- 予め追加してある空白ページです。適時練習内容を追加して下さい。
※この項目には現在検証中の内容も含まれているため、細かな数値などについては実際と異なっている可能性があります(今後の追検証でさらに変わる可能性あり)。
※検証中の内容も含むため、こちらのページで出ている数値やデータは参考程度にお願いします。
※ダメージ計算に比べ未確定な点が非常に多い為、戦闘について以外からのリンクや、メニューバーへの記載はしないでください。
提案意見掲示板からのお知らせ
当wikiでは今のところ解析ツールなどを用いて得たデータは扱わないというルールになっています。編集やコメント欄での報告の際はご注意ください。
昼砲撃戦の命中率
以下の記述は基本的に昼砲撃戦の命中に関することであり、雷撃戦や航空戦の命中については仕様が異なる可能性があることに注意。
命中率 [%] = {攻撃側の命中要素合算(命中項) - 回避側の回避要素合算(回避項) + 艦載機熟練度命中補正} * 100
- 昼砲撃戦の命中率の式は、大まかに上記の形ではないかと検証結果*1から推測されている。
- 命中率の計算過程において攻撃側要素から回避側要素の減算があることはほぼ間違いないが、全ての要素は2016年11月現在も解明されていない。
- 計算による最終的な命中率は100%を超えることもあるが、実際の命中率は100%にはならず命中キャップがある(艦載機熟練度による補正を考慮しない場合)。
- 上記式の_で括った部分にキャップがかかっていると考えられ、キャップ値は0.97(すなわち97%)と見られている。キャップ超過分は切り捨てられる模様(つまり熟練度補正無しでの命中率上限は97%)。
命中・回避に関わる要素としては以下のような項目がある。
命中項(昼砲撃戦)
弾着観測射撃・徹甲弾補正・フィット補正・装備改修効果を考慮しない場合の命中項(昼砲撃)の推定式は以下の通り。
命中項(昼砲撃) = 0.03 + (0.9 + √(攻撃側Lv - 1) / 50 + 1.5 * √(運) / 100 + 装備命中値 /100) * 陣形補正 * 疲労キラ補正
※陣形補正:単縦/輪形 = 1.0、複縦/単横/梯形 = 1.2 (例外有。後述)
※疲労キラ補正:赤疲労 = 0.5、オレンジ疲労 = 0.8、補正無し(間宮点滅時) = 1.0、キラキラ状態 = 1.2
レベル
- レベルと命中率の関係は線形ではなく、レベルの平方根に依存している。ケッコン後も計算式が変わらない。
- 以前はケッコン後命中率が大きく上がるということが言われていたが、その後の検証で否定されている。
- 「√(Lv) / 50」ではなく「√(Lv-1) / 50」という式が有力。したがって、補正がかかり始めるのはlv2から。
- Lv1で0%、Lv50で+14%、Lv100で+19.9%、Lv150で+24.4%程度となる。
- レベル補正については敵も同様。ただし深海棲艦は潜水艦以外Lv1(潜水艦はLv50)なのでレベル補正= 0%と見なせる。
運
- 検証により「(1.5*√運)/100」程度のプラス補正だろうと考えられている(例として、運50であれば1.5*√(50)/100=0.106、すなわち+10.6%)。
- かつては「運/1000」と考えられていたが、幸運艦の実測値ではこれより高めにずれが発生し、運の影響が大きいことが示唆されていた。
- 運10で+4.7%、運30で+8.2%、運50で+10.6%、運70で+12.5%程度となる。
装備命中値
- 検証により「装備命中値/100」程度の補正だろうと考えられている。(例として、命中-3であれば-3/100=-0.03、すなわち-3%)
陣形
- 複縦、梯形、単横陣では命中項に補正がかかる(1.2倍)。
- 陣形間の相性らしきものが確認されており、回避側の陣形によって効果が無効化される場合があることが判明している。
