元のおすすめ艦隊プラモデルに戻りたい場合は、こちらから。
- おすすめの1/700キット
初心者の方はまず1/700スケールのキットを作ってみましょう。
作りたい艦が大型艦の場合でも、練習を兼ねてまずは駆逐艦類の小型艦を1つは作る事を強くおススメします。
『戦艦』
戦艦はパーツ数がとても多いので初心者の方がいきなり手を出すには難しいかも知れません。
ある程度艦船プラモデルに慣れてから挑みましょう。
最初に作る戦艦キットとしては、タミヤの大和型、アオシマの長門型及び扶桑型が作りやすくおススメです。
各キットの簡単な解説
主にハセガワとフジミより発売されています。
ハセガワ
- 主な発売キット
- 概要
- リニューアル最初期の物のため、現在の目から見ると見劣りする部分があり考証的にも間違いが多いです。
- 特に航空機作業甲板は4隻同一であり(製品は霧島のもの)修正は高度な技術を必要とされます。
フジミ
- 主な発売キット
- 概要
- ハセガワの後に発売された事もあり、新考証をふんだんに取り込んだ精密指向のキットです。
- 霧島のみ仰角可動ギミック付きとなっています。
- 2017年に多色成形&スナップフィットキット仕様の比叡と金剛が発売されました。
- 舷側および艦底の違いも専用パーツで再現され、金剛は比叡よりも組みやすいパーツ構成となっています。
- 部品の精度も良くなっており、初心者にもお勧めのキットです。
KAJIKA(カジカ)
- 主な発売キット
艦船名 キットNo. キット仕様 発売年 備考 金剛 KJKKM70001 1914年 2017年 比叡 KJKKM70002 1915年 2017年 榛名 KJKKM70003 1915年 2018年 霧島 KJKKM70004 1915年 2018年
- 概要
- 中国のFLY HAWK(フライホークモデル)の別ブランドとしてスタートしたKAJIKAの第1弾として、新造時の金剛のキットが発売がされました。
- 新造時のプラキットとしてはこのメーカーが初となります。
- マストのヤードが予めモールドされているなど、非常に精密なキットとなっています。
- その分細かいパーツも多いので、中~上級者向けとなっています。
- 新造時の同型艦も順次発売しています。
アオシマとフジミより発売されてます。
アオシマ
- 主な発売キット
- 概要
- 扶桑型の独特の姿を少ないパーツ数でしっかりと再現したアオシマらしいキットです。
- 近年リテイクされ、さらなるパーツの追加、修正がなされました。
- ただしリテイク前のパーツも付属するため説明書をよく確認して組み立ててください。
- 船体は外板に継ぎ目表現があるかわりに舷外電路を省略しています。
フジミ
- 主な発売キット
- 概要
- 扶桑型の独特の姿を超絶ディテールとパーツ数で余す所なく再現したフジミらしいキットです。
- 仰角可動ギミックがあり、これにより交互撃ち方などのアクションシーンも再現可能となっています。
- 船体には舷外電路を再現するかわりに外板の継ぎ目表現を省略しています。
- 主砲の測距儀は実物よりも少々長く数mm切り詰めないと旋回できません。
ハセガワとフジミより発売されています。
ハセガワ
- 主な発売キット
- 概要
- ウォーターラインの戦艦で唯一船体を左右分割式としているキットです。
- 伊勢型の特徴を良く捉えてますが、艦橋や飛行甲板などの形状の一部に間違いが指摘されています。
フジミ
- 主な発売キット
- 概要
- 2017年に改装前の仕様のキットが発売されました。
- このキットは完全新規設計のキットとなっており、船体は左右分割式です。
- 両艦の僅かな高さの違いや副砲指揮所の形状の違いなどの細部の相違点も専用パーツで再現されています。
- パーツ数も比較的抑えられており、特シリーズの中でも手を出しやすいキットです。
アオシマとフジミより発売されています。
アオシマ
- 主な発売キット
- 概要
- 扶桑型と同様、ある程度ディテールを省くことでパーツ数を抑えながらも特徴をよく再現したキットです。
- リテイクされたことによりパーツが追加され、今まで細くて迫力に欠けると言われていた主砲砲身なども修正されています。
- 1927年及び1933年版は長門型の特徴の一つであった屈曲煙突時の姿です。
フジミ
- 主な発売キット
- 概要
