|CENTER:218|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|c
|>|>|>|>|~No.524|
|&attachref(./524.png,nolink,アタシがNevada級戦艦ネームシップ、Nevada!);|>|Nevada(ネヴァダ)|>|Nevada級 1番艦 戦艦|
|~|>|>|>|~艦船ステータス(初期値/最大値)|
//下記にもある通り、左側の初期値は改造直後の値とは異なります。
|~|~耐久|74|~火力|72 / 92|
|~|~装甲|71 / 87|~雷装|0|
|~|~回避|20 / 47|~対空|20 / 78|
|~|~搭載|2|~対潜|0|
|~|~速力|低速|~索敵|8 / 36|
|~|~射程|長|~運|33 / 103|
|~|>|>|>|~最大消費量|
|~|~燃料|85|~弾薬|120|
|~|~搭載|>|>|~装備|
|~|0|>|>|[[14inch/45 連装砲]]|
|~|0|>|>|[[14inch/45 三連装砲]]|
|~|1|>|>|未装備|
|~|1|>|>|未装備|
|>|>|>|>|~改造チャート|
|>|>|>|>|''Nevada'' → [[Nevada改]](Lv40) → [[Nevada改 Mod.2]](Lv60)|
|>|>|>|>|~図鑑説明|
|>|>|>|>|LEFT:Nevada級戦艦ネームシップ、Nevada!&br;主力戦艦のスタンダード、標準型戦艦として誕生し、数々の主力艦の雛形になったんだから!&br;真珠湾で南雲機動部隊の大空襲にあって大破したけど、見事に復旧、改修を重ね、戦列に再び参加したわ!&br;ノルマンディー上陸作戦、そして再び太平洋にも!|
※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、改造直後の値とは異なります。&br;最大値はLv99の時の最大値を指します。
#fold(CV:岩橋由佳、イラストレーター:星灯り (クリックするとセリフ一覧が開きます)){{
CV:岩橋由佳、イラストレーター:星灯り
#shadowheader(2,[[定型ボイス一覧>Nevada/定型ボイス]])
#table_edit(Nevada/定型ボイス)
~
#shadowheader(2,[[時報ボイス一覧>Nevada/時報ボイス]])
#table_edit(Nevada/時報ボイス)
~
#shadowheader(2,[[季節ボイス一覧>Nevada/季節ボイス]])
#table_edit(Nevada/季節ボイス)
~
//セリフ一覧内における外国語の解説の記述方式について→/./%E8%AD%B0%E8%AB%96%E6%8E%B2%E7%A4%BA%E6%9D%BF/%E8%89%A6%E5%A8%98%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%95%E4%B8%80%E8%A6%A7%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%A4%96%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E3%81%AE%E8%A1%A8%E8%A8%98%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6
}}
*ゲームにおいて [#game]
-2023夏イベント後段作戦『船団護衛!輸送航路防衛戦』E-5にて報酬艦として初登場。
--同E-7でドロップもする。
--ゲームでの実装に先駆けて、2023年夏コミのKADOKAWA公式ブースで発売された公式グッズ「BB-36最速公式セット」((C2機関の告知ツイートでの表記。BB-36はNevadaの艦番号である))にてビジュアルがお披露目されている。
-標準型戦艦は艦これ実装の戦艦勢でもやや旧型寄りであるためか、燃費が軽め。[[金剛改]]や[[Conte di Cavour nuovo]]と同程度。
しかし改造すると弾薬消費が一気に増え、[[扶桑改二]]をも追い越してしまう。一応[[Nelson改]]の消費は越えない。
