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改行ヒンティング

目的

文字列が(自動改行が許可されるコンテキストにて)表示される際、表示領域の幅によっては不適切な場所で改行が行われる場合がある。
改行ヒンティングは改行を許可する/許可しない位置を明示的に指定することにより、不適切な場所で改行されることを抑止する。

例えば

ではなく

となるようにしたり、

ではなく

となるようにする。

nobr プラグイン

• wikiwiki プラグイン
  「プラグインマニュアル / nobr」

• &nobr{}; に与えた引数は以下の style を持つ <span> に boxing される

  white-space: nowrap;

  overflow-x: auto;

書式 (nobr プラグイン)

&nobr{文字列};

指定例 (nobr プラグイン)

(注) [ と ] は &nobr{...} の指定範囲を明示するため用いた記号であり、実際には [ と ] は表示されない

実例 (nobr プラグイン)

WJ - word joiner

• Unicode U+2060
• 幅0の空白
  • WJそれ自身は完全に何も表示されない
• 指定した位置で改行されなくなる

書式 (WJ)

&#8288;

指定例 (WJ)

(注) + は本来不可視である WJ(U+2060) の存在位置を明示するため用いた記号であり、実際には + は表示されない

実例 (WJ)

NBSP - no-break space

• Unicode U+00A0
• その位置で改行されない空白
  • (NBSP ではない)通常の空白は、その空白の位置で改行される可能性がある

書式 (NBSP)

&#160;

&nbsp;

指定例 (NBSP)

(注) □ は空白と区別できない NBSP(U+00A0) の存在位置を明示するため用いた記号であり、実際には □ ではなく空白が表示される

実例 (NBSP)

ZWSP - zero width space

• Unicode U+200B
• 幅0の空白
  • ZWSPそれ自身は完全に何も表示されない
• 指定した位置で改行可能にする
  • 改行強制の指示ではない
  • 改行が不要な場合は何もしない

書式 (ZWSP)

&#8203;

指定例 (ZWSP)

(注) / は本来不可視である ZWSP(U+200B) の存在位置を明示するため用いた記号であり、実際には / は表示されない

実例 (ZWSP)