下記以外の陣形相性効果については要検証。- 複縦陣の1.2倍効果は、回避側が単横陣の場合無効化(1.0倍)される。
- 梯形陣の1.2倍効果は、回避側が単縦陣の場合無効化(1.0倍)される。
- 単横陣の1.2倍効果は、回避側が梯形陣の場合無効化(1.0倍)される。
- また回避側の疲労度の影響を受けるらしく、回避艦がキラ状態だと補正が小さくなり、赤疲労状態だと逆に大きくなることが確認されている*2。
- 命中項に回避艦の疲労度を参照する補正があるか、またそれがどの程度なのかは要検証。
疲労度
- cond53以上のキラキラ状態では命中項が上昇、cond32~23、cond22以下の疲労状態では命中項が低下する。
- 高cond値による補正値の上昇は確認されていない。確認できる差は、プラス補正、補正なし(cond33~52)、マイナス補正、マイナス補正大の4段階。
- 攻撃側の疲労度補正は、赤疲労 = 0.5、オレンジ疲労 = 0.8、補正無し(間宮点滅時) = 1.0、キラキラ = 1.2と考えられる。
これは「赤疲労時に装備による命中効果が半減する」という実測結果と一致する。
要検証事項
- 装備改修
- 改修工廠により強化改修された各口径主砲には、強化度合いに応じたプラス補正がある。
- 主砲以外の強化改修された装備に命中補正があるかは不明。
- 改修効果が疲労キラ補正の影響を受けるかについては要検証。
- 改修工廠により強化改修された各口径主砲には、強化度合いに応じたプラス補正がある。
- 戦艦の主砲フィット補正
- 弾着観測射撃
- カットインはかなり高いプラス補正がある模様。(赤疲労でもそれなりに当たる)
- 連撃はカットインよりプラス補正は低い。(赤疲労では全然当たらない)
- 戦艦の徹甲弾補正
- 大口径主砲+徹甲弾の組み合わせにより、「装甲の厚い敵大型艦艇」及び「地上施設」に命中補正があるとアナウンスされている。(公式Twitter)
適用される条件は上の徹甲弾補正(キャップ後補正)と同じと思われる。
- 大口径主砲+徹甲弾の組み合わせにより、「装甲の厚い敵大型艦艇」及び「地上施設」に命中補正があるとアナウンスされている。(公式Twitter)
- 軽巡の主砲フィット補正
- フィットした主砲装備の運用による命中率補正が強化。※特に複数装備する場合、小型軽量の主砲装備が有効。(公式Twitter)
- 連合艦隊
- 命中率に大きなマイナス補正があると考えられており、多くの人間の体感からも正しいようには思えるが、実際に検証で確認はされていない。
- 艦載機熟練度補正
- 艦載機熟練度によって砲撃戦での命中率やクリティカルヒット発生確率が上昇していると考えられているが、詳細は要検証。
後述のようにクリティカルヒットは命中率が上がると発生確率が上がるため、熟練度による命中率上昇の結果クリティカルヒットの発生率が上がっているとも考えられるが詳細は不明。 - また、艦載機熟練度による命中率上昇は上記97%のキャップ後に適用される*3。
- 艦載機熟練度によって砲撃戦での命中率やクリティカルヒット発生確率が上昇していると考えられているが、詳細は要検証。
回避項(昼砲撃)
回避項(昼砲撃)の推定式は以下の通り。
回避項(昼砲撃) = (素回避値 + 装備回避値 + 0.15 * 回避側運) * (7 / 6) / 100 * 陣形補正 * 疲労キラ補正? * 燃料補正?
※上記式で回避項が0.5を超える場合、次のキャップ処理が施される。
回避項(キャップ後) = 回避項 / (回避項 + 0.5)
※陣形補正:単縦/複縦 = 1.0、輪形 = 1.15、梯形/単横 = 1.25 (例外有。後述)
※疲労キラ補正:赤疲労 = ?、オレンジ疲労 = ?、補正無し(間宮点滅時) = 1.0、キラキラ状態 = ?