燃料の消費はほぼ据え置きで軽いままなのはありがたいところ。
運はやや高めで、[[2回改造>Nevada改 Mod.2]]すれば最終的に若干軽い[[Colorado改]]くらいの性能に落ち着くが、[[Warspite改]]の火力を越えることができず((武勲補正ゆえかWarspiteの火力が世代の割に高すぎるというのもあるが))、支援性能はあちらの後塵を拝すことになる。
-1~2スロの搭載数は0なので、水偵は3~4スロに乗せること。
//**装備ボーナスについて [#bonus]
//**性能比較表(?より転送) [#comparison]
**アップデート履歴 [#update]
-2023/08/26:[[イベント報酬艦>船団護衛!輸送航路防衛戦/E5]]として実装。
**キャラクター設定について [#character]
-勇ましい言動で提督を引っ張る姉御肌な戦艦娘。
--自身がやや旧式である認識はあるものの、「要は使い方次第」と一線級の艦艇たちにはまだまだ負ける気はない様子。
--提督ともフランクに接するが、割と甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるうえ、深夜の時報で「退役後に一緒にバーを開きたい」と言ってくるなど、米国艦らしくストレートに好意を示してくる。
---一方で事務処理は不得手な様子。[[Helena]]に任せないかと言い出す始末。&color(silver){%%後が怖くないかソレ?%%};
-救命浮輪を着けたヤギが艤装に乗っている。
--このヤギは[[戦艦ネヴァダのマスコット>https://www.history.navy.mil/our-collections/photography/us-navy-ships/battleships/nevada-bb-36/NH-104609.html]]。もちろん人が浮輪を使う時はヤギを外した。scapegoat(スケープゴート)と言ってはいけない。
--2023年11月28日実装の新家具【謎のXmasカーペット】でNevadaを秘書艦にすると、足下でヤギが走り回る。
---Nevadaだけでなく米戦艦および米正規空母を秘書艦にしてもヤギが出る。ただし、艦によっては艤装に隠れてほとんど見えないが……
-籠マストの~1927年の姿がモチーフ。
-クリスマスは[[瑞鶴]]に七面鳥の件で爆撃を食らう艦娘が多いが、彼女の場合[[南雲>赤城]][[機動>加賀]][[部>蒼龍]][[隊>飛龍]]の食べっぷりを非難したために、雷撃機多数を送り込まれてしまうことに。
さらに節分でも南雲機動部隊の空襲を受けている。今回は[[Hornet]]に直掩してもらうと得意気だったのだが、&color(silver){[[&color(silver){翔鶴};>翔鶴]]とやりあうのに夢中だったので};何故か側にいてくれず以下略。
--言うまでもないことだが、元ネタは真珠湾攻撃だろう。
**[[期間限定グラフィック>艦娘カード一覧(期間限定グラフィック)]] [#graphic]
-2023/11/02のアプデで、秋刀魚modeが無印と[[改>Nevada改]]、[[Mod.2>Nevada改 Mod.2]]の三種実装された。
--艤装色のエプロンを着て秋刀魚料理中といった感じ。いつものヤギは赤いパーカーのフードに入っている。
--中破するとヤギが隠そうとするが、面積が大きいので赤が見える。
-
#fold(限定グラフィック:秋刀魚mode){{
限定グラフィック:秋刀魚mode
&attachref(./524_Autumn.png,nolink,サンマ? ……pacific sauryね!);
//中破絵は無しで
}}
-2023/11/28のアプデで、Xmasmodeが無印と[[改>Nevada改]]、[[Mod.2>Nevada改 Mod.2]]の三種実装された。
まさかの2回連続三種実装である。
--ツリーをイメージした服に身を包み、頭にはツリーを模した帽子。オーナメントと一緒にぶら下がっている腰の靴下には、ヤギが入っている。
--中破すると、照れくさそうな笑顔でお菓子の詰め合わせを差し出してくれる。
-
#fold(限定グラフィック:Xmasmode){{
限定グラフィック:Xmasmode
