艦娘の除籍によるドロップ率への影響
2018年頃より一部の艦娘への除籍行為により、一定の期間において同艦娘の特定海域でのドロップ率が低下、多くの場合は0%化(ドロップ不可)となる制限が行われるようになった。
除籍とは解体、轟沈、近代化改修の素材など、艦隊から艦娘を減らす全ての行為を指す。
該当艦娘
- 所持隻数が少ないほどドロップ確率が上昇する艦娘。
- 所持できる隻数が限られている艦娘。
該当海域、条件
- 期間限定海域
- おそらく例外なし。
- 通常海域
- 期間限定ドロップ艦娘。
- 南西海域等新マップの一部艦娘(単に上記期間限定ドロップの可能性)
制限の内容
- まるゆ及び海防艦
- 一定の隻数を超える除籍を行うと、超過した隻数に応じてドロップ確率が低下し、最終的に0%になるとされている。
- 過去の制限例として2021年秋イベントにおいては各艦毎に除籍8隻より確率低下、13隻で0%になるとの検証があった。他海域での制限隻数は不明。
- それ以外の艦娘
- 1隻の除籍でドロップ率0%になるとされている。
除籍数の数え方
除籍によりカウントされる艦娘は該当海域でドロップした艦に限らず、下記条件の艦も対象となる。
- 該当海域でのドロップ設定前に既に所持していた艦
- 該当海域でのドロップ設定中に通常海域を含む他海域でドロップした艦
- 該当海域でのドロップ設定中に建造により入手した艦
除籍数のカウント開始日時、制限の解除日時
限定海域実装時等のメンテナンスにてカウントがリセットされ過去の制限が解除される、場合もある
- 2020年秋・冬イベントにおいて、イベント開始から半年ほど前に除籍された艦の制限も継続しており、開始時のリセットがなかったと考えられる。
- 南西諸島海域(2-3)において実施されていた限定ドロップの神州丸の制限は解除がされた過去があるが、並行して実施されていたJohnstonの制限は継続していた事から、同タイミングで全ての艦娘のカウントリセットが行われる訳では無いと考えられる。Johnstonの除籍制限は2022年のハロウィンイベントで解除された。
- 新規ドロップポイントが設定された艦娘のみ制限が解除される?
その他の運用や注意点
- 制限に該当する艦娘を見分ける方法
- 個人のプレイ範囲で判断を行うのは困難ではあるが、各艦娘の所持隻数毎のドロップ率を見れるデータベースサイト(KCNav等)を使えば一般ユーザーでもある程度の情報を得ることは可能。
- ただし、データはあくまで一部有志による提供で、また限定海域等では集計期間が短くデータ件数が十分でない場合もあるため、注意が必要。
- まるゆ及び海防艦
- 除籍数による確率低下以外にも所持隻数による確率低下も存在する為、全隻保持したまま除籍による制限を回避して効率よく掘り続けるといった事はできない。
- 除籍数のカウントの仕様上、イベント前にまるゆを確保しておいて特攻艦が判明した時点で一気に改修を行うと言うスタイルとの相性は極めて悪い。
- 低所持数の場合のドロップ率は高く設定されている為、適度に改修に使用し溜め込まない運用を行っていれば少ない周回数でも十分な確保が可能となる。
- 解体掘り
- 大昔は解体し隻数を減らすことにより隻数制限の回避やドロップ率上昇を狙う手段が存在したが、現在は前述の制限に該当する艦の場合、解体した時点でドロップチャンスを完全に失う事となる。
- 通常量産が困難な装備を持参している艦はほぼ制限に該当し、レア装備の解体掘りは原則できないと考えて良い。
- 複数隻分の装備を求める場合は、一切除籍せず保持したまま必要数又は隻数制限の上限まで掘る必要がある。
- 轟沈による制限
- 前述の通り、除籍とは轟沈による艦娘のロストも対象となる。
- 轟沈した艦が制限の対象艦であった場合、例え1隻目を轟沈させて未所持となってもカウントがリセットされるまで再入手が出来なくなる。