91式高射装置
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ゲームにおいて
2014/11/14実装の対空射撃用の火器管制装置。
あくまで制御装置であり、これ単体でどうこうできるものではない為か強化値は低いが、用途自体はいくつかある。
ほとんどすべての艦が装備できるが、潜水艦、未改造神州丸 、第百一号輸送艦 は装備できない。
2020/03/27で開発解禁と同時に補強増設スロットへの配備 も可能となった。
初霜改二 の初期装備
任務『囮機動部隊支援作戦を実施せよ! 』報酬*1
囮機動部隊支援作戦 の遠征時間が12時間かかるので、就寝前や登校、出社時等の長時間艦これから離れるタイミングで遠征に出しておこう。
この任務の出現トリガーである任務『「改装防空重巡」出撃せよ! 』は摩耶改 が必要(改二 でなくても可)だが、摩耶 はLv18で改装出来るので初心者でも任務達成は容易である。
2020/03/27でようやく開発が解禁された 。さすがに5年4ヶ月は長かった……
水雷系及び砲戦系秘書艦はボーキサイトテーブル、最低値はボーキサイト【燃10/弾10/鋼10/ボ11】
空母系秘書艦は鋼材(燃料) or 弾薬テーブル、最低値はそれぞれ鋼材(燃料)【燃10/弾10/鋼10/ボ10】、弾薬【燃10/弾11/鋼10/ボ10】
デイリー任務やソナー開発の副産物としても狙える。
空母系秘書艦も当初ボーキサイトテーブルで開発が可能であったが、2022/12/06より開発可能テーブルがボーキサイトテーブルから鋼材(燃料)又は弾薬テーブルへ変更となった。
過去の入手方法
2014年秋イベントE-1およびE-2突破報酬
2015春イベントE-2甲作戦突破報酬
2015夏イベントE-2甲作戦突破報酬
【高射装置】を使用した「対空カットイン射撃 」(対空CI)がいくつか存在する。
【高射装置】+高角砲 (第9種、変動1.3、固定2)
【高射装置】+高角砲 +対空電探 (第7種、変動1.35、固定3)
戦艦系で【高射装置】+大口径主砲+三式弾 (第6種、変動1.45、固定4)
戦艦系で【高射装置】+大口径主砲+三式弾 +対空電探 (第4種、変動1.5、固定6)
勿論、高射装置と高角副砲等での発動も可能。状況で使い分けよう。
「○○高角砲+高射装置 」という名前の装備 がいくつか存在するが、それらは高射装置判定ではない 。
「高角砲と高射装置」とは別物であるため会話等では注意。
「高射装置+高角砲」のCIは出せる艦は多いが性能が弱い という難点が存在する。
何もないよりはマシだがこれを主軸にするにはいささか心もとなく、もっと性能のいい「特殊高角砲+対空電探」の汎用CIや、各種専用対空カットインを主軸にしたいところ。
「高射装置+高角砲」CIの現在の用法は「他カットイン不発時の保険」である。
複数の種類or複数艦で対空カットインの発動条件が同時に満たされている場合、発動については個々に判定を行う模様で、数が多いほど判定回数が増える、という点で全体として「何かしらの対空カットイン」の発動率は上がる。
また、性能の高いCIほど出やすいように調整されており、性能の低いCIが暴発する可能性は下がっている。
最終的に適用されるのは1戦闘ごとに1つではあるが、性能の低いCIでも、保険として準備しておく意義もあるだろう。
例えば4スロ艦に秋月砲 +秋月砲+対空電探+高射装置 と装備しておくと、5種 ・8種 ・7種 ・9種 のうちどれかが発動する多重待ちとなる。3スロ駆逐でも補強増設を使えば可能。
同じ9種でも、1隻にだけ装備しておくよりは2隻に装備しておく方が、どちらかが発動してくれる率は高い。
2023/05/26アップデート以前の記述
対空カットイン可能艦が複数いる場合、発動については個々に判定を行う模様で、数が多いほど判定回数が増える、という点で全体として「何かしらの対空カットイン」の発動率は上がる。
対空カットイン装備の組み合わせによる優先度が存在し、複数の艦で発動が重複した場合は優先度の高いもの、優先度が同じ場合は隊列の前にいる艦のものが優先して発動する。
但し秋月 型については、重複した場合は秋月型以外が優先される という仕様であることに注意。
発動率向上狙いで対空カットイン艦を増やすと、性能の高い秋月CIが発動し辛くなる。3隻以上になると顕著。
秋月型自身に高射装置を装備するなど、1隻の中で複数の条件を満たす場合の個艦優先度 がどうなるかは要検証。
秋月型については9種が出ない疑惑がある。(秋月型は特殊高角砲+対空電探の汎用CIも出ない)