回避値(素回避値、装備回避値)
- 回避の値と回避率の関係は単純な線形ではなく、回避値が高くなるほど回避率の上昇は小さくなる。
これは回避項に補正(キャップ処理)がかかっていると考えることで説明可能。
例:回避項=0.7の場合、キャップ処理後の回避項は0.7/(0.7+0.5)=0.583、すなわち58.3%。
上記回避項の式は、(素回避値+装備回避値+0.15*回避側運) = 100のとき、ちょうど回避項が0.7(つまり70%)になる。
運
- 検証により「0.15*運」程度が回避項にプラスされると考えられている。
- 当初は回避に運の影響はないと見られていたが、雷撃回避の検証から回避に運の影響があることが示唆され、後に昼砲撃でも影響があることが判明した。
- 効果は運70で+12.25%(単縦陣、疲労無し、キャップ適用無しの場合)。
陣形
- 輪形、梯形、単横陣では回避項に補正がかかる。
- 陣形間の相性らしきものが確認されており、攻撃側の陣形によって効果が増強される場合があることが判明している。
下記以外の陣形相性効果については要検証。- 梯形陣の1.25倍効果は、攻撃側が複縦・梯形陣の場合強化(1.45倍)される。
- 単横陣の1.25倍効果は、攻撃側が梯形・単横陣の場合強化(1.45倍)される。
要検証事項
- 疲労キラ補正
- cond53以上のキラキラ状態では回避率が上昇、cond32~23、cond22以下の疲労状態では回避率が低下する。
- 高cond値による補正値の上昇は確認されていない。確認できる差は、プラス補正、補正なし(cond33~52)、マイナス補正、マイナス補正大の4段階。
- 回避側の疲労度補正は上述のように命中項側にも影響を与えるらしく、正確な乗算位置は不明。少なくとも無疲労時は1.0(補正無し)と見なせるようだ。
- 戦闘中に各種cond値を上回ったり(MVP等)、下回ったり(夜戦や敗北等)した時は不明。
- ちなみに変動結果でcond30未満になった場合、次の戦闘でcond30以上にならない場合疲労出撃と同様に1戦ごとにcondが大幅に減少する模様。
- cond53以上のキラキラ状態では回避率が上昇、cond32~23、cond22以下の疲労状態では回避率が低下する。
- 燃料補正
- 残弾薬によるダメージ減少補正と同様に、燃料が50%未満の状態では回避率にマイナス補正があるのではと考えられている。
命中項同様、回避項に補正を乗算していると考えられるが詳細は要検証。 - 少なくとも3戦目(相当)までと5戦目(相当)では被弾率が異なるため、残量に応じて低下はしている模様。
- なお6戦目相当(燃料空)になると回避しなくなる?
- 残弾薬によるダメージ減少補正と同様に、燃料が50%未満の状態では回避率にマイナス補正があるのではと考えられている。
- 疲労時の回避補正
- 疲労時の回避率補正については詳細が分かっていない。
クリティカルヒット(昼砲撃)
クリティカルヒット判定
- クリティカル攻撃が発生した場合は命中率や回避率に影響を受けず必中する、という設定がなされているようだ。検証し得られた結果から推測するとその可能性が高い。
まずクリティカルヒットの判定を先に行い、それが不発となった場合に命中/回避の判定を行っていると考えられる。
- 燃料残り少量、赤疲労、輪形や単横陣からの魚雷攻撃等といった命中率が低いはずの条件下で敵味方が命中させた攻撃には、クリティカル与ダメージが非常に高い割合で含まれており、上記仮説を裏付ける根拠となっている。
- もし追検証を行う際はCritical表示に惑わされないよう注意。15~39ダメージのCritical表示はクリティカルだが、それ以外は与ダメ計算でクリティカルかノンクリか判別する必要がある。
クリティカルヒット発生確率
昼砲撃戦でのクリティカルヒット発生確率は命中率と相関関係があり、以下の関係が成り立つと推定されている。
クリティカル率(昼砲撃) = 0.125 * √(命中率) + 0.01
- 命中率0.5(=50%)の場合、クリティカルヒット発生確率は0.125*√(0.5)+0.01=0.098、すなわち9.8%となる。
命中とは無関係の要素
また以下の要素は、昼砲撃戦時の命中率・回避率には影響しない(もしくは、検証では確認できないほど非常に小さい)ことが確認されている。
艦種
- 昼砲撃戦においてレベルその他の要素が同じであれば、艦種による命中率の差はないことが確認されている。