- こちらも扶桑型同様超絶ディテールとパーツ数で長門型を再現したキットです。
- アオシマが省略した舷外電路などもしっかり再現されていますが仰角可動ギミックは付いていません。
- また、開戦時の戦艦長門は機銃など細かいパーツは比較的少ないことから
- 最初に手を出す特シリーズの戦艦キットとして適しているかもしれません。
- 艦NEXTシリーズでも長門の発売されています。
WLシリーズではタミヤが担い、フジミとアオシマ、ピットロードからも発売されています。
タミヤ
- 主な発売キット
- 概要
- 発売当時の最新資料をもとに、さほど多くないパーツ数でありながら大和型の特徴を良く表したタミヤらしいキットです。
- カラーの塗装説明が別紙で付属するなど誰でも簡単に大和型の勇姿を再現できるようになっています。
- ただし考証が更に進んだ現在ではいくつか間違いが指摘されており、こだわるなら修正が必要です。
フジミ
- 主な発売キット
- 概要
- 特シリーズはタミヤの後発であったこともあり、当時の新考証を取り入れ大和型をより正確に再現したキットです。しかしタミヤの方が正確な面もあるなど調査不足の感は否めません。
- さまざまなバージョンを展開しているため戦争の激化とともに移り変わっていった大和型の姿をすべて無改造で再現できます。
- 多色成形、スナップフィットの艦船模型として艦NEXTシリーズが発売されました。スナップフィットゆえに細部が分厚いなどの難点はありますが、大和、武蔵共に新考証でなおかつ組みやすい内容になっており、初心者の方にもオススメです。
- 但し、艦NEXTシリーズとしては最初の製品のため、嵌め合わせが緩すぎたり固いところも多々あり、最低でも接着剤だけは購入しておいたほうが良いでしょう。
アオシマ
- 主な発売キット
- 概要
- 最近のアオシマキットでは主流になりつつある多色成型のキットとなっています。
- 3社協同のブランドである「ウォーターラインシリーズ」ではなく、フルハル仕様のアオシマオリジナルの製品となっています。
- 艦橋上部や砲塔はポリキャップによる可動式です。
- 色分け以外は標準的なWLシリーズと同等で、フルハルモデルとしてはフジミやピットロード製と比べると安価です。
- なお箱絵は故上田毅八郎画伯のイラストとなっています。
ピットロード
- 主な発売キット
- 概要
- 2017年にピットロードから大和がキット化されました。
- 開発は国内ですが、製造は近作の島風、樫野と同様に中国で行われています。
- フジミの特シリーズを超えるレベルでパーツが細分化されており、さらにパーツのすり合わせなど修正が必要な箇所があることから艦船模型熟練者向けのキットと言えるでしょう。
- 豪華版を除く1/700スケールの大和型の中で最も高額で、専用エッチングパーツも含めると15000円近い金額になります。
- 予算と時間をかけさえすれば、現時点で最高のクオリティの大和型が完成が得られることでしょう。
※大和最終時の甲板は黒系の迷彩塗装であったという説や迷彩は無く通常の木の色であったという説など諸説あり現在でもよく解っていません。
※艦橋のパーツは縦割り2分割の仕様のキットがほとんどですが、フジミの艦NEXTのみ分割なしの1体成形になっています。
※モデルグラフィックス誌2018年6月号によると、ピットロードの大和型は、大和研究家の脇田直紀氏、一村昌樹氏らの考証をもとに、ピットロードの田中安啓氏が開発を行ったとのこと。
有名艦だけあって国外メーカーも力を入れており、1/700スケールではウォーターラインシリーズ(アオシマ)の他にも多社より発売されています。
メーカー | 艦名 | キットNo. | キット仕様 | 発売年 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
アオシマ | ビスマルク | 618 | 1941年 | 2005年 | |
ティルピッツ | 619 | 2009年 | |||
ピットロード | ビスマルク | W192 | 2017年 | 洋上/フルハル選択可 エッチングパーツ付属 | |
ティルピッツ | W75 | 2004年 | 洋上/フルハル選択可 | ||
DRAGON (ドラゴン) | ビスマルク | 7060 | 1940年~ 1941年 | 2007年 | フルハルモデル エッチングパーツ付属 |