&attachref(./524_Xmas.png,nolink,提督、みんな、Happy Fleet Christmas!);
//中破絵は無しで
}}
-2024/07/26のアプデで、水着modeがまたも無印と[[改>Nevada改]]、[[Mod.2>Nevada改 Mod.2]]の三種実装された。
これで3回連続三種実装。もはやNevadaのお約束となってきた感もある。
-
#fold(限定グラフィック:水着mode){{
限定グラフィック:水着mode
&attachref(./524_Summer.png,nolink,んーっ! やっぱ楽だわ、この格好は! );
//中破絵は無しで
}}
-2025/01/01のオンメンテで、晴着modeが無印と[[改>Nevada改]]、[[Mod.2>Nevada改 Mod.2]]の三種実装された。
これで4回目。もはやNevadaの季節限定グラ=三種実装といっていい感じである。
#fold(限定グラフィック:晴着mode){{
限定グラフィック:晴着mode
&attachref(./524_Nenshi_2025.png,nolink,A happy new year~! );
//中破絵は無しで
}}
*小ネタ [#neta]
艦名はカジノで有名なラスベガス市を抱えるネバダ州に由来する。州都はカーソンシティ。
-州名は西側に聳え、カリフォルニア州との巨大な州境を形成するシエラネバダ山脈((スペインのアンダルシア州にある、同名の山脈に由来。アメリカのシエラネバダ山脈は、世界遺産であるヨセミテ国立公園などの雄大な光景を体験できる、人気観光スポットでもある。))に由来。州全域の土地の80%が連邦政府あるいは州の所有となっている。
そのシエラネバダ山脈とロッキー山脈に挟まれた、広大な山地と砂漠が州の大半を占めるため、農業には適さない一方で、金銀などの鉱物資源の採掘で栄えた歴史があり、現在でも鉱業が主要産業となっている。
--ラスベガスはギャンブルのイメージが強すぎるためか、近年、ギャンブル以外の建設も進められていて、広大な土地を生かした大型アミューズメントパークも多数建設されており、「ファミリーでも楽しめる街」を必死にアピールしている。
&color(silver){が、「全米で最も治安が悪い州」として度々槍玉に挙げられており、ギャンブルを止めれば改善するのではないか?という声は出てくるのだが、カジノと鉱物資源は州の大きな収入源なので、止めるに止められないのが現状である。};((米国ではよくある話だが、ネイティヴ・アメリカンが生活のために許可されている「インディアン・カジノ」も州内に複数ある。))
--また、州第二の都市リノもギャンブルと2023年まで開催されていた世界最高峰のレシプロ機エアレース「リノ・ステッド・エアレース」で有名。
-軍事拠点としても重要で、空軍のアクロバットチーム「サンダーバーズ」の本拠地や飛行学校・兵器学校などがあるネリス空軍基地をはじめ、「トップガン」で有名な海軍飛行学校も州内に移転((ファロン海軍航空基地内のアメリカ海軍航空戦開発センター))してきた。
また、広大な内陸砂漠が核実験場として使われたり、グルームレイク乾湖周辺が空軍の最新の機密研究が行われている(らしい)ために立ち入りが非常に厳しく制限され、「エイリアンやUFOが保管されているのでは!?」という説がまことしやかに囁かれる「AREA 51」が存在する。((制限区域の外では、エイリアンをネタに使った観光名所にもなっていたりする。))((シアトル・マリナーズ現役時代のイチロー氏が背番号51だったことから、マリナーズファンを中心に、「AREA 51」は「イチローの守備範囲」として親しまれていた。))
オハイオ級原子力潜水艦8番艦にネバダの名が引き継がれている
#fold(略歴){{
}}
-ネヴァダはアメリカ海軍の建造した「ネヴァダ級戦艦」の1番艦。この後建造されるアメリカ海軍の「標準型戦艦」の嚆矢となった艦でもある。
#fold(ネヴァダ級戦艦とは){{
-ネヴァダ級は1911年度海軍計画で建造が承認されたが、当初は前級の「ニューヨーク級」以上の14インチ(35.6cm)砲12門搭載の艦となる予定だったが予算が足りず、計画を変更して排水量や火力はニューヨーク級と同程度(主砲は14インチ砲10門)に抑える代わりに、新技術や設計が導入された。