- 昼砲撃戦において回避値その他の要素が同じであれば、艦種による回避率の差はないことが確認されている。
損傷状態
- 命中率、回避率共に、小破~大破等の損傷状態は影響しない。
交戦形態
- 命中率、回避率共に、同航戦、丁字不利等の交戦形態は影響しない。
速力(速力統一艦隊(高速艦隊や低速艦隊)、混速艦隊等)
- 現在のところルート固定以外に関与していない。もっとも単純な区別はできないが。
索敵の成否
- 索敵成功時に「命中・回避力UP」、失敗時に「対空・回避力DOWN」の表記が出る。
しかしながら、検証では命中率や回避率に明確な差は確認できていないため、現在補正は極めて小さいないし存在しないというのが有力。
昼砲撃以外の命中・回避について
雷撃戦における命中・回避は昼砲撃と異なる可能性がある。雷撃戦で判明している要素は以下の通り。
- 雷装値
- 雷装値が高いほど雷撃命中率が上昇する。
- 陣形
- 輪形陣、梯形陣、単横陣は単縦陣や複縦陣と比べて大幅に魚雷命中率が低下する。
- 雷撃回避に関しては、単横陣が10~15%ほど単縦陣より優れているという検証結果有り。
- 改修ソナーによる補正
- 改修したソナーを装備すると、雷撃回避率が上昇する(運営twitterより)。
航空戦における命中・回避は昼砲撃と異なる可能性がある。航空戦で判明している要素は以下の通り。
- 疲労度
- 航空戦での命中項は疲労度の影響を受けない。
- 陣形
- 航空戦での命中項は攻撃側の陣形の影響を受けない。
対潜戦における命中・回避は昼砲撃と異なる可能性がある。対潜戦で判明している要素は以下の通り。
- 対潜シナジー効果
- ソナーと爆雷(種類は共に問わず)を一緒に装備すると対潜攻撃と命中率が上昇する。(公式Twitter)
- ただし重複不可(ソナー2爆雷2でも、ソナー3爆雷1でもこの攻撃&命中補正は同一)
- ソナーと爆雷(種類は共に問わず)を一緒に装備すると対潜攻撃と命中率が上昇する。(公式Twitter)
夜戦における命中・回避は昼砲撃とは異なる可能性がある。夜戦時の判明している要素としては以下のような項目がある。
- 夜戦時の艦種補正
- 重巡・航巡は命中率・回避率共に補正値を上方修正されている。(公式Twitter、上方修正は艦娘のみ)
- 重巡・航巡は20.3cm連装砲か20.3cm(3号)連装砲を1つ以上装備することで、命中にプラスの補正がかかる。
- 重巡・航巡は命中率・回避率共に補正値を上方修正されている。(公式Twitter、上方修正は艦娘のみ)
- 夜戦時の夜戦装備補正
- 戦艦の主砲フィット補正
- 夜戦でも戦艦主砲にはフィット補正が適用されるが、昼砲撃戦と同一かは検証されていない。
- 夜間触接補正
- 九八式水上偵察機(夜偵)による夜間触接発動時は命中率が上昇。
- 夜戦特殊攻撃
- カットインはかなり高いプラス補正がある模様。
- 連撃はカットインよりかは命中率補正は低いが通常砲撃よりかは命中補正が高い。
命中率検証の困難さについて
- ダメージ計算式に比べ命中率の検証が困難な理由は、確率の収束に膨大な試行回数が要求されるためです。
- 詳しい数式等は割愛しますが、1%単位の精度で命中データを得るためには、およそ1万回の試行回数が必要と言われています(標準誤差±0.25%未満かつ95%信頼区間が0.5%未満)。
- 1%刻みではなく数%、数十%の差であれば、必要な試行回数はぐっと少なくなりますが、それでも数百~数千回は調べなければ精度の高いデータを得ることは出来ません。
- 1%刻みではなく数%、数十%の差であれば、必要な試行回数はぐっと少なくなりますが、それでも数百~数千回は調べなければ精度の高いデータを得ることは出来ません。
- 詳しい数式等は割愛しますが、1%単位の精度で命中データを得るためには、およそ1万回の試行回数が必要と言われています(標準誤差±0.25%未満かつ95%信頼区間が0.5%未満)。
- 一方、ダメージの振れ幅については最高ダメージと最低ダメージの2つを観測できれば良いため、必要な試行回数は非常に少なく済みます。
同じ乱数が絡む事象でも、命中率とダメージにはこう言った決定的な差があるのです。
(以下、加筆編集中)
主砲フィット補正
※以下の記述は、2016年4月頃の検証を基にした記述です。
- 装備している主砲によって、命中項に補正がかかる。
- フィット補正には次の2種類に大別される。