特殊高角砲+対空電探などの汎用カットイン(秋月砲 +電探等)も同じく出にくくなる。
秋月砲×2+対空電探の艦、浦風砲 +高射装置の艦などに分けるとこの状況が発生する。
高射装置CIよりも優先度が高く性能も高い摩耶改二 CIを導入するなどの対策は可能。
この場合、高射装置CIの役割は「優先度・性能の高い他艦のCIが失敗した時の保険」ということになる。
高射装置カットインと、それに判定を阻害されうるもの、されないものは以下の通り。
高射装置CIと他CIの種別優先度
高射装置CIと他CIの種別優先度
この阻害される・されないの基準は種別優先度(それぞれ別の艦で装備した場合)による。1隻の中で複数の条件を満たす場合の個艦優先度はこれとは異なる。
検証により、装備改修による性能補正 で対空能力だけでなくなぜか昼夜火力と命中が上昇する というデータが示されている。科学の国のレーダーには負けられない。
本装備を改修★max にすると、火力+3.1、命中+3.1、加重対空+14.3*2 、艦隊防空+7.0、回避+1 という装備に成長する。
これだけでメイン装備スロットを消費する価値があるかは判断のわかれるところだが、補強増設 に装備すれば強化値の恩恵を効率よく受けることができる。
小口径主砲1個分くらいの火力と、対空電探1個分くらいの対空・命中強化を得られる。
上位種の94式高射装置 と成長度は同じであり、素性能もほぼ同じなのでステータス目的であれば改修するのはコストの安いこちらで良い。
補強増設で誰でも昼夜火力+3、命中+3というのが改修高射装置の特色であるが、競合もある。
日本艦の駆逐・軽巡であれば夜戦火力+3については熟練見張員 でも達成可能。(火力+1、雷装+2、命中+2、索敵・対潜等+α、夜戦CI率・対PT効果付き)
また昼に絞れば火力だけでなく昼雷撃も上げられる改修機銃という選択肢もある。
対空力については1艦の加重対空を大きく上げる機銃と全艦の艦隊防空をやや上げる高射装置で一長一短。
のちに重巡・戦艦については三式弾 も装備可能になった。最大火力については三式弾改 等が上位、対空性能が高いのはこちら。
改修効果が効かなくなるため支援艦隊 で装備させる意味はない。
小ネタ
元ネタは日本海軍の「九一式高射装置」である。専門用語で言われるFCS(射撃管制装置)がコレ。
電探と混同する提督もいるかもしれないが、電探が遠距離の敵を捜索する装置なのに対して、射撃管制装置は敵の未来予測位置を算出し砲へ伝達*3 、その結果を元に火器の射撃方位をコントロールする装置である*4
電探「敵が居るよ~。位置はココだよ~」
FCS「あの敵に当てるにはこの方向と角度で撃てばいいよ~」
大体こんな感じ(勿論実際はもっと複雑)。まあ米帝はこのプロセスをほぼシステム化 出来ているのだが。
4.5m高角測距儀とセットで用いられる日本初の実用高射装置である。グラフィックでセットで描かれているのは94式高射装置の大和型用対爆圧防護仕様であるので注意。
九一式高射装置は手前の円柱状のもの。 *5 上面の×字に加工された面は開け閉めが可能で、そこから艦の動揺や目標の飛行方向などを観測する。
この中には計算機と照準装置がセットで入っており、測距儀からのデータと艦の動揺などの緒元を入力すると目標の未来地点に照準される仕組みだった。
昭和6年に試作され、翌年に山城 で実射を含む実験を行いそのデータを元に改善を行って制式化。それまでは高角砲の標的といえば鈍足な航空機か飛行船程度であったため、これが日本海軍初の高射装置となった。
ただし測距儀と照準装置が離れているため連携が取りづらく、後に二つを一体化して利便性を高くした94式高射装置 が開発されている。
運用には11名の人員を要し、そのうちの10名が装置の操作員、1名は伝令である。装置本体が敵機を追って回転するため、そのつど操作係の10名は装置を追って回転しなければならなかったとか。
一応、水上目標(対艦射撃)にも流用できたらしい。
ただし、搭載されていた光学装置がお粗末だった為、光量の少なくなる夕暮れ以降は使い物にならなかった。
高射装置が初実装された、ということは今まで高射装置も無しに対空兵装を撃っていたということになるのだが……今まで射撃指揮無しでどうやって当ててたの皆
そりゃ超熟練兵の妖精さんですもの
目標をセンターに入れて(ry
妖精さん「もちろんです、プロですから。」
この装備に関してのコメント
きっぱり見切って妄執は捨てた方がいいナ。(ア、ツリーは直したよ/神経質w) -- 2023-01-18 (水) 04:30:23