-機関はアメリカ海軍戦艦で初めて重油専燃ボイラーを採用し、低速・高速の2組構造の直結タービンを試験的に採用している。またスクリューは前級と同じ2軸で、最後の2軸推進の戦艦となった((ネヴァダ級以後は4軸推進))。
-装甲は「集中防御方式(All or Nothing)((日本ではこれを「バイタルパート(Vital part)」と翻訳する場合が多いが、海外ではVital partという語が使われることは少なく、部位優先度を設定する防御様式を「All or nothing)」ということが多い))」を採用した最初期の戦艦であった。
--従来の戦艦は箇所によって厚さは異なるが基本的には船体のほぼ全ての舷側に装甲を張っていた。だがネヴァダ級では弾薬庫や機関室など艦中央部の重要部分に最大厚の装甲を施し、艦首や艦尾側など、それほど重要でない部分の装甲はほとんど備えない構造にした。こうすることで排水量に割く防御性能の割合を減らすことができのである。
---減らしたと言っても破壊されると早期に沈没する危険がある部位((弾薬庫や機関室など))は厳重に守られているので轟沈の危険性は減り、無装甲部分もダメージコントロールをしっかりする事で、破壊されても沈没のリスクを軽減することが可能だった。
--また、当時は砲戦距離の長大化に伴う水平装甲の必要性((長大化した事で砲弾が横からではなく山なりに飛んできて上から落ちてくるような状態となり、甲板などの水平部分に命中する可能性が高まった))がどの海軍でもあまり認識されておらず、装甲も他と比べて薄い戦艦が殆ど((重心が上がってしまい、艦の安定性が損なわれると考えられたため。))だった。だがネヴァダ級では計画時から水平装甲が重視され、他国と比べて厚く設定されている。
---なお他国の戦艦・巡洋戦艦はこの問題を重要視しないまま第一次世界大戦を迎えたため、特に戦艦よりも装甲の薄い巡洋戦艦で簡単に水平装甲が撃ち抜かれる事例が多発した。ユトランド沖海戦でイギリス巡洋戦艦が3隻も轟沈したのが好例で、以後巡洋戦艦が廃れていく事になる。
''同時期計画の他国戦艦との装甲比較''
|~艦名|~起工年|~竣工年|~舷側水線部装甲厚|~甲板装甲厚|~主砲塔前盾装甲数|~主砲塔天蓋装甲厚|
|ネヴァダ|1912|1916|343㎜|最大139㎜((主甲板63~76mm+下甲板38~63mm))|406㎜(連装)、457㎜(3連装)|127㎜|
|扶桑|1912|1915|305㎜|最大65㎜((最上甲板34mm+下甲板31mm))|280㎜|115㎜|
|アイアン・デューク|1912|1914|305㎜|64㎜|279㎜|最大102㎜|
|ブルターニュ|1912|1915|270㎜|最大115㎜((三層にそれぞれ30㎜+40㎜+45㎜の装甲を配置))|最大400㎜|不明|
-火砲は1914年型 35.6cm(45口径)砲を1.4番砲塔が3連装、2.3番砲塔は連装でそれぞれ搭載した。イタリアの[[Conte di Cavour]]と同じである。
--これはニューヨーク級の主砲が連装砲塔5基10門で、これと同じ門数を搭載する事としたが、集中防御方式を採用するため区画の長さを短縮する必要があったため、主砲塔を5基から4基に減らすかわりに三連装砲塔を一部採用する事で、砲塔4基でも10門搭載できるようにしたためである。
---なお、次級のペンシルヴァニア級では2.3番砲塔も3連装化して12門搭載し、日本の[[扶桑]]型、[[伊勢]]型と同等の火力を得ている。
-一方で、速力の向上については求められず、ニューヨーク級と同等の速力21ノットで妥協された。
-こういった構造上の改革や新技術採用により、ネヴァダ級は概ねアメリカ海軍の要望にかなう艦となった。これ以降、アメリカ海軍はこのネヴァダ級をモデルにした戦艦を数多く建造しだし、いわゆる「標準型戦艦」と言われるカテゴリーを形成、これは[[Colorado]]級戦艦までほぼ踏襲されていくことになる。
}}
-艦名はアメリカ合衆国のネヴァダ州から。この名を持つ艦としては2代目または3代目にあたる。
--何故どちらかなのか?というと、1865年10月5日にフィラデルフィア海軍工廠で進水したフリゲート艦を数えるかどうかで変わってくるからである。