- 低速戦艦・高速戦艦・航空戦艦に適用される「大口径主砲のフィット補正」
- 大口径主砲のフィット補正は更に昼砲撃/夜戦で分かれている。
- 軽巡・雷巡・練巡に適用される「中口径主砲のフィット補正」
- 低速戦艦・高速戦艦・航空戦艦に適用される「大口径主砲のフィット補正」
- フィット補正は、命中項の疲労キラ補正の影響を受けない。
- この性質を利用し、フィット砲の検証については赤疲労条件で行われることが主流になっている*4。
フィット補正の推定式
以下の記述では、「大口径主砲のフィット補正(昼戦)」について取り扱う。
- 大口径主砲の昼戦時のフィット補正は「戦艦の型」「砲の種類」「本数」の3つに依存しており、以下の形の式になっていると推定される。
フィット補正(大口径主砲,昼戦) = {(正の係数) * √(本数)} の和 + {(負の係数) * √(本数)}の和 * ケッコンフィット補正
- 係数は「戦艦の型」「砲の種類」によって変わる(数値は要検証)。また、フィット補正には本数によるキャップ(フィットキャップ)が存在し、これは√(本数)の形になっていると推測される
(ソース。補足(直線近似のグラフの意味))。 - 俗に「ノンペナ」「バニラ」と呼称される砲は、この係数が-2~+2程度になっている砲と考えられる。
- この範囲では、主砲4本装備でも命中率に最大で4%の差しか生じないため、検証での特定が極めて困難(係数=±1未満になると特定はほぼ不可能)。
- 下記のケッコンフィット補正についても、この範囲の場合判別はほぼ不可能(仮に補正=0.5と仮定した場合、係数±1未満の場合と変わらなくなってしまうため)。
- 負の係数項については、ケッコンカッコカリによって補正がかかり(正確な補正値は不明)、命中率低下が軽減されることが確認されている(ケッコンフィット補正。ソース)。
- 「戦艦の型」は大きく次の4つに分けられていると見られる。
- 高速戦艦
- 金剛型
- 金剛型以外の高速戦艦(Bismarck、Littorio)
- 航空戦艦
- 扶桑型
- 伊勢型
- 低速戦艦(長門型)
- 大和型戦艦
- 高速戦艦
- 正の係数と負の係数は共に、(高速戦艦) > (航空戦艦) > (低速戦艦) > (大和型戦艦)の順に絶対値が小さくなっていく傾向にあり、素手命中率付近に収束する(フィット・過重量砲扇モデル。ソース)。
- したがって、高速戦艦が最もフィットの影響を受けやすく、大和型は逆に最も受けにくい。
- 負の係数が小さくなる関係上、ケッコンフィット補正は高速戦艦で最も明瞭に表れ、低速戦艦では確認できないほど小さくなることが予想される。
- 「砲の種類」は以下のように分類されていると見られる。Z群とW群については傾向が特殊なため後述。
- A群(35.6cm連装砲、35.6cm三連装砲、38cm連装砲改)
- B群(381mm/50 連装砲、381mm/50 連装砲改)
- C群(41cm連装砲、試製41cm三連装砲)
- D群(試製46cm連装砲)
- E群(46cm三連装砲)
- Z群(試製51cm連装砲)
- W群(16inch三連装砲)
- つまりフィット補正=(A群の係数)*√(A群の本数)+(B群の係数)*√(B群の本数)+……という線形式。
- 上記の「フィット・過重量砲扇モデル」を用いて後述の各戦艦の型ごとのフィット補正をまとめると下図のようになる(2016年4月時点での検証結果より)。
「-」に入っているのは「バニラ」(係数が±2未満)と推定される砲。正の係数 金剛型 海外高速戦艦 扶桑型改二 伊勢型改 長門型 大和型 大 A群 A群 A群 A群 ↑ ↑ C群 A群 - W群 B群,W群 B群,W群 B群,C群
D群,W群B群,C群,D群
Z群,W群A群,B群,C群,D群
E群,Z群,W群↓ B群 E群 ↓ C群 C群 D群 E群 ↓ D群 D群 E群 大 E群 E群 負の係数 金剛型 海外高速戦艦 扶桑型改二 伊勢型改 長門型 大和型
- 上記の「フィット・過重量砲扇モデル」を用いて後述の各戦艦の型ごとのフィット補正をまとめると下図のようになる(2016年4月時点での検証結果より)。
高速戦艦のフィット補正
※以下の記述は、2016/06/01アップデートで行われた金剛型のフィット上方修正や、2016/06/30アップデートで行われたIowaのフィット上方修正以前の検証結果です。
- 金剛型戦艦とそれ以外の高速戦艦とで扱いが異なっている。