7125 | 1941年 最終時 | 2011年 | ソードフィッシュ エッチングパーツ付属 | ||
ティルピッツ | 7081 | 1943年? | 2009年 | 洋上/フルハル選択可 | |
DR7047 | 1941年~ 1944年 | 2004年 | フルハルモデル エッチングパーツ付属 | ||
Revell (ドイツレベル) | ビスマルク | 05098 | 2010年 | ||
MENG MODEL(モン モデル) | ビスマルク | MPS-003 | 2017年 | 洋上/フルハル選択可 多色成形・スナップフィット | |
FLY HAWK(フライホークモデル) | ビスマルク | FLYFH1132 | 1941年 | 2018年 | フルハルモデル |
- 概要
- それぞれ一長一短ありますが、省略は多いもののパーツ数が少ないアオシマ、色分け&スナップフィット仕様のモンモデルが初心者におすすめです。
- リサーチ、精度、組立難易度、価格のいずれも最高なのはフライホークです。他の製品はいずれも目立った省略やデフォルメ、考証間違い等があり、この面でも一長一短です。
- アオシマ
- 2005年にリニューアルされたキットで、ディテールはあっさりしていますが組み立てやすいのがポイントです。
- 2000年代のWLシリーズリニューアルのトップバッターとして発売され、中国での金型生産を行った最初の製品です。製造能力が未知数であったため設計が十分に反映されなかったとのこと(月刊モデルグラフィックスNo.250 2007年5月号インタビュー)。但し、別売ディテールアップパーツを使ったり、各部の修正をすればそれなりの作品には仕上がります。
- 余談ですが、このキットで中国での金型製作の経験を積んだお陰か扶桑や長門はすばらしいキットとなりました。ビス子は犠牲になったのだ…
- ピットロード/トランペッター
- 実質的には中国トランペッターの設計となります(トランペッターブランドでも発売されています)。フルハル、洋上選択式です。
- アオシマ版よりもディテールは細かく、モールドがオーバー気味というある意味ピットロードらしいキットです。またパーツも細かく難易度は高めで、一部のパーツの合いが良くないです。
- なお、トランペッター製品のため離型剤が強めなので、制作前に中性洗剤で離型剤を洗い落とすのを忘れずに。
- ピットロードブランドの市場価格は高めですが、中身の同じトランペッター製品は海外ショップからの購入やネットオークションなどで安く手に入る場合もあります。
- ドラゴン
- 日本国内ではプラッツが輸入販売を行っています。フルハルモデルですが船体は上下分割式なので艦底板を自作するか気にしなければ容易にWL化可能です。
- エッチングやクリアパーツ、軟質素材を積極的に取り入れた意欲作でしたが、モールドの甘さ、一部考証違い、軟質素材部分の扱いの難しさなど難点も併せ持ったキットでした。再生産分からは軟質素材の部分は材質を変更しており、難点の一つは解消されています。
- 以前は内容が豪華な割りに価格はアオシマと同等という優れものでしたが、国内流通量が少なく品薄です。オークション等ではそこそこの価格で入手できます。
- アオシマやトランペッターの製品を作る際、目立って惜しい部分(機銃類、デリッククレーン、ファンネルキャップ、艦載艇等)をドラゴンのパーツで置き換えると(所謂ニコイチ)お手軽なディテールアップになります。両方買うとフライホーク製品に近いくらいのお値段になってしまいますが…
- ドイツレベル
- 輸入元はハセガワです。左右分割のフルハルモデル。
- 同社の1/350からのフィードバックを取り入れた、精細で難易度の高いキットです。他社と比較すると強気の価格設定でしたが、最近は実売価格が値下がりしています。
- ディテールは精緻で考証間違いなども少ないと言われていますが、構造物が大きく腰高にデフォルメされており、見栄えはするものの実艦の写真の印象とはやや異なります。またレベル作品の常でモールドが全体的にだるくてエッジが立っておらず、この点は残念なところです。
- レベル製品はあまり流通量が多くはありませんが継続して輸入されており、あちこちで見かけます。
- モン モデル