--この船は「ネシャミニー」の名で進水し、エンジンの設置のためニューヨーク海軍工廠に移動した。だが構造上の問題が見つかり搭載工事はされぬまま放置され、1869年にネヴァダに改名されるも船体がねじれ構造が貧弱だと判断され、その年のうちに工事中止と廃棄が決定、スクラップとして処分されてしまった。
-姉妹艦はオクラホマ。後の真珠湾攻撃で大破横転し、その後浮遊されるも本国での修理に向かう帰路沈没してしまった悲運の艦である。
--姉妹艦とはいうものの、ネヴァダが最新の蒸気タービン機関を採用しているのに対し、オクラホマは従来式のレシプロ蒸気機関を採用しており、同型艦でありながら別々の機関を搭載されるという研究対象的な試みが行われている。
---こう言った事例は他国でもあり、日本でも日本初の国産戦艦である薩摩型戦艦が、ネヴァダ型と同じ理由で違う機関が搭載されている((1番艦薩摩が従来使われていたレシプロ蒸気機関、2番艦安芸が日本戦艦で初めて蒸気タービン機関を搭載している。なお、機関が異なったため煙突の本数も異なり、薩摩は2本、安芸は3本になっている))。
-[[運営ツイート>https://twitter.com/KanColle_STAFF/status/1695433543357538563]]の「遠くからきました…」の元ネタはおそらく矢島美容室の「ニホンノミカタ ―ネバダカラキマシタ―」だろう。
&color(silver){実装以前から、提督諸兄らからネタにされるのではと予想されていたが、まさかの公式である。};
**艦歴 [#zefcb1bb]
-1914年(大正3年)7月11日進水、1916年(大正5年)3月11日に竣役したネヴァダは第一次世界大戦の戦雲漂うなか、大西洋艦隊に編入された。1917年のアメリカ参戦以降大西洋艦隊はイギリス大艦隊(グランド・フリート)に加わり輸送船団護衛などに従事するが、既に海の戦いは大勢が決している状態であり、特に戦果を挙げる事はなかった。スカパ・フローにお邪魔した時は[[Warspite]]とも出会っている。
-戦間期は1922年(大正11年)のブラジル独立100年記念式典に参列したり((この時野球をその用語と共に彼の地に持ち込んだという小咄(特にNYの)がある))、日本の紀元2600年記念行事(1940年)では、当時ロサンゼルス沖に停泊していた日本の特務艦「鶴見」に対し、[[Saratoga]]、[[Brooklyn]]、[[Honolulu]]らとともに満艦飾や日章旗をあげるなどして敬意を示すなど、親善活動に従事した。アメリカにとって、おおむね平和な時代だった。
-またこの時期に近代化改装も実施し、アメリカ戦艦の特徴であった籠マスト((当時のアメリカ戦艦で多用されたマストの構造で、三脚マスト(主に英国が多用)や日本艦艇で有名なパコダマストとは異なり、籠のような構造をもちいたマストで、軽量化のために採用されていた。だが1918年1月15日、ハッテラス岬沖における艦隊行動中の戦艦ミシガンが荒波にもまれて傾斜した際に前檣が倒壊する事故が発生し、以後撤廃されていった))を廃して三脚マストに変更するなどの工事を受けている。
-日米間の関係が悪化し、対米戦も現実味を帯びてきていた1941年には、52歳の男性が愛国心から老体ながらアメリカ海軍に志願、ネヴァダに配属されたのだが、そこにはなんとその男性の息子7人が既に配属されており、親子8人が再会するというという珍事も起こっている。
***真珠湾攻撃 [#vc137513]
-1941年(昭和16年)12月7日、アメリカ太平洋艦隊に所属していたネヴァダは、真珠湾のフォード島に繋留され、戦艦群のなかでは最北端にいた⇒[[日本機より撮影されたフォード島付近に係留される米戦艦群>https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a2/Battleship_Row_at_the_start_of_the_attack_on_Pearl_Harbor%2C_December_7%2C_1941._%28c4e77252-1dd8-b71b-0bf0-ea4350912f11%29.jpg]]((画像左端がネヴァダ))。南雲機動部隊による奇襲攻撃「真珠湾攻撃」が始まった際、ネヴァダでは朝の軍艦旗掲揚の時間だった。国歌演奏がされているさなか、[[村田重治少佐率いる雷撃隊>九七式艦攻(村田隊)]]の雷撃が始ままるが、軍楽隊は日本機が迫る中でも国歌を演奏しきったという。
