜け止めをするよう指示があります。
  • トランぺッター
    • 開発は中国トランペッターとなります。
    • 精密なモールドが特徴の良キットです。
  • モン モデル
    • 中国の新興メーカーであるモン・モデル社のプレシオサウルスシリーズから色分け&スナップフィット仕様のロドネイが発売されています。
    • フジミのNEXTシリーズのようにランナー単位での色分けがされており、パーツも少ないため初心者でも組みやすいキットです。
Colorado級

ピットロードより発売されています。

ピットロード

  • 主な発売キット
    艦船名キットNo.キット仕様発売年備考
    コロラドW2051944年2018年洋上/フルハル選択可
    メリーランドW1501941年2013年洋上/フルハル選択可
    W1991945年2017年洋上/フルハル選択可
    ウェスト・ヴァージニアW1651941年2014年洋上/フルハル選択可
    W2041945年2018年洋上/フルハル選択可
  • 概要
    • 開発は中国トランペッターとなります。
    • 真珠湾攻撃時の状態と、大戦後期の改造後の状態がそれぞれキット化されています。
    • 特徴的な篭マストはエッチングパーツによる再現となります
South Dakota級

古参のハセガワ製と、近年発売されたピットロード(トランペッター)製、ヴィー・ホビー製があります。

  • 主な発売キット
    メーカー艦名キットNo.キット仕様発売年備考
    ハセガワサウスダコタ6071943年1975年
    300481943年2018年専用のエッチングパーツを同梱した
    スーパーディテール版
    アラバマ6081942年1975年
    ピットロードサウスダコタW-1241945年2009年トランペッター社製
    洋上/フルハル選択可
    マサチューセッツW-1581945年2014年
    アラバマW-1281942年2010年
    Vee Hobby(ヴィー・ホビー)サウスダコタVEEV570051944年2021年洋上モデル
    インディアナVEEV570061944年2022年
  • ハセガワ
    • 旧ウォーターラインシリーズ時代の開発ですが、その中でも外国艦シリーズは後半期に発売されたキットであり、比較的まとまりのよい内容です。
    • サウスダコタとアラバマの顕著な相違点である両用砲の装備数の差が再現されており、時期の違いにより若干機銃の装備状況も異なります。
  • ピットロード
    • ピットロードのキットは2000年代に入ってからの発売で、中国トランペッター社製キットのOEM品です。
    • 両用砲や機銃の装備数の差で各艦の違いを再現してあります。
    • ディテールの再現度はハセガワより上がっていますが、分割されたパーツの組み合わせに注意が必要です。
  • ヴィー・ホビー
    • 新興メーカー「ヴィー・ホビー」のキットは2021年発売の最新キットです。翌年には2番艦インディアナが発売されました。
    • プラキットのみの通常版とエッチングパーツを加えたデラックス版、サウスダコタのキットにはさらに甲板シートを追加したプラチナ版があります。
North Carolina級

アオシマ製と、近年発売されたピットロード(トランペッター)製があります。

  • 主な発売キット
    メーカー艦名キットNo.キット仕様発売年備考
    アオシマノースカロライナ1051944年1974年
    ワシントン1061944年1974年
    ピットロードノースカロライナW941944年2006年トランペッター社製
    洋上/フルハル選択可
    W1401944年2011年トランペッター社製
    ワシントン」とのコンパチ
    洋上/フルハル選択可
    ワシントンW237(旧W95)1942年2021年トランペッター社製
    洋上/フルハル選択可
  • アオシマ
    • ウォーターラインシリーズ初期の1970年代に発売されたモデルです。
  • ピットロード
    • ピットロードのキットは2000年代に入ってからの発売で、中国トランペッター社製キットのOEM品です。