- 中国の新興メーカーであるモン モデル社のプレシオサウルスシリーズから色分け&スナップフィット仕様のビスマルクが発売されています。
- フジミのNEXTシリーズのようにランナー単位での色分けに加えて、砲塔上部の濃いグレーはシールで再現となっています。
- カバー付きの探照灯台やカタパルト(艦載機はありません)のパーツが選択式となっておりスナップフィットなのでピンを調整すれば後から自由に付け替える事も可能です。
- フライホークモデル
- 現在最後発のフライホーク製品は、同社らしい非常に精密なモデルです。
- 価格も他社とは一線を画し、ピットロードの大和型を上回る高価・高精細・高難易度なものに仕上がっています。
- 旧製品など
- この他、1/700スケールにはアオシマ(WL)の旧キット(ビスマルク101/609とティルピッツ103/610)、マッチボックスのキットがあり、どちらも絶版ですが前者はネットオークションなどで見かけます。
- どちらも大まかな形状はよく捉えていると言われますが、前者は省略が多く後者はシャープさが無く、どちらも今の目で見ると厳しいものがあります。
知名度の高い戦艦ということもあり、様々なメーカーから発売されています。
- 主な発売キット
メーカー 艦名 キットNo. キット仕様 発売年 備考 タミヤ アイオワ 616 1944年 2005年 ニュージャージー 614 1981~1995年 2004年 ミズーリ 613 1944年 2003年 フジミ アイオワ SWM-23 1992年 内容は1974年発売のものと同じ ニュージャージー SWM-22 ミズーリ SWM-21 ミズーリ・零戦セット SWM特-SP28 2013年 1/48スケールの
零式艦戦21型とのセットAcademy
(アカデミー)ミズーリ 14222 1944年 2016年 フルハルモデル
多色成形童友社 ミズーリ 412701 1944年 2017年 上記製品のOEM MENG MODEL(モン モデル) ミズーリ MPS-004 2017年 洋上/フルハル選択可
多色成形・スナップフィットVee Hobby(ヴィー・ホビー) ミズーリ VEEV57003 1945年 2021年 洋上モデル ニュージャージー VEEV57002 1945年 2023年5月予定 洋上モデル
- 概要
- アイオワ級はWW2時代から20年前まで現役だった戦艦で、現在も活動可能な状態で保存されています。
- 最近発売されたキットはどれも高い水準で再現されています。
- なおピットロードからはミサイル搭載戦艦の仕様で、4隻全てがキット化されています。WW2の仕様とは異なるのでこちらでは省略しています。
- 2000年代に入って金型の製作された各社のアイオワ級のオススメ具合は説明書通りに作るならアカデミー、一部加工で良くしたいならモンモデル、全塗装&大幅なディティールアップ前提ならタミヤといった感じです。
- タミヤ
- タミヤの製品はフジミのウォーターライン脱退後に発売されたこともあり、比較的新しく組みやすいキットとなっています。
- 2番艦のニュージャージーはWW2後の近代化改修後の姿で再現されています。
- 艦載機はOS2UキングフィッシャーとSC-1シーホークから選択可能で救命ボートも付属してます。
- フジミ
- フジミのキットはWL時代に発売された製品の箱替えということもあり、ディテールはあっさりしています。
- そのため成形不良が目立ち、パーツを取り付ける穴が一部開口していないなど多少の加工が必要です。
- 40センチ近いサイズのキットであるにもかかわらず非常に安価(1000円台前半)なので、気軽に買えるのがメリットです。
- フジミからは同型艦3種が発売されていますが、パッケージが違うだけでキット内容は同じです。
- そのためか最近はミズーリ以外の再販はほとんどありません。
- アカデミー科学
- アカデミーのMCP(マルチカラーパーツ)シリーズからフジミのNEXTシリーズのような色プラ&スナップフィットキット仕様のミズーリが発売されています。
- 主砲砲身が開口されておらず、艦載機は小フロートが無いなど2010年代金型のキットとしてはディティールの省略が目立ちます。
- 他にもパーツの色分けや分割が甘かったりなど、艦NEXTなどの戦艦と比べると控え目で艦載機はSC-1シーホーク一択です。