--因みにこの逸話は日米合作戦争映画「トラ・トラ・トラ」でも紹介されている。映画では実物大のセットを作って撮影したが、アリゾナ(ペンシルヴェニア級)としても使うために、やむを得ず三連装砲塔×2となった((映像のシーンでは、艦尾に艦名「Nevada」が映って「ネヴァダ」であることをアピール))。
-空襲が始まった時、ネヴァダはボイラー1機が稼働中であり、しかも最北端に繋留されていたので、後進すれば脱出可能な状態だった。だがこの日は日曜日、責任者である艦長や操艦を指揮する航海長は不在だったため、先任将校のフランシス・J・トーマス少佐が指揮をとった。乗員も対空砲で反撃し97式艦攻1機を撃墜したが、左舷艦首に魚雷1本が命中し浸水が発生している。
--村田少佐率いる雷撃隊は動けない他の戦艦に攻撃を集中したので、ネヴァダへの雷撃はこれだけだった((日本軍雷撃隊にとって一番狙いやすかったのがオクラホマとウェストバージニアで、妹のオクラホマはあえなく転覆した))。だが続いて渕田美津雄総指揮官率いる水平爆撃隊が攻撃を仕掛け、攻撃はネヴァダがいた周辺にも殺到する。隣接して停泊していた戦艦アリゾナは被弾、ネヴァダの目の前で爆沈した((ネヴァダは水路に向けて移動中、漂流するアリゾナ生存者3名をロープで船上に引き上げ救助している))
-廃墟と化した戦艦群の中をゆっくりと動き出したネヴァダの雄姿は、多くの兵士たちの注目を集め勇気づけた。その姿を地上から数多く撮影され、今も写真が残っている。だが当然目立つわけで水路へ向かうネヴァダに南雲機動部隊第二次攻撃隊が襲いかかった。
--ネヴァダを狙ったのは蒼龍所属の[[江草隆繁少佐率いる急降下爆撃隊>九九式艦爆(江草隊)]]だった。江草少佐は水路に向かうネヴァダを見て、狭い水道でネヴァダを撃沈出来たら真珠湾を長期間使用不能にできると判断して攻撃を仕掛けた((蒼龍飛行機隊戦闘行動調書では、真珠湾攻撃時の江草隊16機は海軍工廠付近の戦艦(工廠付近まで来ていた移動中のネバダ)、巡洋艦([[Honolulu]]や[[Helena]])と駆逐艦を主に攻撃して2機が撃墜され、戦艦に爆弾2発(ネバダ側の記録では爆弾6発命中2発至近弾)、巡洋艦に6発命中、駆逐艦に2発命中という記録だった))。また牧野三郎大尉率いる[[加賀]]急降下爆撃隊も同様にネヴァダを狙って攻撃した。
---機関が全力ではないネヴァダはゆっくりとしか進めず、格好の標的となった。爆弾6発と至近弾多数を受けたネヴァダは大火災を起こしてしまう。着底する恐れも出てきたため、ネヴァダは水路を塞いでしまうのを阻止するためホスピタル・ポイントに向かい故意に座礁、何とか水路を塞いでしまうのを阻止した。
---ネヴァダの移動や消火に尽力した「ホーガ、YT-146」というタグボートは、なんと博物館船として現存している。
---ネヴァダの写真を見ると、艦首に波の偽装塗装(迷彩)を施しているのがわかる。偶然にも2023年夏イベントで実装された[[朝日]]も、[[工作艦時代>朝日改]]に艦首波迷彩を施していた。&color(Gray){波飛沫、描いておくと速く見えるかしら?}; ((日本艦では、朝日の他に[[長鯨]]や[[香取]]も波迷彩を施していた。もっとも日本艦やネヴァダも、厚化粧で有名な[[秋津洲]]ほど派手ではない・・・))
-この空襲でネヴァダは戦死50名((士官3名、下士官兵47名))、負傷109名((士官5名、下士官兵104名))の被害を出す。
--第二次攻撃隊の九九艦爆が頑丈な戦艦(ネヴァダ)を集中的に攻撃したので、結果として海軍工廠で修理中だったホノルルやヘレナたちは被害が最小で済んだといえる。
--一方で艦上攻撃機4機撃墜(不確実2機)という戦果を記録した。この中にはネヴァダを攻撃した加賀急降下爆撃隊指揮官牧野大尉の九九艦爆も含まれている。
***1942年~ノルマンディー上陸 [#w33804d0]
-着底したネヴァダは1942年2月には引き上げられ、応急修理後本国に帰還して大修理を行った。
副砲の全廃と5インチ38口径連装両用砲8基搭載、煙突やマストなどの構造物の変更など大規模に行われた。