金剛型
- 金剛型戦艦では、A群(35.6cm砲系、38cm改)のみ素手に比べ有意に命中率が上昇(係数>0)し、B群~E群で素手に比べ有意に命中率が低下(係数<0)する。
- 命中率の低下幅はE群(46cm三連装砲)>D群(試製46cm連装砲)>C群(41cm砲系)>B群(381mm砲系)の順に大きくなっており、負の係数の大きさもこの順になっていると考えられる。
- 命中率の低下幅はE群(46cm三連装砲)>D群(試製46cm連装砲)>C群(41cm砲系)>B群(381mm砲系)の順に大きくなっており、負の係数の大きさもこの順になっていると考えられる。
金剛型以外の高速戦艦
- 金剛型以外の高速戦艦では、A群が素手に比べ有意に命中率上昇(係数>0)、B群(381mm砲系)は素手に比べ命中率に有意差なし、C~E群で素手に比べ有意に命中率が低下(係数<0)する。
- 命中率の低下幅はE群(46cm三連装砲)>D群(試製46cm連装砲)>C群(41cm砲系)の順に大きくなっており、負の係数の大きさもこの順になっていると考えられる。
低下幅は概ね金剛型戦艦と同程度であり、C~E群の係数に大きな差は無いと見られる。 - B群については上述の「バニラ」(係数が±2以内の砲)に該当すると見られる。
- 命中率の低下幅はE群(46cm三連装砲)>D群(試製46cm連装砲)>C群(41cm砲系)の順に大きくなっており、負の係数の大きさもこの順になっていると考えられる。
航空戦艦のフィット補正
- 扶桑型改二と伊勢型改でC群(41cm砲)、D群(試製46cm連装砲)に対する扱いが異なっている。
扶桑型改二
- 扶桑型改二では、A群(35.6cm砲系、38cm改)、C群(41cm砲系)が素手に比べ有意に命中率上昇(係数>0)、B群(381mm砲系)は素手に比べ命中率に有意差なし、D、E群で素手に比べ有意に命中率が低下(係数<0)する。
- 命中率の上昇幅はA群>C群の順に大きくなっており、正の係数の大きさもこの順になっていると考えられる。
- A群による上昇幅は高速戦艦に比べ同程度または小さい(正の係数の大きさが高速戦艦≧航空戦艦)。
- 命中率の低下幅はE群(46cm三連装砲)>D群(試製46cm連装砲)の順に大きくなっており、負の係数の大きさもこの順になっていると考えられる。
- D群、E群による低下幅は高速戦艦に比べると小さい(負の係数の大きさが高速戦艦>扶桑型改二)。
- B群については上述の「バニラ」(係数が±2以内の砲)に該当すると見られる。
- 命中率の上昇幅はA群>C群の順に大きくなっており、正の係数の大きさもこの順になっていると考えられる。
伊勢型改
- 伊勢型改では、A群(35.6cm砲系、38cm改)が素手に比べ有意に命中率上昇(係数>0)、B群~D群は素手に比べ命中率に有意差なし、E群(46cm三連装砲)で素手に比べ有意に命中率が低下(係数<0)する。
- A群による上昇幅は高速戦艦に比べ同程度または小さく、扶桑型改二と同程度とみられる。
- E群による低下幅は高速戦艦、扶桑型改二に比べると小さい(負の係数の大きさが高速戦艦>扶桑型改二>伊勢型改)。
- B群(381mm砲系)、C群(41cm砲系)、D群(試製46cm連装砲)については上述の「バニラ」(係数が±2以内の砲)に該当すると見られる。
低速戦艦のフィット補正
- 低速戦艦(長門型)では、A群(35.6cm砲系、38cm改)が素手に比べ有意に命中率上昇(係数>0)、B群~D群は素手に比べ命中率に有意差なし、E群(46cm三連装砲)で素手に比べ有意に命中率が低下(係数<0)する。
- A群による上昇幅は高速戦艦や航空戦艦に比べ明らかに小さい(正の係数の大きさは高速戦艦≧航空戦艦>低速戦艦)。
- E群による低下幅は高速戦艦、航空戦艦に比べると小さい(負の係数の大きさは高速戦艦>扶桑型改二>伊勢型改二>長門型改)。
- B群(381mm砲系)、C群(41cm砲系)、D群(試製46cm連装砲)については上述の「バニラ」(係数が±2以内の砲)に該当すると見られる。
大和型のフィット補正
- 大和型については、A~E群全てで素手に比べ命中率に有意差が無い。
- 全ての砲が上述の「バニラ」(係数が±2以内の砲)か、フィット補正自体が存在しない(フィット補正=0)と見られる。
Z群、W群の扱いについて。
- Z群(51cm連装砲)については、長門型改、大和型改いずれも素手に比べ命中率に有意差が無い。