- ただ2000年代のタミヤ製品を意識した水準のディティールは保ちつつ、一部パーツはスライド金型で一体成型化されており、組みやすくなってます。
- 現在アカデミーのキットは一部の模型店でのみの取り扱いとなっており、国内での入手手段は限られます。
- 童友社
- 前述のアカデミー製品のOEMです。童友社のブランドである『凄!プラモデル』シリーズの1つとして販売されています。
- 国内販売向けにパッケージと説明書を一新しているためか、同内容のアカデミー製に比べ割高になっています。
- アカデミーブランドとは異なり、量販店などでも入手可能です。
- モン モデル
- 中国の新興メーカーであるモン・モデル社のプレシオサウルスシリーズから色分け&スナップフィット仕様のミズーリが発売されています。
- フジミのNEXTシリーズのようにランナー単位での色分けに加えて、それでも補えない箇所はシールで再現となっています。
- シールのカッティングが一部、間違ってる箇所がありデザインナイフ等での修正が必要です。艦載機は、付属してません。
- スライド金型やパーツ分割等で他社のキットでは再現されてなかった箇所のモールドも再現されてます。
- 同艦を同スケールの色分けスナップフィットで販売してるアカデミーのMCPシリーズと比べると造形で勝りますがその分難易度も高めです。
- 単装機銃は2~5基が1列に並んだ状態で床の一部ごと一体成型されておりパーツ数が少なく接着も必須ではありませんが差し込みがきつめで削って調整する必要があります。
- ヴィー・ホビー
- 新興メーカー「ヴィー・ホビー」のキットは2021年発売の最新キットです。
- プラキットのみの通常版とエッチングパーツを加えたデラックス版、さらに甲板シートを追加したプラチナ版があります。
長年の間タミヤの古いキットしかありませんでしたが、近年は中国メーカーから新作が発売されています。
- 主な発売キット
- タミヤ
- タミヤのキットは1970年代に発売された古参キットですが、タミヤらしいシャープな造形と組みやすさを兼ね備えたキットです。
- 近年のハイディティールキットと比較すると流石に見劣りしますが、それでも十分な出来栄えです。
- 安価なキットであるためビギナーの方には勿論の事、上級者の方もディティールアップの素体としてもお勧めです。
- なお主砲と副砲は、熱した釘の頭で回転軸の先端を焼き潰して抜け止めをするよう指示があります。
- トランぺッター
- 開発は中国トランペッターとなります。
- 精密なモールドが特徴の良キットです。
- モン モデル
- 中国の新興メーカーであるモン・モデル社のプレシオサウルスシリーズから色分け&スナップフィット仕様のロドネイが発売されています。
- フジミのNEXTシリーズのようにランナー単位での色分けがされており、パーツも少ないため初心者でも組みやすいキットです。
古参のハセガワ製と、近年発売されたピットロード(トランペッター)製、ヴィー・ホビー製があります。
- 主な発売キット
- ハセガワ
- 旧ウォーターラインシリーズ時代の開発ですが、その中でも外国艦シリーズは後半期に発売されたキットであり、比較的まとまりのよい内容です。
- サウスダコタとアラバマの顕著な相違点である両用砲の装備数の差が再現されており、時期の違いにより若干機銃の装備状況も異なります。
- ピットロード
- ピットロードのキットは2000年代に入ってからの発売で、中国トランペッター社製キットのOEM品です。
- 両用砲や機銃の装備数の差で各艦の違いを再現してあります。
- ディテールの再現度はハセガワより上がっていますが、分割されたパーツの組み合わせに注意が必要です。
- ヴィー・ホビー
- 新興メーカー「ヴィー・ホビー」のキットは2021年発売の最新キットです。翌年には2番艦インディアナが発売されました。
- プラキットのみの通常版とエッチングパーツを加えたデラックス版、サウスダコタのキットにはさらに甲板シートを追加したプラチナ版があります。
アオシマ製と、近年発売されたピットロード(トランペッター)製があります。
- 主な発売キット
- アオシマ
- ウォーターラインシリーズ初期の1970年代に発売されたモデルです。
- ピットロード
- ピットロードのキットは2000年代に入ってからの発売で、中国トランペッター社製キットのOEM品です。