-完成後は太平洋に戻り、1943年5月にはアッツ島攻略作戦に参加。上陸した第7海兵師団を艦砲射撃で支援した。その後6月には東海岸に移動、ノーフォーク海軍工廠で改修が行われたのち、欧州での一大反抗作戦、いわゆる「ノルマンディー上陸作戦」を支援する。アメリカ戦艦ではネヴァダの他にアーカンソー、テキサスが参加。これにイギリス海軍の[[ウォースパイト>Warspite]]((第一次世界大戦に引き続き、戦友として肩を並べたわけだ))、[[ロドニー>Rodney]]、ラミリーズが加わり、計6隻の戦艦と巡洋艦23隻、駆逐艦108隻、その他護衛艦艇152隻という大部隊だった。
--ネヴァダは上陸当日、アーカンソーと共に連合軍が上陸に際して最も脅威となると考えていた、ユタ、オマハ両ビーチを見下ろす位置にある「ポワント・デユ・オック」のドイツ軍砲台の無力化を命じられていた。両艦は砲台に600発もの巨弾を叩き込みこれを無力化、上陸部隊の掩護を行った。
--その後両ビーチへの直接砲撃を開始したが、先走って砲撃した事で砲台や陣地の位置が偵察機により暴露されていたユタビーチは、正確な砲撃が出来てドイツ軍防衛部隊に大損害を与えたが、オマハビーチでは敵陣地の詳細は分からず、砲撃も見えている砲台のみの限定的なものとなってしまった。空爆も殆ど成果を出すことが出来ず、上陸したアメリカ軍に対して、オマハビーチの防衛部隊は徹底的に反撃、アメリカ軍に大損害を与える事になる
-ノルマンディー上陸作戦後、ネヴァダは間を置かずドラグーン作戦(ノルマンディー上陸作戦牽制のためのプロヴァンスへの上陸作戦)にも参加する。トゥーロンを巡る攻防戦では要塞の海岸砲((自沈したプロヴァンス級戦艦プロヴァンスの主砲を取り外して要塞砲にしたもの。戦艦の主砲塔をそのまま移築したような巨大トーチカである))との撃ち合いも演じている。
***太平洋~クロスロード作戦へ [#a0b70506]
-本国帰還後、主砲砲身の交換を行ったネヴァダは太平洋方面に転進、1945年2月に硫黄島に到着して日本軍陣地へ砲撃を開始した。部隊に対して特攻機が突っ込んでくることが幾度かあったが、ネヴァダ自身は損傷しなかった。
-その後は沖縄戦にも参戦。戦艦[[大和]]による突入にも備えたが交戦前に航空攻撃で壊滅し、対戦の機会はなかった。1945年8月15日終戦。ネヴァダは第二次世界大戦の戦功で7個の従軍星章を受章した。
-真珠湾に帰還したネヴァダはビキニ環礁での原爆実験(クロスロード作戦)の標的艦となる事が決まり、船体を目立つよう赤一色に塗りなおした。
--ネヴァダは一度目のエイブル実験において標的の中心として配置されたが、風の影響で爆弾の位置がずれ、ネヴァダの傍にいた日本の接収艦[[酒匂]]付近で爆発。酒匂は炎上し、そのまま沈没した。
--二度目のベーカー実験では原爆の水中爆発によって[[長門]]、[[サラトガ>Saratoga]]が沈没、ドイツの接収艦[[プリンツ・オイゲン>Prinz Eugen]]も転覆して最終的に浅瀬で座礁させられるが、爆心地よりも少し離れた位置にいたネヴァダは沈まずに生き残り、真珠湾に戻ったのちに調査を経て退役。その長い艦歴に終止符をうった。
--その後標的艦として処分されることになり、1948年7月31日、オアフ島沖合で戦艦[[Iowa]]の砲撃を受け、その後魚雷によって処分された。
--youtubeの動画では、砲撃の水柱で覆われるネヴァダの姿や、魚雷命中の瞬間、水面下に消えてゆくまでが見られる。
--2020年5月31日、真珠湾より120km地点、4700メートルの深海で水中ドローンがネヴァダを発見した。
*この艦娘についてのコメント [#comment]
//#fold(過去ログ){{
//#ls
//}}
//コメント2以降への移行時に↑のコメントアウトを外せば改造完了
//新規作成時は下のコメントアウトを解除
#pcomment(./コメント1,reply,30)
----
''&size(16){[[&color(white,orange){提案意見掲示板};>提案意見掲示板]]からのお知らせ};''
-ドロップ祈願や海域攻略祈願のために、''[[wiki内神社]]というページが設置''されました!ぜひご利用ください。
----
-&size(13){''&color(Red){建造成果の報告は[[建造レシピ]]内にあるコメント欄に、&br;ドロップ報告に関しては[[出撃ドロップ]]内にあるコメント欄にて行なっていただけると幸いです。};''};