- これについては上述の「バニラ」(係数が±2以内の砲)として扱われているか、フィット補正自体が存在しない(係数=0の場合、装備命中込でも2本装備で命中+2なため素手との判別はほぼ不可能)と見られる。
- W群(16inch三連装砲 Mk.7)については、全戦艦で素手に比べ命中率に有意差が無い。
- 各戦艦の型ごとの係数が未解明なため一概に言えないが、砲の命中値&正の係数による補正と負の係数による補正が拮抗していると考えられる。
金剛型戦艦、Iowa級戦艦の上方修正について
- 上記記述は2016年4~5月頃までの検証を基にしており、それ以降に行われた金剛型戦艦とIowa級戦艦の上方修正を加味していない。
- 金剛型戦艦については、「35.6cm連装砲及び同三連装砲等運用時の命中率がさらに向上」とあるため、A群が35.6cm系列と38cm砲の2群に分割され、35.6cm砲系の正の係数が上方修正されたと解釈できるが未証明。
- Iowa級戦艦に対するW群(16inch三連装砲 Mk.7)は当初素手に比べ命中率が低下していたが、修正後については要検証。
- また、上記検証後に実装されたWarspiteについても検証が待たれる。
(以下、加筆編集中)
主砲フィット補正(第2版)
※以下の記述は、2016年4月頃の検証を基にした記述です。
- 装備している主砲によって、命中項に補正がかかる。
- フィット補正には次の2種類に大別される。
- 低速戦艦・高速戦艦・航空戦艦に適用される「大口径主砲のフィット補正」
- 大口径主砲のフィット補正は更に昼砲撃/夜戦で分かれている。
- 軽巡・雷巡・練巡に適用される「中口径主砲のフィット補正」
- 低速戦艦・高速戦艦・航空戦艦に適用される「大口径主砲のフィット補正」
- フィット補正は、命中項の疲労キラ補正の影響を受けない。
- この性質を利用し、フィット砲の検証については赤疲労またはオレンジ疲労条件で行われることが主流になっている*5。
大口径主砲のフィット補正(昼戦)
以下の記述では、「大口径主砲のフィット補正(昼戦)」について取り扱う。
- 大口径主砲の昼戦時のフィット補正は「戦艦の型」「砲の種類」「本数」の3つに依存していると推定されている。
- この内「戦艦の型」は大きく次の4つに分けられていると見られる。
- 高速戦艦
- 金剛型
- 金剛型以外の高速戦艦(Bismarck、Littorio)
- 航空戦艦
- 扶桑型
- 伊勢型
- 低速戦艦(長門型)
- 大和型戦艦
- 高速戦艦
- 命中率の上昇量と低下量は共に、(高速戦艦) > (航空戦艦) > (低速戦艦) > (大和型戦艦)の順に絶対値が小さくなっていく傾向にあり、素手命中率付近に収束する(フィット・過重量砲扇モデル。ソース)。
- したがって、高速戦艦が最もフィットの影響を受けやすく、大和型は逆に最も受けにくいと推定される。
- 「砲の種類」は以下のように分類されていると見られる。Z群とW群については傾向が特殊なため後述。
- A群(35.6cm連装砲、35.6cm三連装砲、38cm連装砲改)
- B群(381mm/50 連装砲、381mm/50 連装砲改)
- C群(41cm連装砲、試製41cm三連装砲)
- D群(試製46cm連装砲)
- E群(46cm三連装砲)
- Z群(試製51cm連装砲)
- W群(16inch三連装砲)
- 上記の「フィット・過重量砲扇モデル」を用いて後述の各戦艦の型ごとのフィット補正をまとめると下図のようになる(2016年4月時点での検証結果より)。
「-」に入っているのは「バニラ」(素手と命中率に有意差が無い)と推定される砲。命中率上昇 金剛型 海外高速戦艦 扶桑型改二 伊勢型改 長門型 大和型 大 A群 A群 A群 A群 ↑ ↑ C群 A群 - W群 B群,W群 B群,W群 B群,C群
D群,W群B群,C群,D群
Z群,W群A群,B群,C群,D群
E群,Z群,W群↓ B群 E群 ↓ C群 C群 D群 E群 ↓ D群 D群 E群 大 E群 E群 命中率低下 金剛型 海外高速戦艦 扶桑型改二 伊勢型改 長門型 大和型
高速戦艦のフィット補正
※以下の記述は、2016/06/01アップデートで行われた金剛型のフィット上方修正や、2016/06/30アップデートで行われたIowaのフィット上方修正以前の検証結果です。
- 金剛型戦艦とそれ以外の高速戦艦とで扱いが異なっている。
金剛型
- 金剛型戦艦では、A群(35.6cm砲系、38cm改)のみ素手に比べ有意に命中率が上昇し、B群~E群で素手に比べ有意に命中率が低下する。
- 命中率の低下幅はE群(46cm三連装砲)>D群(試製46cm連装砲)>C群(41cm砲系)>B群(381mm砲系)の順に大きくなっている。
- 命中率の低下幅はE群(46cm三連装砲)>D群(試製46cm連装砲)>C群(41cm砲系)>B群(381mm砲系)の順に大きくなっている。
金剛型以外の高速戦艦
- 金剛型以外の高速戦艦では、A群が素手に比べ有意に命中率上昇、B群(381mm砲系)は素手に比べ命中率に有意差なし、C~E群で素手に比べ有意に命中率が低下する。
- 命中率の低下幅はE群(46cm三連装砲)>D群(試製46cm連装砲)>C群(41cm砲系)の順に大きくなっていると考えられる。
低下幅は概ね金剛型戦艦と同程度であり、C~E群では大きな差が無いと見られる。 - B群については上述の「バニラ」(素手と命中率に有意差が無い)に該当すると見られる。
- 命中率の低下幅はE群(46cm三連装砲)>D群(試製46cm連装砲)>C群(41cm砲系)の順に大きくなっていると考えられる。
航空戦艦のフィット補正
- 扶桑型改二と伊勢型改でC群(41cm砲)、D群(試製46cm連装砲)に対する扱いが異なっている。
扶桑型改二
- 扶桑型改二では、A群(35.6cm砲系、38cm改)、C群(41cm砲系)が素手に比べ有意に命中率上昇、B群(381mm砲系)は素手に比べ命中率に有意差なし、D、E群で素手に比べ有意に命中率が低下する。
- 命中率の上昇幅はA群>C群の順に大きくなっている。
- A群による上昇幅は高速戦艦に比べ同程度または小さい(高速戦艦≧航空戦艦)。
- 命中率の低下幅はE群(46cm三連装砲)>D群(試製46cm連装砲)の順に大きくなっている。
- D群、E群による低下幅は高速戦艦に比べると小さい(高速戦艦>扶桑型改二)。
- B群については上述の「バニラ」(素手と命中率に有意差が無い)に該当すると見られる。
- 命中率の上昇幅はA群>C群の順に大きくなっている。
伊勢型改
- 伊勢型改では、A群(35.6cm砲系、38cm改)が素手に比べ有意に命中率上昇、B群~D群は素手に比べ命中率に有意差なし、E群(46cm三連装砲)で素手に比べ有意に命中率が低下する。
- A群による上昇幅は高速戦艦に比べ同程度または小さく、扶桑型改二と同程度とみられる。
- E群による低下幅は高速戦艦、扶桑型改二に比べると小さい(高速戦艦>扶桑型改二>伊勢型改)。
低速戦艦のフィット補正
- 低速戦艦(長門型)では、A群(35.6cm砲系、38cm改)が素手に比べ有意に命中率上昇、B群~D群は素手に比べ命中率に有意差なし、E群(46cm三連装砲)で素手に比べ有意に命中率が低下する。
- A群による上昇幅は高速戦艦や航空戦艦に比べ明らかに小さい(高速戦艦>航空戦艦>低速戦艦)。
- E群による低下幅は高速戦艦、航空戦艦に比べると小さい(高速戦艦>航空戦艦>低速戦艦)。
- B群(381mm砲系)、C群(41cm砲系)、D群(試製46cm連装砲)については上述の「バニラ」(素手と命中率に有意差が無い砲)に該当すると見られる。
大和型のフィット補正
- 大和型については、A~E群全てで素手に比べ命中率に有意差が無い。
- 全ての砲が上述の「バニラ」(素手と命中率に有意差が無い砲)か、フィット補正自体が存在しないと見られる。
Z群、W群の扱いについて。
- Z群(51cm連装砲)については、長門型改、大和型改いずれも素手に比べ命中率に有意差が無い。
- これについては上述の「バニラ」(素手と命中率に有意差が無い砲)として扱われているか、フィット補正自体が存在しないと見られる。
- W群(16inch三連装砲 Mk.7)については、全戦艦で素手に比べ命中率に有意差が無い。
- これは砲の命中値と過積載砲による命中率低下が拮抗していると考えられる。
金剛型戦艦、Iowa級戦艦の上方修正について等
- 上記記述は2016年4~5月頃までの検証を基にしており、それ以降に行われた金剛型戦艦とIowa級戦艦の上方修正を加味していない。
- Iowa級戦艦に対するW群(16inch三連装砲 Mk.7)は当初素手に比べ命中率が低下していたが、修正後については要検証。
- また、上記検証後に実装されたWarspiteについても検証が待たれる。